基礎データ
全国図鑑 | No.0107 |
---|---|
カントー図鑑 | No.107 |
ジョウト図鑑 | No.145 |
ガラル図鑑 | No.109 |
ブルーベリー図鑑 | No.094 |
ローマ字表記 | Ebiwalar |
ぶんるい | パンチポケモン |
タイプ | かくとう |
たかさ | 1.4m |
おもさ | 50.2kg |
せいべつ | 100%♂ |
特性 | するどいめ/てつのこぶし(第4世代から)/せいしんりょく(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひとがた |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | エビワラー | 海老原博幸 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Hitmonchan | hit(打撃)+monster(モンスター)+Jackie Chan(ジャッキー・チェン) |
ドイツ語 | Nockchan | knock(英語で殴る)+Jackie Chan(ジャッキー・チェン) |
フランス語 | Tygnon | Mike Tyson(マイク・タイソン) |
韓国語 | 홍수몬 | 홍수환(洪秀煥)+monster(英語でモンスター) |
中国語(簡体字・繁体字) | 快拳郎 | 快拳(素早いパンチ)+郎 |
中国語(大陸・台湾) | 艾比郎 | エビワラー+郎 |
中国語(香港) | 比華拉 | エビワラー |
ヒンズー語 | हिटमोंचेन | 英語名の音写 |
ロシア語 | Хитмончан | 英語名の音写 |
タイ語 | เอบิวาลาร์ | 日本語名の音写 |
進化
┌→ サワムラー(Lv.20のとき攻>防)
└→ エビワラー(Lv.20のとき攻<防)
概要
初登場は初代。
ボクサーをモデルにした、細身で人型のポケモン。
両手はボクシンググローブで覆われている。
世界チャンピオンを目指していたプロボクサーの魂が宿っていると言われており、繰り出されるパンチのスピードは新幹線より早く、空気を切り裂き、かすっただけでも火傷する程。日々のシャドーボクシングにも余念がなく、一見何もしていない様に見えても、見えない程のスピードでパンチを出しまくっている模様。スカーレットの図鑑説明によると具体的な数値は時速500キロ(リニアモーターカーに匹敵する)。
加えて、どんな種類のパンチでもひねりながら撃ち込む事で威力を高める技術を持ち、その破壊力はコンクリートの壁をドリル状に穿ち粉砕する。
不屈の精神で絶対にへこたれないが、何故か3分間戦うと一休みしたくなる独自の習性を持っている。
名前の由来は、実在の元フライ級世界チャンピオンの海老原博幸(えびはら ひろゆき)。そのためか、エビワラーの「おもさ」もフライ級に相当する。
対のサワムラーと描かれることが多い。
初代(赤・緑)のグラフィックは、拳をものすごく強調した特徴的なもので、見ようによっては甲羅を背負っているようにも見える。また、謎の生き物のようにも見えたため、ネット上ではどこぞのヤシの木やコウモリとは違うベクトルでよくネタにされている。
ポケモンGOでは野生で遭遇するか、上記のシャドウエビワラーゲットチャンスのときにジャンプすることがあり、スカートのような衣服の中が一瞬だが見えることがある。どういうことなの・・・
ゲーム上の特徴
基本的にはバルキーを進化させて入手する必要がある。
一般的には物理アタッカー型での育成が主になるにもかかわらず進化条件がLv20の時点で攻撃<防御となっており、『陽気/意地っ張り C抜け5V』のような個体でエビワラーへ進化させる場合はどう頑張っても防御に努力値を振る必要が出るため、地味に面倒くさい。特に、努力値下げ木の実がカツカツのプレイヤーはこの時点で二の足を踏むことになるだろう。
具体的には、意地っ張りかつ攻撃・防御ともにVの個体ならLv20時点で防御が攻撃を上回るために必要な努力値は56振りが必要になるので、防御に振らない場合はタポルのみが6個必要になる。陽気個体であれば16振りでよい他、3値と性格補正による実数値への加算はレベルが大きくなるほど大きくなるので、Lv50まで進化を我慢すればそれぞれ44振りと4振りで良くなる。上手く調整して可能な限りアイテム類を節約するとよいだろう。
