基礎データ
英語 | Terastal Form |
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ドイツ語 | Terakristall-Form |
スペイン語 | Forma teracristal |
フランス語 | Forme Téracristal |
イタリア語 | Forma Teracristal |
概要
テラパゴスの形態の一つで、「テラスチェンジ」により変化する戦闘形態。
『藍の円盤』のパッケージにも描かれているウミガメのような姿で、最初に公開されていた。
性能
フォルム | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
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テラスタル | 95 | 95 | 110 | 105 | 110 | 85 | 600 |
基本的に対戦に関してはこの形態がメインで行われる。
防御を重点とした中速両刀型の特殊アタッカーとなっている。
特性の「テラスシェル」はHP満タンの時に受ける全てのダメージを半減する「マルチスケイル」のような効果を持つ。
ただしマルスケと異なりタイプ相性そのものを書き換える効果であるため、等倍の技は本来の1/2に、素のタイプの弱点である格闘タイプの技については本来の1/4になる。
ただし効果いまひとつのダメージを増加させる「いろめがね」を相手にした場合、ふたつの特性が相殺されて受けるダメージの減少量が下がる。
特性による効果なので「かたやぶり」相手には発動しない。
余談
長い毛の様な尻尾を持つが、これは亀の甲羅に藻類が付着した「蓑亀」がデザイン元であると思われる。中国や日本では古来から縁起物や長寿の象徴として親しまれている。
また、本作のカギが「タイムマシン」や「タイムパラドックス」であることや、前編の元ネタと同じく日本の昔話繋がりで、浦島太郎を乗せたカメも含まれていることは間違いなさそうだ。(絵本でもこの話のカメは蓑亀として描かれることが多い)。
海外では、甲羅の文様から「河図洛書の亀」がモチーフなのでは、と推測する声が見られる。
また全国図鑑番号が2の十乗である。
テラパゴスの元ネタは主にリクガメが多いのに対し、テラスタルフォルムは完全なウミガメの姿をしているが、これはデザイン面の元ネタがドリームキャッチャーだからだと思われる。
ドリームキャッチャーは夢をかなえるお守りであると共に、元々は悪霊や魔物から身を守る護符としての位置づけだったため、テラパゴスが防御よりの能力を有していること、テラスタルエネルギーの殻で身を守るという設定はここから来ると考えられる。
また護符としてのドリームキャッチャーは糸を張り蜘蛛の巣に見立てた形で作られるため、1stトレーラーで意味深に描写された、「ゼロの秘宝」でも未回収のクモの巣マークがその示唆ととれる(ムクロジのマークとは違い頭らしきものがあるため、テラパゴスの存在の伏線だったとも)。
パルデア地方の地形そのものがこのポケモンに似ているとの指摘もある。エリアゼロが甲羅の白い部位、南西の出っ張った地形が頭にあたる。偶然なのかは不明だが、頭部・手足に対応する地点には物見塔と灯台が存在する。まるで、大地そのものを磔にして封印しているかの様である。