基礎データ
全国図鑑 | No.0969 |
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パルデア図鑑 | No.308 |
ローマ字表記 | Kirame |
分類 | こうせきポケモン |
タイプ | いわ/どく |
高さ | 0.7m |
体重 | 8.0kg |
性別 | 50%♂・50%♀ |
特性 | どくげしょう/ふしょく(隠れ特性) |
タマゴグループ | こうぶつ |
おとしもの | キラーメのけっしょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | キラーメ | キラキラ+煌めく+killer(英語で殺人者)+芽+Blume(ドイツ語で花) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Glimmet | glimmer(かすかな光) |
ドイツ語 | Lumispross | luminare(ラテン語で光り輝く)+Spross(芽) |
フランス語 | Germéclat | germe(芽)+éclat(破片、輝き) |
韓国語 | 초롱순 | 초롱초롱(chorong-chorong、キラキラ)+순(sun、草木の芽) |
中国語 | 晶光芽 | 晶(jīng、水晶・結晶)+光(guāng、光)+芽(yá、芽) |
ヒンディー語 | चमकिलर | चमकीला(chamkīlā、キラキラ)+killer(英語で殺人者) |
タイ語 | คิราเมะ | 日本語名の音写 |
進化
キラーメ → キラフロル(Lv35)
概要
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』で登場したポケモン。
6つの青い小さな花弁が円錐状の頭部を囲んでいる。頭部は半透明で中にある黄色い両目が透けて見える。頭部の奥には紫色の蕾のような部位がぶら下がっている。
一見すると植物のようにも見えるが実は鉱物で、青い花弁は毒の成分が結晶化したもの。そのためタイプは「いわ・どく」の複合となっている。この組み合わせは過去にウツロイド以来で、一般ポケモンとしては初。
普段は洞窟で仲間と共にふわふわと浮遊しており、顔を岩壁に突き刺して栄養分を吸い取り生きている。外敵に対しては、毒の花びらから花粉のように振りまくどくのこなで身を守る。
アニメでは紫色の部位を切り離して相手にぶつける様子が描かれた。千切れたとしても再生が可能な模様。この攻撃を受けたアチゲータとウェルカモは咳き込んでいたが具体的にどのような役割を果たす器官なのかは不明。
色違い
色違いは花弁が水色になり、ぶら下がっている部位も青っぽい色になる。
ゲーム上の特徴
スカーレット・バイオレット
洞窟内に生息している……のだが遭遇率が非常に低く、図鑑にもあるとおり本当にめったに見かけない。
レストランやサンドウィッチのそうぐうパワーで遭遇率を大幅に上げられるほか、大量発生が比較的起こりやすく事前に存在を知っていれば入手自体は難しくないのだが、1度も出会わないままチャンピオン戦まで到達してトップチャンピオン・オモダカの手持ちにいるキラフロルのほうを先に見た、というプレイヤーも少なくない。特に、レジェンドルートを先に攻略して洞窟探索をがけのぼりでスキップしてしまったプレイヤーはそうなってしまいやすい。
終盤に出会うポケモンというイメージが強いが、実は東1番エリアなどの狭い横穴にLv.23の個体が出現するため、準備していけば序盤から仲間にすることも可能。習得技も比較的使いやすく、後述の特攻の高さもあって旅でも十分に活躍が見込める。ただし、狭い洞窟内では一度にエンカウントできるポケモンの数が限られ、特に『スカーレット』版ではいわのそうぐうパワーでヨーギラスのほうが多く出てくるため出会うにはやや根気がいる。
大量発生のしやすさから色違い厳選も盛んにおこなわれているが、浮遊している位置によってはレッツゴーで戦闘しづらい上、Lv.29~Lv.45の個体はじばくを覚えているので自主退場されないように注意が必要となる。
進化後のキラフロルは図鑑の記載通り顔を壁にくっつけて大人しくしている個体を見かけるが、キラーメはそういったことはせず、いずれの個体もふわふわと浮遊している。
てらす池周辺に出現する、こちらはストーリーの進み具合でレベルが決まる上、他の岩タイプもあまり出現しない。ストーリーで使いたいが、低確率をわざわざ粘りたくないと感じるのであればここで手に入れてしまうのも手。学生食堂か宝食堂で『そうぐうパワー:いわ』のサンドウィッチも食べられるため、洞穴や横穴に行く手間を惜しむのであればここで手に入れよう。
シナリオクリア後にブルーベリー学園のリーグ部において、特別講師に招いたオモダカとポケモン交換をすると『オモダカのキラーメ』を入手する事ができる。彼女のセリフによるとエリアゼロで捕まえた個体とのこと。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
48 | 35 | 42 | 105 | 60 | 60 | 350 |
進化前にして既に特攻が105もあり、他はやや特殊寄りのバランス型配分。
使用トレーナー
アニメ版
※2匹
アニメ版
アニポケ・第8シリーズ
- 第64話「ナッペ山、しのびよる影」
野生で複数登場。毒の結晶をプロペラのように回転させ飛ぶ姿が描かれた。
- 第66話「システム侵入!オレンジアカデミーの危機!!」
テラスタル研修生のポケモンで登場。
- 第79話「オーバー・ザ・トップ」
パルデア地方のトップチャンピオン・オモダカがリコロイドットとのバトルでキラフロルと共に2匹のキラーメを繰り出した。
キラフロルの周りをファンネルのように飛びまわり、ニャローテ・アチゲータ・ウェルカモを素早さで翻弄しつつ攻撃する。
ニャローテに蕾で2匹まとめて捕獲された所をアチゲータの「じだんだ」で攻撃を受けるが、身体を分離させて相手にぶつける「おきみやげ」を放ち退場する。
使用技は「ロックカット」、「パワージェム」、「ベノムショック」、「おきみやげ」。キラフロルと違い攻撃を受けてもどくびしを撒かなかった事から、特性は2匹とも「ふしょく」と思われる。
余談
チリによると、オモダカは「たまーに髪の毛にキラーメからまったまま仕事しとったりする」らしい。真偽のほどは不明だが、「髪にげんきのかけらがくっついていた主人公」・「手持ちのミミロップにアイテム入れられるアフロ」・「まだ赤ちゃん個体とはいえ18kgのキバゴを髪の毛に入れる少女」という前例がありまくるので、あながち冗談ではないかもしれない。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0968.ミミズズ→0969.キラーメ→0970.キラフロル
同複合タイプ
第7世代 | ウツロイド |
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関連ポケモン等・グループタグ