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幻のポケモン

まぼろしのぽけもん

幻のポケモンとは、『ポケットモンスター』のポケモンのカテゴリーの一種である。
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概要

データ上に存在はするが、ゲーム内では出会うことが出来ないポケモンの総称。
禁止級準伝説と異なり公式の用語である。
ポケモン勝負においてはレーティングや公式大会などに参加することができない。ただしこれは禁止級も同じなので、禁止級を含めて「特別なポケモン」と呼ばれる。

もともとは開発者のイタズラで仕込まれたものであった(ミュウ参照)が、現在は完全に定番となっている。
一般のポケモンはゲーム内のどこかで必ず登場する(登場しなくても図鑑には「見つけたポケモン」として登録される)のに対して、
幻のポケモンは通常のプレイでは出現せず、特殊な手段を用いなければゲーム内に迎えることはできない。このため、登録しなくても図鑑は完成扱いになるという共通点を持つ。

本来幻のポケモンは伝説のポケモン(伝説ポケモン)とは別のカテゴリーであるが、アルセウス等、その作品のキーポイントとなるポケモンに深く関わる場合や専用の伝承・神話がある場合も多い。
このため、当サイトでは伝説ポケモン」の括りの一部として幻のポケモンを設けることとする。

なお、伝説のポケモンと比べると、ミュウやセレビィ、ジラーチ、ビクティニ等、マスコットキャラを思わせる可愛らしい風貌をした種族の比率が高い。
デオキシスやダークライのように物々しい風貌をした種族も多いが、半分いくかいかないか程度であり、各世代に1種は可愛い系の幻ポケモンがいる。フーパのように、可愛らしい姿と物々しい姿の二面性を持つパターンもある。

第6世代までとそれ以降で立ち位置が変わってきている。

第6世代まで

幻のポケモンは、存在そのものは本編ゲーム内でほのめかされることが多かった。
ストーリー上必ず訪れるポケモン屋敷で、関連資料を読むことができるミュウ、ミオシティの民家を調べると噂を聞くことができるダークライなどが典型例。

第7世代以降と同じくアニメ(特に劇場版)にも登場していたが、ゲームとの連動をウリにしているところがあり、映画の前売り券購入と引き換えにゲットしてゲーム内に連れて行くと特殊なイベントが発生することが多かった。
また、そのほとんどが劇場版で主役となって活躍した。

第7世代以降

マギアナという例外こそあるものの、ゲーム内でほとんど話を聞かなくなる。
映画の特典で得た個体をゲームに連れこんでも、だいたいの場合イベントが起こらない。
ゼラオラザルードはむしろ本編ゲームに登場しない地方における希少種といった立ち位置で、メルメタルに至っては進化条件に外伝ゲームが関わっており、本編ゲーム内ではどうあがいてもメルタンから進化させることができない。

他方、劇場版での登場は継続中。
前ほど露骨に主役を張らなくなったものの、映画のストーリーにおけるキーキャラクターとして登場している。

こうしたことから、幻のポケモンは「本編ゲーム以外の公式媒体におけるオリジナルポケモン」としての立ち位置に変わったとも言えるだろう。
そしてこの第1弾と言えるのは実はルギアである(下記参照)。

入手方法および対戦では

基本的に映画関係やイベントでの配布でのみ入手できる。

  • ポケモン自体を配布で受け取る
  • 作中で遭遇できるようになる特別なアイテムが配布される
という2種類に大別され、第6世代以降は前者のケースに統一された。

第3世代までは通信ケーブルによってこれらの配布が行われていた(モバイル限定のセレビィを除く)こともあり、特に抽選などを行わず無差別に配布するとなった場合それはそれは長い大行列が発生していた。
また、ミュウが「コロコロコミック」の読者プレゼントとして最初に配布された際、当選確率が約0.025%(20名の枠におよそ8万通の応募)という事態になったこともある。

第4世代以降は「ニンテンドーWi-Fiコネクション」でのポケモン配布ルートが構築され、ポケモン自体が直接期間限定で配信されるようになり、少なくとも大行列は発生しなくなった。

2007年からは、主にそのポケモンが活躍するポケモン映画において、上映する映画館でポケモンそのものを配布するケースが増えている。(そのため、映画のエンディングには毎年、配信に協力してくれた映画館の名前が「プロモーション協力」としてずらりと並ぶことになる)。

