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不遇卒業ポケモン

ふぐうそつぎょうぽけもん

ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの対戦で、対戦面で活躍し辛い過去があったが何らかの差別化要素や補強要素を入手して、不遇扱いされなくなったポケモン達のこと。
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不遇卒業ポケモンの定義

この記事は、不遇ポケモンの記事内の『不遇から卒業したポケモン達(不遇入り保留ポケモン含む)』の項目を分割したものである。
具体的に言うと、対戦面において不遇だったり活躍し辛かった過去があったが、差別化要素・補強要素等を入手して不遇扱いされなくなったポケモン達を指す。

  1. 差別化:似たようなポケモンに性能面で劣っていたが、何らかの要素を得て差別化に成功した場合該当。
  2. 種族値改善:第2世代の特殊分離、第6世代・第7世代で行われた種族値上昇で強化された場合該当。メガシンカによる種族値上昇は該当しない。
  3. 特性強化:第3世代の特性導入、及びそれ以降の世代の特性追加(第5世代以降の隠れ特性を含む)と特性における仕様変更で強化された場合該当。メガシンカによる特性変化は該当しない。
  4. 技強化:新たに有効な技を習得したり、既存技が強化及び仕様変更を受け強化された場合該当。技の仕様変更により競合相手の技が弱体化したケース・第4世代で施された技ごとの物理特殊分離・第7世代のZワザも含む。
  5. タイプ強化:第2世代のあくはがねタイプ及び第6世代のフェアリータイプ追加による強化及び同世代のタイプ相性変更により恩恵を受けた場合該当。
  6. 道具恩恵:新しく登場した道具の恩恵を受けたり、既存の道具が有効に使えるようになった場合該当。なおメガストーンZクリスタルは該当しない(それぞれメガシンカ獲得と技強化に該当する為)。
  7. 役割確立:技や特性等の組み合わせで、役割を確立して個性を得た場合該当。第3世代のダブルバトルや第5世代のトリプルバトル等、新たな対戦環境の登場で役割を確立した場合も該当。
  8. メガシンカ獲得:第6世代の目玉システム、メガシンカ獲得により強化された場合該当。なお、この要素は現時点では仕様上第6世代で不遇卒業したポケモンにのみ該当している。
  9. 事情改善:対戦に関係する対戦面以外での不遇気味である特殊な事情が改善された場合該当。

以上9つの要素のどれか1つ以上が該当すれば、基本的に不遇卒業と扱われる。
これらの要素は不遇卒業時の要素のみ記述(後の世代で得た要素は該当しない)。
この記事では最終進化形のポケモンで不遇卒業に該当するものを卒業した世代順に記述する。
よく間違われるが以下のような理由は不遇卒業に該当せず、基本的にそれに該当するポケモンは不遇卒業ポケモンに該当しないので注意。


主な不遇卒業ポケモンの一覧


第1世代で不遇卒業

対戦環境の原点。特性もなければ道具もなく、急所率や一撃技の命中は素早さ依存、攻撃する技の分類はタイプごとに決められ、更に特攻と特防が特殊で統一されていた。第1世代故ポケモンごとの格差が激しいわりに差別点には乏しく、それ故単純に種族値によって不遇かどうか決まる事が多かった。またこの世代ではこおり状態や「はかいこうせん」の反動等一部の仕様が今では考えられない仕様になっていて、その為か特殊が低いポケモンでさえ「ふぶき」を覚えさせたり、「はかいこうせん」でトドメを刺して反動を回避するケースも多かった。また「かげぶんしん」を数回使うだけで殆ど攻撃が当たらなくなる為、第1世代後期で「かげぶんしん」+「ねむる」の戦法が横行した結果泥仕合も発生した。
タイプ相性でもエスパーノーマルこおりタイプが優遇されており(それ故ほのおくさどくかくとうドラゴンタイプは大幅に冷遇されていた)、「サイコキネシス」「きりさく」「はかいこうせん」「ふぶき」等を覚えるポケモンは比較的優位に立てていた。
なお比較する前世代がない為かこの世代で不遇卒業したポケモンは基本的にいない。唯一の例外が『ポケモンスタジアム』で特別に「なみのり」を貰ったライチュウ(原種)。
今思えば元々発売前~直後の時点ではポケモンという要素自体小さいものだと見られていたため大体が大雑把に決められてしまった感も否めない。まさかここまで大きな要素になるとは、そしてそれ故に後の世代で大幅に調整が必要になってしまうことになるとは当時のプログラマーたちにも予想できなかったであろう。

該当卒業要素:1差、4技、7役

おこたみかん様へ!




第2世代で不遇卒業

延期に延期を重ね、発売された金銀世代。前世代の反省として特殊が特攻、特防に分けられ、新たにあくはがねタイプが登場。前世代で暴れすぎたポケモンたちの弱体化や不遇だったほのおかくとうタイプ等の調整等いろいろテコ入れが施された結果、前世代のエスパーノーマルこおりタイプの3強時代は終焉した。
またこの世代で一部ポケモンの進化形も登場した。このおかげで(上記の概要通り卒業という表記ではないが)不遇ポケモンから抜け出せたポケモンも出てきた。
なおこの世代での不遇卒業の理由は主に主力技が改善されたポケモンが殆ど。また道具を持たせられるようになったのもこの世代からでガラガラ(原種)は強力な専用道具によって不遇卒業できた例外的な存在。
ちなみに多くのポケモンが主力技を改善されたにもかかわらずこの世代は主にカビゴンエアームド等の耐久重視のポケモンをサイクルで回していく戦術(通称:受けループ)が流行っており、全体的にバトルが長引きやすい傾向にあった(その為『ニンテンドウカップ2000』のとある試合では実際に時間切れが発生したり、当時ポケモンのコーナーがあった任天堂提供の番組『64マリオスタジアム』では決着がつかなかった試合が発生した程)。
これが原因かどうかは不明だが、第3世代以降大会のルールがダブルバトル固定になったり、高火力な技が更に増えた結果、後の世代で技の火力のインフレに発展する等の強い影響を与えた。
なお長期戦が懸念されていた『ニンテンドウカップ2000』の決勝戦では、その不安を吹っ飛ばすかの如く残り1体のヘラクロスが「きあいのハチマキ」+「きしかいせい」で3タテを決め、奇跡の大逆転を果たした

該当卒業要素:2種、4技、5タ

カイリキーの クロスチョップ!


