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ルギア爆誕

るぎあばくたん

『ルギア爆誕』、より正式には『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』とは、テレビアニメ『ポケットモンスター』の劇場版作品。シリーズ第2作。
目次 [非表示]

「私は誰だ?」←「私は私だ!」


概要編集

1999年7月17日に上映された「オレンジ諸島編」唯一の映画作品。

爆誕」という言葉を一躍有名にした作品でもある。


前作の『ミュウツーの逆襲』での「私は誰だ?」に対する、「私は私だ!」をコンセプトとしてそれぞれの世界をテーマに、深海で世界のためとして己を捨てて生涯を深層海流の管理に捧げる「海の神」ルギアや、世界など関係なく己のコレクターとしての世界を追求し続けるジラルダンらが登場する。

サトシのリザードンが指示に従っている事から、時系列は第107話以降と思われる。


当初は「幻のポケモン X爆誕」というタイトルで、Xが何なのかは伏せられていた。

後にルギアであることが判明するのだが、正確には仮タイトルの時点ではポケモンの名前がまだ決まっていなかった。


キャッチコピーは「命をかけて、かかってこい!!」

CMでルギアの台詞として使われているが、本編中の台詞や展開としては全くない。

後に『ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊・青の救助隊』でボスとして登場するルギアの台詞として使われた。


興行収入は前作の約半分だが、1999年公開の邦画の中では第1位。歴代ポケモン映画としても第2位を記録している。また、北米でもヒットを記録しており、北米公開された日本映画としては歴代4位の興行収入を記録している(2023年に『ゴジラ-1.0』に抜かれるまでは3位だった)。


同時上映は『ピカチュウたんけんたい』。


あらすじ編集

オレンジ諸島で旅を続けるサトシたちは、船に乗って移動している途中、突然の嵐に見舞われ、「アーシア島」に到着する。

そこでは祭りの真っ最中。歓迎されたサトシは、「優れたる操り人」(ポケモントレーナー)として祭りの儀式に参加することになる。

儀式といっても3つの島に奉納されている宝を運び、海の神の祭壇に安置するだけ。

その後、巫女フルーラが祭壇の前で笛を奉納することで終わる、簡単な儀式のはずであった。


しかし、神と呼ばれるポケモンのサンダーとフリーザーが怒り狂って暴れ、嵐が巻き起こってしまい事態は難航する。

実はアーシア島の周辺には世界の天候を左右する深層海流の拠点があり、それを司っているのが海の神ルギアと、3つの島をそれぞれ縄張りとする火の神ファイヤー、雷の神サンダー、氷の神フリーザーであった。


この4体のポケモンがいることでバランスが保たれていたのだが、ポケモンコレクターのジラルダンによってファイヤーが捕らえられてしまう。

それも、ジラルダンにとってはルギアをコレクションに加えるための一手に過ぎなかった。


急激な天候異変とポケモンの異常行動はアーシア島周辺のみならず、全世界中で巻き起こる。

海の神の祭壇で待つ、人語を話すヤドキングは告げる。

「優れたる操り人現れ 神々の怒り鎮めんかぎり…」

世界の命運はサトシ達が宝を集め、神の怒りを鎮められるかどうかにかかっていた。


登場人物編集

レギュラーキャラクター編集

ゲストキャラクター編集

ゲストポケモン編集


主題歌編集

オープニングテーマ

ライバル!

作詞 - 戸田昭吾 / 作曲・編曲 - たなかひろかず / 歌 - 松本梨香


エンディングテーマ

toi et moi

作詞 - MARC&TK / 作曲・編曲 - 小室哲哉 / 歌 - 安室奈美恵


イメージソング

『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』オリジナルミュージックコレクションに収録されている。


「我はコレクター」

作詞 - 湯山邦彦 / 作曲 - 田中公平 / 編曲 - 宮崎慎二 / 歌 - 鹿賀丈史


「はてしない世界」

作詞 - 湯山邦彦 / 作曲 - 宮崎慎二 / 歌 - 平松晶子

原曲はフルーラが笛で演奏する曲である。元々はエンディングで使うために用意されていた。


「みんながいたから」

作詞 - 吉川兆二 / 作曲 - 貴三優大 / 歌 - 松本梨香


関連イラスト編集

フルーラ海の神

私が欲しいのは・・・ありがとう


余談編集

この映画が爆誕という語の初出のように思われているが、実はそれ以前からも一部で使用されていた。

しかし、この映画のヒットと共に世の中に定着したことは確実とみてよい。

なお、現在でも『広辞苑』等には採用されていない。


ルギアはゲーム『ポケットモンスター』シリーズにおいては幻のポケモンと扱われておらず、映画と同年の秋に発売された『ポケットモンスター 金・銀』において伝説のポケモンとしてゲーム内で普通に手に入れることができる。これは『金・銀』の開発が遅れに遅れており、映画公開後に発売となったことが影響しているとみられる。


外部リンク編集

脚本の首藤氏は本作のエンディング曲に納得していないようで、かなり辛辣な意見を書いている。



関連タグ編集

オレンジ諸島編 ポケットモンスター(アニポケ) 劇場版ポケットモンスター


『爆誕』関係編集


ミュウツーの逆襲ルギア爆誕結晶塔の帝王

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