基礎データ
全国図鑑 | No.0539 |
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イッシュ図鑑 | No.268 |
コーストカロス図鑑 | No.098 |
ガラル図鑑 | No.249 |
ローマ字表記 | Dageki |
分類 | からてポケモン |
タイプ | かくとう |
高さ | 1.4m |
重さ | 51.0kg |
せいべつ | 100%♂ |
特性 | がんじょう/せいしんりょく/かたやぶり(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひとがた |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ダゲキ | 打撃+鬼(キ) |
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語 | Sawk | sock(強打、殴る) |
ドイツ語 | Karadonis | |
フランス語 | Karaclée | karaté(空手)+raclée(めった打ち) |
韓国語 | 타격귀 | |
中国語 | 打击鬼 |
概要
第5世代『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』にて初登場。名前の由来は「打撃」+「鬼」「じゅうどうポケモン」ナゲキとは対の関係をなす。
外見も非常に似ている為、ナゲキとはバルキーの様に共通する進化前のポケモンがいる可能性が高い。
性別は♂しか存在しない。
空手家のような姿をしており、片方の眉毛がないのはおそらく、空手で牛を殺せる人でお馴染みの大山倍達が片方の眉毛を剃って山篭もりしたというエピソードからと思われる。早い話が空手バカ一代だ。
なお、ナゲキが寸胴で小さい体つきに対し、ダゲキがひょろ長い体つきをしており、ナゲキ・ダゲキが並ぶと、なんとなくどこぞのAAを思い出す人もいるとか。
ちなみに海外ではセサミストリートのバートとアーニーを思い出す人が多いようである。
普段は山奥で修業をしており、木や岩に拳を打ち付ける音が絶え間なく響く。
黒帯を締めると気合が入り、拳の力が増す。修業の邪魔をすると怒りだすので注意。
最強のからてチョップを求めており、極限まで極めるとなんと一振りで海を割る事が出来るらしい…。しかし、悲しいかなゲームのシステム上からてチョップの威力は50しかないのである…。
ナゲキもそうだが、本来は第4世代で登場する予定で、名前からも分かるようにもう一つのモチーフは鬼であり元々は角があった。ポケモンDPのベータ版の時点でデータが存在しないためそれより前に没になったと考えられる。
が、デザインの関係上鬼がボルトロス、トルネロスになったため角が無くなったという裏話があったりする。あと、甲冑と毛が生えてないスタープラチナに似ているとも言われる。主力技であるインファイトのモーションがまんまオラオラなのもその理由。
ゲームでの特徴
たまに「くろおび」か「たつじんのおび」を持っていることがある。
BW・BW2
- ヤグルマの森外部・10ばんどうろ・15ばんどうろ・18ばんどうろ、『BW2』では10ばんどうろが行けなくなった代わりに23ばんどうろとチャンピオンロード外部にも出現する。
- 両バージョン共に登場するものの、『ブラック』『ブラック2』の方が通常出現する一方で、『ホワイト』『ホワイト2』では揺れる草むらでのみ出現(『BW2』のチャンピオンロード外部のみ揺れる草むらにしか出現しない)する。
- 序盤で手に入るポケモンとしては異常に高い攻撃(125)と高めな素早さ(85)の高ステータスを持ち、今作は強敵にあくタイプやはがねタイプが多いので活躍の場も多く、あんな強敵やこんな強敵をいとも簡単に粉砕してくれる。シナリオでは使い勝手が良く終盤まで頼れる為捕獲価値はあるが、言い換えれば序盤では明らかに場違いな強さで襲い掛かってくる為捕獲を狙おうとしてボールが尽きた、或いはコイツに全滅させられかけた人も少なくないとか…。
XY
オメガルビー・アルファサファイア
SM・USUM
- 過去作から連れてくる必要がある。
Let's Go!ピカチュウ・イーブイ
- 未登場。
ソード・シールド
