データ
初出 | 第4世代 |
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効果 | 持っている道具の効果が発動せず、使うこともできない |
概要
道具が使えないという特性。一部例外もあり、
- 経験値や努力値に関するアイテム(例:がくしゅうそうち、しあわせタマゴ、きょうせいギプス)やメガストーンは対象外。
- くろいてっきゅうのすばやさダウンは防げない。ひこうタイプやふゆう持ちにじめんタイプの技が当たるという効果は無効化できる。
- くっつきバリのダメージは受けないが、普通に押し付けることも出来ない。相手からくっつくことはある。
一見するとマイナスしかないデメリット特性のような効果だが、なまけやスロースタートと違い、下記のような運用方法によるメリットが存在する為、うまく利用すれば中々使える特性になっている。
アイテムに関する要素がシャットアウトされる為、例えば「しぜんのめぐみ」の他、第5世代でのみ「なげつける」も失敗してしまう。
だが「トリック」「すりかえ」は可能で、例えば「こだわりスカーフ」「どくどくだま」「ねらいのまと」「とつげきチョッキ」などを相手に押しつけるのには非常に有用。
他の特性と異なり技が失敗してもデメリットアイテムの効果を一切受けないので、守られたり無効化されたりしても立て直しが利くのは長所と言える。
ミミロップ・ココロモリ・タブンネはこれ以外にも「なかまづくり」や「スキルスワップ」で相手の道具だけでなく特性すらも使い物にならなくさせるという強力な戦術を持つことから、
裏をかいてこの戦術をぶつけると虚を突けること間違いなし。
が、それらの用途すらないヌイコグマ系列にとってはなげつけるを使う戦法を除いてまともに扱えないため、実質空気特性である……
尚、ゴビット系列は第8世代でようやくトリックを習得した。
なお第8世代で登場した新技「ポルターガイスト」は、この特性を持っていても道具を所持していれば普通に受ける。
成功の可否が「道具が使えるかどうか」ではなく、あくまで「道具を持っているかどうか」で判定されるからである。
道具そのものを動かして相手を襲わせるというコンセプトであるため、当然といえば当然である。
この特性を持つポケモン
太字は隠れ特性。
関連タグ
持ち物関連の特性
- おみとおし:相手のもちものが判る。
- かるわざ:もちものが無くなるとすばやさが倍になる。最初から何も持っていない時は無効。
- きょうせい:ダブル/トリプルバトルで味方のもちものが無くなった時、自分のもちものを与える。
- きんちょうかん:相手がきのみを食べられないようにする。
- くいしんぼう:きのみを早めに食べる。
- しゅうかく:自分が食べたきのみを復活させることがある。ひざしがつよい時は必ず発動する。
- ねんちゃく:相手に道具を奪われたり、落とされたりしない。
- ほおぶくろ:きのみを食べた時、HP回復効果が追加される。
- マジシャン/わるいてぐせ:条件を満たすと相手のもちものを奪うことがある。
- マルチタイプ/ARシステム:特定のもちものに応じて姿とタイプが変わる。
- みつあつめ/ものひろい:戦闘終了時にアイテムを拾ってくることがある。