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シビルドン

しびるどん

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。『デンゲキニンテンドーDS』の注目株。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0604
イッシュ図鑑(BW)No.110
イッシュ図鑑(BW2)No.179
パルデア図鑑No.343
キタカミ図鑑No.177
ブルーベリー図鑑No.136
ローマ字表記Shibirudon
ぶんるいでんきうおポケモン
タイプでんき
たかさ2.1m
おもさ80.5kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいふゆう
タマゴグループふていけい

各言語版での名称

ドイツ語Zapplarang
英語・スペイン語・イタリア語Eelektross
フランス語Ohmassacre
韓国語저리더프
中国語(簡体字)麻麻鳗鱼王
中国語(繁体字)麻麻鰻魚王

進化

シビルドン

シビシラスシビビール(レベル39) → シビルドン(「かみなりのいし」を使用)


概要

ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)で初登場したポケモン。


外見やでんきタイプであることから、モチーフはヤツメウナギデンキウナギだろう。どちらも鰻に似ているが、鰻ではない魚である(ただし、シビシラスがシラスウナギモチーフである上に毒液を使った技を覚えるので一般的な鰻の要素も持っていると思われる)。


魚型のデザインからみずタイプが入っていると思われがちだが、でんき単タイプである。

体が細長いのみならず、水中移動が可能である。でもなみのりは現在でも覚えない(なお同世代の魚モチーフかつ水タイプではないマッギョは普通に覚える)。

もちろん、腹鰭を足のように使う事で陸上でも歩行が可能である。


図鑑説明によれば、海に生息するポケモンで、吸盤状の口で獲物に吸い付いて牙から流れる電撃で痺れさせていただくという解説がなされているのだが…(詳しくは後述)。


なお、「かみなりのいし」で進化するポケモンとしては、第1世代のサンダースライチュウ以来14年ぶりの登場となった。


ポケモン世界には「鰻登り」に相当する言い回しに「シビルドン登り」があり、ナンジャモが好んで使っている。


性能面

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
85115801058050515

素早さはデンリュウを下回る鈍足だが、攻撃・特攻ともに高く、二刀としても育成できる。

単でんきなのに特性がふゆう。でんき唯一の弱点のじめん技が無効となっており、特性を無効化させなければ弱点をつくことができないというポケモン。

因みにボールから出た時には、明らかに地面に足が付いているのに「ふゆう」である。初見で騙されたトレーナーは多いだろう。


しかし、最近は特性「かたやぶり」を持つ強力なじしん使いが増えてきた事もあるので、油断していると痛い目を見ることになる。

弱点を突かれなくても、元々半減タイプが少なめな上に耐久種族値は中途半端なので、強力なアタッカー相手にはあっさりやられてしまう事も多い。

発売初期こそシャンデラヒヒダルマと同じく能力で話題を呼んだポケモンだったが、「(全国戦では)言うほど凶悪でも無い」という事から彼ら(彼女ら)と同じように埋もれて行く事になる。


とは言え、WCS2011(イッシュダブル)ルールではひこうタイプの技を半減できるタイプのポケモンにはマイナーな物が多く、その中で耐久もそれなりでひこう技を半減できるシビルドンに一時期注目が集まったりもしていた。

鈍足なのでトリックルームとの相性も良いのも利点。


早い段階でシビルドンに進化させてしまっても、攻撃技の殆どは技マシンで補強できるので安心、というよりは技マシンがないと強さを発揮できない。

ひとたび技マシンを使えばその攻撃範囲が遺憾無く発揮される。過去作限定技が使えなくなった最新世代においても、こいつはなんとこおりタイプフェアリータイプ以外全てのタイプの攻撃技を覚えることが可能。しかも各タイプの主力級の技が揃っており、両刀種族値も相まってどの技も実戦起用に足る性能を持つ。


タイプ一致は物理と特殊が両方長けており、でんきタイプ定番のかみなり」「ワイルドボルト」「10まんボルト」「ボルトチェンジが使える。

サブウェポンとしては、技マシンだけでも、物理でドラゴンクロー」「かみくだく」「かわらわり」「いわなだれ」「とんぼがえり」「アクロバット、特殊はかえんほうしゃ」「くさむすび」「ラスターカノンなどがある。

