曖昧さ回避
- ケルト神話に登場する女神。→シロナ(ケルト神話)
- フダンソウの別名。
概要
「あたしは シロナ
ポケモンの しんわを しらべてる
ものずきな ポケモントレーナーよ」
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で初登場したキャラクター。
英語版の名前は「Cynthia」。ギリシャの月の女神、アルテミスの別名である。
シンオウ地方のポケモンリーグチャンピオンで、シリーズ初となる女性チャンピオン並びにラスボスでもある。
ゲーム中でも主人公の行く先々へ登場し、重要なヒントやアイテムをくれる。
考古学者でもあり、ポケモンの神話や遺跡を研究している。
トレーナーや研究者の間では有名な人物であるという。
過去に主人公と同じくポケモン図鑑を持って冒険をしていたことがあり、ナナカマド博士とは昔からの知り合いである様子。
「カンナギタウン」という小さな村の出身。
家族構成はカンナギタウン長老である祖母、祖父、妹がいる。両親は不明。
シナリオを担当した松宮稔展によると、名前の由来はメギ科ナンテン属「ナンテン」の一種、「白南天(しろなんてん)」。
ナンテンの花言葉は「私の愛は増すばかり」「よい家庭」。
年齢は不明で、シキミ曰く「……いくら取材してもちっともわかりません シロナさんっておいくつかしら? アナタどう思います?」。
ちなみにアニメでは自動車を運転している。
2015年7月、ねんどろいどでフィギュア化。ポケモンキャラではレッドに次いで2人目となる。
売上は好評を博し、ポケモンセンターとアマゾン限定にも拘らずAmazonの2015年年間売上ランキングで第14位という異例の大ヒットを記録。
2016年8月には MEDICOM TOYのPPP(パーフェクトポージングプロダクツ)で、ダイゴに続いてリアル頭身でフィギュア化した。
このため、歴代女性キャラクターの中でもビジュアル面での人気もかなり高い。
容姿
膝に届く程の金髪に、黒いファー付コート(襟巻とコートは別パーツ)が特徴な美人。
耳上にはルカリオの房に似た髪飾りを付けている(アートブックには「黒曜石に金ライン」と書かれている)。
瞳の色は銀色。
金色や青と間違われやすいが、銀色である。
前髪で覆われているため左目が常に隠れて見えないが、後述のねんどろいどなどでは普通に確認可能。
ポケモンカードゲームのスリーブのイラストでは黒のマニキュアを付けている。
デザインを担当した杉森氏は「シロナを描く際に気をつけているのは、とにかく美しくということですね」と語っている。
人物
外見はミステリアスでクールビューティーな印象だが、性格は基本的には温厚。
ポケモン勝負では勝敗よりどう楽しむかを大切にしている。
正義感が強いと思える一面も持ち合わせており、プラチナでは、感情のない世界を生み出すために世界をリセットしようとするアカギの思想は真っ向から否定。
アカギとは対照的に、今ある世界そのものに希望を見出している彼女にとって、アカギの野望は到底理解可能なものではなかったのであろう。
価値観以外にも
・名前が紅と白を彷彿とさせる
・海外版の名前が太陽と月に関連
・親族(と思われる人物)の証言などから幼少時より孤独な面が見えるアカギ、カンナギタウンの親族に恵まれたシロナ
など、アカギとは対となる部分が多く見受けられる。
ただ、先祖と思われる人物達の間に特に交流はなく、特にアカギの先祖候補は月の旧名が由来となっておりむしろシロナ寄りのネーミング。血統からくる因縁というよりは単に価値観や生き様が正反対ということであるようだ。
社交的な人柄で、「ポケモンBW」ではカトレアの別荘を訪れており、アロエと研究者同士アカデミックな話をしたり、シキミからの取材を受けたり、アイリスに懐かれていたりしている。
一方で、片付けが苦手という一面も持っており、自室は研究資料などが山積みとなっているらしい。
自宅の場所は「どこに あるのかも ヒミツ!」