該当卒業要素:1差、2種、4技、6道

Marowak


該当卒業要素:1差、4技

ゴルダック


    • 第1世代ではスターミーラプラスと言った強力なみずタイプのポケモンが多く自身は種族値・技共に中途半端で決定的な差別点が皆無で実質的に見劣りしていた。『ポケモンスタジアム2』でとある条件を満たせば「ドわすれ」を覚えたコダックを入手する事が可能であり、同じみずタイプで「ドわすれ」が使えるヤドランとは習得技等の面で負けているものの、素早さではヤドランより高くある程度の相手に先制で積む事が出来る為一応の差別点は手にした。ただし「ドわすれ」コダックの入手条件が相当厳しく、急所に当たりやすい技を使う相手にはどうしようもない為不遇卒業とは言い難い。続く第2世代で特攻が15上昇し、「サイコキネシス」「クロスチョップ(習得はクリスタルから)」を習得したものの平凡な種族値故に火力はそこそこ。だが当時みずタイプで唯一の「クロスチョップ」使いでありその他みずタイプとの明瞭な差別点を得た。「いやなおと」や「じこあんじ」等でお膳立てした後で「クロスチョップ」を繰り出す事で当時の環境の頂点に君臨しているカビゴンを突破する事も出来るようになり不遇卒業。その後第3世代で特性「ノーてんき」を獲得。「ノーてんき」はゴルダックの貴重な差別点となり、天候パーティを台無しにする役割を確立した。第5世代では天候を展開する特性持ちのポケモンが増えた事により「ノーてんき」の重要性も増した他、隠れ特性で「すいすい」を獲得し、雨パのポケモンとしても活躍出来るようになった。USUMでは「みずびたし」「シンプルビーム」「じこあんじ」が揃った唯一の個性を活用し、「ブレイジングソウルビート」型のジャラランガの強力な相方として活躍出来るように。
  • ファイヤー
該当卒業要素:4技、5タ

新年の夜明け


    • 第1世代出身の伝説の鳥ポケモン。当初はほのおタイプ自体が物凄く不遇な上、覚えられるまともなほのお技が「だいもんじ」と「ほのおのうず」程度であり、更に覚えるまともなひこう技も2ターン技故に扱い辛い「ゴッドバード」と「そらをとぶ」という有様。その為同タイプで「じしん」等のサブウェポンをそれなりに持っていたリザードンに加え、三鳥でもフリーザーサンダーと比較すると不遇気味だった。更にこの世代はこおりタイプの技はほのおタイプに対して等倍であり、当時猛威を奮っていた「ふぶき」の餌食になっていた。だが第2世代でタイプの追加および相性の修正がかかりほのおタイプの需要が拡大しただけでなく、「にほんばれ」の習得で当時の特殊最大火力を手にする事ができた。更に後期のクリスタルではようやく普通に扱えるタイプ一致技の「かえんほうしゃ」を教え技及びレベルアップ(当時はレベルアップを使って習得するには『ポケモンスタジアム金銀』の技思い出しを使う必要があったが)で習得し無事不遇卒業と相成った。その後も「もえつきる」等を習得し、着々と強化されて現在に至る。
  • ベトベトン(原種)
該当卒業要素:1差、2種、4技、5タ

ベトォ・・・・!




第3世代で不遇卒業

前作との互換が切れ、わざマシン等で覚える技やきのみ等の道具が一部変更され、世界観の一部がリセットされた世代。
この世代で特性が初登場。新たな差別化の要素になり、不遇卒業できたポケモンも多い。道具も一部を除いて変更され現在までほぼ同じ道具が一貫している。また前述の通りダブルバトルが導入されたのもこの世代であり、このルールで独自の道を歩み始めたポケモンも少なくない。同じくこの世代で努力値の仕様変更も施され、その結果不遇入りとなったポケモンも出てきた。
なおこの世代はレベル50制限のルールにより、カイリューバンギラスが使用不能になってしまう。
この世代出身のポケモンはタイプ通りの火力を出すために両刀気質なポケモンばかりで(この時点でもまだ技の分類がタイプ依存だったため)低耐久、もっと悪い場合はかつ鈍足な種族値に設定されたものが多い。後に第4世代で分類の仕様変更が起きたため無駄配分なポケモンが多く出る事に…。
ちなみにRS初期の大会ではグラードンカイオーガが普通に使用可能であった。特性による天候変化が永続的に続いていた(第6世代以降は特性による天候変化が5ターンまでに弱体化した)事も影響し、当時の大会では参加者の殆どがカイオーガを中心とした雨パを使用していた。

該当卒業要素:3特、4技、7役

ウインディの しんそく!


    • 第1世代ではほのおタイプが冬の時代であり、更に自身は攻撃が110、特殊が80で当時特殊依存だったほのお技も上手く扱えなかった上に他のほのおタイプが覚える「ほのおのうず」を覚えず戦術面でも大きく後れを取っていた。続く第2世代では特攻が20上昇し、当時固有技だった「しんそく」(この時はまだ優先度は+1)を習得するもそれ以外の有用点がなく、ガラガラ(原種)のせいで活躍の場すらない始末。だが第3世代で「いかく」を獲得し、「てだすけ」や「オーバーヒート」など有用な技も追加され、更にメタグロスの登場により需要も拡大した。特にダブルバトルでは「いかく」が非常に有用で、「いかく」が効かないメタグロスをほのお技で仕留められるポケモンという固有の役割を持てるようになった。ただしこの世代では一致技以外が振るわなかった為サポートがメイン。そして第4世代以降怒濤の強化ラッシュが始まり現在ではすっかりダブルバトルの最メジャーポケモンの地位にいる。
  • ジュゴン
該当卒業要素:1差、4技、7役

ジュゴン


該当卒業要素:1差、3特、4技、7役

ハリーセン


該当卒業要素:3特、4技、7役

マタドガスの のろい!


