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不遇ポケモン

ふぐうぽけもん

不遇ポケモンとは、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの対戦で活躍し辛い不遇なポケモン達の事を指す。
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この記事を読むにあたっての注意&編集ルール

以下の内容は主観的な記述が多分に含まれます。
不遇ポケモンと感じるかはどうかはあくまで人によりけりなので、本記事の内容も絶対的な価値判断という訳ではありません。
あくまで個々人の見解であるという旨を理解し、鵜呑みにしないようご注意下さい。

この記事においては、誰でも彼でも思った事を好きに編集していいという訳ではありません。
編集したいと思った方は、まずはコメント欄にて変えたい箇所を説明してください。
その上で他ユーザーの意見を聞き入れ、問題が無いと判断した場合のみ編集を行ってください。
特に不遇ポケモンの追加・卒業に関しては重要な決め事となりますので、より入念かつ慎重な話し合いが必要となります。
出来るだけ偏りの少ない、公平な記事作りを心がけましょう。

不遇ポケモンの定義

本編『ウルトラサン・ウルトラムーン』(現最新作)の対戦において、能力値・技・特性といった面が他のポケモンに劣っている、もしくはあまりにも低すぎて活躍し辛い不遇なポケモン達の事。
注意して頂きたいのは、これら不遇ポケモンが単純に弱いという訳で選ばれているのではなく、個性が無い訳でもない。以下の事を念頭に置いてほしい。

  • あくまで対戦において不遇だというだけで、ポケモンとしての扱いが不遇なわけではない
  • 「活躍し辛い」のであり「活躍が不可能」なわけではない
  • 対戦面だけであって、決してストーリー等でも不遇・弱いと言うわけではない

なお進化前のポケモンは進化後の下位互換なのが普通であり、基本的に不遇ポケモンとは呼ばれない(ミツハニー(オス)やヤトウモリ(オス)といった特定の性別が最終進化形止まりの進化前のポケモンも同様である)。
またこの不遇ポケモンは最新作が出る度に変動する。その為最新作が出て不遇ではなくなるポケモン達不遇卒業ポケモン)も、逆に不遇に転落するポケモン達もいる。
分かりやすい例として、前者が第6世代で強化されたスピアーメガスピアー参照)、後者が第4世代で弱体化されたアリアドス等が該当する。
必ずしもこれが恒久的な評価でない点も覚えておいてほしい。
かつて不遇扱いされていたが、後の世代で不遇から卒業したポケモン達は、不遇卒業ポケモンの記事を参照の事。

不遇要素と不遇入りの基準

1.見劣り
主な該当不遇ポケモン:オニドリルラブカス
現時点での不遇ポケモンに最も多く見られる要素。
同タイプに、覚える技が被りがちで似たような種族値のポケモンがいると該当する。
比較すると下位互換(所謂「劣化」と言われる)の烙印を押され、「○○でやった方がいい」と言われる事が多い。差別化は出来ない事も無いが、種族値や技が揃っていないとそれ故に戦略が見破られやすくなってしまう。
ただし役割的に劣化であっても、タイプ・特性・習得技等で差別化出来る場合は見劣りに該当しないラグラージに劣りがちなガマゲロゲ等)ので注意する必要がある。
またブースターダイケンキのように有用な差別点が見出し難いケースでも、ある程度満足に戦える場合は除外とする。

2.鈍足低耐久
主な該当不遇ポケモン:カモネギアリアドス
対戦の中で勝負を決定付ける要素として大きい割合を占めている素早さが低く(素早さのボーダーラインはこだわりスカーフ」でも素早さ130族を抜けない70未満)、更にHP+防御or特防が低く耐久面に難があると該当する。
但しあくまで素早さと耐久面の両方に当てはまる場合のみ該当するのでこの点は注意。
それを補うかのように素敵な攻撃・特攻があったり、 優秀な高火力技・変化技・タイプ一致技・先制技等が揃っていたり、素早さが極端に低く「トリックルーム」を使ってサポートができるのなら救える可能性があるが、それらさえも満足に与えられていないポケモンは中々活かし難い。

3.特性不利
主な該当不遇ポケモン:エネコロロマスキッパ
第3世代からの要素である特性は、各ポケモンごとに隠れ特性を含めて1~3種類(バスラオ(筋による特性の差異)とニャオニクス(性別による隠れ特性の差異)とルガルガン(進化した姿による特性の差異)のみ例外)だがその特性全てが下記の理由から不遇特性である、もしくは所有特性自体は悪くないがそれを十分に活かすスペックがなく、宝の持ち腐れとなっているポケモン等が該当する。

不遇特性に該当する要素
・特性の効果がほぼマイナスしかないもの
ノーマルスキン」や「スロースタート」等のようにほとんど足枷でしかない物が該当する。例外として「なまけアイアントのように逆に利用できる場合は除く。
・非対戦用の特性
にげあし」や「はっこう」等のようなストーリー用の特性もこれに当たるが、流石にこれに該当する特性しか持っていないポケモンは今のところ存在していない。ただ2~3枠貰えるであろう特性の枠を潰している事は事実。
・発動タイミング及び活かせる場面がほぼ皆無に等しいもの
はとむね」のように発動タイミングが皆無な物、「びびり」のように活かせる場面が難しいものが該当する。扱いは非対戦用の特性とほぼ同じ。
・環境の変化や特性自体の弱体化等で価値が大幅に暴落したもの
しめりけ」や「リーフガード」等が該当する。環境での汎用性の低下や弱体化を受けると差別要素としての役目を失ってしまう。

ちなみに「がんじょう」等、後の世代から強化された事で不遇から卒業したポケモンもいる(「がんじょう」強化のゴローニャ(原種)等)。

4.低種族値
主な該当不遇ポケモン:マイナンコロトック
下手な進化前にも劣りがちな、合計種族値460以下のポケモンが該当する。
そういったポケモンの中でもドーブルヌケニンのように低種族値を補うようなアイデンティティを持つポケモンやウソッキーキノガッサのように種族値配分に無駄がないポケモンもいるが、そうでない場合は火力・耐久・素早さ等に難が生じやすく戦い辛くなる。

5.主力技不足
該当不遇ポケモン:アゲハントポワルン
高い攻撃・特攻を持ちながら、習得出来るタイプ一致技やサブのタイプ不一致技が軒並み低威力だったり、習得技が使い勝手の悪いものばかりだと該当する。また技の使い勝手自体は悪くないものの、競合相手等と被って技においての差別点に乏しい場合も該当する。
せっかく高い種族値を持つという土台が備わっているのに、それに見合う主力技がないため決定力不足とされ、タイプ的に有利な相手や対抗する事が出来る相性の良いポケモンの範囲が狭まっている。
下記のタイプが該当しやすく、これらのタイプが単タイプだとなお該当しやすい。

主力技不足に該当しやすいタイプ
・有用なサブウェポンが少ないタイプ
でんきタイプが該当する。特に特殊主体の場合有用なサブウェポンがノーマルタイプくらいしかなく「めざめるパワー」がほぼ必須レベル(逆に物理型の場合だと下の項目に当てはまる事も)。
・メイン技の通りが悪く使い勝手がいい技の最大火力が100未満で火力不足
エスパータイプむしタイプが該当する。例外として「メガホーン」や「ゆめくい」「シンクロノイズ」等があるが、前者はタイプ一致で使えるポケモンがかなり希少で、後者は使い勝手が悪い為これらの技は除外扱いとなっている。

