データ
初出 | 第4世代 |
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効果 | どく・もうどく状態の時に毎ターン最大HPの1/8が回復する |
英語名 | Poison Heal |
概要
第4世代のDPt初登場の特性。
本来は不利な状態異常である「どく状態」をメリットに変える特性であり、本来の毎ターンダメージの効果に代わり、毎ターン回復という効果に変わる。
ちなみに「どく状態」でも「もうどく状態」でも特性の効果に違いはない。
通常特性でキノガッサ系統が、隠れ特性でグライオンが所有する。
特性の発動には「どくどくだま」を使うことが多い。
これにより回復効果を得ると同時に相手の技による状態異常を防ぐことが可能。
但し大概この戦法をする場合は初手「まもる」か「みがわり」なので所有者の少なさも相まって物凄くバレやすいので注意(あと、第5世代より登場した「ベノムショック」という技も警戒しなければならない)。
キノガッサとは「みがわり」「キノコのほうし」「きあいパンチ」との相性が良く、採用率も高かったが、第6世代ポケモンXYでの諸々の弱体化に伴い、別の強力な特性「テクニシャン」採用が優先されるようになってしまった。
一方、グライオンは持ち前の耐久力も相まって非常にしぶとく、一度はまると突破すら許されないほどの硬さを誇るようになる。
第5世代初期のポケモンBWでは「はねやすめ」と両立できなかったのであるが、なくても十分回るといえばどれだけ強烈な特性か分かるであろう。
さらに自身がひこうタイプであるため、状態異常を引起こさないミストフィールド下(=カプ・レヒレのミストメイカー)でも影響を受けることなく、発動を止められないところがむしろメリットとなっている。
ちなみにこの状態でもターンごとの猛毒ダメージは増加する。そのためある程度ターンが経過した状態で「スキルスワップ」等を使うと大ダメージを与えることが可能。「スキルスワップ」はみがわりを貫通するため対策として入れておくのもありかもしれない。またマタドガス系統「かがくへんかガス」でもポイズンヒールを無効化して自滅を誘える。
なお、このような事例(元々は専用特性であったものが他のポケモンに引継がれそのポケモンの方が上手く扱っていて自分は他特性へ乗換える)は他の特性でも発生している。
ちなみに「ポイズンヒール」という名前の割にどくタイプのわざを無効化・吸収する効果はない。どころかキノガッサ系統は弱点をつかれてしまうため注意が必要。
関連タグ
どく状態に関連する特性