該当卒業要素:1差、3特、4技、7役

腹太鼓型の存在で圧力をかけるマリルリ




第4世代で不遇卒業

この世代でようやく技の分類がタイプに依存しなくなる。その為以前は高い攻撃を持ちながらもタイプ一致技が特殊で使えなかったポケモンが不遇卒業と相成ったケースも多い(逆も然り)。特に全体的に攻撃>特攻の種族値が多かったあくタイプのポケモンがこのケースに多く該当している。
それに伴いどのタイプ(岩タイプ除く)にも物理も特殊も平均以上の威力の技が作られたが、そういった技の習得を施されずに不遇入りとなったケースもわずかに出てきた。
更に「きあいのタスキ」「こだわりスカーフ」「いのちのたま」等現環境でも多く使われる持ち物が多数登場し、この世代で登場した道具の恩恵を受けて不遇卒業と相成ったケースも出てきた。
またゴウカザルガブリアスといった絶妙な種族値を持つポケモンが出始め、対戦環境がより激化。その他これまで登場したポケモンに新たな進化形態が出るなど、不遇入りや卒業が激しい世代でもあり、ある意味ポケモンバトルのターボニングポイントともいえる世代となった。
更にWi-Fiでは初期から、ワイヤレスではHGSSからフラットルールが導入された事で、カイリューバンギラスが再びバトルに出られるようになり、カイリューは同世代で施された様々な強化も相成り不遇卒業を果たした。
この世代では上記の通り絶妙な種族値を持つポケモンや複合タイプに目をつぶれるほど強力な特性を持つポケモンが多く出た他、これまでの世代で出てきたポケモンの新たなる進化形が追加された事で(上記の概要通り卒業という表記ではないが)不遇ポケモンから抜け出せたポケモンも多い。しかしこの既存のポケモンに一気に進化形を増やすというやり方が古参のプレイヤーからの反感を多く招いたのか、これ以降約1匹を除いて既存ポケモンの進化形が出ていない。
ちなみに「トリックルーム」が登場したのもこの世代からで、2007年に行われた『ポケモンリーグDP2007全国大会中学生以上リーグ』の決勝戦ではレベル1のドーブル「トリックルーム」下で活躍し、レベル1戦術が生み出された。

該当卒業要素:4技、6道、7役

アブソル


    • 第3世代で登場したが、攻撃が物凄く高いのにあくタイプの技が全て特殊技扱いだったことに加え、特攻が低く覚えるあく技も「かみつく」の60が最高威力。不一致技は色々覚えるがどれもこれも特殊技で、耐久も低く素早さも半端。使いどころが殆どなかったが、第4世代で漸くあくタイプの物理技の登場、物理のサブウェポンの拡充、更には耐久を補う「きあいのタスキ」の登場で『読み戦術特化のポケモン』として名を馳せるようになった。第6世代ではメガシンカも獲得。攻撃だけでなく特攻も大幅に強化されたことで宝の持ち腐れであった特殊技を存分に使うことができるようになった他、「はたきおとす」の強化も嬉しい。USUMでは「じごくづき」を習得し火力が更に上がった。
  • エンテイ
該当卒業要素:1差、4技

エンテイ


    • 第2世代出身の伝説のポケモン。登場当初から『ほのおタイプなのに何故か攻撃の方が高い』『ろくに有用な技を覚えない』『同世代伝説の他の2匹が優秀で同じほのおタイプから見ても見劣りする』という散々な扱いで、ブースター同様ウインディに見劣りしていたが、第4世代後期に配布限定で「フレアドライブ」「しんそく」を手に入れ不遇卒業。ウインディとは対ほのおへの「ストーンエッジ」で差別化可能。続く第5世代では自身の特性「プレッシャー」を活かした戦術が評価され、そして第6世代で遂に「せいなるほのお」を習得。自身の高い攻撃を活かせるだけでなく追加効果も非常に優秀で、ほのお単タイプではトップクラスの実力を手に入れた。USUMでは「じだんだ」を習得。
  • カイリュー
該当卒業要素:1差、4技、6道、7役、9事

カイリュー


    • 第1世代からいるドラゴンタイプの600族ポケモン。攻撃は高いがろくな一致技を覚えず、特攻も悪くないが当時特殊扱いだったドラゴン技は有効なものが少なく、せいぜい「でんじは」からの「まきつく」or「つのドリル」位しかまともな戦術が無かった(これらの戦術も第2世代以降では仕様変更で意味をなさなくなる)。しかも第1世代では当時ぶっ壊れ性能だった「ふぶき」のせいで活躍の場さえ無かった。更に第3世代で同タイプで素早さの高いボーマンダが登場し、自身は何と55進化が災いして公式出禁扱いまで受ける始末。だが第4世代で物理ドラゴン技が登場したのに加え、HGSSで公式大会出場も叶った。更に「しんそく」も再び習得可能になりボーマンダとの明瞭な差別化も果たし、高い攻撃も活きるようになり不遇卒業と相成った。同世代で登場した「こだわりスカーフ」の登場も大きい。そして第5世代では強力な隠れ特性「マルチスケイル」を獲得し、「しんそく」の強化もあり先制攻撃持ちに強くなり一気に当時の環境のトップメタへとのし上がった。更に同世代で「ぼうふう」も習得。第7世代ではVC版の第1世代を介す事により、「マルチスケイル」と第3世代以降使用不可能になった「つのドリル」の両立も可能になった(ただしレーティングでは使用不可能)。
  • カイロス
該当卒業要素:1差、3特、4技、7役

カイロスのはさむ


該当卒業要素:1差、3特、4技

太陽神光臨!


    • 以前は鈍足低耐久のくさタイプでこれといった芸当も無く不遇だったが、特性「サンパワー」獲得で晴れ状態限定で特攻が上昇し、高威力の「ソーラービーム」を毎ターン放てるように。鈍足は同じく第4世代で初登場した「トリックルーム」でカバー可能。後の世代で「サンパワー」持ちは増えているが、教え技で習得可能な「だいちのちから」で差別化が可能。
  • グラエナ
該当卒業要素:1差、3特、4技、6道、7役

グラエナのバークアウト!