また、サンムーン以降では初めに攻撃Vや意地っ張りを粘らず、防御の方が高い個体を普通に進化させてからぎんのおうかんやミントを使って攻撃力を底上げするのも有効。
特に、それらのアイテムがすべて店売りで使用のハードルが低いスカーレット・バイオレットではこちらの方法の方がだいぶ楽だろう。
カントー地方を舞台とした作品では、ヤマブキシティの格闘道場においてサワムラーと2択で貰う事ができる。
また、ポケモンスタジアム2のジムリーダーのしろを制覇した景品としても貰う事が可能。
ピカブイでは、チャンピオンロード2Fに出現するようになっており、意外な事にこれが野生個体の初出現。
剣盾 ではワイルドエリアの「砂塵の窪地」(シールド限定)、SVでは藍の円盤においてブルーベリー学園のキャニオンエリアの洞窟内に出現する。
シバ以外は全員クリア後。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1世代 | 50 | 105 | 79 | 35 | ※ | 76 | 345 |
第2世代から | 50 | 105 | 79 | 35 | 110 | 76 | 455 |
比較 | |||||||
サワムラー | 50 | 120 | 53 | 35 | 110 | 87 | 455 |
カポエラー | 50 | 95 | 95 | 35 | 110 | 70 | 455 |
※第2世代以前の特攻・特防は特殊に纏められていた。
種族値は攻撃・特防に優れている。
しかしその一方で防御・素早さは並、HPは異常に低く紙。中速低耐久となっている。
対のサワムラーと比べると、物理耐久では勝っている分攻撃と素早さでは劣っている。
しかし、耐久指数1万を切っているか切っていないか程度の差であるため、結局のところ五十歩百歩レベルであり勝ってもあまり嬉しくはない。
ちなみに、攻撃<防御と言う進化条件を与えられてはいるものの、物理耐久指数はカポエラーの方が上である。
特性「てつのこぶし」を利用して、ボクサーらしく各種パンチ技を使い戦うことが基本スタイル……のように見えるが、パラメーター的にずば抜けておらず、強化したパンチ技も決定力に欠ける。実際強化された「スカイアッパー」より「インファイト」の方が威力が高い。
三色パンチ(「ほのおのパンチ」・「かみなりパンチ」・「れいとうパンチ」)の安売りや、バルキー族で唯一ふいうちを覚えない(ふいうちの英名はSucker Punchとパンチ技にされている。英語圏の方々が特性てつのこぶしで強化されると誤解することを避けて覚えなかったのだろう)、この特性だけなら他にローブシンやゴロンダといった優秀な使い手が存在するなど、周りの強化に呑み込まれている。
なお、パンチポケモンだが「コメットパンチ」は第9世代現在になっても一度も習得できた事はない。
挙句の果てにまともに使えるかくとう技最高威力がパンチどころかキックだったり……
ちなみにこれは第2世代から続いている。「きあいパンチ」がもう少し使い勝手がよければ。
……とまあざっと挙げるだけでも冷遇ぶりが目立つ。
ボクサーだけにエビワラーの明日はどっちだ。
こんな具合に、性能面ではあまりパッとしないが、「しんくうは」と「バレットパンチ」をレベルアップで覚えられることから、遺伝要員としてはかなり重要な存在だったりする。対戦で使うよりもこちらでお世話になっているという方も多いだろう。
そんなエビワラーの歴史だが……まあ、わかりやすく不遇一直線である。
初代出身でありながらまともに対戦に関する内容がまとめられていない辺り察して欲しい。
初代
初代ではかくとうタイプであるにもかかわらず、かくとうタイプの技を自力で習得できなかった。
その代わり、初代から「ほのおのパンチ」・「かみなりパンチ」・「れいとうパンチ」を覚え、多様な弱点を突くことができた
……のだが、当時は全て特殊技。特殊が僅か35しかないエビワラーでまともに活用することは難しかった。