※第4世代において、ダークライとシェイミは映画公開時にポケモンそのものが、プラチナ発売後に捕獲イベント発生用のアイテムと両方の手段が用意されていたが、アルセウスはアルセウスそのものを配信する方法のみが取られ、用意されていた捕獲イベントはボツになってしまった。

近年では映画での配信からしばらくたってからネットやポケモンセンターなどで配信されることがある。ジラーチのように定期的に配布されている例もあれば、マナフィのように長期にわたり配布されていなかった例もあるなど、ポケモンによって配信頻度にやや差がある。
中には特定のソフト内でのみ、配布無しでも遭遇が可能となった種類も存在する(下記参照)。

それ以外の出現方法も一応存在するが……言うまでも無く非合法な手段となる。
海外でも絶大な人気を誇るが故に、発売から1週間も経たずに全てのデータが解析される事も多く、改造ツールも気軽に入手できる他、さらに長期間の解析の結果プログラムの穴が発見されることも少なからずあり、現在は第3世代までにおいてバグを駆使した任意コードを実行する技術が確立され、第4世代でもバグを駆使した意図しないフラグの呼び出しが可能となっている。このため幻のポケモンを改造やバグで出現させ、それをGTS等で放流するといった行為もたやすく出来てしまうのが現状である。

『ポケモンXY』以降、公式で配信された幻のポケモンは全て(プレシャスボールや特別なリボンの有無にかかわらず)GTSやミラクル交換に出すことはできなくなっているので、GTSに預けられているフィオネデオキシスORASの個体)以外の幻のポケモンは全て改造だと思ったほうがいい。ミラクル交換で万が一流れてきてしまったら即逃がすことをおすすめする。

確かに公式が情報を出し惜しみする傍ら、未発表のポケモンを入手して悦に浸りたくなる気分は分かる。
だが、不正なデータ改造等はゲームのデータそのものを破壊しかねない影響を及ぼす可能性もある。
ましてや改造データで通信するなんてことは立派な犯罪でもありマナー違反である。それを決して忘れないでほしい。

このような事情からか、基本的に全てのポケモンの種族値が600と比較的高水準である関わらずランダムマッチなどの一般対戦ルールでは使用できない
全ての伝説のポケモンが使用可能になった「GSルール」でも使用できなかったが、第5世代ではダブルバトルとシングルバトルで1回ずつ、ペラップ以外(専用技の仕様で)が使用可能なインターネット大会が開催された。また第6世代以降フリー対戦や一部のスペシャルルールで使うことができるようになった。

ポケモンGOでは

基本的にスペシャルリサーチを利用して入手するパターン(ミュウ、セレビィ、ジラーチ、ビクティニ、メロエッタ)と、通常の伝説ポケモンと同様、レイドボスとしてジムに襲来してきた個体を倒してゲットするパターン(デオキシス、ダークライ、ゲノセクト)の2つのパターンがある。

前者は、戦闘力があまり高くない、どちらかといえばコレクション要素の強いポケモンが、後者は比較的戦闘力の優れたポケモンが選ばれる傾向にある。恐らくユーザー間同士で戦力格差が生じないようにという製作側の配慮なのだろう(リサーチで入手するパターンは基本的にゲーム中で1匹だけしか手に入れることができないために厳選が行えない)。

特殊な例がメルタンであり、最初に「メタモンが変身したポケモン」として登場し(=姿が確認できるのみで捕獲不可)、その後スペシャルリサーチで実装されたが、ほぼ同時にLPLEとの連動をすれば無限に入手できるポケモンとなった(その後、ポケモンHOMEとの連動も開始される)。
つまり幻扱いもされているが、同時に他ゲームとの連動さえ行ってしまえば入手制限は無くなり、一般ポケモン同様にいつでもどこでも大量に入手できるのである。

なお、本作にも通信対戦は存在するが、幻のポケモンの使用には特に制限は設けられておらず、指定されたCP値以内であれば、(伝説・幻の参戦が禁止されているプレミアカップを除けば)誰でも自由に使用することができる。本作では原作と比べて伝説・幻のポケモンと一般ポケモンの性能差があまりないため、そこまで厳しい制限を設ける必要はないということなのだろう。

