データ
初登場 | ポケットモンスター ダイヤモンド・パール |
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効果 | HPが最大の1/4以下の時に使うきのみを、HPが最大の1/2以下の時に使うようになる |
効果
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』から存在する特性。
ピンチの時に発動するきのみの発動を早めることで、早めに場を展開することができる。
間違っても「くいしんぼ」ではない。その昔「くいしんぼカビゴン」というカードが存在してはいたが。
当初は特に注目されることはなかったが、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』になって「はらだいこ」によってHPを半分まで減らし、ピンチの時に1度だけ先制できる「イバンのみ」を「くいしんぼう」によって次のターンに即発動させるコンボが発見され、特にダブルバトルで注目が集まった。
『ポケットモンスター X・Y』では「きのみ」を食べて初めてダメージを与えられるわざ「ゲップ」が追加され、コンボが成立するようになった。
そして『ポケットモンスター サン・ムーン』では「フィラのみ」「ウイのみ」「マゴのみ」「バンジのみ」「イアのみ」らいわゆる「混乱きのみ」の効果が修正され、「最大HPの1/4以下になると最大HPの1/2を回復する」という効果になった。
この為、これらきのみが「くいしんぼう」「はらだいこ」と合わさることで「『はらだいこ』を使ったそのターンに減ったHPが全回復する」という軽くチートめいたコンボが成立するようになった。
もちろん「はらだいこ」以外でも回復ソースとしてこれらのきのみ+「くいしんぼう」のコンボは有効で、特にアローラベトベトンは持ち前の耐久もあって大活躍を果たしている上、クイタランとヤナッキー、バオッキー、ヒヤッキー(通称イッシュ三猿)は独自の戦法が確立され、念願の不遇卒業へと相成った。
これらのきのみは、『ポケットモンスター ソード・シールド』以降は回復量が「最大HPの1/3」に弱体化しているので注意。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズでは作品によって効果が異なり、『マグナゲートと∞迷宮』以降の作品では、食べ物やきのみ系だけに限らず、タネ系やピーピーマックス系のアイテムを使用した際にHPも回復する地味だが便利な特性となっている。
しかし、探検隊シリーズや冒険団シリーズにおいては食料を食べた時に満腹度の回復量が多い他、ベトベタフードを食べてもマイナス効果を受けないことがあるといった効果に加えて満腹度の減りが早くなるというとんでもない効果も備えており、デメリット特性として見られることのほうが多い。
対象となるきのみ
以下は『ポケットモンスター サン・ムーン』より対象となったきのみ。
所持ポケモン
太字は隠れ特性。
- コラッタ(アローラのすがた)-ラッタ(アローラのすがた)
- マダツボミ-ウツドン-ウツボット
- アローラベトベター-アローラベトベトン
- ゴンベ-カビゴン
- ツボツボ
- ジグザグマ-マッスグマ
- ゴクリン-マルノーム
- バネブー-ブーピッグ
- ヤナップ-ヤナッキー
- バオップ-バオッキー
- ヒヤップ-ヒヤッキー
- クイタラン
- ホシガリス-ヨクバリス
- カジッチュ-アップリュー/タルップル
- グルトン-パフュートン