該当卒業要素:4技、7役

グランブルッ!


    • 第2世代では同期のリングマや当時の環境で多く使われていたカビゴンといった強力な鈍足物理ノーマルアタッカーの影に隠れていて不遇だった(この2匹との差別点は強いて言うなら当時物理技だった「ヘドロばくだん」程度)。第3世代で特性「いかく」を獲得し差別化に成功したが、同タイプで素早いケンタロス等強力な「いかく」持ちが多い為不遇卒業とは言い難かった。しかし第4世代で「トリックルーム」が登場し、鈍足の「いかく」持ちアタッカーとしての役割を確立。更に同世代では「かみくだく」が物理化したのも大きい。そして第6世代でフェアリータイプへのタイプ変更が施された。フェアリータイプで唯一の「じしん」持ちというアイデンティティを得て、フェアリータイプが苦手などくタイプはがねタイプを相手に返り討ちに出来るようになった。
  • シザリガー
該当卒業要素:1差、4技

ならずもの


    • 第3世代ではあくタイプの技が全て特殊技扱いで高い攻撃が活かす事が出来ず、同じ特性であるみずタイプ単体で弱点が少ないキングラーやより素早いサメハダーに見劣りがちだった。しかし第4世代で物理特殊分化により「クラブハンマー」「かみくだく」等が物理技に変更され、更にHGSSでは「りゅうのまい」も習得。物理アタッカーとしての適性を高める事に成功した上キングラーやサメハダーとの差別化も果たした。そして第5世代では隠れ特性で「てきおうりょく」を獲得し、タイプ一致の物理技の強化が施された。続く第6世代では「アクアジェット」「つじぎり」の習得と「はたきおとす」と「クラブハンマー」の強化が施され、「ばかぢから」「りゅうのまい」との両立も可能に。
  • ノクタス
該当卒業要素:4技

Noctus Nocturne


該当卒業要素:1差、3特、4技、7役

Parasect


    • 第1世代から当時猛威を振るっていた「きりさく」と命中100で扱える催眠技「キノコのほうし」を覚えているが、弱点多数と鈍足が祟り「きりさく」を使った所で急所に然程当たらない有様。更に「キノコのほうし」を使う前に落ちる事が多く、催眠使いとしてはより素早いゲンガールージュラに見劣りしていて不遇気味だった。第2世代では「きりさく」の仕様変更により前世代よりも急所に当たりにくくなった上、より素早い「キノコのほうし」使いのドーブルが現れ見劣りに拍車をかけてしまう。更に第3世代ではキノガッサの登場により攻撃面においても見劣りになった上、まともなタイプ一致物理技も無い…と以前にも増して悲惨な状況に立たされた。しかし第4世代で「トリックルーム」の登場で「トリックルーム」下で運用する「キノコのほうし」使いという役割を得たのに加え、まともな威力のタイプ一致物理技「シザークロス」「タネばくだん(習得はHGSSから)」の習得や、新特性の「かんそうはだ」の獲得で雨パに強い催眠使いとして扱えるようになりキノガッサ等との差別化を果たし不遇卒業と相成った。一方第5世代以降では新たなライバルとしてモロバレルマシェードが登場したものの、後の世代で習得した「やどりぎのタネ」や「ワイドガード」で十分差別化は出来ている。
  • ライボルト
該当卒業要素:1差、4技

【一日一体ポケモンお絵描き】 ライボルト


    • サンダースを小さくしたような能力で技バリエーションも微妙、特性も「せいでんき」は他と被り「ひらいしん」は技を無効化できないせいで使い勝手が悪い…といいところが少なかったが、この世代で「かえんほうしゃ」「オーバーヒート」を習得し、でんきタイプでほのお特殊技を放てる数少ない存在として差別化に成功。他にも習得者はいたが、素の状態でガブリアスに先手を取れることは大きい。続く第5世代では特性「ひらいしん」にでんき無効かつ特攻1段階上昇の効果が付与され大幅強化を果たし、更に第6世代ではメガシンカも獲得した。


第5世代で不遇卒業

新たな要素である隠れ特性の登場、連続技の強化、「からをやぶる」や「ちょうのまい」等のチート級の積み技、「いたずらごころ」等のチート級の特性の登場といったように過去の世代出身のポケモンが全体的に大幅に強化された他、新たにトリプルバトルも導入された。
しかしこの世代から新規のポケモンの性能のインフレラインが大幅に上がり、不遇ポケモンとそうでないポケモンとの性能の差が大きく開くことに。また、新規ポケモンの中にも技や種族値の配分に難が生じてそのまま不遇入りになったりと、いよいよ不遇ポケモンという要素が強くなってきた頃でもある。
この世代はポケモン以外にも既存の技や特性の多くが強化及び弱体化された世代でもあリ、「がんじょう」の強化や「だいばくはつ」の弱体化等が施された。「がんじょう」の強化に伴い、レベル1戦術が対策必須レベルになる程の戦術になるまでになった。
またこの世代でニョロトノに「あめふらし」、キュウコン(原種)に「ひでり」が隠れ特性で解禁され、カバルドンバンギラスユキノオー等と合わせて天候パが対戦で蔓延してしまった。
更に進化前のポケモンが持つと耐久が上がる「しんかのきせき」の登場により第2世代で収まった筈の受けループ戦術がぶり返してしまった(しかもこの道具のせいで違う点での差別化を余儀なくされたり進化前にすら劣る不遇へと転落したポケモンも出てしまう)。その上当時のWi-Fi対戦の仕様上切断が多発しまくっていた事もあり、色々な意味で賛否両論の激しい世代となった(後に切断の問題を除きこれがまともに見える程の環境を迎える事になるのだが…)。
余談だがこの世代でとある技の仕様上、ペラップが使用不能になってしまう。