ちなみにキャラデザを手掛けた杉森建氏は、2014年12月に発売された『ポケモンカードゲーム イラストコレクション』収録の「シロナの想い」について「バッジを集めてやって来た主人公を、調子乗ってんじゃないわよと迎え撃っているところだと思います」と述べており、杉森氏の構想では女王様……もとい、気が強くSっ気がある一面を有していたらしいことが推察される。
発言録
- 「相手がトレーナーなら、勝負すればどんな人かわかる。どんなポケモンに、どんな技を覚えさせているのか、道具は何を持たせているのか、その時言葉はいらないの」
後述のガチパも、相手とのコミュニケーションであるポケモン勝負において手抜きはしないという信念の現れだと分かる。
- 「今よりも強くなるために必要なこと? それはずっとずっとポケモンを好きでいることかな」
彼女の最大のポリシーであり、ポケモンへの愛情は非常に深い。
彼女の手持ちはほとんどは普通に野生で入手出来るが、
- 進化レベルが遅い(ガブリアス、ウォーグル)
- 石、特定の場所などの特殊条件が必要(グレイシア、シビルドン、ミロカロス、ミカルゲ、ポリゴンZ)
- 懐かないと進化しない(トゲキッス、ルカリオ、ロズレイド)
- 強い技をなかなか覚えない(トリトドン、ガブリアス、ミカルゲ、ジャラランガ、ポリゴンZ)
といった進化・育成に一手間掛かるポケモンばかりであり、彼女のポケモンへの愛情の深さ、努力の跡が見受けられる。
- 「この世界が憎いなら自分1人誰もいない所へ行けば良いだけでしょう」
アカギへの発言。彼女の決して穏和なだけではない一面が垣間見える。
ポケモンマスターズでは彼女なりにこの発言に対して思うところがあったようで、自分なりの「答え」を出したスタンスの変化を見られる。
- 「あたしもね、世界はどんどん変わっていけばいいなぁって思ってるの。勿論アカギのように誰か1人だけが望む世界はダメよ。自分が望む世界……。一緒にいるポケモンも隣にいる人も良いねって笑顔になるような……。そんな世界に変えて行けば、もっともっと素敵になるってあたし信じてるの」
ポケモンへの愛情の深さと合わせ、彼女のポケモンや人に対するスタンス、未来へのビジョンが窺える。
作中での行動
ダイヤモンド・パール・プラチナ
主人公のことはハクタイシティで出会って以来非常に気に掛けていて、チャンピオンとしてでなくあくまでも先輩トレーナーとして接してくれる。
特に『プラチナ』では
等々出番が大幅に増えた。
ハートゴールド・ソウルシルバー
「シントいせき」のイベントに登場。
彼女の考古学者としての側面を垣間見られる。
ブラック・ホワイト
条件を満たすとサザナミタウンにあるカトレアの別荘に現れる。
欲張って水着を沢山持って来てしまったり、海底遺跡の調査とバカンスを満喫している様子。
「問題があります。白い水着と黒い水着……どちらがあたしに似合うかしら?」
誰もいない際にコッソリ海水浴をしているという噂が流れており、その姿は「とにかくすごかったらしい」とサザナミ湾の女性が話す。
ブラック2・ホワイト2
前作と変わらずサザナミタウンの別荘に登場。他、PWTにも出場している。
前作より2年経過し、海底遺跡調査も続行中である。
X・Y
本人登場はないが、関連していると思えなくもない人物は複数いる。
若い頃ナナカマド博士に師事していた。シロナと面識があるのかは不明。
ドラセナの祖父と祖母は昔を伝える町の生まれであり、彼女は時間や空間を司るポケモンに憧れてドラゴン使いとして鍛えている。
衣装が白を基調とするなどシロナと対を成すようなデザインとなっている他、ポケモン勝負に対する信念、使用ポケモンの種類、性格など似た点が見受けられる。
サン・ムーン/ウルトラサン・ウルトラムーン
アローラのバトル施設「バトルツリー」のスーパーランクでボストレーナーの1人として登場する。
南国アローラでも衣装に変化なし。ファー付ロングコートが凄く暑そうである。アニメの夏服を逆輸入しても良かったのではないであろうか……。
手持ちポケモン
タイプにこだわりはなくチャンピオンとしてはグリーン以来のオールラウンダー。手持ちのイメージは彼女に合わせて、全体的にどこかミステリアスな雰囲気があるパーティーである。
