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エビワラー

えびわらー

エビワラーとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクラター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

ずかんNo.107
英語名Hitmonchan
ぶんるいパンチポケモン
タイプかくとう
たかさ1.4m
おもさ50.2kg
とくせいするどいめ / てつのこぶし /せいしんりょく(隠れ特性)


進化

インファイト!


     ┌→ サワムラー(Lv.20のとき攻>防)
バルキー ┼→ カポエラー(Lv.20のとき攻=防)
     └→ エビワラー(Lv.20のとき攻<防)

概要

『ポケットモンスター』(第1世代)に登場したポケモン。
ボクサーをモデルにした細身の人型で、両手はボクシンググローブで覆われている。
初代のグラフィックは、拳をものすごく強調した特徴的なもので、見ようによっては甲羅を背負っているようにも見える。

世界チャンピオンを目指していたプロボクサーの魂が宿っていると言われており、繰り出されるパンチのスピードは新幹線より早く、空気を切り裂き、かすっただけでも火傷する程。
日々のシャドーボクシングにも余念がなく、一見何もしていない様に見えても、見えない程のスピードでパンチを出しまくっている模様。

加えて、どんな種類のパンチでもひねりながら撃ち込む事で威力を高める技術を持ち、その破壊力はコンクリートの壁をドリル状に穿ち粉砕する。
不屈の精神で絶対にへこたれないが、何故か3分間戦うと一休みしたくなる独自の習性を持っている。

初代ではサワムラーとの選択でどちらかしか手に入れることができなかった。

名前の由来は、実在の元フライ級世界チャンピオン海老原博幸(えびはら ひろゆき)。
そのためか、エビワラーの「おもさ」もフライ級に相当する。

エビワラーvsサワムラー


対のサワムラーと描かれることが多い。

ゲーム上の特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ
50105793535→110(金銀から)76


初代は無進化だったが、第2世代で進化前のバルキーが追加された。進化する時「ぼうぎょ」が「こうげき」より高いとエビワラーに進化する。

パラメーター的には攻撃・特防が優れている以外はやや平均的。
ぼうぎょ・とくぼうはそれなりだがHPが極端に低いため、耐久には難がある。
対のサワムラーと比べると、物理耐久では勝っている分攻撃と素早さでは劣っている。しかし、物理耐久で勝っているといっても両者とも元々かなりの紙耐久であることには変わりないためそこまで耐久力に差があるわけでもない。

この耐久で「攻撃<防御」という進化条件ははどう見ても圧倒的攻撃力を持つサワムラー(攻撃>防御)、攻守共に安定したカポエラー(攻撃=防御)の残りを押し付けられたようにしか見えないのが悲しいところ。実際防御はカポエラーの方が上である。
また、この進化条件のせいで実戦で使うには防御に無駄に努力値を振る必要があり、一度リセットする必要がある。

特性「てつのこぶし」を利用して、ボクサーらしく各種パンチ技を使い戦うことが基本スタイル……のように見えるが、パラメーター的にずば抜けておらず、強化したパンチ技も決定力に欠ける。
実際強化された「スカイアッパー」より「インファイト」の方が威力が高い
さらに追い討ちをかけるように世代を経るごとに行われている三色パンチ(「ほのおのパンチ」・「かみなりパンチ」・「れいとうパンチ」)の安売りや、バルキー族で唯一ふいうちを覚えない(ふいうちの英名はSucker Punchとパンチ技にされている。英語圏の方々が特性てつのこぶしで強化されると誤解することを避けて覚えなかったのだろう)、この特性だけなら他に優秀な使い手が存在するなど、周りの強化に呑み込まれている。
挙句の果てにまともに使えるかくとう技最高威力がパンチどころかキックだったり……ちなみにこれは第2世代から続いている。きあいパンチ」がもう少し使い勝手がよければ。
……とまあざっと挙げるだけでも冷遇ぶりが目立つ。ボクサーだけにエビワラーの明日はどっちだ