該当卒業要素:1差、3特、7役

エビワラー


該当卒業要素:3特

すりすり


該当卒業要素:1差、3特

『ポケモンカード』オニゴーリ


該当卒業要素:3特、4技

ギギギアル(再)


    • 優秀な固有技の「ギアソーサー」「ギアチェンジ」を習得しているものの、BW当初は物理技のサブウェポンがいささか貧相気味で「いわくだき」程度しかなく、特性「プラス」「マイナス」もダブルバトルでないと効果を発揮せずシングルバトルでは実質無意味(しかも発動した所で攻撃を活かせない有様)だった。だがBW2で「ワイルドボルト」を習得し物理技によるある程度の弱点補完が可能になり、隠れ特性「クリアボディ」も獲得し使いやすくなった。第6世代以降はフェアリータイプの登場で「ギアソーサー」で弱点を突ける相手が増えた。更に「じばそうさ」「アシストギア(習得は第7世代から)」の習得で特性「プラス」「マイナス」の採用価値も上昇。第7世代では「いわくだき」をZワザとして使う事により、サブウェポンとして活用出来るようになった。
  • ゴローニャ(原種)
該当卒業要素:3特

ゴローニャの逆襲 -超ふきとばし-


    • 第1世代からサイドン及びその進化形のドサイドンの存在で肩身が狭かった。一応第4世代で「ふいうち(習得はプラチナとHGSS限定)」に加え「イバンのみ」の登場でドサイドン等同タイプの競合相手との差別化自体は果たせたが、同世代で登場した「くさむすび」のせいで「きあいのタスキ」無しでは一撃で崩れる事も多く活躍し辛かった。だが第5世代で「がんじょう」の仕様変更により「きあいのタスキ」が要らなくなった事で「だいばくはつ」での同士討ち以外にも様々な動きができるように。「ふいうち」との相性も抜群(ただし現在はレーティングでは使用不可能)。第6世代では攻撃が10上昇し、相性のいい「じゃくてんほけん」も登場した。
  • サンドパン(原種)
該当卒業要素:1差、3特、4技

すながくれ


    • 第1世代では急所発生率がほぼ100%の「きりさく」に加え、「つるぎのまい」で攻撃力を上昇出来る唯一のじめんタイプとして差別化出来ていた。だが第2世代でガラガラ(原種)と立場が逆転した挙句、「きりさく」も仕様変更を受けて急所発生率がダウンの影響もありじめん単タイプ最弱にまで転落してしまい不遇入りしてしまう。だが第5世代で隠れ特性「すなかき」を獲得。同世代で習得した「じならし」と組み合わせて鈍足をある程度カバー出来るようになった。同特性のドリュウズとは耐性面と第6世代で強化された「はたきおとす」で差別化可能。
  • パチリス
該当卒業要素:3特、4技

パチリス! Follow Me!


該当卒業要素:1差、4技、6道、7役

ポケモン干支(巳)


    • 高い攻撃と特攻を持ち合わせているもののデビュー当初から高火力タイプ一致攻撃技が無い事が災いし、習得技・特性・種族値の面に加え「へびにらみ」が使える同タイプのアーボックに見劣りがちだった。だが第5世代で「いのちがけ」を習得し「こだわりスカーフ」を「すりかえ」で押し付けてから「いのちがけ」を使うコンボを確立し不遇卒業。更に同じく第5世代で追加された隠れ特性「すりぬけ」が第6世代で「みがわり」を貫通するようになった事により、「みがわり」を使うポケモンにも上記のコンボが使えるように。第7世代で登場したアローララッタが上記のコンボを使えるようになったものの、タイプ・特性・役割で差別化が出来ているので問題無し。また、同世代で「つるぎのまい」を習得。
  • パルシェン
該当卒業要素:3特、4技、6道、7役

パルシェンがからをやぶった!


    • 元々強さの浮き沈みが激しく、第1世代当初は当時最強の防御力を持っていたが、当時脅威の性能を誇ったフリーザールージュラ等の存在が重く、こおりタイプでもあまり使われなかった。第2世代で特殊分離による特防が40ダウンした影響もあり一旦底辺に落ちるものの、クリスタルで「まきびし」習得によりライコウとの組み合わせで一転強力なポケモンとなる。しかし第3世代で努力値の仕様変更により耐久が一気に削られ再び最底辺まで転落。第4世代でも特性「スキルリンク」の獲得以外に大した強化がなされず、当時は「スキルリンク」を習得技の都合上と当時の仕様上活用し辛かった。しかし第5世代で「つららばり」の威力強化と「ロックブラスト」の命中率上昇、そしてチート級の積み技「からをやぶる」を習得。第4世代で獲得した特性「スキルリンク」のおかげで実質威力125の攻撃をぶつけられるだけでなく「きあいのタスキ」持ちや「がんじょう」持ちやミミッキュに対して1発攻撃した後で4発の追撃も可能に。更に同世代で「ハイドロポンプ」も習得した他、隠れ特性の「ぼうじん」も第6世代で強化された。USUMでは「アクアブレイク」を習得しみず物理技が強化された。
  • バルビート
該当卒業要素:1差、3特

【RS企画】バルビート


該当卒業要素:1差、3特、4技、7役

海の底からコンニチハ


    • 攻撃・特攻が高く鈍足という使いどころが難しい能力で分岐進化であるサクラビスだけでなく様々なみずタイプの競合相手に対して見劣り感が強かったが、第5世代で「からをやぶる」習得。「てっぺき」や「かげぶんしん」と合わせて「バトンタッチ」ができる。サクラビスとの競合が気になるが、そのまま殴った場合に攻撃上昇が無駄にならないことと「ふいうち」があるのが差別化ポイント。隠れ特性で「みずのベール」を手に入れたことで相手の「おにび」にも強く出られる。ORASでは「とぐろをまく」を習得。
  • マグカルゴ
該当卒業要素:1差、3特、4技、7役

バトルしようぜ!