第7世代ではZワザが登場した事で上記のような使い辛かった技が使いやすくなり、サブウェポンなどが改善されたポケモンもいる。その為、技の性能のせいで不遇扱いされる事は今までの世代と比べると少ない。

6.弱点多数
主な該当不遇ポケモン:ミノマダム(くさきのミノ)、ガーメイル
弱点となるタイプが多い(ボーダーラインは、2017年7月28日から31日に行われたポケモンSMのインターネット大会「ポケモン危機一髪!」の出場条件である5タイプ以上の弱点数)と当然不利になるが、バンギラスユキノオーのように弱点が多くても強いポケモンは普通にいる。弱点の多いタイプは攻撃面で優秀だったり、弱点の多さで強さを調整しているポケモンが非常に多いからである。その為他の不遇要素と比べると要素としての力は小さい。単純に弱点が多いだけでは不遇とはならず、他の要素との複合となる点に注意したい。
くさいわこおりタイプ等は元々弱点が多いため、これらのタイプを持つポケモンは単タイプ及び複合タイプ問わず該当しやすい。

基本的に1の見劣りの他に上記のその他の要素が積み重なり、最終的にそれらを見逃せる程の差別要素が無ければ不遇ポケモンとして扱われる。

よく間違われるが以下のような理由は不遇要素に該当せず、基本的にそれに該当するポケモンは不遇ポケモンに該当しないので注意。
対戦面の環境(特にレーティング)で動き辛い
クリムガンアマルルガアクジキング
公式・アニメ・関連作品・ネット上等での扱いが不憫
スリーパーロリーパー)、スイクンポケモンGO)、フライゴン(ネット上での扱い)等
性能面・習得技・特性等の関係で扱い辛いだけ
レジギガスダイケンキフラージェス
マイナー寄りであり少なくとも役割自体は存在する
ブーピッグネオラントダストダス
存在自体がアイデンティティであり非戦闘用
アンノーンフィオネ
上位互換のフォルムチェンジが前提
キュレム(通常)、ネクロズマ(通常)
任意で別スタイルのフォルムチェンジが可能
デオキシス(ノーマル)、ロトム(スピン)等

主な不遇ポケモンの一覧

※第7世代で種族値変更があった能力は太字。

ノーマルタイプ

ペルシアン
該当不遇要素:1劣、4低
該当不遇時期:第4世代中期~後期、第5世代後期、第7世代~

HP65攻撃70防御60特攻65特防65素早さ115合計440
特性:じゅうなん/テクニシャン/(隠れ)きんちょうかん
主な競合相手:エテボースチラチーノアローラペルシアン

猫の日


素早さはかなり高いがそれ以外の種族値が全て70以下というかなり貧弱なポケモン。
第1世代後期では『ニンテンドウカップ99』でケンタロス等が禁止指定されていた事から、急所率97.5%という脅威の技「きりさく」をメインウェポンにした速攻アタッカーとして最メジャーポケモンの認定を受けていた。
第2世代で「きりさく」の仕様変更を受けて若干弱体化はしたものの、ノーマル単タイプ最速の座を何とか保持していた。また同世代で「さいみんじゅつ」「こごえるかぜ」といった独自の技を習得。だが第4世代から同速・同タイプ・同特性のエテボースが登場して比べられる事が多くなった。こちらは「すりかえ」「さいみんじゅつ」等変化技での差別化が図られたが、肝心の「さいみんじゅつ」がプラチナで弱体化(BW以降は催眠ターン数も減少)してしまい一旦不遇入りしてしまう。
更にBWでエテボースが「すりかえ」を習得したためますます見劣り気味になり、これまた同速・同タイプ・同特性のチラチーノという新たなライバルが登場してしまった。しかし同時期に自身は隠れ特性「きんちょうかん」を得て、かつ自身は同特性で唯一「ねこだまし」を使える事から隣のドーブルが使う「ダークホール」のサポート役としての役割を得て一旦不遇卒業。だがそれも束の間、2011年12月下旬から第6世代までの間「ダークホール」が禁止指定となり再度不遇入りの憂き目に。
それでも第6世代で「ダークホール」が解禁となり前述のドーブルのサポート役としてのポジションが復活した事で再度不遇卒業を果たしたのだが、第7世代で「ダークホール」がドーブルから再び没収(ダークライ以外がこの技を使うと必ず失敗する仕様に変更された)され自身の役割が完全に消滅し、またしても不遇入りとなってしまった。
差別点としては「テクニシャン」+「ねこだまし」or「こごえるかぜ」等があるが威力が貧弱なのが痛く、素早さが上のマニューラも同じ芸当が出来てしまう。
しかも同時期に登場しタイプこそ違えど種族が同じアローラペルシアンは技や特性にも恵まれ不遇とは程遠い。上記の戦法もUSUM以降ではアローラペルシアンでも教え技を用いる事で可能になり、若干高い特攻と特性「きんちょうかん」とタイプ以外の差別点が無くなってしまったが、第7世代で「マゴのみ」等性格次第で混乱する可能性があるきのみが強化された。これらのきのみはダブルバトルでも採用率が高い為「きんちょうかん」の価値が上昇したことで強化はされている。
現在は「きんちょうかん」の仕様上なるべく長く場に居座らなければならない為、「ねこだまし」や「フェイント」、「ちょうはつ」、「こごえるかぜ」、「イカサマ」と言った場にいても腐らない技が欲しいところである。

エネコロロ
該当不遇要素:3特、4低
該当不遇時期:第3世代~

HP70攻撃65防御65特攻55特防55素早さ90合計400
特性:メロメロボディ/ノーマルスキン/(隠れ)ミラクルスキン
主な競合相手:プクリンミロカロスニンフィア

(★)•♥*´¨`*•早矢•*´¨`*♥•(★)


全体的に種族値が不足しており、その低さは1進化ポケモンの中でもぶっちぎりの低さ。
素早さ100以上がデフォルトの他の猫ポケモンと比べても低めの素早さ種族値は何か悲しい…。一応「こだわりスカーフ」を持たせれば130族を抜けなくはないが、ぶっちゃけただでさえ無い火力を捨ててやる事かと言えば…。
専用特性「ノーマルスキン」も全技が一致技になる一見強力な特性だが、実際は「めざめるパワー」か「しぜんのめぐみ」が無ければゴーストタイプに完封されると言う困ったもので、はっきり言ってデメリット特性であり死に特性同然。デメリット特性である事を逆手に取り、メガゲンガーアイアントと組んで最終的にメガゲンガーで「ノーマルスキン」持ちの相手を嵌める戦術はあるが、あまりにも回りくどく嵌めるまでに時間がかかる上ネタの域も出ていない。
隠れ特性の「ミラクルスキン」にしても、エネコロロに変化技を打ってくる相手は中々いない為、これもあまり意味がない特性でありこれも死に特性。
かといって「メロメロボディ」という選択肢もあるが、対戦では発動すればラッキー程度の特性なので所詮使えなくはない程度に留まっている他、ミロカロスニンフィア等同特性の持ち主に多くのライバルがいる事もありまたもや死に特性。
所持特性が全て使い辛く、特性面で圧倒的不利である事を強いられている。
第6世代では新たに「コスモパワー」を習得可能になったが、エネコロロより種族値の高いミミロップも同じ事が出来るのでやっぱり不遇である。
ついでにスキン特性が増えたこの世代にも関わらず、この頃は威力1.3倍補正は無し。最もエネコロロの種族値だと2倍でも足りないかもしれないが…。
更に「へびにらみ」の命中率が100に上昇した事で、今まで本来「でんじは」が無効のポケモンをまひ状態に出来る命中率100の補助技という唯一無二の個性を持っていた「ノーマルスキン」+「でんじは」が下位互換になってしまうという悲しい事態が訪れた。更にでんきタイプに対してまひ状態が無効になってしまう追い打ちも。
流石に可哀想過ぎたのか第7世代で「ノーマルスキン」に威力1.2倍補正、素早さ20上昇という強化が行われたものの、救済になっているかと言われるとほぼ焼け石に水。寧ろ「ふいうち」「でんじは」及びまひ状態が弱体化されてしまった影響で以前よりも戦い辛くなってしまった。
不遇の原因の一つである火力面を中心とした低種族値の問題は未だ解決していない。いっそ火力面を諦めて「なかまづくり」や「スキルスワップ」といった自身の特性を利用した変化技を習得した方が大分救済される気がするのだが…。

