ヘドロばくだん
へどろばくだん
第2世代から登場。
汚いヘドロの塊を投げて攻撃する技で、たまに相手を毒に冒す。
「ばくだん」だけにぼうだん持ちには防がれてしまうが、毒タイプの攻撃技の中では威力・命中率共に安定しているので使いやすい。
威力で勝る分「ヘドロこうげき」(威力65)の上位互換であるがPPは10とやや少なめ。
金銀~USUMに至るまでわざマシン36の技の座を維持していた(わざマシンが一新されたLPLEでもわざマシン52として登場)。
初代ではヘドロこうげきの65であったどくタイプ最高威力を更新した…が、習得者基準が良く分からないことになっていた。
スピアーやアリアドスは習得可能なのにニドキングやクロバットは覚えず、ラフレシアやウツボットは覚えるのにフシギバナは覚えない、どういうわけかキマワリ・ナッシー・モンジャラとどくタイプがないくさタイプが覚える……などなど。
第3世代からはニドキング・クロバット・フシギバナらも習得できるようになった。
性能自体は優秀なのだが、第5世代まではどくタイプはくさタイプにしか弱点が突けず、威力に反してサブウェポンとしては使いにくい技であった。
メインとしての採用も微妙で一番使えそうなゲンガーでさえ入れているか怪しいレベルといえば、どく技の不遇が目に見えるであろう。
第3世代ではメタグロスがルンパッパ対策に採用される場合があり、ガマゲロゲは弱点対策で必然的に入れなければならなかったが。
第6世代ではフェアリータイプにも弱点がつけるようになり、この技の価値も相対的に上昇。
ゲンガーを始めとしたどくタイプがメイン採用しやすくなった他、ヌメルゴンがヘドロウェーブと共にフェアリー対策として採用する場合もある。
一方で「ばくだん」という名前のせいで新特性「ぼうだん」で防がれる対象となってしまった。
よく「何故ばくだんなのに第4世代に特殊技となったのか」といわれる。ちなみにくさタイプのタネばくだんは物理技である。
しかし前述の通り一応ヘドロをぶつけるだけの技なので仕方ないであろう。
爆弾だけあってアニポケでは、爆発物として描写されることもある。