    • 第4世代までは防御こそ高いがHPもそれほど高くない上に弱点面の関係上耐久面が総合的に脆く、積み技や回復技こそあれど鈍足故積む暇もなく倒されてしまいがちで、更に第4世代ではこの時デビューしたヒードランの劣化になりがちだった。しかし第5世代で「からをやぶる」を習得し隠れ特性で「くだけるよろい」を得たことで高速アタッカーとしてヒードランとの差別化に成功。タイプ的にウルガモスほのお・ひこう複合組に滅法強い。耐久やサポートとしても第5世代に「クリアスモッグ」、第6世代で「おにび」の命中率上昇という強化を受けた。そして第7世代では隠れ特性「くだけるよろい」の強化に加え、HPと特攻がそれぞれ10ずつ上昇した。
  • メガニウム
該当卒業要素:1差、4技、7役

お菓子時間


    • ジョウト地方のくさタイプ御三家。第2世代では当時環境のトップに立っていたガラガラ(原種)の攻撃を安定して受けられるだけでなく、当時の耐久型ポケモンに対しても優位に立てられるポケモンとして独自のくさタイプとしての地位を得ていたが、第3世代以降の環境変化で一気に弱体化を受け御三家最弱の地位にまで転落してしまい不遇入りしてしまう。「カウンター」や「げんしのちから」等の独自の技を覚えられるとはいえ攻撃・耐久・サポートのどれをとっても中途半端。おまけに「ねむりごな」等のくさタイプの大半が覚える補助技を覚えない。だが第5世代で「いやしのはどう」と「くさのちかい」を獲得し、ダブルバトルで湿原状態を展開して相手の素早さを下げつつ相方のHPを回復する役割を得た。この2つの技を組み合わせられるのはメガニウムだけであり、その他くさタイプのポケモンとの差別化を果たしている。その他第5世代では「ドラゴンテール」の獲得で耐久型の相手にも戦えるようになった他、「マジックコート」の強化も施されて「アンコール」や「ちょうはつ」を使う相手にも強くなった。第7世代ではまひ状態の弱体化により、湿原状態が相対的に強化されたのも嬉しい。
  • メタモン
該当卒業要素:3特、7役、9事

メタxメタ


    • 能力が低く「へんしん」しか覚えられない代わりに多くのポケモンとタマゴを作れる事から、専ら孵化要員として見られ戦闘用のポケモンとはみなされていなかったが、隠れ特性「かわりもの」獲得により最高の斥候役及びギャンブル性と爆発力のあるロマンポケモンになり、積み型のポケモンに対してのメタとして活躍。第6世代以降ではメガシンカしたポケモンにもなれる。
  • レパルダス
該当卒業要素:1差、3特、6道、7役

【ポケ】BW2イラスト企画


    • デビュー当初は両刀気質な種族値持ちだが技範囲が狭いのがネックで扱い辛さが拭えず、多くのあくタイプや特性「かるわざ」持ちで耐久に優れるフワライドに劣りがちだった。しかしBW2で強力な隠れ特性「いたずらごころ」を獲得し、「ねこのて」と組み合わせる事であらゆる形で嵌めを狙う凶悪戦法が生み出され対策必須と言われるまでになった。「こうこうのしっぽ」を持たせて「そらをとぶ」を出す事で先制で発動し後攻の攻撃までの間無傷でいられる戦術や、「ふきとばし」を繰り返して無傷のまま時間切れを狙う戦術が特に蔓延した。これらの戦術のせいで当時の環境で切断が多く発生し、流石に問題視されたのか第6世代で「ねこのて」の仕様変更によりこれらの戦術の多くが使えなくなり弱体化。それでもなお「いたずらごころ」+「ねこのて」の戦術自体は今も健在。


第6世代で不遇卒業

新たな要素としてメガシンカが登場見事恩恵を受けられたポケモンは念願の不遇卒業へと相成った。
その他の要素として、過去の世代出身のポケモンの種族値の上方修正、中~高威力の特殊技の威力低下、新たなタイプとしてフェアリータイプが追加等。その他急所ランク+3で確定急所、これまでのシリーズで教え技化し、多くのポケモンが覚えたものの使い勝手の悪さ故埋もれていた「はたきおとす」が大幅強化される等ややピンポイント気味な強化もされたりした。
そしてペラップもようやく「おしゃべり」の仕様変更が施され、様々な強化を得て対戦に舞い戻り不遇卒業を果たした。
以上のように確かに様々な調整が入って不遇卒業出来たポケモンは多い。しかしこの世代では不遇だろうがマイナーだろうが環境に適応したポケモン以外は活躍し難い環境となってしまっていた。一番の問題としてメガガルーラがルール問わず暴れまくったことは勿論の事、特性により「ブレイブバード」を先制で放てるファイアローによりひこうタイプが弱点のポケモン及び低耐久のポケモンが動かしにくい事等も重なり、その結果自分の好きなポケモンが活躍できないという声で溢れる事となった。そしてその決定的な証拠として『WCS2015世界大会』ではベスト5のトレーナーの手持ちがほぼ丸被り(メガガルーラ霊獣ランドロスは全員手持ちに入っている)するという異例の事態となった。
これらの事もあり、この世代は第1世代と並ぶ、あるいはそれ以上のポケモン対戦史上最悪の暗黒期という意見が少なからず出る世代となり、新要素であるメガシンカが賛否両論(リンク先参照の事)になった原因ともなった(ただこの時点でハードは既にアップデートで環境の調整が可能な3DSであり、他のオンライン向けの任天堂のゲームがこまめに調整している中でポケモンだけがそういった調整をしなかった為、意図的にこういった環境を作っていると考えている人もいる)。この結果、第4世代の既存ポケの進化ラッシュと同様に第7世代で新たなメガシンカが追加される事は無かった。新要素であるZワザをピックアップさせる目的もあったのだろうが、どうしてこうも不遇脱出への要素が絶たれるのか…。