パッチール 
該当不遇要素:2鈍、4低 
該当不遇時期:第3世代~ 

HP60攻撃60防御60特攻60特防60素早さ60合計360 
特性:マイペース/ちどりあし/(隠れ)あまのじゃく 
主な競合相手:ジャローダカラマネロラランテス 

たれぱっち

 
種族値がオール60の鈍足低耐久なノーマルタイプのポケモン。「フラフラダンス」や「アンコール」等ダブルバトル向きの技を多く習得可能ではあるが、この低種族値ではその後生き残るのが至難の業。 
一応デビュー当初から「マイペース」+「あばれる」の組み合わせは使えたが、第3世代から第4世代では「あばれる」の威力がまだ90止まりで低種族値のパッチールが使っても大した威力が出ない。それでも第5世代では「あばれる」が威力120に強化された為火力に関してはましになった。 
その他第4世代では「ねこだまし」と「トリックルーム」を習得(ただし使用した所でパッチール自身の素早さはここでも中途半端)。 
第5世代では隠れ特性で「あまのじゃく」を獲得し、「スキルスワップ」を使い味方と特性を交換するコンボを得た。更に「あまのじゃく」と相性のいい「ばかぢから」もPDWで習得(残念ながら「ばかぢから」は現在レーティングでは使用不可能)。とは言うもののオール60の低種族値が足を引っ張っており、「ばかぢから」を有効的に使えるカラマネロや特性「いたずらごころ」の存在が重い。おまけに後の世代で「あまのじゃく」を有効的に使いこなせるライバルが現れたのも気がかり。 
ただ「あまのじゃく」を含め習得技と特性の組み合わせではパッチールに分がある上、同特性のライバルとは基本的に芸当が異なる。後は種族値修正が施されば不遇卒業も近い。特に「スキルスワップ」で味方に「あまのじゃく」を移すという芸当は第7世代現在でも唯一無二の個性な上、決まれば非常に強力なコンボなのでこれを活かしていきたいところ。 何気に変化技も豊富なのでサポーターとしての役割を見出したい。

ポワルン
該当不遇要素:4低、5主
該当不遇時期:第7世代~

HP70攻撃70防御70特攻70特防70素早さ70合計420
特性:てんきや
主な競合相手:カクレオンゲッコウガジジーロン

てんきや


専用特性「てんきや」により天候ごとに自身のタイプが変わる唯一無二の個性を持っているが、オール70の低種族値故に火力不足及び耐久不足がち。デビュー当初は専用技だった「ウェザーボール」も、第4世代以降ロズレイドを筆頭に一部のポケモンが習得してしまった。
特性により姿が変動するポケモンである為か第5世代での新要素である隠れ特性は貰えずじまい。
一応第5世代の「ハイドロポンプ」や第6世代の「ぼうふう」等、習得技面では世代ごとに改善されていたが、第6世代で「へんげんじざい」を引っ提げたゲッコウガが登場。更に同特性をカクレオンが隠れ特性で得てしまう。あらゆるタイプの技が使えるライバルが増え、自身は火力不足と耐久不足等の要素が更に露呈してしまう。
それでも第6世代まではこおりタイプの一般ポケモンで唯一ほのお技が使えるポケモンとして霰パにてどうにか活路を開いていたが、第7世代で新特性「ゆきかき」が登場。霰パのアタッカーとしての道が事実上閉ざされポワルンの立場が厳しくなってしまい不遇入りの憂き目に。
一応同世代でZワザが登場し、「ウェザーボール」をZワザにする事で天候ごとに出すタイプが変わるZワザとして使えるようになった。しかし「てんきや」自体「すなあらし」に対応していないのが痛く(「すなあらし」による天候ダメージも受けてしまう)、種族値にも難があり低火力・低耐久な点が問題となっている。
また同世代で登場した、「ぼうふう」「かみなり」「ソーラービーム」を始め多くの技で被っているジジーロンの存在もちらつく。素早さが多少勝ってはいるが特攻と耐久面で大幅に負けている(しかもジジーロンは隠れ特性の「ノーてんき」で「すなあらし」下でも天候ダメージを受けずに済んでしまう)。
変化技に関しても突出したようなものは少なく、攻撃面でも多くの天候パのアタッカーが使えるような技ばかり…。

ミルホッグ
該当不遇要素:1劣、3特、4低
該当不遇時期:第5世代~

HP60攻撃85防御69特攻60特防69素早さ77合計420
特性:はっこう/するどいめ/(隠れ)アナライズ
主な競合相手:オドシシマッスグマブニャット

やせいのミルホッグがあらわれた!


第5世代の序盤ノーマルポケモンであり、この世代の最終進化ポケモン中合計種族値ワースト1位
攻撃面では同期やの様な芸当が出来るわけでもなく、かと言って「さいみんじゅつ」などの補助技で上手く立ち回ろうとしても低すぎる種族値が足を引っ張り正直厳しい上、「さいみんじゅつ」軸のノーマル単なら、技範囲が広くサポート役としての適性が高いオドシシやより素早く所持特性も全て優秀なブニャットを使った方が良いという始末。
また「でんこうせっか」等の先制技を覚えそうで覚えない。
BW2で鈍足と相性の良い隠れ特性「アナライズ」の獲得や3色パンチの習得等で、オドシシやブニャットと差別化に成功したものの、そもそもノーマルタイプは強豪揃いで種族値が足りないミルホッグに枠を割けるかと言うと微妙。鈍足とはいうが全体から見れば中速程度なので特性を活かしきれないのも辛い。
第6世代では「するどいめ」が強化され、第7世代では「きあいだめ」「わるだくみ」、USUMでは「なみだめ」「タネマシンガン」を習得したがいずれもミルホッグに見合った強化とは言い難く、同じ事が出来る他のポケモンで十分であり使いどころが見当たらない。しかも序盤ノーマル仲間であるマッスグマが、USUMでしんそく」を遺伝技で習得してしまう(これまでは入手機会が相当限られていた)。その結果ますます見劣り感が出てしまい、不遇脱却から更に遠のく結果となってしまった…。

みずタイプ

サニーゴ 
該当不遇要素:1劣、4低 
該当不遇時期:第2世代~ 

HP65攻撃55防御95特攻65特防95素早さ35合計410 
特性:はりきり/しぜんかいふく/(隠れ)さいせいりょく 
主な競合相手:みずいわタイプのポケモン全般 

