データ
初出 | 第4世代 |
---|---|
いりょく | - |
めいちゅう | 100 |
PP | 10 |
タイプ | あく |
わざ分類 | 物理 |
対象 | 単体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 持たせた道具で威力・効果が変化する。技使用後、道具はなくなる。 |
概要
第4世代初登場の技。
言葉通り自身の持ち物を投げつける技。但し投げつけてしまう以上投げた道具はなくなる。
なお、投げる前に所持していた道具の効果を受ける。
持ち物によって威力や効果が変化し、威力は10から130まで様々。
最高威力130を出せる持ち物はくろいてっきゅうとでかいきんのたまの2つ(第8世代では威力130の技のわざレコードも威力130を出す事ができた)。くろいてっきゅうにはデメリットとなる効果が存在するためトリックルームやアクロバット、特性かるわざと組み合わせる等の活用法が無いのであれば基本的にはでかいきんのたまを持たせるのが良いだろう。
また、一部の道具は投げつける事で追加効果が発生するようになっており、特にどくどくだま・かえんだま・でんきだまは相手を100%の確率で状態異常(それぞれもうどく・やけど・まひ)にする事ができるので、状態異常にする技に乏しいポケモンがこれを使うこともある。
ダブルバトルでは味方にきのみなどをなげつけることでサポートするような使い方をされることもある。
こだわり系アイテムを「トリック」などで押し付けられた際にそれを手放すという使い方もある。受けループ使いの中はこれを狙ってこの技を仕込むプレイヤーも極稀にだがいる。
第9世では「なげつける」で「でんきだま」をぶつけてサーフゴーをまひ状態にする型の「かたやぶり」デカヌチャンが現れたため、中には「おんみつマント」で「なげつける」の追加効果を防ぐ型まで登場した。
しかし、効果を度外視していろいろとおかしなものを投げつけさせて楽しむトレーナーも少なからずいるようだ。特にカイリキーあたりがきんのたまを投げるのが恒例。なお、実際の純金は密度が高く、純金製のきんのたまはそれなりの重さがあってもおかしくない。なのだが、ポケモンではなげつけても何故か威力30にしかならず、ネタ方面以外での用途は皆無だった…第8世代で前述の通り、でかいきんのたまの威力が130に上方修正されるまでは。
なお、第5世代以降特性「ぶきよう」のポケモンはなげつけるが出来なくなった。
『USUM』のRTAではルチャブル(オーガー)のサブウエポンとして利用される。他にも、RTAでこれを使うチャートがある。主にかくとうポケモンを使ったチャートでのエスパー対策として利用される。
ポケダンでは10マス以内ならどこに敵がいても、一番近い敵に道具を投げつけられる。
つまり風来のシレンに出るひまガッパ系の物投げと同じ挙動になる。
使う道具について
投げつけられない道具は、モンスターボール、わざマシン、メール、ジュエル、べにいろのたま、あいいろのたま、とくせいカプセル、とくせいパッチ、くちたたて、くちたけん、各種のZクリスタル。
ただし、アクZの「なげつける」からブラックホールイクリプスの発動は可能。
メガストーンは持つポケモンに対応するものでなければ投げつけることができた。
また通常は覚えることは無いがアナザーギラティナのはっきんだま、アルセウスのプレート、ゲノセクトのカセットは投げつけられない。
きのみは何を投げつけても威力10。きのみで攻撃するなら「しぜんのめぐみ」のほうが強力。しかし、カムラのみを味方に投げつけて「せいぎのこころ」を発動させるコンボなどが狙える。
がくしゅうそうちやしあわせタマゴなどの育成用の道具も投げつけられるので、間違えて投げつけてしまわないように注意。
特にケロマツ系列が序盤から中盤に掛けてこの技を習得してしまうため、面白半分にうっかり大切なものを投げさせないように気をつけたい。
なお、投げ付けた道具はリサイクルで元に戻せる他、第5世代以降は「ものひろい」でもちものに空きがあると回収できる。ただしリサイクルは技スペース2つ潰すことから実用性は低い。
すりかえ等からなげつけるに繋げられる可能性がある。下記のように倍率が同じ強化アイテムを持たせる場合、威力が低いものを優先すると良い。
効果
追加効果のある物のみを記載
道具 | 威力 | 効果 |
---|---|---|
各種きのみ | 10 | きのみの効果 |
メンタルハーブ | 10 | 相手のメロメロ状態を治す |
しろいハーブ | 10 | 相手の下がったランク補正を戻す |
おうじゃのしるし | 30 | 相手をひるませる |
するどいキバ | 30 | 相手をひるませる |
でんきだま | 30 | 相手をまひ状態にさせる |
かえんだま | 30 | 相手をやけど状態にさせる |
どくどくだま | 30 | 相手をもうどく状態にさせる |
どくバリ | 70 | 相手をどく状態にさせる |
野生厳選での活用法
シンクロが役立たなくなった第8世代以降では捕まえるのが大変な禁止級伝説相手に、混乱系きのみをぶつけて性格厳選を行う事も可能。
勿論混乱しなかったらリセット。こんらんした場合は別のポケモンでキーのみを投げつけておいて自滅を防ぐ。
本来1/25の確率で決まる性格を、捕獲後のチェックまでに1/4に減らせる手間は大きい。
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持たせた物を消費する攻撃繋がり:しぜんのめぐみ