該当卒業要素:3特、4技、6道、7役

ケンホロウ


該当卒業要素:1差、7役、8メ

メガジュペッタ


    • デビュー当初の第3世代では当時物理技だった「シャドーボール」を最高威力で扱えるポケモンとして名を馳せていたが、第4世代の物理特殊分離の影響で「シャドーボール」が特殊化されてしまいメインウェポンが弱体化されてしまう(一応「シャドークロー」の習得はあったものの技の威力で「シャドーボール」に負けている)。続く第5世代では隠れ特性の「のろわれボディ」を獲得したものの、紙耐久のジュペッタでは特性を発動する前にやられてしまう事も多く強化点にはならず。更にこの世代でゴルーグゴーストタイプ最高の物理攻撃力の座を奪われてしまい不遇に拍車をかける結果に。しかし第6世代でメガシンカを獲得し大幅に強化。「いたずらごころ」と「みちづれ」のコンボが出来る唯一のポケモンとして差別化に成功した。第7世代ではメガシンカ時のターンでも「いたずらごころ」の効果が発動するようになっただけでなく「みちづれ」の調整により、みちづれ状態を半永久的に永続させられる唯一の存在にもなった。
  • スピアー
該当卒業要素:5タ、8メ

メガスピアー


    • 序盤虫タイプ故第1世代から長い間不遇ポケモンとして扱われていたが、ORASで例外的な種族値調整による超攻撃特化のメガシンカを獲得。耐久面は不安であるもののこれを補う程の圧倒的火力を得た。第6世代のフェアリータイプ登場によりどくタイプの地位が向上したのも追い風。第7世代ではメガシンカ時のターンの素早さも改善。
  • チリーン
該当卒業要素:1差、4技、7役

チリーン


    • 当初から同タイプでかつ同特性のクレセリアや攻撃技で被るサーナイト等に劣りがちだった。一応第5世代で「アシストパワー」を習得したが、同タイプだけでもサーナイトやエーフィといった強力なライバルに使い勝手の面で負けている。しかし第6世代で「なかまづくり」を習得し、味方ポケモンに「ふゆう」を与えたり敵ポケモンの強力な特性を無力化する芸当を確立し不遇卒業となった。「スキルスワップ」と違い何度も相手を無力化出来るのがプラスポイント。また同世代で「コスモパワー」も習得し、「じこさいせい」を交える事で「アシストパワー」の火力が底上げしやすくなった。そして第7世代ではHPと防御と特防がそれぞれ10ずつ上昇し、USUMでは「ほろびのうた」と「トリックガード」も習得。度重なる強化のおかげでクレセリア等との更なる差別化を果たした。
  • ピジョット
該当卒業要素:1差、2種、3特、8メ

メガピジョット


該当卒業要素:1差、3特、5タ

きっとあの子はナナシマに


    • 第1世代からいるファンシー系ポケモンだが同期のピクシーラッキーの存在が大変重く、能力や技等様々な面で完敗状態だった。しかも第5世代で隠れ特性「フレンドガード」と「しんかのきせき」を用いたピッピプリンが登場し進化前にすら完敗という屈辱を味わったが、第6世代でタイプにフェアリーが追加、特攻の10上昇、特性「かちき」の追加と「おみとおし」の仕様変更により差別化に成功。現在は主にダブルバトルで活躍中。
  • ペラップ
該当卒業要素:4技、9事

/バーン\


    • 第4世代では同期のムクホークトゲキッスの存在が重く不遇がちな上、第5世代では「おしゃべり」の仕様によりWi-fi対戦への出場すら叶わなかった。しかし第6世代で「おしゃべり」の仕様変更により出場可能になった他、ノーリスクで威力140のタイプ一致技の「ばくおんぱ」の習得、専用技の「おしゃべり」に「こんらん」100%の優秀な追加効果が付き、音の技が「みがわり」を貫通するようになる等、様々な強化が施され、ようやく普通に戦えるようになった。ORASでは対はがねタイプとして有効な「ねっぷう」と前述の「ばくおんぱ」の両立も可能に。
  • ラフレシアキレイハナ
該当卒業要素:1差、2種、4技、5タ、7役

キレイハナとラフレシア


    • デビュー当初から第5世代までの間、同タイプのライバルとの差別点が少なく不遇がちだった。一応どちらも第3世代で「ようりょくそ」を得て若干の強化が施されたが、その他多くのくさタイプのポケモンも同じ特性を得た為差別化にはならず。更にラフレシアに至っては第5世代でフシギバナが隠れ特性で「ようりょくそ」を得てしまい、見劣りに拍車をかけてしまう。しかし第6世代で「マジカルシャイン」「ムーンフォース(習得はORASから)」を習得して差別化が可能になり、ドラゴンタイプ等のポケモンに対して一矢報いる事が出来るようになった他、ラフレシアは特攻が10、キレイハナは防御が10上昇した。そしてキレイハナはそして第7世代で優秀な積み技「ちょうのまい」を習得し明瞭な差別化を果たした。なお同タイプの「ちょうのまい」使いであるドレディアとは技範囲の広さで差別化可能。USUMではどちらも「ちからをすいとる」を習得し、物理アタッカーに対して優位に戦えるようになった。


第7世代で不遇卒業

Zワザの登場により多くのポケモンが技の問題を解決する事になった。この結果、不遇要素として主力技不足が該当する不遇ポケモンは大幅に減少した。
なおこの世代でもいくつかのポケモンに種族値の上方修正が行われたが、前世代が+10だけという強化にしては(素早さ以外)微妙すぎるものだったため、上昇数値は10~40となった。
その他クイタランが「オーバーヒート」を習得したり、「パワージェム」がまともな岩特殊アタッカーに配られたりと、幾分かポケモンや技のモチーフより性能を優先するようになった。
またこの世代で状態異常こんらん状態の仕様変更が施され、不遇卒業を果たしたポケモン逆に不遇入りしたポケモンも出てきた。
更にこの世代でトリプルバトルが廃止になり、活躍の場が失われたポケモンも出ている。
その他、SM時代は未解禁のメガストーンを少しずつ配布したり、追加の作品で全く新種のポケモンが追加される等の試みも行われた。
当然と言っては当然なのだが、メガガルーラやファイアロー等、前世代で強すぎたポケモンはかなり弱体化され、メガシンカの問題点の一つであった上位のポケモンに採用率が固まるということは少なくなったり、ファイアローに縛られていたポケモンが動きやすくなった(と言うより弱体化に伴い環境からファイアローが消えたことで対策する必要がほぼなくなった)。一方でファイアローが縛っていたポケモンの中には止めるのが全体的に難しいポケモンも含まれていた事から下記の先制技が縛られやすくなったこともあってかえって動き辛くなったという声も…。
更にチート級の特性を持つミミッキュカプ神等の環境蔓延による圧倒的フェアリー環境、先制技が縛られやすくなった環境への変化に伴い加速した素早さのインフレ等、まだまだ問題も多め。
果たして今世代及び今後はどのような対戦環境となるのか…。