はりキリッ

 
攻撃技・変化技が共に豊富で、3つある特性も全て優秀であり、技や特性だけならカブトプスアバゴーラ等の同タイプに引けをとらないどころか変化技のレパートリーでは同タイプ随一なのだが、種族値がついてこない。 
HPに努力値を振ればそれなりに硬くはなるがメジャーどころに弱点が多く、鈍足が祟って何も出来ずに落ちる事が多々ある(だがこの辺りは「トリックルーム」下で動きやすいと考えることも可能)。
火力で頑張ろうにも特性「はりきり」に頼らなければ火力が出ず、特性の仕様で外れやすくなるというジレンマがある。ただし第7世代のZワザの導入で「もろはのずつき」をZワザにすれば一度きりだが「はりきり」の効果が乗りつつ必中で凄まじい威力を叩き出せるので特性の恩恵が上がり火力面も強化。しかし火力はカブトプスの「ストーンエッジ」のZワザと殆ど変わらないので差別化の要素としては正直微妙。
第5世代で強力な「もろはのずつき」の習得に加え「ロックブラスト」などの連続技の仕様変更を受け、第6世代での強化は「パワージェム」の強化とテコ入れはなされているがそれらがイマイチかみ合わない。 
第7世代では待望のみず物理技「アクアブレイク」を習得可能に。更にHP・防御・特防がそれぞれ+10され耐久が大幅に強化された。決して低くない数値にまでは上がった為扱いやすくなり一旦は見劣りから脱却したものの、USUMで「アクアブレイク」が広く配られたせいで差別点とは言えなくなり、見劣り出戻りの憂き目に…。 
戦闘では不遇であるものの、習得出来る技は水中グループのポケモンが欲しい技が多い為、遺伝要員としては非常に有用で遺伝用に育てる人は多かったが、最近は遺伝技に頼らずとも強力な技を覚えたり、ミラクル交換等で孵化余りを簡単に入手できる影響かその役割も終わりを迎えつつある。

ラブカス
該当不遇要素:1劣、4低
該当不遇時期:第3世代~

HP43攻撃30防御55特攻40特防65素早さ97合計330
特性:すいすい/(隠れ)うるおいボディ
主な競合相手:「すいすい」持ちのみずタイプのポケモン全般

ラブカス


このページで取り扱っているポケモンの中でもトップクラスの不遇ぶりと思われるポケモン。
素早さは非常に高く、第3世代の「すいすい」持ちでは最速だったが、他の能力があまりにも足りず技による差別化すら許されない悲しさ。ただでさえみずタイプは層が厚いと言うのに…。
その弱さは耐久型にした場合はミロカロス進化前のヒンバスに劣ると言われる程。更に第4世代では唯一の取り柄だった「すいすい」持ち最速をフローゼルに譲ることになってしまう。
一応第5世代では「ハイドロポンプ」を習得した。しかし倒せるのは水4倍位。特化してもピカチュウすらまともに倒せない。第6世代では威力低下の憂き目に…。
第7世代で「みずびたし」、続くUSUMでも「アクアブレイク」を習得したが、これらの技を習得可能なみずタイプのポケモンは多く差別点とは言い難い。
ただ、ある理由により廃人・一般共に非常にトレーナーの役に立つポケモンではある。それでこの戦闘スペックなのでこのポケモンはウロコがメインと呼ばれたりもしたが、第7世代では釣り辛い上にハートのウロコの確保手段も大量追加されウロコ要員としての立場も危うくなっている。ポケモン単体から見れば本来喜ぶべきことではあるのだが…。
現状、下記のオニドリルやアゲハント同様他の不遇ポケモンですら羨ましく見えるレベルの埋葬クラスである。

でんきタイプ

プラスル 
該当不遇要素:1劣、4低 
該当不遇時期:第5世代~ 

HP60攻撃50防御40特攻85特防75素早さ95合計405 
特性:プラス/(隠れ)ひらいしん 
主な競合相手:ライチュウ(原種)、デンヂムシカプ・コケコ 

ポケトレで色違い探しin自慢の裏庭

 
ピカチュウポジションの中ではトップクラスの不遇。 
通常特性はシングルでは無意味な点に加え、ダブルでもプラス」と「マイナス」を並べないといけないという恐ろしい程の使い勝手の悪さを誇る。その為「じしん」で一掃が目に見える。 
そして第5世代以降同特性を隠れ特性で持つポケモンが出て来た為、その個性も無くなってしまった。 
ピカチュウポジションの中ですらアタッカーは上位互換のライチュウ(原種)、サポーターなら耐久面でもう少し優秀なパチリス、同特性なら有用な芸当が可能なデデンネが存在しており、差別化が辛い。 
だが第6世代で当初設定されていなかった隠れ特性として「ひらいしん」を獲得。「ひらいしん」で上昇した特攻を「バトンタッチ」で繋ぐコンボに加え、「ひらいしん」を「なかまづくり」するコンボ等で独自の役割を得て一旦は見劣りから脱却する事に成功。しかし低種族値故にコンボが成立する前にやられてしまう事も多く、不遇卒業には至らなかった。 
しかも第7世代で、でんき技の威力が1.5倍になる「エレキフィールド」を場に出た瞬間に展開する「エレキメイカー」を引っ提げたカプ・コケコと、味方の特殊技の威力を1.3倍にする特性「バッテリー」を持っているデンヂムシが登場し、見劣り出戻りの憂き目に…。 
似た境遇のマイナンと異なり、習得技と特性の組み合わせでは然程不利では無く差別化はどうにか出来ている。しかし最大の問題である低種族値が足を引っ張っており、現状宝の持ち腐れ感が強い。

マイナン
該当不遇要素:1劣、4低
該当不遇時期:第5世代~

HP60攻撃50防御40特攻75特防85素早さ95合計405
特性:マイナス/(隠れ)ちくでん
主な競合相手:ライボルトパチリスデデンネ

ひとり


こちらもピカチュウポジションの中ではトップクラスの不遇。
通常特性は使い勝手が悪く、ピカチュウポジションでもプラスル同様ライチュウ(原種)、パチリスデデンネといった壁が立ち塞がる。更に数少ない差別点となる「すりかえ」に関しても、同タイプのライボルトの存在が重い。
第5世代以降「プラス」「マイナス」持ちが増えたが全員じめんタイプ弱点なのは変わらず、その増えた所有者同士を並べた方が良いためますます厳しくなってしまった。
第6世代では隠れ特性として「ちくでん」を新たに得たが、パチリスと特性が被ってしまい差別化に困る事態に陥ってしまう。追い討ちを受けるかのように第7世代では、カプ・コケコデンヂムシの登場で、ライバルが更に増えてしまった。両者共に初手から自由に行動出来る点でマイナンに勝っており、不遇卒業からは遠のくばかりである。
なかまづくり」でどうにか差別化を図りたいところだが、低種族値が足を引っ張っており発動する前に落ちる事も多く安定しない。
ダブル向けのポケモンとして設定された割には際立って有利な点が無い。寧ろこの設定によるスペックが後の世代になるにつれ、仇となっている感が増している気がするのだが…。

くさタイプ

トロピウス 
該当不遇要素:1劣、4低、6弱 
該当不遇時期:第3世代~ 

HP99攻撃68防御83特攻72特防87素早さ51合計460 
特性:ようりょくそ/サンパワー/(隠れ)しゅうかく 
主な競合相手:ワタッコオーロットアローラナッシー 

