基礎データ
全国図鑑 | No.0996 |
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ローマ字表記 | Sebie |
分類 | こおりビレポケモン |
タイプ | ドラゴン/こおり |
高さ | 0.5m |
体重 | 17.0kg |
性別 | 50%♂・50%♀ |
特性 | ねつこうかん |
隠れ特性 | アイスボディ |
タマゴグループ | ドラゴン/こうぶつ |
おとしもの | セビエのウロコ |
地方図鑑
パルデア図鑑 | No.388 |
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各言語版での名称
英語 | Frigibax |
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スペイン語・イタリア語 | 〃 |
ドイツ語 | Frospino |
フランス語 | Frigodo |
韓国語 | 드니차 |
中国語(簡体字) | 凉脊龙 |
中国語(繁体字) | 涼脊龍 |
進化
セビエ → セゴール(レベル35) → セグレイブ(レベル54)
概要
ポケットモンスター 第9世代『スカーレット・バイオレット』から登場するポケモン。
タイプはキュレム以来となるドラゴン・こおりの複合で、一般ポケモンで初の獲得となった。
分類名の通り、背中に氷の背びれを生やす灰色の恐竜じみた姿をしている。
寒冷地に住む生き物らしく凹凸の少ないシルエットで、幼体らしく頭の比率が大きいこともあり、そのフォルムはどことなくゆるキャラ然としている。
両腕には長い黄色のヒラヒラした部位が垂れているが、これは退化した羽根であり、より大きく色鮮やかな羽根を持つ個体ほどヒエラルキーが高く、セビエ同士の喧嘩でもそれで優劣を決めている。
背びれは外部の熱を取り込んで氷エネルギーに変換する機能があり、それを用いて普段生息している密林や岩場にある自身の巣穴を、冷蔵庫のように冷却して住みやすくしている。
きょとんと目を見開いた普段の顔はちょっぴり間抜けで愛嬌があるが、公式イラストや戦闘時に見られる相手を睨みつける迫真の表情は600族ドラゴンの片鱗を僅かに窺わせる。
カチコールとは仲が悪いらしく、出くわすとケンカになる模様。
一見するとスピノサウルスを思わせるが吻部が短く、最終進化のセグレイブの特徴からコンカヴェナトルがモチーフの有力候補とされる。なお、コンカヴェナトルと同じ科に分類される恐竜では、幼体が見つかっているものもいる(スキピオニクス)ため、そちらとの関連も考えられる。
名前の由来は「背」+「冷え」、ぞっとするという意味の慣用句「背筋が冷える」と思われる。
色違い
色違いはやや青っぽくなる。
ゲーム上の特徴
600族の幼体だけあり、出現エリアは終盤にあたる北側に集中している。
雪の積もっているエリアか、その近辺の洞窟内で稀に見かけることができる。
ナッペ山の洞窟と雪が積もったエリアほぼ全域に分布しているが、遭遇率は低くランダムエンカウントで出会うのはやや大変。
ランダムエンカウントでの最低出現レベルが34と高めであり、多くの場合既にパーティが固まってきた旅の後半に出会うのもあって、その姿やタイプから強くなりそうだと察しはついても旅パ入りは見送ったというトレーナーも少なくない。
序盤から旅に連れて行くのはどうしても難しい……かと思いきや、実はナッペ山北東部に当たる北1番エリアの雪が積もったなだらかな坂道に固定シンボルが1匹うろついていて、この個体のみなんとレベル25。
いることをあらかじめ知ってさえいればジムバッジ1個時点で迎えに行けてしまう。
無論周辺のポケモンは普通に強い(レベル50前後)ため逃走用のゴーストポケモンを連れて行くなど工夫が必要にはなるが、物語の早い段階から一緒に旅ができる手段があるのは嬉しいことである。
ドロップできる『セビエのウロコ』は、わざマシンマシンで「アイススピナー」、「げきりん」、「りゅうせいぐん」のわざマシンを作成するのに必要な素材となる。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
65 | 75 | 45 | 35 | 45 | 55 | 320 |
まだ能力は高くないものの、配分バランスは悪くなく既に攻撃力がまずまずある。
セゴールへの進化は35と遅めではあるが、前作の同ポジションだったドラメシヤがレベル50でやっとドロンチになることを考えれば現実的なペースで育成に臨めると言える。
レベル32で高威力のドラゴンクローを自力習得できるほか、カラフシティでものまねハーブを購入すれば適当に捕まえた野生のパルシェン(シェルダーを進化させるでも可)からタマゴ技のつららばりを教えてもらえるので、中盤時点で火力も十分に発揮できるようになる。
番外作品
ポケモンカードゲーム
『スカーレット&バイオレット 拡張パック スノーハザード』から登場したたねポケモンのカード。
ポケモンGO
「Pokémon GO Fest 2023」でアンロック目標を達成した事により、2023年9月10日(日)のイベント「ウルトラアンロック:パルデア」で他パルデア御三家や序盤ポケと共に実装が決定。他パルデアポケにも言える話だが、前シリーズ初登場の600族のドラパルト系統を差し置いての実装にプレイヤーを驚かせた。
歴代600族進化前同様のレア枠であり、低出現率になっている。ドラゴン、こおりタイプという事もあり出現率が上がる天候が強風と雪なのが難点。初実装時から10キロ卵でも実装された点は幸いか。
上記の通り低出現率自体は普通に予想されておりその点は問題なかったのだが、イベントピックアップ出現かつ今までになかった最新作の先行登場という事情の為にイベント期間中に入手できなければ今後の入手はしばらく困難である事が予測された。また進化後のセグレイブ自体が人気であり、GOでも使える性能だった事もあり元々のレア枠も合わせ需要が高さに拍車をかけていた。
こうした需要の高さと低出現率による供給不足が影響し、セビエ難民が続出。中々セビエが出現しない為に「セビエは幻のポケモン」と言われることもしばしばあった。幸いイベント終了後も出現は継続し、その後強風など出現率が上がる天候も続いたためか次第にセビエ難民は解消されていった。
アニメ版
アニポケ・第8シリーズ
46話~『テラスタルデビュー編』のOP「Will」で初登場。
- 第60話『はじめての雪! ホッホッゲー!!』
ナッペ山に生息する野生で本編初登場。雪を被ってセビエにそっくりになったロイのホゲータの後ろから現れてカチコールの攻撃を受けて喧嘩に発展。周りを吹雪かせる事態となり、ホゲータやドットのウェルカモすら止められなかったが、リコのテブリムに物理的に鎮められた。
ロイが迷子になったホゲータを捜していた際には雪を被ったセビエをホゲータと見間違えたりしていた。
ロイとホゲータが再会した後、クマシュンと共にオレンのみを食べていたが、カチコールがやって来たのを見て喧嘩になりツンベアーにも気づかれると危惧したロイにマフラーをかけられ枝を刺された事でカチコールの目を誤魔化す事に成功する。
関連イラスト
セビエの人
pixivでは通称「セビエの人」こと六島氏がセビエのイラストを上げている。
関連タグ
図鑑番号順
0995.テツノイバラ→0996.セビエ→0997.セゴール
600族・初期形態
同複合タイプ
関連ポケモン等・グループタグ
その他