※以下、『ゼロの秘宝』全体の核心的なネタバレを含むため、全て未クリアの場合は閲覧注意!
※ネタバレが嫌な場合は、必ず本記事閲覧前にご自身で該当コンテンツをプレイして物語の結末を確かめていただきますようお願いします。
概要
2024年1月11日に配信された、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の追加コンテンツ『ゼロの秘宝』の後日談にあたる「番外編」。英語表記だとはっきり「Epilogue(訳:最終章)」と表記される。
『本編』『学園最強大会』そして『ゼロの秘宝』前後編シナリオのクリア後に展開されるストーリーであり、番外編とは銘打たれているがオーガポンとともっこを巡る物語である「碧の仮面」の事実上の完結編に当たる。
番外編というだけにシナリオも短めで、追加されるポケモンも新ポケモン1体のみ。ゲットすれば『スカーレット・バイオレット』ではブルーベリー図鑑に(※)、『PokémonHOME』では全国図鑑に登録できる。
(※当該ポケモンはキタカミの里内で入手することになるが、キタカミ図鑑には含まれない)
言うなれば過去作における他ソフトとの連動や、配信で受け取ったアイテムで解禁される「レアポケモン入手イベント」に近い。(シェイミやダークライなど)
コンテンツの解放条件
更新データ「Ver.3.0.0」に含まれていることにより大型のアップデートは特に必要ない。
ただし、他DLCとは違い解禁方法がやや特殊で、
①『本編+学校最強大会』・『碧の仮面』・『藍の円盤』を全てクリアする。
③キタカミの里にある桃沢商店の商品台の中に紛れている桃色の置物を調べる。
という手順を踏むと番外編のストーリーが始まる。
なお、まぼろしモモンはいつでも受け取り可能だが、上記①を満たしていない場合は置物を調べても番外編は始まらない。
では、「まぼろしモモンの配信終了(ネットワークサービスの終了)後はどうなるの?」という疑問については過去作と同様なので、そこはどうかお察しください。
したがって、万が一の配信終了に備えて本体のアカウント分のまぼろしモモンをもれなく受け取っておくことを推奨する。
ストーリー
キタカミの里とブルーベリー学園での一連の騒動が終わった後、再びキタカミの里へ立ち寄った主人公はスイリョクタウンで奇妙な置物を発見する。
その直後、ペパーから「家に遊びに行って良いか」という電話を受け快く了承。すぐさまパルデア地方へ戻る事にした主人公だが、ふと向き直ると何故か置物は姿を消していた…。
パルデアに戻ると、ペパーとの電話内容を聞きつけたネモとボタンも自宅の前で待っていたため4人で遊ぶことに。皆で主人公の部屋を探索したりお菓子を食べたりと団欒を楽しんでいた中、休学中のスグリから「久々に主人公に会いたい、よかったらパルデアの友達も一緒に遊びに来てほしい」という旨の手紙とチケット数枚が届き、4人は初めての友達との旅行に心躍らせながらキタカミの里へと赴いた。
キタカミへ到着した4人は早速スグリ・ゼイユの姉弟と合流。ゼイユの様子が何やらおかしかったこと以外は特に変わりなく、公民館で歓迎会も催され和気藹々とした時間を過ごしていた。が、その日の晩、以前は気づかなかった真相に関わるおかしな事件が村を襲う…。
主な登場人物
お馴染み『スカーレッド・バイオレット』の主人公。
藍の円盤のエリアゼロ最深部事件後、休学中のスグリの手紙を読んだことで再びキタカミの里を訪れることになる。
本編の主要キャラである主人公の友達3人。
元々は久々に主人公に会いに来ていたが、上記のスグリからの手紙のことを主人公から聞いて一緒にキタカミの里に向かったものの、里に着いた後に徐々に様子がおかしくなり…。
DLCの主要キャラであるキタカミ姉弟の「弟」の方で、本エピソードの準主人公。
「藍の円盤」の一件で休学し、キタカミの里で静養している。
見た目こそイメチェン後のままだが、すっかり以前の優しさを取り戻し、地元民なので色々案内してくれる。
スグリと共に「藍の円盤」の一件で休学し、キタカミの里で静養している。
主人公達が会いに行った時、何やら様子がおかしかった。
スグリとゼイユの祖父母。
再びやってきた主人公とその友達にあたる三人を歓迎していた。
孫娘のゼイユの様子がおかしいことを心配し、彼女の好物である焼きそばを桃沢商店に買いに行くが…?
今回の騒動の黒幕であり、キタカミの里をゾンビ映画のような絵面にしてしまった。
何やら碧の仮面に登場したとあるポケモン達とも因縁があるようで…。
ストーリークリア後
本エピソードのクリア後にはリーグ部にネモ、ペパー、ボタンを呼べるようになり、各々ブルーベリー学園のキャラ達と交流するようになる他、キタカミ姉弟も学園に復帰してリーグ部を訪れるようになる。
『主人公が冒険で得た宝物』の明確な答えが描かれるのである。
余談
2024年に展開された唯一のポケモン本編作品となった。
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