杉森建とは、ヤマトとイデオンとおっぱいとタイツが大好きな日本男児である。
概要
1966年、福岡県出身。
名前を間違われやすいが、健ではなく建である。人偏は付かない。
幼いころから漫画家に憧れ、高校卒業後も大学へ進学する意思はなくひたすら漫画家を目指していたが、それが原因で両親と対立。
やがて家を飛び出す形で上京したというエピソードがある。
『ポケットモンスター』の考案を行った田尻智氏とは古くから関係があり、ゲーム開発以前から同人誌としての「ゲームフリーク」の発刊に携わっていた。
一般的には『ポケモンを描いている人』と言えば大体通じる。
ただしキャラクターデザインは彼を含む複数のスタッフで行われており、最終的に公式イラストに書き下ろすのが杉森氏の役割であるため、全て一人で行っているわけではない。
『ダイヤモンド・パール・プラチナ』まではポケモンからトレーナーまで全てのイラストを描いていたが、『ブラック・ホワイト』以降の作品では大村祐介氏や水谷恵氏といった他のデザイナーが公式イラストも手がけることが多くなっている。
アニポケのキャラクターデザインにも深く関わっており、メインキャラクターや劇場版のゲストキャラクターは彼がデザインしている。また、イラストばかりに注目が集まるが、ドットを打つのも彼の仕事のひとつである。
ちなみに本人曰く好きなポケモンはゲンガー。理由は「線が少なくて描きやすいから」。
逆にフシギバナは線が多くて面倒らしい。
彼がデザインしたポケモンの一例
本当(?)の顔
以上が彼の割と知られてる顔で、実際は上記の通りにヤマトとイデオンが大好きだったり、スターバックスのロゴに似たものを写真に収めまくってたり、毎年プラモやフィギュアを買いすぎて処分するハメになってたり、ピーチスキーだったり、安倍首相を美少女化したり、ケータイ捜査官7にはまってパロディをポケモンに出したり、ピカチュウにおっぱいの話ふっかけたり、どうしようもないセガマニアだったり、きんがん!したり……
かつてはQuinty、ジェリーボーイ、「新・毎度おさわがせします」、等の漫画を書いていたこともあったが、これもあんまり知られてない。
というか絵柄が今と全然違うので、説明がないと普通気付かない。
イラストにおける特徴として、くびれとふともも含む健康的な下半身がとっても魅力的である。異論は認めない。
下書きがアナログなのか輪郭線がGペンのようにゴリゴリしており、ファンの間では杉森イラストかどうかの判断に使われたりする。
初期の絵はアクリル絵の具を水彩風に使用して描かれたものと思われ修正用ホワイトでハイライトを入れられていたが、ポケモンの制作にかかわる頃にはカラーインクを使用している。
紙に大量の水分を含ませる必要が在る事から証券インクと画用紙の組み合わせと思われ、特徴的な輪郭線の要因となっている。
pixivにおける杉森建
イラストの多くがポケモントレーナー風に描かれたものという共通点が見られ、恐らくDS世代の絵柄が最も多い。次点に初代、たまに金銀・ルビサファとなり、それ以外はほぼ無い。
もともと絵柄が変化しやすく、クインティ時代はそれが更に顕著だったためよく分からない、といった理由があるかもしれない。
注:コミック版クインティはJICC出版局(現・宝島社)のファミコン必勝本(後のHIPPON SUPER!!)に1988年から毎号カラー2ページ、長期にわたって連載された作品である。
初期の絵は所謂ぷにロリ系であったが後半には現在に近い画風となっている。
関連動画
ゲーフリ公式のイラストメイキング&トーク動画
第一弾で『パルスマン』をデジタルで描き、第四弾で『クインティ』を手描きしている
第一弾
第四弾