こんな具合に、性能面ではあまりパッとしないが、しんくうは」と「バレットパンチ」をレベルアップで覚えられることから、遺伝要員としてはかなり重要な存在だったりする。
対戦で使うよりもこちらでお世話になっているという方も多いだろう。

対戦での歴史

初代で登場した時は、かくとうタイプであるにもかかわらず、かくとうタイプの技を自力で習得できなかった。
その代わり、初代から「ほのおのパンチ」・「かみなりパンチ」・「れいとうパンチ」を覚え、多様な弱点を突くことができた……のだが、当時は全て特殊技。特殊が僅か35しかないエビワラーでまともに活用することは難しかった。
その上、まともな攻撃技は「じごくぐるま」しかなかったため、対をなす存在のサワムラーと比べられて、ハズレのポケモンとされた。

第2世代になって、初めてかくとうタイプの技のマッハパンチを自力習得できるようになった。
が、それ以外の技は上述の三色パンチ同様微妙だったため、他のかくとうタイプに比べて肩身が狭かった。まともな一致技は遺伝技の「とびひざげり」しかない始末。

第3世代になってやっとスカイアッパー、リベンジ、ビルドアップといったまともな技を習得可能になったが、今度はバシャーモキノガッサチャーレムといった強力なポケモンの影に埋もれてしまった。

第4世代で火力が高く扱いやすいインファイトを習得できる様になった。
さらに特性「てつのこぶし」を習得し、三色パンチが物理技に変更されるなど、若干強化された……が、これらもチャーレムに劣るという始末。「インファイト」はチャーレムに真似できないが。
さらに、当時はどういうわけか「ドレインパンチ」が「てつのこぶし」対象外だった。いや、パンチいうてますやん。
なお、第4世代はかくとう技の最大威力が「とびひざげり」でなかった唯一の世代である。

第5世代では「ドレインパンチ」が威力75に上がり、ようやく「てつのこぶし」の適用範囲に加わったはいいが、根性+高耐久のローブシン、一致悪技で止まりにくいズルズキン、第4世代以前からいたポケモンでも格闘耐性+高特殊耐久のエルレイド、水無効+雨で回復のドクロッグ(ドレインパンチの習得は第5世代から)などのライバルが次から次へと台頭し、再び埋もれていく事態に。
一方、同じく不遇だったサワムラーは特性「すてみ」で強化される「とびひざげり」の威力が130に上がったり、隠れ特性の「かるわざ」+ジュエル「ねこだまし」で高速アタッカーに変貌したりとそれなりに活躍し始めたという……
同世代で獲得した隠れ特性は「せいしんりょく」。一応ダブル以上ではそれなりに活用できる特性ではあるが、同特性持ちには素早さが上のコジョンドがおりやはり立場は厳しい。
それでも安定技の「インファイト」と素早さの低さを逆手に取って「トリックルーム」と合わせるという形でなら差別化は利く方である。一応「せいしんりょく」+「ねこだまし」では最もすばやさが低い。

続く第6世代・第7世代ではかくとうタイプ全体が弱体化し、を除き仲良く冬の時代に突入。
ダブルでの活躍も(一時期ではあるが)サワムラーに取られてしまった。
一方、初代リメイクであるLPLEでは3色パンチを初代シナリオで初めてまともな威力で放つことができるため、外れ扱いどころか旅のお供として十二分に活躍できるようになった。カンナやワタルも何のそのである。

第8世代では「せいしんりょく」+「ねこだまし」+「インファイト」が遂にコジョンドに取られてしまった。まだ「すばやさ」の低さでは勝っているが……
一方でダイマックスアドベンチャーにて特性「てつのこぶし」で3色パンチ+「グロウパンチ」という分かりやすい攻撃役として登場し、弱点を突きやすく便利なポケモンとして重宝されている。対のサワムラーと協力することであのジガルデを殲滅させることも可能。カポエラーとの差別化点はほのお技、でんき技を覚える点。