その上、まともな攻撃技は「じごくぐるま」しかなかったため、対をなす存在のサワムラーと比べられて、ハズレのポケモンとされた。
そもそも種族値が第2世代以降換算で380しかない時点でお察しである。
これは下手すれば未進化にも劣る種族値で、事実第1世代のポニータには第2世代以降換算で種族値が負けていた。
第2世代
初めてかくとうタイプの技の「マッハパンチ」を自力習得できるようになった。
が、それ以外の技は上述の三色パンチ同様微妙なまま。
しかも、第2世代当時は先制技の需要が低く、マッハパンチを覚えたところで「だから何なんだ」で終わってしまった。
ちなみに、じごくぐるまが過去作必須になったため、まともな一致技は遺伝技の「とびひざげり」のみ。これがほんとのキックボクサー。
「でもそれってサワムラーかカポエラー辺りでいいですよね?」
……と言えばその通りであり、当然活躍の場などなかった。
第3世代
ようやく「スカイアッパー」・「リベンジ」・「ビルドアップ」といったまともな技が増えた。
しかし、この世代で追加された特性はよりにもよって「するどいめ」。ハズレである。
ちなみにサワムラーは「じゅうなん」で、カポエラーは「いかく」。なんなんだこの差は。
この世代では今度はバシャーモ・キノガッサ・チャーレムと分かりやすい強みを持ったポケモンが大きく増えたため、もちろん活躍の場など(ry
第4世代
火力が高く扱いやすい「インファイト」を習得できる様になった。
さらに特性に「てつのこぶし」が追加、三色パンチが物理技に変更されるなど、若干強化された……が、これらもチャーレムに劣るという始末。
「インファイト」はチャーレムに真似できないが、だからそれでどうにかなるわけでもなく。
さらに、当時はどういうわけか「ドレインパンチ」が「てつのこぶし」対象外だった。いや、パンチいうてますやん。
加えてサワムラーには「すてみ」、カポエラーには「テクニシャン」が追加されてしまった。
特にカポエラーはてつのこぶし補正込みのマッハパンチより強いマッハパンチが撃てる始末。それでいいのかパンチの鬼よ。
なお、第4世代はかくとう技の最大威力が「とびひざげり」でなかった唯一の世代である。
第5世代
ドレインパンチ」が威力75に上がり、ようやく「てつのこぶし」の適用範囲に加わったはいいが、根性+高耐久のローブシン、一致悪技で止まりにくいズルズキン、第4世代以前からいたポケモンでも格闘耐性+高特殊耐久のエルレイド、水無効+雨で回復のドクロッグ(ドレインパンチの習得は第5世代から)などのライバルが次から次へと台頭し、再び埋もれていく事態に。
一方、同じく不遇だったサワムラーは特性「すてみ」で強化される「とびひざげり」の威力が130に上がったり、隠れ特性の「かるわざ」+ジュエル「ねこだまし」で高速アタッカーに変貌したりとそれなりに活躍し始めたという……
と、同時にエビワラーのかくとう最大打点も「とびひざげり」に戻ってしまった。それでいいのかエビワラー……。
同世代で獲得した隠れ特性は「せいしんりょく」。
一応ダブル以上ではそれなりに活用できる特性ではあるが、同特性持ちには素早さが上のコジョンドがおりやはり立場は厳しい。そもそも同特性には元々ルカリオがいる。
それでも安定技の「インファイト」と素早さの低さを逆手に取って「トリックルーム」と合わせるという形でなら差別化は利く方である。
一応「せいしんりょく」+「ねこだまし」では最も素早さが低い。が、その素早さも中途半端だから困る。
だが、当時の仕様上特性「せいしんりょく」は遺伝不可なので、まともな個体を準備するにはポケモンドリームワールドの時点で厳選を済まさなければならないため、まあ……その辺りはお察しください。
第6世代・第7世代
かくとうタイプ全体が弱体化し、一部を除き仲良く冬の時代に突入。
一応「せいしんりょく」が遺伝可能になったため対戦個体を準備しやすくはなったが、ダブルでの細い需要も(一時期ではあるが)サワムラーに取られてしまったりもした。
一方、初代リメイクであるピカブイでは3色パンチを初代シナリオで初めてまともな威力で放つことができるため、外れ扱いどころか旅のお供として十二分に活躍できるようになった。カンナやワタルも何のそのである。
第8世代