トロピウス

 
ステータスだけ見れば耐久型としてはそこそこ高めな能力があり、そこまで酷いというほどでもない。 
しかし、弱点が5種類かつドラゴンタイプのついでに狩られてしまうこおりタイプが4倍と、耐久型のポケモンとしては致命的。タイプ構成がステータスの足を完全に引っ張っている。同タイプのワタッコは素早さや特性のおかげでタイプ構成をもろともしない活躍をしているのに、こちらはアタッカーにしても数値不足に加えて鈍足という悲しさ。 
第5世代で実用性の高い隠れ特性「しゅうかく」を得た事で、攻撃技のレパートリー自体は豊富な事からも上手く使えば実戦に投入できるポテンシャルは秘めていた…、のだが第6世代で「しゅうかく」を有効に使えるオーロットが登場してしまった。更に第7世代でも強力なライバルが登場するという…。 
その他第6世代では遺伝技の仕様変更により「りゅうのまい」と「リーフブレード」の両立が可能となったが、そもそも積む余裕があるかが怪しい。その他「しゅうかく」と相性のいい「アッキのみ」「タラプのみ」の登場で耐久型が強化された。 
その他第6世代では群れバトルの存在から「あまいかおり」の重要度が増したため、非戦闘時ではかなり活躍していた。だが第7世代では秘伝技も群れバトルも廃止され、「あまいかおり」もフィールド効果が無くなってしまい活躍の場が事実上失われた。 
USUMでは「ドラゴンハンマー」を習得したが、そもそも元々がアローラナッシーの固有技であり余計に見劣り感が出てしまっている。

マスキッパ
該当不遇要素:1劣、2鈍、3特、4低、6弱
該当不遇時期:第4世代~

HP74攻撃100防御72特攻90特防72素早さ46合計454
特性:ふゆう
主な競合相手:モジャンボ

マスキッパ


不遇と言われるくさタイプの中でも相当立場が厳しいポケモン。
技自体はそこそこ揃っており、攻撃100に加えてタイプ一致の「パワーウィップ」を持っており、インフレの波についていけずとも火力はそこそこだが、かなりの鈍足で先制攻撃には期待できず、耐久も耐性も低いせいでそれらの要素が霞む。
そして特防以外は全てモジャンボに負けているという有様。技の方もモジャンボの方が圧倒的に豊富である。
差別点である特性「ふゆう」はじめんに耐性のあるくさタイプには殆ど恩恵がない様に思えるが、耐久力に不安のあるマスキッパにとっては半減と無効の差は大きく、無償降臨のチャンスに繋がる為流石に飼い殺しとまではいかない。
第5世代では「いかりのこな」を習得したがモジャンボも同じ技を覚えてしまった。
更に第6世代では「はたきおとす」が強化され、対はがね用のウェポンも手に入れたがこれまたモジャンボも同じ技を覚える為結局追いついていない。何故こうも技が被るのか。
続く第7世代では目立った強化は一切無いが、Z技の登場でダブルで「じしん」が強力な単体攻撃に使用されることが多くなり、特性の「ふゆう」と合わさって「いかりのこな」の需要がある程度高まった。だが特性の「ふゆう」が第7世代でよく見かけるフィールド技の効果を得られないというデメリットにもなっており、「グラスフィールド」による回復及び火力補強が出来ないのが惜しい。特にマスキッパの場合は元々じめんタイプに耐性がありメリットが薄かった点を踏まえると、特性面でのマイナス面が大きく裏目に出てしまっている。
USUMでは「じごくづき」「アシッドボム」を習得し、モジャンボとの差別点を一応得る事は出来た。しかし特性や種族値の面において更なる強化が施されない限り、不遇からは抜け出せないのが現状である…。

こおりタイプ

デリバード
該当不遇要素:4低
該当不遇時期:第2世代~

HP45攻撃55防御45特攻65特防45素早さ75合計330
特性:やるき/はりきり/(隠れ)ふみん
主な競合相手:物理型のこおりタイプ及びひこうタイプのポケモン全般

でりでり


自力で覚える技が「プレゼント」しかないのはまだいい。
遺伝技やわざマシンで覚えられる技には中々便利なものが揃っており、特性も優秀。
問題なのは特攻の65と素早さの75以外の種族値が全て55以下という悲惨すぎる低種族値であり、下手な進化前にも劣る。
はりきり」を活かした攻撃役とする場合、競合相手はマニューラやマンムーやツンベアーあたりになると思われるが、はっきり言ってデリバードの種族値はこいつらと比較するのが憚られる位低い(ただし下記のような個性があるのと、低種族値が目立ってしまっているだけであり見劣りとは言い難い)。同タイプのフリーザーと比べるとなるとこちらが覚える技以外ではほぼ負けている。一応「はりきり」込みの物理火力はこちらが上だが…。
数少ない個性を挙げるならばひこうタイプ唯一の「ねこだまし」持ちである事くらい。「ねこだまし」+「じしん」のコンボがノーリスクで行えるが、これも「テレパシー」持ちのチャーレムで出来てしまう(強いかどうかは別にして)。
グラードンと組めばそれなりかと思いきや、ORASでグラードンが味方を巻き込まない「だんがいのつるぎ」を習得した為メリットが薄れてしまった。
そして第5世代で与えられた隠れ特性は「ふみん」。既に通常特性として存在している「やるき」と全く同じ効果である。何故この特性を…。
第6世代ではなんと「みちづれ」を習得。低耐久を活かして相打ちに持ち込みたいところだがほぼ「きあいのタスキ」必須なのが難点か。更に同じく第6世代で「フリーズドライ」を、第7世代のわざマシンで「オーロラベール」を新たに習得。どちらの技も習得者が非常に少ないので有用な差別点となる(使いこなせるかは別として)。
その他第7世代では「ドリルくちばし」を自力習得可能になった一方、「みちづれ」が弱体化という憂き目にも遭ってしまう。しかし新たな要素であるZワザにも特性「はりきり」の効果が乗る為、「ゴットバード」をZワザにする事で一度だけだが必中で凄まじい火力を叩き出せる(それ以外の技は素の火力が低すぎるため他のポケモンの火力に大きく劣る)。USUMでは「カウンター」を第3世代の教え技以来の再度習得が可能になり、「みちづれ」との両立も出来るようになった。しかし「カウンター」と「みちづれ」の両立は既にヘルガー等がいる。これらとは低耐久を逆手に取り、襷潰しの技でもあっさり削られるという点で差別化していきたい。

