概要
本来は主人公でない人物が主役級に活躍している場合に用いられる呼称。
ダブル主人公制のメイン主人公の片割れにあたる「もう一人の主人公」とは似て非なる存在で、「副主人公」や「真の主人公」と呼ぶこともある。
主な傾向として、ライバル的存在のキャラクター、ナレーション(狂言回し)のようなキャラクターなど、主人公を客観的に見ている「視聴者」と同じ視線の側の人物が、準主人公になる場合もある。
また、製作者の意図せぬ形で活躍したり、ファンから支持を受けたりなどから結果的に登場人物の誰かが準主人公に祭り上げられる場合もあり、そうした支持に肖りスピンオフ(外伝作)が制作されたという例も意外と多い。
中にはこのキャラクターのように、「本来(オリジナル版)では準主人公にあたる人物が、リメイク(またはリブート)版では正式な主人公に昇格しているパターン」も存在する。
準主人公扱いされやすい人物およびキャラクターの主な具体例は『準主人公一覧』を参照。