曖昧さ回避
毒のある針を表す一般的な毒針については「毒針」を、ドラゴンクエストシリーズの武器については「どくばり」を、ポケットモンスターシリーズのわざについては「どくばり(ポケモン)」を参照。
ここでは、ポケモンの道具について解説する。
データ
どくバリ | 持たせるとどくバリを持たせたポケモンの |
---|---|
金・銀 | どくタイプの技のダメージ量が1.1倍される |
ルビー・サファイア | どくタイプの技を使ったときの攻撃実数値が1.1倍される |
ダイヤモンド・パール以降 | どくタイプの技の威力が1.2倍される |
概要
持たせると「どくタイプの技の威力が上がる」道具。上昇量はあまり高くないが、反動・デメリットが無いため使いやすい。しかし、攻撃範囲が狭いどくタイプなので、どくバリを持って戦う需要はかなり少ない。
最初に登場した『ポケットモンスター 金・銀』では曜日兄弟の1人、金曜日にあらわれるカネコから最初に出会ったときにもらえるプレゼントだった。初対面の少女から唐突に毒針を渡され、ちょっと怖くなったプレイヤーもいるのではないだろうか?
技の威力上昇に使われる数値が世代によって異なるが、『ルビー・サファイア』までのどくタイプの攻撃技は全て物理技扱い(「こうげき」依存)だったために、逃げうちに使うとしてもこだわりハチマキに出番を奪われていることが多かった。
『ダイヤモンド・パール』からは技ごとに物理・特殊と設定される仕様変更を施されたが、やはり当時もはがねの台頭に加え、草への対策であれば「他のタイプでいい」という風潮で、流行ったとはいいがたい。
因みに、上記イラストのようになげつけるで使用した場合は、70というそこそこの威力に加えて追加効果で確実に毒にするというお似合いの追加効果を得ている。
どうせなら猛毒にするどくどくだまや高威力のくろいてっきゅうを投げつけた方がお得だが、それらと違い所持にデメリットがないという利点もある。
ちなみに『ポケットモンスター ソード・シールド』で登場したウッウロボで、どくバリが意外な効果を持つことになる。
ウッウロボはアイテムを合成する際、合成するアイテムに割り振られたポイントを合計して生成するアイテムを決める。
そして数値が高ければ高いほど貴重なアイテムが出やすくなるのだが、どくバリのポイントは16とかなり高く、でかいきんのたまの19やすいせいのかけらの17に次ぐ数値であり、おだんごしんじゅの15やねがいのかたまりの14を超えている。
このためどくバリは貴重なアイテムの生成に役立つ。例えばでかいきんのたま×2とすいせいのかけら、最後にどくバリを投入して合成すれば、あのぎんのおうかんが生成できる。
どくバリそのものは、ねがいのかたまり1つとヨロイじまを適当に散策していれば見つかるアイテム(例:おだんごしんじゅ、かおるキノコ、くっつきバリ)で生成できるので、積極的に生成を狙ってみてはいかがだろうか。
備考
道具の名前はどくバリと、「バリ」が カタカナになっている。
ポケモンでどくばりは技の事をさすので検索するときは注意すること。