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メロエッタ

めろえった

メロエッタとは『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.0648
イッシュ図鑑(BW)No.154
イッシュ図鑑(BW2)No.299
ぶんるいせんりつポケモン
ローマ字表記Meloetta
タイプ(ボイスフォルムノーマルエスパー
//(ステップフォルムノーマル・かくとう
高さ0.6m
重さ6.5kg
せいべつ不明
特性てんのめぐみ:追加効果発動率が2倍となる
タマゴグループタマゴみはっけん

各言語版での名称編集

英語Meloetta
ドイツ語
スペイン語
フランス語
イタリア語
韓国語메로엣타
中国語美洛耶塔

概要編集

第5世代『 ブラック・ホワイトの幻のポケモンの1匹で、2012年夏公開の映画キュレムVS聖剣士ケルディオの同時上映メロエッタのキラキラリサイタルに登場するポケモンとして発表された。


五線譜を思わせるような長髪や、音符ト音記号などの音楽記号のような部分が随所に見られるのが特徴。

映画公式サイトによれば、ダンスが得意で、その歌声やダンスでポケモンの感情が変化するという不思議な力を有しているらしい。ポケモン図鑑では歌で感情を操ると解説されており、こちらの場合はどこか恐ろしさを感じる解説となっている。また、メロエッタの歌は人間にインスピレーションを与え、多くの名曲が誕生したという。この事から元ネタはイギリスに伝わる妖精・リャナンシーではないかと思われる。尤もあちらはインスピレーションを与える代わりに命を奪ってしまう恐ろしい妖精なのであるが。


名前は「メロディ」+「ピルエット(片足のつま先で立って行うバレエの旋回)」、もしくは「アリエッタ(会話の間などに歌われる曲、小アリアのこと)」からであろうか。


通常状態では緑髪ボイスフォルムで、頭に付いた音符がインカム状となっているなど『歌う』事に特化したデザインとなっているが、ある歌をきっかけに『踊る』事に特化したオレンジ髪ステップフォルムへとフォルムチェンジをする。

☆stars☆of the show

このフォルムになると髪や目の色が変わり、衣装がバレリーナのようなものに変化する(どちらかというとフラメンコダンサーか)。

また外見だけでなく、タイプもノーマル・かくとうという珍しい組合わせのものとなる。恐らく「舞踏」と「武闘」を掛けたシャレとなっているものと思われる。


上述したように初登場がケルディオゲノセクト等とは違い、短編の同時上映作品なので、他の幻のポケモンと比べて地味にインパクトに欠けてしまっている。なお、このような作品が初登場となった幻のポケモンは今のところメロエッタが唯一である。


専用技「いにしえのうた」を覚えさせれば、戦闘中のみステップフォルムにフォルムチェンジできる。


どうでもいいがはいてない。そして、断じて「エロメッタ」ではない。


性別は不明であるが、多くのメディアではデザインなどから『女の子』として扱われる傾向にある。


残念ながら、色違いは2024年現在も未解禁

解析によってその姿は判明しており、ボイスフォルムの髪は黄緑から浅葱色に。

ステップフォルムの髪は茶色からあずき色に変わる。


ゲームでの特徴編集

第5世代 ブラック・ホワイト/ブラック2・ホワイト2編集

幻のポケモン故に2012年7月14日 - 9月30日の上映期間中に配布された「メロエッタ(えいがかん)」と、日本では手に入らない「外国産メロエッタ(SPR2013)」しかいない。

ヒウンシティのスリムストリートにある「カフェ 憩いの調べ」で中央にいる男性より「いにしえのうた」を教えてもらえる。また、『BW2』では女性に話し掛けると、フェスミッション「きのみさがしで だいぼうけん!」が解禁される(これは後述する小ネタでもある)。



第6世代 X・Y/ オメガルビー・アルファサファイア編集

『Pokémon 20th Anniversary Mythical Pokémon』の一環として「メロエッタ(GF)」が配布された。Lv100・技「でんこうせっか」「ねんりき」「りんしょう」・ポイントマックスを持っている。


第7世代 サン・ムーン / ウルトラサン・ウルトラムーン編集

2017年12月1日 - 2018年4月30日で、『ウルトラ!ゼンリョク!幻のポケモンをもらおうキャンペーン』によるスクラップで「メロエッタ(ぜんりょく(」が配布されていた。