該当卒業要素:3特、4技、6道、7役

クイタラン


    • デビュー当初の第5世代はアンバランスな種族値配分により使い辛く不遇がちだったが、第7世代で「フレアドライブ」と「オーバーヒート」、優秀な専用技の「ほのおのムチ」を習得。更に「フィラのみ」等の性格次第で混乱する可能性があるきのみの強化で「くいしんぼう」型が強化され、耐久が大幅に改善された(これにより第6世代以降習得可能な「ゲップ」とのシナジーが抜群に)。また「しろいけむり」により「いかく」や「キングシールド」に左右されない唯一の物理ほのおタイプのアタッカーとしても使えるように。USUMでは「じだんだ」を習得し、攻撃範囲が更に広がった。
  • スワンナ
該当卒業要素:1差、4技

スワンナ


    • 当初は同タイプにギャラドスマンタインといった強力なライバルの存在が大きい上、通常特性がどちらも扱い辛く、種族値も中途半端、おまけに強力なみず技に恵まれない状況で不遇だった。しかしBW2で隠れ特性「うるおいボディ」を獲得して「ぼうふう」等と合わせて雨パでの活躍が見込めるようになり同タイプのライバルとの差別化に成功し、同世代の教え技である「おいかぜ」を展開した後で「がむしゃら」で相手のHPを減らす芸当も出来るようになり一旦は不遇卒業を果たした。しかし第6世代で「するどいめ」が強化こそあったものの、天候そのものが弱体化した影響で「うるおいボディ」の使用価値が暴落し再度不遇入り。続く第7世代ではZワザの導入で「ダイビング」をZワザにする事でみず技の使い勝手が改善し主力技不足の問題が解消されたが、同タイプのペリッパーが「あめふらし」を獲得してしまい見劣りに拍車をかけてしまった。そしてUSUMで「アクアジェット」「アクアブレイク」を習得し、ようやく安定したみず物理技を得た。「アクアブレイク」こそ同タイプではマンタインやペリッパーが覚えるものの、「アクアジェット」は同タイプではスワンナだけであり決定的な差別点を手にした。
  • ドードリオ
該当卒業要素:1差、2種、3特、4技

ドードリオ


該当卒業要素:1差、4技

ミノマダム


該当卒業要素:1差、3特、4技、6道

三猿ッキー


該当卒業要素:1差、2種、4技、7役

ヨルノズク


    • 第2世代から第3世代までは高い特殊耐久と「さいみんじゅつ」等の補助技が扱える鳥ポケモンとしてそれなりに活躍は出来ていたが、第4世代で同じ高特殊耐久飛行タイプでより優れた種族値を持つトゲキッスの登場で、飛び抜けた長所と言うべき要素の無さが露呈。種族値や有用な技の相対的不足による主力技不足、世代ごとの睡眠状態の仕様変化に振り回される「ふみん」の有用性の不安定さ等の問題に直面し一旦不遇入りとなる。更に第5世代ではトゲキッスと同じく高特殊耐久飛行タイプのバルジーナの登場で更に見劣り気味になってしまった。一応同世代では隠れ特性の「いろめがね」を得た事で差別化自体は果たしている。そして第7世代で特攻の10上昇に加え「ムーンフォース」「ぼうふう(習得はUSUMから)」の習得で火力不足を大きく改善し不遇卒業。特に「ぼうふう」はメガヤンマも凌ぐ特殊ひこう技の火力となった。確実に「ぼうふう」を命中可能なメガピジョットペリッパーとは「いろめがね」で受け出しさせ難い点で差別化が出来ている。命中に関しては一度きりだがZワザで必中化させたり、雨パで運用する事で補える。
  • ラランテス
該当卒業要素:1差、4技、7役

花とラランテス


    • 専用技「ソーラーブレード」に加えくさタイプとしては珍しいサブウェポンを持ってはいるものの、デビュー当初は似たような性能を持つくさタイプの物理アタッカーの競合相手に加え、特性「あまのじゃく」持ちでも同タイプのジャローダの存在が重く不遇気味だった。しかしUSUMで「ばかぢから」を習得し、「あまのじゃく」と組み合わせる事でダメージを与えつつ攻撃と防御を上げる事が可能になり、はがねタイプに有効な打点を与えられるくさタイプとしての役割を得た他、「ばかぢから」に加え「リーフストーム」「きゅうけつ」と併用する事で両刀アタッカーとしての道も得てアマージョ等その他くさタイプの競合相手との差別化も果たした。現在は主にダブルバトルで活躍中。
  • ルナトーンソルロック
該当卒業要素:1差、2種、4技

月と太陽


    • 第6世代まではどちらも一定の役割こそあったものの、低種族値と弱点の多さが原因で扱い辛さが拭えなかった。しかし第7世代でどちらもHPが20上昇し、ルナトーンは「サイコショック」「パワージェム」、ソルロックは「フレアドライブ」を習得。ルナトーンは新たな競合相手にウツロイドが登場したものの、「だいちのちから」「れいとうビーム」等のサブウェポンや特性等で差別化は可能。一方のソルロックは「おにび」と合わせて物理受けがよりしやすくなった。


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親記事。元々はこの記事に不遇卒業ポケモンも掲載していたが、記事の軽量化の為分割。

こちらは不遇卒業はまず考えられない
こちらも不遇卒業はまず考えられない
ここに該当するポケモンの中で、ごく稀にここに当てはまってしまったケースもある。

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