基礎データ
全国図鑑 | No.0841 |
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ガラル図鑑 | No.206 |
パルデア図鑑 | No.109 |
ローマ字表記 | Appryu |
分類 | りんごばねポケモン |
タイプ | くさ/ドラゴン |
高さ | 0.3m |
重さ | 1.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | じゅくせい/くいしんぼう/はりきり(隠れ特性) |
タマゴグループ | しょくぶつ/ドラゴン |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | アップリュー | apple(英語でリンゴ)+竜 |
英語・イタリア語・スペイン語 | Flapple | flap(はためく)+apple(リンゴ) |
ドイツ語 | Drapfel | Drache(竜)+Apfel(リンゴ) |
フランス語 | Pomdrapi | pomme d'Api(赤いりんご)+dragon(ドラゴン) |
韓国語 | 애프룡 | apple(英語でリンゴ)+룡(龍) |
中国語(簡体字) | 苹裹龙 | 苹果(リンゴ)+裹(裏)+龙(龍) |
中国語(繁体字) | 蘋裹龍 | 蘋果(リンゴ)+裹(裏)+龍 |
進化
→アップリュー(すっぱいりんごを使う)
→カミッチュ(みついりりんごを使う) → カミツオロチ(ドラゴンエールを覚えた状態でレベルアップ)
概要
本体が大きく成長したタルップルに対して、こちらは本体が小さいままな代わりにリンゴの皮を翼にして空へと舞い上がった(ひこうタイプではないし特性ふゆうでもないけど)。
このリンゴの皮を閉じることでトランスフォーマーの如くリンゴ型に擬態できる。
何となく、サザエさんのOPに似ていなくもない。
一応ドラゴンタイプの最終進化形ポケモン……なのだが、たかさ0.3m、おもさ1.0kgという超軽量級ドラゴン。
本体も他の進化系と比べるとシャープなフォルムで、どこかアトラル・カやヨッシーを彷彿とさせる顔立ちをしている。
酸っぱいりんごを食べ進化した影響で、分泌する体液は酸味を帯びるどころか、何と強酸性と化し、命中した相手に火傷を負わせる程の威力を持つ。
普段膨らんでいる頬袋にも、この液体が溜められており、外敵目掛けて噴射する事で身を守る。
タルップルは背中の皮が可食部となっていたが、こちらはとても人間が食べられるところはなさそうである。
総じて劇物といってよい体液だが、何故か壊れた皮を補修できる作用もあり、歴戦の勇士はこの影響で全体的にりんご部分が粘土色(つまり茶色っぽい色)になるらしい。
色違いはグリーンアップルよろしく全身が緑色に染まる。元々未熟のりんごをモチーフにしたポケモンの為、こちらの方が設定的には近いかもしれない。
ゲーム上の性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 110 | 80 | 95 | 60 | 70 | 485 |
攻撃・特攻の値が高いが、物理技の豊富さと隠れ特性はりきりの存在から物理アタッカーに向いている。命中低下を無視できるダイマックスとの親和性も良好。
メインウェポンはげきりん及び専用技Gのちから。ドラゴンダイブやタネマシンガンも覚えるが、はりきりドラゴンダイブは命中率が60%しかないため要注意。
ちなみに、Gのちからにはじゅうりょく状態下では威力が1.5倍になる隠し効果がある。はりきりの命中不安も補えるためじゅうりょくとの相性は極めて良いといえる(特性はりきり且つじゅうりょく状態で放つと、命中率は100×0.8×1.67=133%となる)。しかし、じゅうりょく自体が天候やフィールドほど使い勝手が良くないのが悲しいところ。
サブウェポンとしてアクロバットやとんぼがえり、ふいうちなどを覚える。
もちろん高い特攻も無駄ではなく、りゅうせいぐんやエアスラッシュで奇襲をかけられる。
ダイジェット用にそらをとぶの習得も検討される事がある。
進化前の名残でまるくなるからのころがるも使えるが、防御技で積むならてっぺきを習得させた方が良い(更にボディプレスを覚えられれば良いのだが、これを習得できるのは相方の方である)。
欠点は、弱点が多い割に微妙な素早さ。特にこおりタイプには4倍で弱点を突かれてしまうので、先制できる相手は見極める必要がある。ただ、りゅうのまいやダイジェットを使えばこの半端な素早さを補いつつ火力も上げることが可能であり、相性は非常に良い。
これでも、カジッチュ系統の中では一番素早さが高い。
ちなみに、ヘビーボンバーを習得できる。しかし前述の通り体重は1.0kgしかなく、まずアップリューより軽いポケモンを探す方が難しい。ましてや大ダメージを与えるなんて以ての外であり、体重0.4kgのポットデス相手に最大火力が出せないほどに悲惨。
習得できるポケモンの中では現状最もヘビーボンバーを使いこなせないポケモンと言える。基本的にはネタにしかならないが、一応現時点ではアップリューが習得できる唯一のはがねタイプの攻撃技であり、ダイマックスしてダイスチルを使うなどの作戦を考えるならこれを覚えさせるしかない。
なお設定の割に、酸を使う技はlv4で覚える『アシッドボム』のみ。しかもリンゴから作られる酸性の液体を吐く技を覚えるのは何故かタルップルの方である……一応、キョダイマックスすれば酸がモチーフとなったと思われるわざが使える。
第9世代
第9世代ではくさわけ、つばめがえし、リーフストームを習得した。特につばめがえしは必中であるため、特性と噛み合っている。
また、新要素「テラスタル」によって、4倍弱点を消せるのは勿論、テラバーストで狭い技範囲をカバーしやすくなる他、ドラゴンテラスタイプになることで、安定した高威力のドラゴン技を放てる。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
- 新無印131話
- 最後にソニアが見上げてるあたりのシーンで観客席にいる。
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- ハッサクのアップリュー
余談
モチーフはエデンの園でアダムとイブを唆し、禁断の果実を食わせた蛇、或いはギリシャ神話において、黄金のリンゴを守護すると言われているラードーンだと思われる。(前者の蛇についてはあるポケモンのフォルムチェンジもモチーフの一つとして考察されている。)
関連イラスト
関連タグ
0840.カジッチュ→0841.アップリュー(キョダイマックスアップリュー)→0842.タルップル(キョダイマックスタルップル)
同複合タイプ