また、2018年8月24 - 26日でWCS2018会場であったMusic City Center現地で「メロエッタ(Worlds18)」が配布されていた。


第8世代 ソード・シールド編集

5世代の幻勢の中で唯一登場できなかった。


第9世代 スカーレット・バイオレット編集

ポケモンホーム連携と共に解禁され一世代を跨いでの参戦。DLC『藍の円盤では特定の行動を行うことでメロエッタが固定シンボルで出現するようになる。


手順は以下の通り。

  1. テラリウムドームのコーストエリアの特定の場所に行く。
  2. 風が吹いているので、風と同じ方向で右回りに10秒回転する。
  3. カメラを起動しセピアフィルターにする。
  4. 周りを見回すといにしえのうたが聞こえて来る。これがメロエッタが出現した合図。

レベルは70で、個体値の3V保証が設けられており、加えてテラスタイプもかくとうタイプとなっている。

残念ながらブロックルーチンが掛かっているため、色違いを粘ることはできない。

ちなみに、捕獲率は伝説のポケモンと同等であり、倒しても同じ手順を踏めば何度でも出現する。


カメラのセピアフィルターはBW・BW2で「いにしえのうた」を教えてもらえるNPCにて「セピア色の記憶」という言及があるため、それを意識したものだろうか。

これはストーリーを攻略せずともゲット可能で、さらに「テラリウムドームで捕獲」という事となるためカキツバタの四天王チャレンジにも使用可能。ブルベリーグではダブルバトルが基本ということもあり、ダブル向けのメロエッタは即戦力として十二分なので採用するのも良い。


捕獲難易度のエピソード編集

ただ、配信2日後で捕獲の報告が成されたものの、上記の条件が難解過ぎた為に捕まえたプレイヤーからとしても『どうしてメロエッタが出てきたのだろう?』と困惑する事態が多発した。

当時は発生条件が解明されてなく、殆どが偶然の捕獲だったのである。


特定の場所と回転はブルーベリー学園のNPCよりヒントは貰えるものの、カメラ機能を使用することはノーヒントだった(上述のようにセピア色のヒントはあるが、過去作を知らなければ分からない上に、カメラを使用することに関するヒントはない)。

この為、ワザップなどで情報が広まった後、しばらくは「デマ情報、または改造ではないか?」と疑われる状態が続いた。


ポケモンSVのプレイヤーは全世界で推定1億人以上と言われる中、一週間近くも確かな捕獲方法が確立されなかったのは驚きと言わざるを得ないだろう。

(前例も含めて出現方法がワザップ過ぎるとネタにされる場合も。)


一応、嘘のような方法で出現するケルディオや、別シリーズにヒントがあるマナフィといった前例はこれまでもあったので、今回もプレイヤー達への挑戦だったと言えるだろう。

今後も幻のポケモンの捕獲には、我々の度肝を抜く様な方法が用意されるかもしれない。


性能編集

種族値

フォルムHP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ボイスフォルム100777712812890600
ステップフォルム100128907777128600

戦闘中のフォルムチェンジによってタイプも変わるので、同じくフォルムチェンジ持ち、かつタイプ可変のロトムとはまた違った使い方が求められるポケモン。


レベルアップで覚える技には「りんしょう」、「うたう」、「フラフラダンス」、等といった前述の記述も含めまさに歌姫らしい技を覚え、「サイコキネシス」「インファイト」といった実践的な技も覚える。


ボイスフォルムの場合、特攻・特防が高く、極めて優秀なステータスを持つ。ステップフォルムにチェンジすると、ステータスが入れ替わり、代わりに攻撃と素早さに秀でた能力を有するようになる。

注目すべきは素早さで、ステップフォルム時の素早さ種族値は128である。メガシンカを含めてかくとうタイプ2位(1位はメガミミロップ)で、「インファイト」を覚えるかくとうタイプに限定すれば最速となる。

ボイスフォルムとステップフォルムでは、得意不得意なタイプがほとんど逆であり、状況に応じたフォルムチェンジ発動が求められる。


攻撃面は、エスパータイプのお決まり「サイコキネシス」「サイコショック」を筆頭に、3色パンチや「ストーンエッジ」「10まんボルト」「シャドーボール」など、相性補完可能な技を覚えることができる。

