概要
ポケモンカードにおける進化していないポケモンの名称。
フシギダネ、フシギソウ、フシギバナはいずれもポケモン図鑑の分類では「たねポケモン」であるが、当然それとは異なり、ポケモンカードでの分類において「たねポケモン」にあたるのはフシギダネのみであり、フシギソウは1進化ポケモン、フシギバナは2進化ポケモンである。
しかし「進化していないポケモン」というのは、飽くまで「ポケモンカードでの分類」という点には注意が必要となる。
例えば「ひかるギャラドス」という赤いギャラドスのカードと「ひかるコイキング」というこれまた金色のコイキングのカードが存在するが、ゲームでは色違いのポケモンが進化するとそのポケモンも色違いとなることから、「ひかるギャラドス」とは「ひかるコイキング」から進化させるポケモンだと思うかもしれない。
だが、実際は「ひかるギャラドス」はポケモンカードにおいては進化を経ない「たねポケモン」である。
このような性質は新裏に移行してからのジムリーダーなどトレーナーの所有する、ゲームでは進化が必要なポケモン等にも見られる。
進化前として発見されたベイビィポケモンも特殊なルールを除けばたねポケモンであるが、この上に「たねポケモンのカード」を重ねて進化をさせることができる。
例えばピチューの上にはピカチュウを重ねて「進化」させる事ができるが、この場合のピカチュウは進化しているため「1進化ポケモン」として扱われることとなる。
ちなみに、バルキーはサワムラー、エビワラーの進化前として登場し、その2体と共に分岐進化先であるカポエラーはたねポケモンとして収録されていた。
また、オムナイトやプテラ、アノプスはゲームではいずれも進化していないポケモンであるが、カードゲームではこれらの化石ポケモンが「化石から進化させるポケモン」という特徴が与えられていた時期がある。