データ
| 初出 | 第5世代 |
|---|---|
| 効果 | 自分に直接攻撃を行った相手が持つ道具を奪う。 |
| 英語名 | Pickpocket |
概要
第5世代のポケモンBWで初登場した特性。第8世代時点では隠れ特性限定である。
しかし第9世代にて追加されたシルシュルーの通常特性になったため、隠れ特性限定ではなくなった(進化してタギングルになるとどくしゅに変化する)。
自分に触れた相手の持ち物を奪う、まさに悪い手癖。
所有者はマニューラ系統・ダーテング系統・ガメノデス系統・オーロンゲ系統・シルシュルー。
自分が道具を持っていると発動しないので、使い捨ての道具やなげつけるで身軽になっておきたい。特にきあいのタスキは、特性の発動前に消費されるので相性が良い。
道具を奪う効果全般に言えることだが、相手の道具に依存するため安定せず、メガストーンなどの特殊な道具は奪えない。
しかしこの特性、不安定すぎるがゆえ採用されない。
ダーテングは中途半端な素早さを補える「ようりょくそ」、ガメノデスはサブウェポンがメインウェポン並の火力として出せる「かたいツメ」が無難に優秀なため採用機会になかなか恵まれない。
オーロンゲは「いたずらごころ」が特に優秀だが、どうしてもあくタイプに変化技を通したい場合に「いたずらごころ」と撹乱させたいのであれば採用の余地はある(「おみとおし」は場に出た瞬間に特性がバレるため撹乱できない)。
マニューラは通常特性が「プレッシャー」であるが低耐久故に安定せず、逆に「わるいてぐせ」の方が「きあいのタスキ」で耐えて相手の持ち物を奪い道具依存の相手を不利に出来る役割があるため、他の所有者よりも発動の機会はあるが……。
わるいてぐせ持ちは、他に優秀な特性を持っている場合が多いので、比較するとどうしても見劣りしてしまう。
ストーリー攻略中も、所持ポケモンにもちものを持たせている場合が多いので、この特性が発動し辛い。加えて、トレーナー戦の最中に自分の持ち物にした道具は、戦闘後に自動的に返却される為、アイテム入手目的での使用は不可能。
野生のポケモンから道具を奪えた場合、そのまま戦闘後に入手できるのだが……攻撃されなければ効果が発動せず、直接攻撃でなければ奪えないなど不安定要素が多い。ふくがん持ちを先頭にして捕まえた方が早いのは言うまでもないだろう。
……やはり、「わるいてぐせ」は無いに越した事は無い。
関連タグ
もちもの関連の特性
ものひろい おみとおし かるわざ くいしんぼう ぶきよう しゅうかく きょうせい ほおぶくろ マジシャン
この中でマジシャンは『あまり役に立たない特性』仲間でもある。