新作が出る度に新しい手持ちを迎えており、プレイヤー次第で手持ちのパターンが複数用意されるようなキャラを除くと使用したタイプのレパートリーは歴代最多となっている(未使用なのは、ほのお、エスパー、いわ、むしの4タイプ。他は全て使用経験がある)。
切札ガブリアスは勿論、常にミカルゲとルカリオをパーティに投入しているという特徴がある。
(エース詳細に関しては単独記事も参照のこと。)
所持ポケモンのレベルの高さ、タイプバランスと技構成(PWTとBDSPでは所持アイテムも)の良さから、ポケモンリーグチャンピオンの中では歴代最強クラスと称されることも多い。
ダイヤモンド・パール
プラチナ
- ミカルゲ Lv.58→74
- ロズレイド Lv.58→74
- トゲキッス Lv.60→76
- ルカリオ Lv.60→76
- ミロカロス Lv.58→74
- ガブリアス Lv.62→78
ブラック・ホワイト
ブラック2・ホワイト2
- ミカルゲ Lv.76
- グレイシア Lv.76
- トゲキッス Lv.76
- ルカリオ Lv.76
- ミロカロス Lv.76
- ガブリアス Lv.78
PWT
- ミカルゲ
- ロズレイド
- トゲキッス
- ルカリオ
- グレイシア
- ガブリアス
PWTでのバトルのため、レベルは全て50。
サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン
BDSP
初戦
- ミカルゲ Lv.61
- ロズレイド Lv.60
- トリトドン(西の海)Lv.60
- ルカリオ Lv.63
- ミロカロス Lv.63
- ガブリアス Lv.66
※ダイパの手持ちと同一。
再戦
- ミカルゲ Lv.74
- ロズレイド Lv.74
- トゲキッス Lv.76
- ルカリオ Lv.76
- ミロカロス Lv.74
- ガブリアス Lv.78
※プラチナの手持ちと同一。
再再戦
- ミカルゲ Lv.84
- ポリゴンZ Lv.85
- トゲキッス Lv.86
- ルカリオ Lv.86
- ミロカロス Lv.84
- ガブリアス Lv.88
バトルタワー
パターンA
- ルカリオ
- トゲキッス
- ガブリアス
パターンB
- トゲキッス
- ミロカロス
- ガブリアス
パターンC
- トリトドン
- ルカリオ
- ガブリアス
攻略
DPt
バランスタイプパーティであるが、技構成はほとんどフルアタなのでほとんど変化技を気にせず弱点を突くゴリ押しで対処可能。
最大の難所はやはり切札ガブリアスで4倍弱点のこおり技でも不一致なら耐えてしまうことが多い。
もし直ぐに倒すのが辛いようであれば耐久力があるポケモンにチェンジして体勢を整えたり、ギガインパクトの反動の隙を狙って一気に畳み掛けよう。
プラチナではトリトドンがトゲキッスに変更され、初戦では各ポケモンが使う技もDPから一部変更されている。
(再戦では大半のポケモンがDPで使っていた技を取り戻す。一方ミカルゲはさしおさえを再習得することなく、シャドーボールがあやしいかぜに変わっている。)
そして、再戦では四天王と共にレベルが16上がり、切り札のガブリアスはLv.78となる。
この記録は約6年間破られなかったが、2014年発売の「ORAS」で一時的にダイゴのメガメタグロス(Lv79)に最高レベルの座を譲ることに。
(BW2ではチャレンジモードにより切札が再戦でLv83へ到達するが、これはあくまでやりこみ要素であるため含めないものとする。)
そしてその7年後には……。(後述)
BW・BW2
クリア後にサザナミタウンにあるカトレアの別荘に訪れると、春・夏の時のみ1日1回勝負が可能。秋・冬になるとシンオウへ帰ってしまうが、まだ1度も会っていない場合は対戦可能。
また、1度も勝てていない場合に秋・冬となった際は勝てるまで居残っていてくれる。
これも挑戦チャンスは1日1回。
レベルを合わせているのか『プラチナ』と比べると少々弱体化した感もあるが、手持ちバランスの良さはイッシュチャンピオンアデクを上回る。
BW2では若干手持ちが変わりレベルも上昇。技構成もより凶悪となっており、プラチナ以上の強敵として立ちはだかる。