変化技も含めれば特防2段階ダウンのアシッドボムのほか、でんきタイプお馴染のでんじは、強制交代のドラゴンテール」「ほえる、特防補強のひかりのかべと混乱させるいばる、積み技のとぐろをまくが使用でき、コイツとはまた違った意味でなかなか技の読みにくいポケモンになっている。


続くBW2では、教え技によってばかぢから」「ギガドレイン」「ドレインパンチなどを使えるまでになり、さらには単でんきタイプポケモンとして初めて、みずタイプ技「アクアテール」を使えるようになった。これにより、技のレパートリーはさらに増え、タマゴ技がないことを除けばニドキングに迫るほどの器用なポケモンへと進化した。


ダブルトリプルバトルではふゆうの特性からかたやぶりを持たないじしん持ちの物理アタッカーと相性が良い。

特にドリュウズガブリアスグライオンと非常に相性が良く相互の弱点を補う事が可能になる。


第9世代におけるテラスタルの恩恵はあまり大きくない。

テラスタルでタイプを変更する場合、一般的には本来の弱点タイプを打ち消すようなタイプに変更されることが多いが、元々特性で弱点をカバーできているシビルドンの場合は耐性面でタイプを変更するメリットはやや薄い。

元と同じタイプでテラスタルすればタイプ一致の威力が2倍になるため、アタッカーとして使う場合は素直にでんきタイプで運用した方がいいかもしれない。

いっそ「テラバースト」で技範囲を拡充するために耐性を捨ててこおりタイプのテラスタルを選ぶのも良いかもしれない。過去世代で「めざめるパワー」(こおり)型が普通に使われていたのを考えると至極当然の事なのかもしれない。

単タイプとして優秀寄りなドラゴンも良いかもしれない。因みに北パルデア海でドラゴンテラスタルの個体は野生入手することができ、一種のデザイナーズコンボと言える。

因みにストーリーでは、この人物このポケモンを電気タイプにテラスタルすることで、擬似的なシビルドンを作り上げている。


なみのりは貰えず、「じごくづき」や「ばかぢから」などは没収された一方で「アクアブレイク」、「インファイト」、「たたりめ」、「じならし」、「しねんのずつき」、「のしかかり」、「ボディプレス」、「じだんだ」、「ヘビーボンバー」といったサブウェポン、「かいでんぱ」や「ビルドアップ」といった補助技を多く与えられた。加えて「げきりん」や「ほのおのパンチ」の習得も容易になっているのも特筆すべきポイントであり、何故このような厚遇が為されたのかは全くの不明。

一線級にこそなれなかったが、でんきタイプ単体としてはなかなかの技範囲にアップデートされているのでファン諸氏は使ってみてはどうだろうか?



使用トレーナー

ゲーム版

こちょこちょお食事タイム


アニメ版

  • クダリ(BW)
  • ケンオー(BW103、104話)
  • イモタロー(BW106話)
  • ポケモンハンター(新無印80話)

漫画版


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • クダリのシビルドン
    • 声:渡辺明乃
    • BW48話でサブウェイマスター・クダリの手持ちポケモンとして初登場。サトシのピカチュウなどのポケモンを連れ去った列車を追跡するため、「ほうでん」でサブウェイマスターやサトシたちを乗せたトロッコをスピードアップさせた。ライモンシティからカナワタウンまでの長時間ほうでんを続けるという、一見地味ながらも規格外のスペックを見せつけてくれた。さすがはサブブウェイマスターのパートナーである。

  • BW103・104話:イッシュリーグの出場者ケンオーの手持ちが登場。
  • 106話:同じく出場者イモタローの手持ちが登場。
  • XY9話:シトロンのイメージで登場

  • XY&Z特別編「最強の二人シトロンデント!!」
    • 野生の個体が登場。最初の内はシトロン達を襲っていたものの、ユリーカの説得によって和解した。また、何気に最後のシルエットクイズの答えのトリを務めていたりする。