ポケモンGOにおけるエビワラー

サービス開始当初から登場しているが、出現率が低く、性能的にも優れた点が無い(現在はトレーナーバトルの実装に伴い、色々な技を習得できる器用万能さが幾分再評価されてはいる)ため特に活躍はないポケモンであった。
しかしGOロケット団の登場からしばらくしてシャドウエビワラーが出るようになったので遭遇・入手の機会が増えた。

バルキーからの進化条件は本編と異なり「ぼうぎょ」の個体値が最も高いときのみ。同値の場合ランダムとなる。バルキー実装前はサワムラー共々タマゴから直接孵っていた

なお、一時期GOロケット団のかくとう使いがエビワラーしか使ってこない時期があり、上記の多種多様な技が何を使ってくるか分からない恐怖となってトレーナーに襲いかかってきたことがあった。
現在では修正されている(エビワラー以外のかくとうポケモンも出るようになった)が、それでもしたっぱの時折手持ちに加わることがあり、その度にプレイヤーたちを戦々恐々させている。エビワラーがここ最近の作品で最も目立っている瞬間と言ってよいだろう。

アニメや漫画におけるエビワラー

基本的にゲームと同じくらい不遇である。

初めてアニポケに登場したP-1グランプリ回では順調にカードを進めながらもロケット団による鳥もちで動けなくされたところをライバルのジャイアント高田のサワムラーにフルボッコにされて敗退、アノキの改心とオコリザルの活躍の引き立て役にされてしまった。

ギエピーではエビフライにされたのは最早伝説。
他のエピソードでは、別個体がサワムラーとの格闘技対決を行うはずだったのが、サワムラーが減量失敗して激太りしてしまったため計量チェックを逃れるためにサワムラーのバックにいたロケット団、およびロケット団に買収されたピッピの手で自身もまた激太りさせられる羽目に。
結局格闘技対決だったはずが、百貫デブ同士の相撲対決になってしまった。

ポケスペではシバのポケモンとして登場したが、手足両方伸びるサワムラーと比べればいかんせん地味。クリスに使われているのが救いか。

また、基本的にメディアミックス作品で男主人公がサワムラーとの二択を尋ねられる場合ほぼ100%サワムラーの方が選ばれるのもその原因。やはり攻撃力が高いからだろうか?
サトシORIGINレッドもサワムラーを選んでいる。
ただし新無印ではゴウがサワムラーとの二択でエビワラーを連れて帰っている(しかも道場にたくさんいたことが判明)。

しかし、金銀が発売される前に小学雑誌に掲載されていた、メスのプリンとオスのピカチュウ・ゼニガメが旅をする派生漫画作品「ポケモンみらくるワールド」ではメスのエビワラーが登場している。ピカチュウがプリンをからかうことに同じメス同士として見過ごせず、プリンに味方し彼女からお姉様と呼ばれた。

二次創作におけるエビワラー

下半身にスカートのような衣服を着ているために、パンチラされるイラストが描かれる事が多い。それどころか原作のゲームには♀の性別が存在しないため、性転換したエビワラーのイラストも稀に見かける。パンチに一文字加えただけなのも何かの因果か。

センシティブな作品


かわいいと思うかは人次第である

ポケモンGOでは野生で遭遇するか、上記のシャドウエビワラーゲットチャンスのときにジャンプすることがあり、スカートのような衣服の中が一瞬だが見えることがあるどういうことなの・・・

また、初代(赤・緑)のグラフィックが遠近法によって謎の生き物のように見えたため、ネット上ではどこぞのヤシの木コウモリとは違うベクトルでよくネタにされている。

えびわらさん



主な使用ポケモントレーナー

シバ / 四天王(カントー)or四天王(ジョウト)

関連イラスト

エビワラーのメガトンパンチ

 

ボクシング観戦


インファイト!



関連タグ

ポケモン一覧 かくとうタイプ
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