チャレンジモード時のガブリアスはLv82へ到達する。
貰える経験値は大きく、所持金もすぐ近くのブルジョワ一家との対戦で補えるので負けても余り問題ない。
殿堂入りに向けて稽古して貰うのも良いであろう。
ちなみに上記の通り、彼女に勝利後の別荘にはイッシュの女性四天王(春)、女性ジムリーダー(夏)が遊びに来るようになり、女の園と化す。
シロナだけでなく訪れた女の子達のガールズトークも必見である。
PWT
ミロカロスが抜け、ロズレイドが再加入。
シンオウ地方で初登場したポケモンで構成されている。
先発ガブリアスでつるぎのまい+げきりんのゴリ押しときあいのタスキで確実につるぎのまいを舞って来る戦法が非常に厄介。
その他のポケモンも変化技を織り交ぜて来るので、単純な攻めでは倒せない。
SM・USUM
他ボストレーナー同様手持ちはランダムで技構成や持ち物も複数パターンがある。
さらにルカリオとガブリアスはメガシンカさせて来る場合がある。
メガシンカ可能なポケモンが2匹も控えてるのがどれだけ恐ろしいことであるか肌で分かるであろう。
BDSP
パーティはリメイク前同様なのであるが、全ポケモンが5V以上、努力値調整済に加えて、技構成や道具が明らかに対人戦を意識したとしか思えないようなガチ構成となっており、リメイク前よりも攻略難易度が大幅に増している。
どのポケモンも非常に強力なのであるが、特に難敵として挙げられるのがガブリアス、ミロカロスの2体。
ガブリアスは高レベルなのに加え素早さに努力値が振られており、レベル60程度ではまず抜かれる。
技もそれまで隙となっていたドラゴンダイブとギガインパクトがそれぞれドラゴンクロー、つるぎのまいへ変更され、積んでからの全抜き性能が大幅に向上している。
新たにガブリアスの天敵となったフェアリータイプ対策にどくづきを採用しており、安直に並耐久のフェアリーを出しても返り討ちに遭う。
さらにヤチェのみを持っており、下手な氷技では耐えられてしまう。
おまけに特性も隠れ特性さめはだである。
ミロカロスは努力値がHP・防御極振りなのに加え、かえんだまによるふしぎなうろこ能動発動により物理方面は鉄壁。
かといって下手な特殊はミラーコートで倍返しされ、じこさいせいで回復されるといういかにタイプ相性が良くとも生半可な攻撃では突破出来ない要塞となっている。
ダイマックスやメガシンカといったパワーアップシステムが存在せず、使用出来るポケモンが限られていることや他四天王のガチ構成具合も総合すると歴代でも最高クラスの難易度といえ、歴戦のガチ勢からですらも苦戦したという報告が多数上がっている。
これだけでも相当な難敵であるが、再再戦ではレベルが大幅に上がり、ガブリアスのレベルがレッドのピカチュウと同じ88に到達。
しかもパーティレベル平均ではレッドを上回っている。
さらにロズレイドに代わりポリゴンZが加入し、耐性・火力共に強化。
おまけに5V(というか6Vよりもやばい、ポリゴンZとトゲキッスとミロカロスはA逆Vだしガブリアスとルカリオに至ってはC逆Vとか言う廃人でも中々見ない個体値になっている)・努力値は継続の上、技構成や道具に至っては据置きどころか強化されており、レッドとはレベル以外比較にならない。
挙句の果てにシロナのAIもBDからかなり良くなっており、適切なタイミングで回復したり、弱点を的確についてきたり、抜群を食らったら交換をするなど、かなり適切な行動をしてくる
まさしく歴代最強のトレーナーと呼ぶにふさわしい強さであり、撃破するのは非常に困難な挑戦となるだろう。
総じて「対人戦でどういうポケモンが強いのか・どんな技構成が有効なのか」が突き詰められ反映されている非常に歯ごたえのあるチャンピオンに仕上がっているが、一方で、その分初心者には厳しい相手にもなってしまっており、今回の仕様変更はプレイヤーの間でも賛否両論となっている(ストーリークリア後のバトル施設の相手でもないのに技構成だけでなく個体値や努力値まで弄るのは流石にやり過ぎという意見が少なくない)。
- 対策
勿論、対策が全くない訳ではない。