ちなみに、スペシャルリサーチ経由で手に入れた幻のポケモンは逃がすことができないが、ポケモンホームに送ることはできる

歴代の幻のポケモン

ネタバレ配慮につき公開されたもののみ。

No第1世代備考
151ミュウ種族値は全て100。
第2世代
251セレビィ種族値は全て100。VC版『クリスタル』でのみ無配布で遭遇可能。
第3世代
385ジラーチ種族値は全て100。
386デオキシス第3世代ではソフト間交換で、第4世代以降は特定の場所でフォルムチェンジ可能。『ORAS』でのみ無配布で遭遇可能。
第4世代
489フィオネマナフィまたはフィオネを手に入れてしまえば、メタモンと育て屋に預けることで無限に入手可能。
490マナフィ種族値は全て100。特殊なタマゴが実装されたポケモン。
491ダークライ
492シェイミアイテムによるフォルムチェンジ可能。通常フォルムの種族値は全て100。
493アルセウスアイテムと特性によるフォルムチェンジが可能。
第5世代
494ビクティニ種族値は全て100。
647ケルディオ技の習得によるフォルムチェンジが可能。『冠の雪原』でのみ無配布で遭遇可能。
648メロエッタ技の使用によるフォルムチェンジが可能。
649ゲノセクトアイテムによるフォルムチェンジが可能。
第6世代
719ディアンシーメガシンカが可能。
720フーパアイテムによるフォルムチェンジが可能。
721ボルケニオン
第7世代
801マギアナ外見の違いが存在。
802マーシャドー
807ゼラオラ
ポケモンGO
808メルタン(当初はGO限定の幻のポケモンであった。その後他ゲームへの転送が可能になると同時に入手制限が撤廃され、一般ポケモンとほぼ同様の扱いに)
第8世代 (+LPLE)
808メルタンGOからの転送
809メルメタルGOでメルタンを進化させた後に転送(GO外では進化できないため)
893ザルード外見の違いが存在。

余談

ホウオウとルギア
第3世代では、GBシリーズとの互換が切られるようになった。この関係からハートゴールド・ソウルシルバー以前の第四世代までは、ホウオウルギアの入手方法はファイアレッド・リーフグリーンとエメラルド向けに配信された『しんぴのチケット』でへそのいわに行くか遠く離れた土地から連れてくることでしか入手できなかった。
FRLGから通常で登場する予定は無いと決めたのか、Ptまで全国図鑑完成に必要がないポケモンとして扱われた。

Ptの次のハートゴールド・ソウルシルバーではパッケージを飾り、エンカウント時に独自の演出をひっさげて華々しく復帰。
以降の作品では全国図鑑に必須となっている。
第5世代は入手手段が1世代前のソフトに限られており少々面倒だったが、年々入手難易度が下がり、第8世代ではとうとうDLCさえ購入してしまえば殿堂入り前に入手可能な存在となった。

ちなみに、ルギアは元来アニメオリジナルポケモンとしてデザインされており、主役を務めた映画のタイトルも『幻のポケモン ルギア爆誕』である。
だが奇跡的に『金・銀』が発売前であったことからゲーム内に逆輸入され、この際に立ち位置が「伝説のポケモン」に変更されている。

ゾロアとゾロアーク
ゾロアおよび進化形のゾロアークは、初登場した『ポケモンBW』では何と通常プレイで入手することができない。発売されたのと同じ年の映画関連のポケモンを『BW』に連れてくることでイベントが発生し、初めて入手できるようになる。
このため『BW』では図鑑完成に必要のない幻のポケモン扱いを受ける……と思いきやそうではなく、立ち位置は一般ポケモンであり、バトル施設や公式大会にも参戦できた
もっとも、孵化で増やすことができたことやGTSで検索可能だったこともあって、通信環境さえあれば入手自体にそこまで苦労するわけではなかったが。
『BW2』以降通常プレイでの入手ができるようになったため、(後付けの説明ではあるが)映画関連ポケモンの価値を下げないようにするための一時的な措置だったとも言える。

関連タグ

伝説ポケモン 準伝説 禁止級
ミニリュウ……一部の図鑑で(目撃例の少なさから)幻のポケモンと呼ばれる事がある。
キュレムランドロス……ブラックホワイトで全国図鑑完成に必要なかったポケモン。(通常入手は可能)

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