ひこうタイプ

オニドリル
該当不遇要素:1劣、3特、4低
該当不遇時期:第1世代~

HP65攻撃90防御65特攻61特防61素早さ100合計442
特性:するどいめ/(隠れ)スナイパー
主な競合相手:物理型のノーマルひこうタイプのポケモン全般

オニドリル


第1世代から上位互換にドードリオが存在していただけならまだしも、さらにほぼ上位互換であるムクホークが登場したせいで多重劣化と言う悲しいにも程があるポケモン。しかも使い勝手のいいひこう技の威力が第1世代からずっと威力80の「ドリルくちばし」止まり。
第5世代では他の鳥ポケモンが覚えないじめん技「ドリルライナー」と隠れ特性「スナイパー」を習得し、差別化自体には成功した。…のだが、攻撃特化の「ドリルライナー」で耐久一切無振りのジバコイル(4倍)相手でやっと乱数1発。弱点を突けても耐久が不安なので倒しきれなかったら返り討ちに遭う上、そもそもジバコイルには「がんじょう」持ちの場合が結構ある為、対面したらオニドリルを引っ込めてじめんタイプのポケモンで挑んだ方が無難。
「スナイパー」に関しても当時は自力で「きあいだめ」を習得出来ない上、この世代では仕様により急所ランクを上げても確定では当たらなかった為発動は実質運頼みであり、実用的な戦法が取れる特性では無かった。
第6世代では「するどいめ」が強化されたがオニドリル自身へのメリットは薄く強化とは言い難い。
しかし同世代で急所ランクを最大まで上げる事で確定で急所が狙えるようになった為、「スナイパー」を実戦で扱える場面が出た。だが急所のダメージ割合が2倍から1.5倍に修正され、それに合わせて「スナイパー」のダメージ補正も3倍から2.25倍に下がってしまう。その為発動した所で他のポケモンでも「つるぎのまい」+「いのちのたま」で同等以上のダメージ補正を得られる程度の微妙な火力となってしまった。オニドリルにも火力を上げる道具を持たせればいいのだが、急所ランクは最大3で「きあいだめ」が+2な為ランクが一つ足りず、ランク最大を維持して攻撃するには持ち物が「ピントレンズ」(+1)固定となってしまうのである。加えてオニドリルは依然として「きあいだめ」を自力習得する事が出来ない為、「スナイパー」の発動には「きあいだめ」を「バトンタッチ」する等のサポートが必須。上述の通り得られる火力を考えればサポートをしてまで発動させるメリットはほぼ無く、やはり実用的とは言えなかった。
以上の事から特性面では強化されたとは言えず、結局特性不利からは脱却出来なかった。
第7世代では遂に「きあいだめ」を習得したが未だ「ブレイブバード」を覚えられず、ひこうタイプとしての火力面が低いのが惜しすぎる。更に同期のドードリオが「つるぎのまい」「とびげり」という強力な技を覚えた上に素早さを110の大台に乗せるという、オニドリルを大きく上回る超強化を遂げ、実質的にドードリオの下位互換に近い性能となってしまった。
ちなみにZワザの登場は「ゴッドバード」による主力技不足の改善、「ドリルライナー」で落とせるラインがある程度伸び、「オウムがえし」で2段階攻撃上昇させる等ある程度プラスに作用した。だがそれは他のライバルも同じである為やはり大した差別化要素とはなっていない(しかもオニドリルが放つ「ゴッドバード」のZワザは、「はりきり」と組み合わせたデリバードにも負けている)。
更にUSUMでは、ドードリオがじめん技「じだんだ」を習得。攻撃種族値に差がある為、威力はドードリオの「じだんだ」>オニドリルの「ドリルライナー」である。こちらは「じごくづき」を習得したものの低火力な為、クレセリアのような高耐久ポケモンには弱点をついても大した有効打にならず、ゲンガー等には「ドリルライナー」で十分な為実用性はほぼ皆無。
この為実質的にドードリオの完全劣化と言わざるを得ない立ち位置となっている。以前にも増して不遇な状況に置かれてしまっており、フィオネのように競合相手の完全劣化になってしまう可能性も否定できなくなった。

カモネギ
該当不遇要素:2鈍、4低
該当不遇時期:第1世代~

HP52攻撃90防御55特攻58特防62素早さ60合計377
特性:するどいめ/せいしんりょく/(隠れ)まけんき
主な競合相手:ウォーグルドデカバシ

『カモネギ』


決定力無し・鈍足・低耐久の三重苦で、合計種族値も377と非常に低い。
技に関しては独特の「フェイント」や「リーフブレード」があるがまともに撃たせてもらえるかと言うと…。
第5世代ではレベルアップで「ブレイブバード」を習得出来るようになり、また隠れ特性で「まけんき」を獲得した。これによって「きあいのタスキ」で1回耐える事でボーマンダ等「いかく」持ちのポケモンを落とせる(だが相撃ち)ようになった…のだが、火力増強が「いかく」依存ではやはり厳しいのが実情。
加えてBW2にてウォーグルが同じ隠れ特性「まけんき」を獲得してしまった為、やっと隠れ特性で手に入れた差別要素を隠れ特性で奪われるという何とも言いがたい状況になってしまった。
第6世代では「するどいめ」の仕様変更及び急所の仕様変更の影響で「ながねぎ」(+2)+「きりさく」「リーフブレード」(+1)の確定急所コンボを単独で行えるようになり攻撃面はある程度強くなった。但し耐久は捨てなければならず、半端な素早さをどうするかもカギになる。
第7世代では攻撃が25上昇した事ので倒せるポケモンがかなり増えた。ただし同世代でサブウェポンのタイプが被るドデカバシが登場してしまったのが気がかり。
だがUSUMで「いのちがけ」「であいがしら」と差別化の効く技を習得。ドデカバシ等の競合相手との差別化を果たし、見劣りからの脱却に成功。低種族値(特に鈍足低耐久)の更なる改善が施されば不遇卒業が見込めるラインにまで近づいた。
ちなみに見落とされがちだが第6世代まではトリプルバトルで「シンプルビーム」や「じこあんじ」等をうまく使い、サポート要員としてそれなりの活躍を挙げていた(それでも同じ事ができるポケモンは他にもいたが)。カモネギにとってはまともにバトルが出来る数少ないルールだったが、第7世代でそのトリプルバトルが廃止の憂き目に。後の世代で復活することを願うばかりである。

むしタイプ

バタフリー
該当不遇要素:1劣、4低、6弱
該当不遇時期:第1世代~第2世代、第6世代~

HP60攻撃45防御50特攻90特防80素早さ70合計395
特性:ふくがん/(隠れ)いろめがね
主な競合相手:「ちょうのまい」持ちのむしタイプのポケモンほぼ全般

バタフリー


第1世代から第2世代こそむしタイプ自体が不遇でありバタフリーも不遇だった。しかし特性が導入された第3世代から第5世代までは「ふくがん」からの「ねむりごな」の独自性があり、低種族値ながらまだ個性を活かして立ち回る事が出来るようになり一旦は不遇卒業を果たした。
しかし第6世代で同じ複合タイプ、同じ芸当が出来るビビヨンが登場。ビビヨンは特殊耐久以外の全てでバタフリーを上回っており、唯一勝てる特殊耐久もHPのせいでほとんど差が無い。加えてビビヨンは「ぼうふう」や「ひかりのかべ」等の使い勝手のいい技をバタフリーよりも多く覚えられる。
またビビヨンとの比較を抜きにしてもねむり状態の仕様変更による催眠吹き飛ばし戦法の崩壊、粉技無効化手段の登場等でこれまで培ってきた個性を悉く台無しにされている。
エレキネット」「おいかぜ」「シャドーボール」「ギガドレイン」等旧世代教え技で何とか差別化の抜け穴を探っていたが、ORASで教え技が再登場した事でその殆どをビビヨンが習得してしまう。最早差別要素は「シャドーボール」「スキルスワップ」「ふきとばし」等数える程しかなく、風前の灯火である。
第7世代では「エアスラッシュ」を習得可能に。ほぼ必中で怯みを狙える事からビビヨンの完全劣化から脱したが、焼け石に水感が否めない。しかも「スキルスワップ」が被る上に素早さで圧倒的に上回るアブリボンの登場で見劣り感が増してしまった。