初心者にも出来る攻略法として良くお勧めされるのは、トリトドン若しくはミロカロスを起点にギャラドスに「りゅうのまい」を最大まで積ませてゴリ押しして行く方法。
レベルにもよるが、最大まで積めば大抵の相手には先制出来る上、「こおりのキバ」を覚えさせておけば切札であるガブリアスも運が良ければ一撃で仕留めることが可能。
ただし、「こおりのキバ」はノモセシティにいるわざ教えマニアに思い出させてもらわなければならない点には注意。
212番道路と214番道路で隠しアイテムとしてハートのウロコが拾えるので、それを使用して思い出させてあげよう。
ちなみにシロナの手持ち全員が耐性を持たない技タイプはひこうタイプのみ。
初戦に限ればじめんタイプ、初戦と2戦目に限ればゴーストタイプ、3戦目に限ればフェアリータイプにも耐性を持たない。
それでもどうしても勝てないという場合は、チャンピオン戦では70代後半 - 80代程度まで上げると多少は楽に突破できるので、地下大洞窟等も活用して十分なレベリングをしてから挑むと良い。
また、現在はポケモンHOMEとの連携が出来るようになっているため、『剣盾』や『SV』で厳選&育成した個体を連れて来れば楽に攻略することが可能。自慢のポケモンで攻略してみたいという場合は検討の余地があるであろう。
戦闘BGM
原曲
正式曲名:「戦闘!チャンピオン」
作曲者:増田順一
全体的に疾走感がある曲調であり、ある種の威圧感をも与える。
それでも熱い戦いを盛り上げる1曲として評価は高い。
BW
原曲より半音上がっているが、雰囲気を崩していないアレンジとなっている。
BW2
編曲者:一之瀬剛
BW版からさらにキーが上がった。
裏でパーカッションを強く効かせたアレンジ。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
編曲者:片岡真央
バイオリンとピアノをメインで演奏されているが、秒針のような音や原作を意識した8Bit音源も入る。
後半は戦闘前の曲「チャンピオンシロナ」のアレンジに移行する。
ポケモンマスターズ
正式曲名:「決戦!シロナ(ポケマスアレンジ)」
編曲者:山田玄紀
スマブラ版同様「チャンピオンシロナ」がメインで、そちら同様ピアノの音が使用された。
BDSP
原曲を忠実に再現しながらもSwitchの音源でアレンジされており、さらに激しさが感じられる曲へと様変わりした。
アニメ版
アニポケ サトシの旅シリーズ
CV:櫻井智
第40話で初登場。
アイス選びに1時間も悩んだり、おにぎりとサンドイッチのどちらを食べるか悩んだ結果アイスを買うなどアイス大好きキャラ。
他にもジープ運転やポケモンへのプロ並みの治療を披露した。
シンジと対戦しズイの遺跡の言葉を用いてシンジとサトシの関係をフォローしている。
また、152話でサトシ達と伝説ポケモンのユクシー、エムリット、アグノムと協力し、ディアルガ・パルキアに対抗する等アニメ独自の設定で存在感を示した。
- 「ベストウイッシュ」
サザナミタウンで休暇中で、サトシ達のコーチ役を務めた他、ポケモンワールドトーナメント・ジュニアカップに特別ゲストとして出演した。
水色を基調としたノースリーブの夏服となり、履物もサンダルに変わっている。
エキシビションマッチではスパンコール素材のようなピンクのマントも着用した。
アイリスには一目で懐かれており、彼女のキバゴが「ギガインパクト」を習得するキッカケを作り、イッシュ地方ではツンベアーアイスに夢中となっていた。
お釣りを貰い忘れたりとうっかり屋さんな面も見せている。
77話ラストで再登場。
サトシとデンジのポケモンWCS公式戦を会場外のテレビで観戦しており、試合後のデンジの口より、彼女がマスターズエイトに名を連ねていることが明かされる。
そして83話「お星さまになったピィ」で、9年振りに声出しで再登場。
ジョウト地方で起きていた「永遠に続く夜」の謎を突き止めるべく、サトシやゴウと共に謎を解明。
その後、BDSP発売記念特番となった89話にも登場。後述のポケマスを反映したのかジャラランガを使用。
