データ
概要
ポケモンSVより登場した特性。
現時点ではセビエ系統のみとなっている。
セグレイブはこの特性のおかげで物理アタッカーの弱点である「おにび」を無力化でき、「じしん」で反撃することで沈ませられる。
ただし、「おにび」のような変化技の場合は火傷は無効化できるが攻撃力は上がらない。また、火傷効果はあるが炎技ではない攻撃技の場合は火傷は無効化できるがダメージはしっかり食らい尚且つ攻撃力アップは発動しない。どうやら炎技のダメージを受ける事が攻撃力アップの条件であるらしい。
更にもらいびと違いあくまで無効にできるのはやけどのみで、攻撃技のダメージは普通に通るのは注意。現状唯一の所持者であるセグレイブは相性上はほのおは等倍なものの幸い耐久が高いので一発はだいたい耐えてくれるが、素早さが微妙に物足りないため受け出しで特性発動を狙ってもそのまま殴り倒されることもあり得るので慎重な運用が求められる。
ただし、高耐久天然持ちの炎ワニだけはせっかく上がった攻撃力を無力化されるので注意(もらいびは「炎技の威力1.5倍」という効果のためてんねんでも無効化は不可能なのだが)。
やけど状態のデメリットを減らして攻撃力を上げられる、という点ではこんじょうとよく似た性質だが、あちらはやけどそのものは無効化できない代わりに攻撃力上昇をてんねんに邪魔されず、こちらはやけどそのものを無効化し攻撃力も上げられるがてんねんに無効化される、といった違いがある。
ちなみに似たような特性としてあくタイプの技で攻撃が上昇するせいぎのこころが存在する。
しかしほのおタイプには連続攻撃技が無い為所謂『エルテラ』や『叩きパ』と呼ばれるダブルバトル(&トリプルバトル)の戦術を真似する事はできない。
元ネタはディメトロドン、スピノサウルスなど背鰭の生えた古生物の「背鰭を体温調節に使っていた説」と思われる。ちなみに大体の種類で体温調節説は否定されている。
またセグレイブの元ネタの一つとされることもあるゴジラは「シン・ゴジラ」にて背鰭が放熱器官であることが言及されていたりする。
関連タグ
じょうききかん…ねつこうかんと同じく炎タイプの技を受けると発動する特性。
もらいび こんがりボディ…炎タイプの技を受けると発動する特性。こちらはねつこうかんと違いダメージを無効にする事ができる。