「せいしんりょく」+「ねこだまし」+「インファイト」と言う細い個性が遂にコジョンドに取られてしまい、ダブルでの細い役割を完全に喪失。
「せいしんりょく」にいかく無効の効果が付いたが、それでどうにかなるのかと言うと……。
ついでに新技には恵まれず、「おいうち」と「スカイアッパー」が廃止。
一方でダイマックスアドベンチャーにて特性「てつのこぶし」で3色パンチ+「グロウパンチ」という分かりやすい攻撃役として登場し、弱点を突きやすく便利なポケモンとして重宝されている。
対のサワムラーと協力することであのジガルデを殲滅させることも可能。カポエラーとの差別化点はほのお技、でんき技を覚える点。
第9世代
初期参戦を逃すも、他の進化形共々藍の円盤で無事復帰。
技としては「はやてがえし」を獲得。
これによって「きあいパンチ」「マッハパンチ」「はやてがえし」の3つのみを覚えたエビワラー同士でじゃんけんを行う「エビワラーじゃんけん」なる遊び方が新たに生まれた。
詳細なルールや駆け引きはこのページが簡潔にまとめている。
なお、エビワラーじゃんけんといいつつモウカザル/ゴウカザル/ローブシン/パモット/パーモットも可能である。かくとうタイプかつ特性「てつのこぶし」を持つ点まで同じ。
そのうえ最も決着が早い(=攻撃に対して物理耐久が低い)のはパーモット、遅いのはローブシンであり、エビワラーだから特別何があるわけでもない。
それでもエビワラーが使われるのはやはりイメージ的なものだろうか・・・
ガチ対戦環境における活躍に関してはお察し。
ただ、上記のエビワラーじゃんけんのせいか相手に変な読みを要求させるとかなんとか。
番外作品
『ポケモンGO』
サービス開始当初から登場しているが、出現率が低く、性能的にも優れた点が無い(現在はトレーナーバトルの実装に伴い、色々な技を習得できる器用万能さが幾分再評価されてはいる)ため特に活躍はないポケモンであった。
しかしGOロケット団の登場からしばらくしてシャドウエビワラーが出るようになったので遭遇・入手の機会が増えた。
バルキーからの進化条件は本編と異なり防御の個体値が最も高いときのみ。同値の場合ランダムとなる。
バルキー実装前はサワムラー共々タマゴから直接孵っていた。
なお、一時期GOロケット団のかくとう使いがエビワラーしか使ってこない時期があり、上記の多種多様な技が何を使ってくるか分からない恐怖となってトレーナーに襲いかかってきたことがあった。
現在では修正されている(エビワラー以外のかくとうポケモンも出るようになった)が、それでもしたっぱの時折手持ちに加わることがあり、その度にプレイヤーたちを戦々恐々させている。
エビワラーがここ最近の作品で最も目立っている瞬間と言ってよいだろう。
ポケモンマスターズ
主人公&エビワラー
タマゴイベント「バルキーを育てよう!」のバトルやミッションの報酬等で入手したタマゴから孵ったバルキーをバディにする事ができる。
本作はパラメーターでなく孵化した時点で決まっている「ロールの種類」で進化先が決まるというもの。エビワラーは「サポート型」から進化する。
ポケモンカード
初期環境では「エビワラーLv.33」が戦力として強力だった。
闘エネルギーたった1つで20ダメージわざの「ジャブ」を放つことができるが、ストーリー上の闘弱点のポケモンが相手の先発ならこれだけで1体持って行ける場合も少なくない。
プラスパワーで火力を増強すれば多少HPの高い敵はどうにでもなる。
終盤には闘エネルギー2つと無色エネルギー1つで放てる40ダメージわざの「スペシャルパンチ」があるため隙が無い。
ただし、闘耐性持ちは無理なので過信は禁物。
当時のカードプールを再現したポケモンカードGBでももちろん主力に置ける。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
〈レギュラーの手持ち〉
ゴウのエビワラー
新無印第34話で上述の格闘道場の空手大王との勝負に勝って貰ったサワムラーとエビワラーの内の1体で、ゴウはどちらにするか迷っていたが、結局はエビワラーを選んだ。
〈ゲスト〉
アノキのエビワラー
無印29話で初めてアニポケに登場。