さらに、LEGENDSアルセウス発売記念特別編「神とよばれしアルセウス」にも登場。登場時には、ポケマスのマジコスでのヘアスタイルをしていた。
サトシが、キバナとの入替戦後のランキング発表により現時点で2位の座にいることも判明。マスターズトーナメント初戦はBWシーズン2で知り合ったアイリスと直接対決し、貫禄ある勝利を収めるも、準決勝でサトシとの勝負に敗れた場合にはバトルより離れる意向でいることが判明し、それをカルネに伝えた。
サトシとの準決勝前で、相棒であるガブリアスはシンオウ地方の最初のポケモンではなく、卵より孵したフカマルから育てたという。また、オフの日であるが普段の衣装と違い水色のカットソーに紺色デニムというカジュアルな服装に加え、お団子ハーフアップのような髪型であった。
セミファイナルでは、当然サトシよりも観察眼、戦術面、戦略面を上回り、手持ちを頻繁に交代させるなどでペースをかき乱し、カイリューやゲンガーを早々に戦闘不能にさせる。
サトシの事もよく知ってるためサトシのあの手この手の太刀筋をことごとく封じている。
しかしピカチュウ、ウオノラゴン、ネギガナイトの奮闘によってトリトドン、ミカルゲ、ロズレイド、ミロカロスを倒され、2対2の振り出しとなったが、サトシの最後の1匹がルカリオとなったことでもう1つの奥の手であるダイマックスをトゲキッスに使う。
一時はダイマックスしたトゲキッスの攻撃と追加効果で優位に立ちかけるも、サトシはメガルカリオで応戦し、激しい攻防の末にトゲキッスは倒れる。
そしてサトシはルカリオ、シロナはガブリアスの一騎打ちへもつれ込む。互いの想いと死力を尽くした壮絶なバトルの末に勝ったのは、サトシのルカリオであった。
敗れはしたものの、サトシとのバトルの中で多くの挑戦や研究に挑み続けた頃を思い出したことでバトルへの気持ちが再燃し、サトシとのバトルを最後に引退しようとしたことを撤回する運びとなった。
映画『アルセウス 超克の時空へ』や『幻影の覇者 ゾロアーク』にも少しだが登場している。
余談
アニポケオリジナルの設定ではあるが、劇場版『キミにきめた!』に登場するマコトの母は(監督曰く)シロナの親戚であるとの事。
マコトもシンオウ地方の出身である。
髪飾りがなく茶髪であるなどの違いはあるが、意図的に似せたとの事であり、線画の段階では本当にシロナ本人に見えるほど似てしまったらしい。
ゲームに登場するシロナの妹も茶髪であるが、その事をスタッフが意識したのかは不明。
マコトの母も地元では有名な凄腕のトレーナーだという。
使用ポケモン
ポケモンを繰出す際はそのポケモンに合うような口上をいう。
繰出す際の口上は、「天空に舞え!ガブリアス!」
- トリトドン(西):DP96話で初登場。
繰出す際の口上は、「波涛より来たれ!トリトドン!」
- グレイシア:BW2(イーストイッシュ編)1話で初登場。メロエッタの氷枕を作るために繰出された。唯一、バトル描写がない。
- ジャラランガ:新無印編89話で初登場。ポケマスに合わせての登場。
- ロズレイド:「神とよばれしアルセウス」で初登場。
繰り出す際の口上は、「咲き誇れ!ロズレイド!」
- ミロカロス:マスターズトーナメント1回戦(アイリス戦)で初登場。シロナの回想で、ヒンバスを釣り上げてから育て進化させたことが判明した。
繰出す際の口上は、「美しき水の精!ミロカロス!」
繰出す際の口上は「震えよ魂!ミカルゲ!」
繰り出す際の口上は、「恵の翼、ここに!トゲキッス!」
ダイマックス使用時の口上は、「そびえよ白き翼!ダイマックストゲキッス!」
ポケモンジェネレーションズ
CV:遠藤綾
11話「新しい世界」に登場。
ギンガ団を止めるべく、『やりのはしら』へ駆け付けた。
他媒体
ポケモンマスターズ
CV:園崎未恵
通常
相棒ポケモンはガブリアス。
メインストーリー序盤より姿を見せており、その後、2020年元旦フェス限定バディーズとして実装された。
実装期間中にエピソードイベント「ふたりの王者」が開催され、同じく限定バディーズであるワタルと共に登場した。
メインストーリーでは、度々ブレイク団騒動沈静に力を貸している。