  • 新無印80話:ニトウの仲間であるポケモンハンターのポケモンで登場。しかし、サトシとゴウを助けにきたアサヒウーラオスにより倒された。

『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ

  • 18話
    • シビルドン登りの画像が実際に登場した。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • 10章でゲーチスの手持ちが登場。通常個体とは異なり、常に笑顔とかなり不気味である。ダークストーンのありかを見つけたブラックを気絶させ、最終決戦時にはウォー(ウォーグル)とゴーラ(アバゴーラ)を同時に相手にする実力を見せたが、ワンオペ状態であった事を見抜かれ、これが逆転の一手を与えてしまいブオウ(エンブオー)のフレアドライブに敗れる。
  • 11章では祖父から貰ったポケモンの一匹であるヒュウのシビシラスが最終進化した姿で登場。

余談


  • 第五世代のドットイラストは体の前半分を持ち上げて地面に立つというもの。体躯が大きく見えるこのどっしりとした構えはファンからの人気も高かった反面、地面に足をつけているのに特性が「ふゆう」という状態にツッコミを入れられる事もあったとか。
    • 第六世代に入りグラフィックが3DCGへ刷新された際には、スカイバトル実装に伴う対応の為か体を伸ばした状態で浮遊するものへ変化した。宙に浮きつつニョロニョロと体を動かすその姿は誰が呼んだか鯉のぼり。実際の体長がより鮮明になった結果、ビジュアルから受けるサイズ感が大幅に変わり、そのギャップに衝撃を受けた人も多く見受けられた。ただし、ポケパルレでは第五世代でお馴染みだった立ち姿を見せてくれる。
    • 第八世代では未実装だったが、2022年8月のポケモンプレゼンツにて『ポケモンSV』に晴れて登場することが発表された。それも鯉のぼり状態から一転して立った姿で動くシーンが流れたため、「9年ぶりにシビルドンが立った!」と世界中のシビルドンを愛するトレーナー達が歓喜した。ちなみに、同放送では逆に立たないことを望まれたポケモンにも注目が集まっていた模様。
      シビルドンが立った!
  • しかし、実際に発売されたポケモンSVにおいては戦闘中は鯉のぼりのままであった。PVに映されていた地面に立つシビルドンは、過去作のポケパルレ等と同じく戦闘時以外のシーンだった模様。ただ、さすがにサイズに関してはとても2.1mあるようには見えなかった為かそれなりに大きくはなっている。

  • BW劇場版第1作では元ネタが魚類のためか、シビシラス、シビビールと一緒に海を泳いでいたが、原典では洞窟に出現する。
    • BW2にて進化前のシビビールが『うみべのどうけつ』に出現する為、ある程度の疑問は解決した…はず。
    • 第7世代では遂に野生個体が登場するが、ポニの樹林(島スキャン)とまたしてもツッコミどころのある生息地に逆戻り。海辺に近いとは言え、森に出現とは如何なものであろうか…。
    • そして『ポケモンカードゲームXY』や『ポケモンカードゲーム ソード&シールド』でシビシラス系が海で生活する様子が描かれるなどの動きが見られ、遂にSVではシビシラス系がパルデア地方の海辺に出現するようになった

関連イラスト

シビルドン!!シビルドン

シビルドンTwitterにあげたやつまとめ


関連タグ

ポケモン一覧 でんきタイプ


0603.シビビール0604.シビルドン→0605.リグレー


バチンウニ:同じく水棲生物モチーフなのにでんき単タイプ。


かみなりのいし繋がり

ピカチュウ / ライチュウ

イーブイ / サンダース

レアコイル / ジバコイル(8世代から)

デンヂムシ / クワガノン(8世代から)

ノズパス / ダイノーズ(8世代から)

ズピカ / ハラバリー


その他

ヴォルティール・ビブリーオ:外見が似ている電気タイプ。共通点多数。

葉月恋:『ラブライブ!スーパースター!!』のキャラクター。髪型のせいで「シビルドン会長」などと呼ばれている。

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