フォルムチェンジに必要な技いにしえのうたは、威力こそさほどではないが、2匹同時に攻撃できるのでダブルバトルでは役に立つ上、稀に相手を眠らせる追加効果がある。

技の多彩さを生かして両刀型にしても面白い。


難点はフォルムチェンジに「いにしえのうた」が必要な分、技スペースや立ち回りを制限されること。同技は特殊技であり、ステップフォルム向きの育成をしていると威力が心許ない。かつこの技でダメージを与える必要があり、ゴーストタイプや特性「ぼうおん」持ちの前ではフォルムチェンジ不可能となるのが痛い。

特性「てんのめぐみ」も活かし切れているとはいえず、3割以上の発動率を有するもので実用に耐え得るのは「かみなり」「ひみつのちから」「いわくだき(ただし「グロウパンチ」を覚えられる)」くらい。せめて「ずつき」でも覚えてくれれば。


以前のシェイミ(ランドフォルム/スカイフォルム)やフーパ(いましめられしフーパ/ときはなたれしフーパ)と異なり、ボックスに預けただけで元に戻る謎仕様ではないのが救いか。


9世代編集

今作ではフォルムチェンジのタイプ変化に加えてテラスタルによっても変わるため、さらにテクニカルな戦いが求められる。そして専用技・いにしえのうたはLV50での自力取得が可能となった。


ランクマ環境を想定した場合は、やはりフォルムチェンジして素早さを上げたいことが多いので、その手間がかかってしまうのがネック。フォルムチェンジ前は相性的に四災に弱く、チェンジしてもパオジアンは抜かせない。ハバタクカミに関しては、そもそもノーマル技なのでフォルムチェンジ出来ず、出来たとしても素早さを抜けず、さらに弱点を突かれるという落とし穴もある。

ただ、テラスタルを先にしてしまえば関係はないので、相手のタイプを考えながら慎重に立ち回ろう。


どちらかというと専用技も全体攻撃なのでやはりダブル向けのポケモンといえよう。


使用トレーナー編集


番外作品編集

ポケモンGO編集

2021年7月17日『Pokémon GO Fest 2021』に実装。「せんりつポケモンを解明せよ!」のスペシャルリサーチのリワード、チケットを購入し現地時間2021年7月17日(土)10 - 18時のイベント期間にアプリを開いたプレイヤーが受け取れた「せんりつポケモンを追え!」でのリワードで出現した。


ポケモンマスターズ編集

メイ(チャンピオン)&メロエッタ

2023年12月25日に、ネオチャンピオン・メイのバディーズとして実装(以前のネオチャンピオンではキョウヘイと色違いオノノクスのみ登場であり、当の作中イベントにおいてメイはヒュウと共に何やら準備しているとしか言及されていなかった)。

「イッシュのサポート」により、イッシュタグの数に応じて味方全員の技威力を強化。それぞれのフォルムでエスパー・かくとうのタイプ抵抗を下げることが可能なサポートロール。

サポート技・バディーズ技でフォルムチェンジし、切り替わる度に味方全員に「物理・特殊技威力ブースト」を1段階付与、さらにサポート技で味方全員の急所率を1段階・ランダムな能力を2段階上昇させる。


ポケモン不思議のダンジョン編集

マグナゲートと∞迷宮ではミュージックパラダイスを作ってくれる。ダンジョン突入時にボイスフォルムかステップフォルムか選べる。


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ編集

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』以降の作品でアイテムのモンスターボールマスターボールからボイスフォルムで登場。「エコーボイス」は上下に向けて音玉を発射し、地形に玉を反射させて攻撃する。


アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

短編『メロエッタのキラキラリサイタル

2012年夏公開の映画キュレムVS聖剣士ケルディオの同時上映短編作品で登場。ポケモン映画で短編が同時上映されるのは、2003年の『おどるポケモンひみつ基地』以来実に9年ぶりとなる。

ルナトーン岩が山の上に来る際、年に一度のメロエッタのキラキラリサイタルが始まる。…のだが、メロエッタがリサイタルに用いるメロディベリーがどこかに吹き飛ばされてしまい、ピカチュウ達はメロエッタのために各地に飛び散った5つのメロディベリーを探すこととなる。

ちゃお』2012年8月号付録DVDに収録の映画公開記念スペシャルアニメ『うたえメロエッタ リンカのみをさがせ』は本作の前日譚となり、ピカチュウ達がメロエッタのためにリンカのみを捜しに行く話である。