P-1グランプリ回では順調にカードを進めながらもロケット団による鳥もちで動けなくされたところをライバルのジャイアント高田のサワムラーにフルボッコにされて敗退、アノキの改心とオコリザルの活躍の引き立て役にされてしまった。
無印84話
ラプラスを虐めていたボンタン島の不良の手持ちとして登場するが、初登場のケンジに水を差されたうえにピカチュウの電撃を浴びてしまった。
無印90話
ポケモンショーの座長・ジョンのポケモンとして登場。
無印166話
ゲンゾウの弟子のポケモンで登場
無印233話
シジマの一番弟子で自称空手王のノブヒコの手持ちでサワムラーと共に登場。
無印273話
カンフー兄弟の長男ブルース・チャンのポケモンで登場。弟がサワムラーとカポエラーを持っている。
AG145話
ハマグリの息子・キョウタロウのポケモンで登場し、ギックリ腰を起こしてバトルを続けられなくなったハマグリの代わりをサトシが務める事になったので、ハルカが一時的に借りて同じくサトシが借りたサワムラーと戦わせたことがある。
新無印34話
ヤマブキシティの空手大王が沢山のサワムラーとエビワラーを所持している事が判明した。ゴウの個体もここの1匹である。
その他
無印 | 42話・86話・169話・228話・272話 |
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AG | 126話 |
SM | 113話 |
劇場版 | ルギア爆誕 |
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- 1話:セキエイ学園にて、モブで登場
- 41話:オマケ『フリード博士のポケモンゼミ』で登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
クリスタルのエビぴょん
性別:♂️・特性:てつのこぶし
性格:いじっぱり・個性:きがつよい
拳にある星のシールが特徴。
高速な上に強力なパンチが得意。幼少期にスリバチ山で怪我をして不自由なクリスタルの腕の代わりを務めた事がある。
第6章ではカラぴょん(カラカラ)と共にエメラルドに貸し出され、バトルピラミッドでのジンダイ戦において「どくどく」で相打ちになったとはいえ、レジスチルを「ほのおのパンチ」の連打と「スカイアッパー」で倒し、ジラーチに対しては「マッハパンチ」のスピードを利用して主導権を握り続けながらも、倒してしまわないよう威力を調整し続けるという荒業を行った。
第2章
シバのポケモンでも登場しており、3タイプのパンチを使いこなす・効果が抜群である技といまひとつな技を交互に繰り出し相手が気がつかないうちにダメージを蓄積させるテクニックを持つ。
オツキミ山の決闘では、レッドのニョロ(ニョロボン)のおうふくビンタでダメージを受けながらもかみなりパンチで倒した。スオウ島では類似の能力を持つブイと戦うが、サンダースへと変化したブイの「ミサイルばり」に敗北する。
第7章
ギンガ団のSHITAPPAのポケモンで登場している。
ポケットモンスター(穴久保版)
今作のサカキは兄弟で2人いる設定であり、シルフカンパニーを乗っ取った弟サカキの手持ちとして登場。
しかも兄サカキのサワムラーとは兄弟ということになっている(まだ共通進化前であるバルキーの設定がなかった時代なのである意味預言者であった)。
兄弟の復讐にとピッピを狙うも隙を突かれエビフライにされたのは最早伝説。
他のエピソードでは、別個体がサワムラーとの格闘技対決を行うはずだったのが、サワムラーが減量失敗して激太りしてしまったため計量チェックを逃れるためにサワムラーのバックにいたロケット団、およびロケット団に買収されたピッピの手で自身もまた激太りさせられる羽目に。
結局格闘技対決だったはずが、百貫デブ同士の相撲対決になってしまった。
ポケモンみらくるワールド
金銀が発売される前に小学雑誌に掲載されていた、メスのプリンとオスのピカチュウ・ゼニガメが旅をする派生漫画作品ではメスのエビワラーが登場している。
ピカチュウがプリンをからかうことに同じメス同士として見過ごせず、プリンに味方し彼女からお姉様と呼ばれた。
関連イラスト
関連タグ
0106.サワムラー→0107.エビワラー→0108.ベロリンガ