※キャラクターとしての詳細は「スグリ(ポケモン)」を参照。
概要
『ポケモンSV』の追加コンテンツ『ゼロの秘宝』に登場するスグリの『藍の円盤』での姿。公式ではなくファンによる仮称・通称。
前編『碧の仮面』にてスグリは主人公と後味の悪い別れ方をし、ラストシーンにて一人自室で苦悩し、髪を結び上げるような動作をしていた。
前編配信前に公開されたゼロの秘宝3rd Trailerには、主人公がブルーベリー学園で顔の見えないトレーナーと相対する様子が描写されており、上記経緯もありイメチェンをしたスグリではないかと多くのファンが推理。イメチェン後の姿やその活躍を予想するファンアートが描かれるようになり、このタグが生まれた。
そして後編配信一週間前に公開されたFinal Trailerにて、その予想が当たっていたことが確定。後編の姿のスグリにつけられるタグとして機能するようになった。
ちなみに、当タグはあくまで『藍の円盤』での病み状態を表す区別タグであるため、そもそも後編ではない上に吹っ切れた「番外編」以降のスグリにははつけられない事が多い。
後編のスグリ(藍の円盤)
前編『碧の仮面』で起こった出来事を経て一念発起し、ポケモンバトルに固執した結果、『藍の円盤』開始時点でついにブルベリーグチャンピオンの座に立つほどの実力を得た。
しかし、スグリ自身が「吐くほど」と形容する程の血の滲む努力の反動か、自分を完敗させた主人公への執着故か、ひたすら勝利することだけを求める冷酷な戦闘狂へと変貌してしまった。
口調も以前に比べて訛りが控えめになっており、一人称も「おれ」から「俺」になっている。
これまでポケモンシリーズにおいて一人称に漢字が使われることがなかったため史上初の一人称が「俺」表記のケースとなった。
服装も、元の白制服を着崩し、その下は赤いタンクトップ1枚という、前編とはガラリと印象が違うワイルドな出で立ちに変貌。
前髪をヘアバンドで後ろに無理矢理括り纏めたオールバックで、唯一右側に一房前髪が残っている。一見髪色も染めたように見えるが、元々表が黒でインナーカラーが赤紫という髪色のため、それを裏返した形となっている。また、前髪を上げたことにより眉間に皺を寄せることが多いことも確認出来る。
(実はキタカミの里にいる彼の祖母の髪型によく似ており、髪の膨らみ方、緩んだ毛束の出方、まとめた髪の跳ね方がそっくりである。)
「修羅の道」に突き進んで精神的に余裕がなくなっている都合上か、目が常に前編終盤でも確認できた興奮状態(瞳のハイライトが消えて瞳孔が細くなったまま)になっている。
目元も前編、番外編以降と変わり、鋭く変更されている。
更に、寝る間を惜しんで特訓したことによるものであろうか、目の下にはうっすらクマができている。
その後(番外編にて)
服装髪型共に後編の時のままではあるが、後編にあった目の下のクマがなくなっている。最初に出会った時のような優しい性格に戻っており、笑顔も見せるようになった。
なお前編の姿が好みの一部ユーザーからは番外編で内面は戻ったのに見た目は戻らない事に不満の声もあるらしい。
リーグ部にて後編当時の裏話も語られる。髪型は本人的には本気を出すために結んでみたらしい。控えめだった方言はかっこ悪いからしばらく我慢していたらしいが、吹っ切れてからはどうでもよくなったと笑い飛ばし解禁している。