ポケモン公式YouTubeチャンネルで配信している。


ベストウイッシュシーズン2

性格はかなり恥ずかしがりや、助けてくれたサトシのことが大好き(公式サイトより(。

CV:中島愛


映画に先駆けて登場。サトシに助けられて、共に冒険することとなる。これまで伝説のポケモンや幻のポケモンが1,2話のゲストで出て来ることはあれど、主人公一行と冒険することはほとんどなかった。


姿を消す力と人の心を癒す力を有する。しかし、非常に恥ずかしがり屋で初対面の人間の前には中々姿を見せない。姿を消している間はロケット団のスコープでなければ見えないが、ポケモン達には何となく見える様子。

彼女の歌声にはトルネロスボルトロスランドロスを制御可能な「うつしかがみ」の封印を解いて神殿を浮上させる力があり、それ故にイッシュ制圧計画「オペレーションテンペスト」実行のためロケット団に狙われている。


シーズン1第82話でロケット団の追跡を逃れるためポケウッドの道具倉庫へ入り込み、ここでサトシと接触、この時逃げようとして置いてあった板にぶつかり、倒れて来た板から助けてもらったのがきっかけ。その後サトシ達の後を追い掛け83話のタチワキシティにも登場、姿を消した状態でサトシのジム戦を観戦していた。


シーズン2第1話(BW85話(でロケット団に見つかり襲われるがなんとか振り切り、ケガをして弱ったところをサトシ達に保護、治療してもらった。体調が回復した後姿を消すが、2話でやっぱりサトシ達の後を追いかけ、共にイーストイッシュまでやって来て同行する。


第12・13話(BW96・97話)にて、ロケット団に捕らえられてしまい、さらに監視されている間に密かに録音されていた歌声により海底遺跡の「うつしかがみ」の封印が解かれてしまった上に、サカキにより伝説のポケモンを操る力に利用され苦しむが、ボルトロスの技を受けパワーアップしたエレキボールを放ったピカチュウにより救助された。


事件後はラリーの仲間が見付けた新たな住処へ移動するため、サトシから「ポケモンリーグは必ず優勝する」約束されてサトシ達と別れた(なお、サトシ本人はイッシュどころかカロスリーグを優勝できず、アローラリーグでようやく優勝できている)。


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

第10章に登場。ヒウンシティの「いこいのしらべ」に現れるが、バルチャイに襲撃されていたところを10章主人公の1人・ホワイトベルが出会う。ギタリストの代わりにベルが弾いたギターの音に反応して「いにしえのうた」を歌い、フォルムチェンジしてバルチャイの群れを圧倒し、ベルの進む道を見つけるきっかけを作った(余談だが、そのバルチャイのリーダーはホワイトの手持ちとなった)。


コラボ編集

ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs編集

初音ミクとポケモンコラボにて、初音ミク(エスパータイプ)の相棒として、ボイスフォルムが抜擢された。

  • なお、アニポケのメロエッタの声優はGUMIでもある。

関連イラスト編集

♪メロエッタども

ボイスフォルム

めろえったいにしえのうた

ステップフォルム

ステップメロエッタこけちゃった・・・


中の人ネタ編集

メグエッタランカとメロエッタ

中の人が他に演じるキャラで、特に緑髪&歌手繋がりでランカ・リーGUMIが出てくることもよくある。


ちなみに同じ緑髪ツインテール歌姫繋がりでミクエッタなるものも出ている。と思ったら上述の通り、公式でコラボした。

ミクエッタ


余談編集

エロメッタ編集

なぜそう呼ばれているのかというと、単に「メロエッタ」という単語の聞き間違いではあるのだが、その他の説として、アニメに登場したメロエッタの鳴き声は「メロ」や「ロエッタ」などだが、とあるファンが「ロエッタ」を「らめぇ」と間違って聞き取ったというものがあるらしい。

真相は定かではないものの、エロメッタのタグが付いているメロエッタは大抵「らめぇ」と鳴いている(?)ので、意外と信憑性があったりするとか。ただし鳴き声が喘ぎ声に聞こえる例は前例のないことではない。


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン BW BW2

ポケモン一覧 幻のポケモン

ノーマルタイプ エスパータイプ かくとうタイプ


0647.ケルディオ(いつものすがた/かくごのすがた)→0648.メロエッタ(ボイスフォルム/ステップフォルム)→0649.ゲノセクト


幻のポケモン編集


同複合タイプ編集




その他編集

緑髪 オレンジ髪 歌姫 バレリーナ

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