レディアン
該当不遇要素:1劣、3特、4低、5主、6弱
該当不遇時期:第2世代~

HP55攻撃35防御50特攻55特防110素早さ85合計390
特性:はやおき/むしのしらせ/(隠れ)てつのこぶし
主な競合相手:バルビートイルミーゼ

どうしよう


攻撃・特攻は共に低くアタッカーとして使うには厳しい。それに加え、特防は高いのだがHPが足りない上に弱点が多い為サポーターとして使うにも難がある。
隠れ特性は攻撃種族値が35しかないのに「てつのこぶし」。馬鹿にしているのかと。更に通常特性の「むしのしらせ」は超低火力なレディアンにとっては死に特性同然、「はやおき」も低HPの為「ねむる」との相性が悪い上レディアンに催眠技を当ててくる相手が少なく同じく死に特性。その為エネコロロ同様所持特性が全て使い辛く、実質特性無しで戦わざるを得ないという。
他のむしタイプのポケモンと差別化できる要素が事実上皆無であり、使いどころが非常に悩ましいポケモンの1つ。
第6世代では拘束技の「まとわりつく」を習得。火力の無いレディアンにとっては重要なダメージソースを得たものの、これを覚えるむしタイプのポケモンは他にも多数存在するため、レディアン独自の強化とは言えないのが現実。第7世代ではバタフリー同様「エアスラッシュ」、続くUSUMで「カウンター」を習得したものの、どちらも種族値にあまり見合っておらず採用出来るかどうかは微妙。
そして対のアリアドスと違い、種族値の上昇は行われなかった。

アリアドス
該当不遇要素:2鈍、4低
該当不遇時期:第4世代~

HP70攻撃90防御70特攻60特防70素早さ40合計400
特性:ふみん/むしのしらせ/(隠れ)スナイパー
主な競合相手:ペンドラーデンチュラオニシズクモ

【ワンドロ】アリアドス


第2・第3世代ではどく技が物理だったため「ヘドロばくだん」でどうにか立ち回れたのだが、他の技に乏しく(特にまともなむしタイプの物理技が足りない)、技ごとに物理と特殊が設定された第4世代で火力不足が一気に露呈してしまい不遇入りとなってしまう。
第5世代では全体的に上位互換の攻撃面ではペンドラーの劣化になってしまい、豊富な変化技を活かそうとしても遅すぎるという受難。更に「クモのす」を「バトンタッチ」で引き継げなくなったという追い討ちまで掛けられた。
おまけにまずまずの種族値配分と珍しい複合タイプと優秀な特性に恵まれて中々強いが登場し、タイプ構成だけでなくクモとしてのアイデンティティも脅かされることに…。タイプも種族値配分もかなり違うので比較すること自体可笑しいのだが。
BW2でようやく「シザークロス」を技マシンで習得出来るようになった。その後第6世代でタマゴ技の「メガホーン」、新技「ねばねばネット」の習得に加え、「ミサイルばり」の強化等が施された。序盤虫ポケモンにしては結構強化された方である。だがこの世代では比較対象のペンドラーも大幅強化されたため見劣り脱出まではいかなかった。
第7世代ではなかなか優秀な専用技の「どくのいと」等有用な変化技の習得に加え、特防が10上昇した。だが同時に差別化要素として重要だった「ふいうち」が弱体化されてしまった。
とはいえこの2世代分だけでかなりの量の技を習得しており、「ねばねばネット」に関してもこのタイプの組み合わせで使えるのは自身だけなので、「いかりのこな」や「どくびし」等と合わせてダブルでのサポート要員という独自の道が見えてきた。更にUSUMでは「じごくづき」「じだんだ」「とびかかる」と多数の有効な技を習得したが殆どペンドラーも覚えてしまった。トントン拍子で強化され続けているポケモンであるが、やはり最大の問題である低種族値(特に鈍足低耐久)の更なる改善が施されなければ不遇卒業は叶わないだろう。

アゲハント
該当不遇要素:1劣、2鈍、3特、4低、5主、6弱
該当不遇時期:第3世代~

HP60攻撃70防御50特攻100特防50素早さ65合計395
特性:むしのしらせ/(隠れ)とうそうしん
主な競合相手:「ちょうのまい」持ちのむしタイプのポケモンほぼ全般

PKMN GDTA 35


数多くいるむし・ひこう複合では恐らく最下層に値するポケモン。
同タイプメジャー級ポケモンに劣るだけならばまだしも、同様に厳しい立場にいるガーメイルの更なる下位互換という地位に甘んじている。
蝶としても「ふくがん」+「ねむりごな」が強力なビビヨンに劣っている上、対の存在で「りんぷん」と優秀な変化技、そこそこの硬さを持つドクケイルと比べても見劣りしてしまう。
一致ひこう技が「エアカッター」止まりと主力技にも恵まれない。
該当不遇要素が全て出揃ってしまっているという珍しくも不名誉なポケモン。該当するか微妙だった3:特性不利はどちらも「使えなくはない」程度だが、やはり特性不利感が残る。
最大の問題は蝶をモチーフにしたポケモンが多い点であろう。
せっかく第5世代で強力な積み技「ちょうのまい」を習得したのに、他の蝶ポケモンも習得してしまった為差を埋められず。仮に今後強力な技を覚えられても他の蝶ポケモンも覚えてしまう可能性が高い。
第6世代では粉系の技がくさタイプに通じなくなったが、特攻が90から100へ変更された。だがバタフリー同様、ビビヨンの登場によって更に見劣り感が増してしまった。
デビュー作のリメイクであるORASで少しは救済があるのかと思いきや、新たに得た技はいかりのみ。埋葬級を抜け出せないことへの怒りなのであろうか…。
更に第7世代で同期のアメモースの特攻と素早さがそれぞれ20上昇してしまい、特攻以外の全てを追い抜かれてしまう(特攻自体も種族値が同じに)。あちらには「いかく」もあって防御面でも強く、攻撃範囲も他のむし・ひこうポケモン達とは違って強力なみず・こおりタイプの技を覚えるという独自路線があるため、より一層置いていかれた感が強い。
実は3つ上で不遇ポケモンとなっているバタフリーは、現状ではVC版第1・第2世代及び第3世代以降の教え技を駆使すると、どくばり」と「すいとる」とUSUMで新たに習得した「とぎすます」以外のアゲハントが覚える技を全て習得してしまう(上記のORASで追加習得した「いかり」も第1世代のわざマシン20で習得可能であり、「エアカッター」は第4世代の教え技になっている)。ただしアゲハントはこれらの技が自力習得のため、レーティングによるマークの有無で弾かれるという心配が無く、バタフリーは技を覚える世代が違うので一部両立不可能な違いはある。とはいってもこれらの技が採用出来るかと言われると微妙で、寧ろビビヨンとアブリボンの登場とこれに伴うバタフリーの実質的弱体化及びアメモースの大躍進で多重劣化に拍車をかける結果に。
後の世代で独自の強化が施されないと、オニドリル同様フィオネのように競合相手の完全劣化になってしまう可能性も否定できなくなった。

ドクケイル
該当不遇要素:1劣、2鈍、4低
該当不遇時期:第4世代~

HP60攻撃50防御70特攻50特防90素早さ65合計385
特性:りんぷん/(隠れ)ふくがん
主な競合相手:モルフォン

ドクケイル


低種族値が集まる序盤虫の中では、耐久面に配分が回されているのが特徴。だが、メジャーな弱点が多い時点で厳しいうえ、攻撃面が貧弱なのに習得技が攻撃技に偏っているので、器用に扱えず持ち腐れている。
加えて、同タイプのモルフォンの存在が非常に重い。習得する攻撃技が似通っている上、第4世代以降では「いろめがね」で幅広い相手に等倍ダメージを与えられる。更には「どくびし」「ねむりごな」「バトンタッチ」と有用な変化技を多く習得してしまう。一応あっちにはない要素として「てっぺき」があり、これと「はねやすめ」を合わせて物理面も粘りながら戦うことも出来るが、この耐久とメジャーな弱点の前では積む前にやられるのが普通。
第6世代では同タイプのモルフォンも覚える為差別化にはならないが、自身と相性のいい「まとわりつく」を習得した一方、対のアゲハントに行われた種族値上昇が行われなかった。しかも「どくどく」がこの世代よりどくタイプが使用すると必中になる仕様に変更され、その結果隠れ特性の「ふくがん」を採用するメリットが薄れてしまった。ただ逆に言えば、「どくどく」の強化で耐久型が扱いやすくなったと捉える事も出来る。第7世代では特筆すべき強化点が与えられず。