WPMでは、準々決勝(メインストーリー27章)で、後述のマジコス衣装で主人公チームと対戦する。チームメンバーはカトレアとコクラン。
なお、残念な美人としての側面も、直るどころかさらにダメな方向へ走ってしまっているようである……
タイプは「じめん」でじしんをメインに攻撃する全体物理アタッカー。
メガシンカさせるとスキルによって地面タイプに変化したきりさくによる単体攻撃でも活躍出来るエースアタッカー。
プラスパワーにより攻撃、トレーナー技で急所率と素早さを上昇でき、バフも自己完結している。
天候が「すなあらし」の時に大きく火力が上がり、トレーナー技の効果も倍増する。
しかし自分では「すなあらし」を起こせないので、アセロラ&シロデスナなどの「すなあらし」を起こせるパートナーや、回復役サポーターと組ませたいところ。
実装当時は充分な戦闘力を誇ったのであるが、時が経つに連れてインフレが進み、シロナの立ち位置はかなり危くなって来ている。
その理由として、メインウエポンのじしんであるために威力が分散してしまい、数値ほどの火力が出せないこと。
バディストーンボードにバディーズ技の威力を倍増させるパネルがないため、最も火力が期待可能なバディーズ技における火力が他のバディーズほど期待できない点がある。
そして最も肝心なのが、最大限のパフォーマンスをするためには砂嵐が必須である点にある。
このためバフが自己完結型でありながら編成自由度が損なわれ、他の自己完結アタッカーに大きく劣る結果となってしまっている。
それでも運営が一向に新規地面バディーズを実装しなかったことから、長らく数少ない高い戦闘力を誇る地面アタッカーという希少性を保っていた。
しかしマスターバディーズであるマツブサ&グラードンが実装されたことで、その立ち位置からとうとう退くこととなる。
翌月にシロナと高相性といえる地面サポートであるノボリ&ドリュウズが実装されたことで、編成自由度という観点は多少改善されたが、それでもマツブサの高火力には遠く及ばない。
砂パアタッカーという観点においても、やはりバディーズ技の強化パネルがないという点が足を引っ張り、他の砂パアタッカーに大きく後れを取っている。
トレーナー、ポケモンの両方が人気のあるシロナ&ガブリアスのこの現状を嘆いているファンは多く、運営に何かしら強化を望む声が後を絶たなかった。
2022年8月25日のポケマスデーから過去に実装されたバディーズ強化が行われることが発表され、その第1弾目としてシロナ&ガブリアスが抜擢された。
ボードの強化が行われ攻撃+20と素早さ+20が技レベル1、砂嵐時B技威力上昇5と抜群時威力上昇5が技レベル2、攻撃上昇分B技威力上昇と登場時攻撃上昇1が技レベル3で取得可能になった。
2つのB技威力上昇と4つのB技強化パネルを取得するとB技の火力指数が35.4万まで伸び、マジコスサカキ&ニドキング(B技火力指数29.7万)やマツブサ&グラードン(B技火力指数20.8万)を上回る数値にまで成長した。
じしんに関しても抜群時とはいえ威力上昇パネルが追加されたことでじめん弱点相手にはさらに強く出れるようになった。
マジコスの方はマジコスシロナを参照
関連イラスト
シロナOnly
Withポケモン
関連タグ
ポケモン DPt ポケモンリーグチャンピオン シロナのガブリアス
ヒカリ(トレーナー) コウキ(トレーナー) アカギ(ポケモン) カトレア(トレーナー) ウォロ
シキミ カルネ(トレーナー) ドラセナ(トレーナー) プラターヌ博士
シロナ(トレーナー):表記揺れ
ウォロ、コギト:いずれも『LEGENDSアルセウス』に登場するキャラクター。容姿がシロナに似通っていることから先祖・子孫に当たる関係性なのではないかと注目が集まっている。
メーテル:『銀河鉄道999』の登場人物。「金髪ロング」「全身を覆う黒い衣装」「ミステリアスな年長の美女」など、オマージュ元としている節がある。
他地方チャンピオンタグ
レッド(ポケモン) グリーン(ポケモン) ワタル(トレーナー) ツワブキ・ダイゴ ミクリ(トレーナー)
アデク チャンピオンアイリス カルネ(トレーナー) ダンデ オモダカ ネモ(トレーナー)