一般的な意味(由来)→ 腐食
データ
初出 | 第7世代 |
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効果 | 「はがね」「どく」タイプの相手を「どく」「もうどく」状態にできる |
概要
第7世代『ポケモンSM』初登場の特性。
はがねまたはどくタイプを有するポケモンは本来どく状態とならないが、この特性を持ったポケモンの技であれば、例外的に毒を負わせることが可能。「どくどく」も通る。
ただし、はがねポケモンにどく技が効かないのは変わらないので、「ヘドロばくだん」などの追加効果で「どく」状態とする技は「こうかがないみたいだ…」となる。どくびしも範囲外。
一応、あく技であるなげつけるによる追加効果(どくバリ、どくどくだま時)なら通り、どく・もうどく状態にできるが、基本は変化技専用特性と割り切ること。
また貫通可能なのは「タイプによる毒耐性」のみであり、しんぴのまもりやきよめのしおなどには無力。
長らく所有者はヤトウモリ・エンニュートだけであったが、紙耐久で毒状態による長期戦など可能なクチではない彼女達にはミスマッチであり、そもそも炎複合であるため、鋼相手ならそのまま特殊ほのお技で焼いてしまった方が早い現実も拍車を掛けていた。
第9世代ではキラーメ・キラフロルもが隠れ特性で取得。こちらはまだ耐久寄りであるが、もう1つの特性「どくげしょう」の汎用性が高く優秀なため、どうしてもふしょくの優先度は下がりがち。
なお、この特性は自分が放つありとあらゆる「どく」を与える効果を対象とするので、「どくどくだま」を持たせると、自分自身の耐性も打消して「どく」状態となってしまう。わざわざ持たせる意味は皆無であるが。
ドヒドイデ系統が覚える専用技『トーチカ』とこの特性は相性が良いものの、ドヒドイデ自体の特性は「ひとでなし(相手がどく状態であると与ダメージ増加)」なので残念ながら机上の空論。あったらまずバランスブレイカーとなり得るであろう。
関連タグ
どく状態に関連する特性