コロトック
該当不遇要素:1劣、2鈍、4低
該当不遇時期:第4世代~

HP77攻撃85防御51特攻55特防51素早さ65合計384
特性:むしのしらせ/(隠れ)テクニシャン
主な競合相手:ストライクグソクムシャマッシブーン

コロトック 依頼物


攻撃力はそれなりにあるが、残りの能力が不安で鈍足低耐久。アタッカーにするとストライクの存在が非常に重く圧し掛かる。
だがコロトックは「ねばねばネット」や「ほろびのうた」等個性的な技を多く覚えるので、今後進化等が叶えられたり、他にも優秀な技を覚えられれば救済も十分に有り得る話ではある。
特にむしタイプで「ほろびのうた」と「ちょうはつ」を両立出来るのはこのポケモンだけであり、相手に攻撃や交代を強要できるといった独自の動きが出来るのは十分な差別点。ただ相手を縛れないのが如何ともしがたい。
隠れ特性は「テクニシャン」だが、「むしのしらせ」同様ストライクと被ってしまっている。
第6世代では「れんぞくぎり」の強化・音技の貫通等強化自体はされたが、同じ事が出来るポケモンが多く大きな差別化にはならなかった。
第7世代では「きゅうけつ」が強化された一方、グソクムシャマッシブーンフェローチェと「ちょうはつ」が出来るむしタイプのポケモンが3体も登場してしまった。また直接関係する事ではないがエネコロロの種族値上昇で最終進化形で種族値合計が最下位になってしまった。

ミノマダム(くさきのミノ)
該当不遇要素:1劣、2鈍、3特、4低、6弱
該当不遇時期:第4世代~

HP60攻撃59防御85特攻79特防105素早さ36合計424
特性:きけんよち/(隠れ)ぼうじん
主な競合相手:「ちょうのまい」持ちのむしタイプのポケモンほぼ全般

何かご用かしら?


種族値が全体的に中途半端で、素早さは絶望的であるミノマダムの姿の中で最も弱点も多く耐久も微妙、サブウェポンにも恵まれず同じタイプのパラセクトハハコモリと違いはがねタイプで止まりやすい。同タイプの中では一番特攻が高いがくさ及びむしタイプ全体で見るとやはり低いとしか言いようがない。加えてくさ・むしの技だけならアメモースウルガモス等で役割が足りてしまう為他のむしタイプに見劣りばかりしてしまう。
一応所持している特性は割と優秀ではあるものの「きけんよち」は弱点が多すぎるせいで本来の相手がどのタイプの技を撃ってくるか予測してうまく交代読みを決めるという仕事がやり辛く、隠れ特性の「ぼうじん」はくさタイプであるため粉系の技は元々無効、せいぜい天候ダメージで「きあいのタスキ」が潰れないようになるくらいしか利点がなく事実上特性不利に該当してしまう。
第7世代では「ふいうち」「むしのさざめき」「ちょうのまい」習得と大きく強化されたが使いこなせる種族値があるかと言われると微妙。更に比較対象の1体であるアメモースが大幅強化されたのも気になるところ。

ガーメイル
該当不遇要素:1劣、2鈍、4低、6弱
該当不遇時期:第4世代、第6世代~

HP70攻撃94防御50特攻94特防50素早さ66合計424
特性:むしのしらせ/(隠れ)いろめがね
主な競合相手:メガヤンマウルガモスフェローチェ

ガーメイル


むし・ひこうタイプとしては唯一、攻撃と特攻が共に高めのポケモン。
第4世代当初は実質的にストライクの下位互換に近い存在で不遇気味だったが、第5世代では強力な積み技である「ちょうのまい」や「ひこうのジュエル」とのシナジーが注目され「アクロバット」の習得によりこれと特殊技を交えた二刀流スタイルで戦う事で差別化が可能になり一旦は不遇卒業を果たした。
しかし第6世代ではノーマル以外のジュエルが消滅した事で「アクロバット」の使い勝手が悪化し、攻撃の高さが種族値の無駄使いによる鈍足低耐久の露呈、「イカサマ」の被ダメージ増加という形で仇となってしまい再度不遇入りとなってしまう。
かくして蝶・蛾モデルのポケモンとしては有象無象の特殊アタッカーとして生きていくことになったのだが、むしタイプの特殊アタッカーといえば種族値の高いウルガモスやメガヤンマは勿論の事、「ふくがん」+「ねむりごな」の新たな使い手ビビヨン等の強豪相手に見劣りし、「いろめがね」持ちで「ちょうのまい」と「エアスラッシュ」の両立といった微妙な差別点で勝負することを余儀なくされる。
一応「アクロバット」は弱体化したとはいえ「きあいのタスキ」消費など丸腰にする手段が残されている以上選択の余地自体はあるのだが…。
第7世代では優秀なむし物理技「とびかかる」を習得したが、超高速・超火力で両刀のフェローチェの存在が重過ぎる上に、不遇仲間のバタフリーの「エアスラッシュ」習得で上記の差別点が潰されてしまった(特攻はこっちが上だが向こうは素早さが上で粉技がある)。しかもUSUMではフェローチェが多数の教え技を習得して攻撃範囲が広がった事で更に見劣り感が増す結果に…。

不遇入り審議枠

※現時点で該当ポケモンは無し。

まとめ

このように対戦において活躍しているポケモンの裏に隠れて活躍し難いポケモンが少なからずいる。
だが次回作での強化を期待されたり、不遇とはいえ、舐めてかかるとこちらが痛い目に遭う事もある。
不遇ポケモンに活躍できる要素を探してみる事で新たな発見があるかもしれない。

では最後に四天王の一人であるカリンズミの名言で締めくくる事にする。

カリンしゃん


つよいポケモン よわいポケモン そんなのひとのかって
 ほんとうにつよいトレーナーなら すきなポケモンで かてるように がんばるべき

ズーミン


ポケモン勝負に おいて 弱い ポケモンなど いません
弱い トレーナーが いるのみです
ポケモンの よさを 見極め こだわり 強さを 引きだしなさい

関連タグ

バトルにおいて大活躍しているポケモン達。ある意味ここの記事とは正反対。

第6世代の目玉システムメガシンカでより強力なシンカ(進化)を行えるようになったポケモン達。元々プレイヤー達に愛されていたり、元から強いポケモンが多い。
不遇から卒業したポケモン達を扱ったもの。元々はこの記事で扱っていた。
こちらはアニポケにおいて不遇な扱いを受けているポケモン達。不遇卒業はまずありえない
イメージやポケモン図鑑の設定により食用と扱われる、または扱われやすいポケモン達。
この記事で不遇と扱われているポケモン達は外伝作品で意外と活躍してたりする。特にポケダンポケモンカード等ではそれが顕著に現れている。

関連リンク

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