- 野生では『ソード』のみ出現。エンジンシティはずれ、8ばんどうろ・ゆけむりこみち、ワイルドエリアの「エンジンリバーサイド(曇)」「ハノシマ原っぱ(曇)」「巨人の鏡池(曇)」に出現する。
- 『シールド』ではバニリッチを持っていれば、キルクスタウンにいるNPCのシラユキからダゲキ(あおぱん)を交換で入手する事が可能。
LEGENDSアルセウス・スカーレット・バイオレット
- 未登場。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
75 | 125 | 75 | 30 | 75 | 85 | 465 |
- 耐久力は平均を僅かに下回るも特性「がんじょう」のおかげで行動が保証されている為、苦手なひこうタイプにも一撃耐えてカウンターで返り討ちに出来る(ただし「せいしんりょく」持ちもいるので注意)。種族値配分にも無駄が無い為、合計種族値以上に強力。
- 耐久面はほぼ「がんじょう」で何とかなっているので、対戦用で粘る個体値はASだけで問題無い。性格は「ようき」か「いじっぱり」の2択。特性のおかげで全振り出来るとはいえ、散々調整先に上がっていた素早さなので攻撃補強の出来る「いじっぱり」のほうが良いかもしれない。
- 技はタイプ一致の「インファイト」と相性補完の「ストーンエッジ」はほぼ確定。インファイトはLv49で習得できるので、ストーリー終盤で丁度いい場面に役に立つ。タイプが被るが素早さが上の相手を狩れる「ローキック」や、ねこだまし対策の「まもる」、がんじょうを更に有効に使える「きしかいせい」「カウンター」等がある。
- またBW2で新たに3色パンチを習得。がんじょうで耐えてかられいとうパンチでガブリアスを狩ることも可能になった。ただしオノノクスは2倍止まりで、且つ「がんじょう」も「かたやぶり」で無効化されるので相手は厳しいか。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
- レンブ(ポケスペ)
- 新生プラズマ団したっぱ(ポケスペ)
番外作品
ポケモンGO
- 2020年1月10日、相方のナゲキと共に実装された。…が、本編でのダゲキの強みであった「がんじょう」が無い為低めの耐久力が気に掛る点、かくとうタイプの通常わざが「けたぐり」しか無い点、ゲージわざではフルゲージわざの「きあいだま」か、連発は利くが威力が低めの「ローキック」且つかくとうタイプ以外のわざは「のしかかり」しか無い為本編での強みが悉く奪われてしまっていると言う何とも言えない状況。
- また、嘗ては10kmタマゴからも誕生する可能性もあった為、嘗ての10kmタマゴのハズレ枠と似たような扱いを受ける事も…とは言え、ダゲキはヨーロッパや日本でのみ登場する限定ポケモンと言う位置づけにある為出現しない地域に住むトレーナーに取っては何気に貴重なポケモンとなっている。
- 野生は出現するものの、野生のポケモンの中でも位置がかなり遠い部類に入るため、エクセレントスローを狙うのはかなり難しい。
アニメ版
アニポケシリーズ
第4シリーズ・ベストウイッシュ
- ケニヤンのダゲキ
CV古島清孝
ドンバトルにてトレーナー・ケニヤンの手持ちとして初登場。モンスターボールから出た際は、毎度正座で登場する。
対戦相手はアイリスのエモンガ。エモンガのメロメロを拳(インファイト)で破壊し、更に「ビルドアップ」で筋肉を増強させ視聴者に強烈なインパクトを与えた。ダゲキさんまじ漢。しかしインファイトを乱用しすぎたためか、アイリスの作戦の前に敗れてしまった。
フキヨセジム戦後、ケニヤンと再会した際にも登場。その翌回のドンナマイトにもケニヤンはダゲキを使用ポケモンにして出場。初戦のすいすいを駆使するエドモンドのガマゲロゲを撃破している。
二回戦ではデントのヤナップと対決。ドンバトルみたくヤナップの「タネマシンガン」を「インファイト」で全て弾き、デントにテイスティングタイムの隙を与えない程の猛烈な格闘技のラッシュを浴びせ勝利する。
準決勝ではベルのエンブオーと対決。エンブオーのパワフルな攻撃を上手くかわしながらも重い一撃を着実に与え勝利する。
そして決勝戦・・・優勝候補・「マサオミ」の手持ちとして対関係にあたる「ナゲキ」との夢のバトルが実現。パワーとパワーのぶつかり合いの末、見事勝利を収めている。
そしてついにイッシュリーグ3回戦でサトシとケニヤンは激突。ダゲキはケニヤンの3番手として出場し、見事サトシのハハコモリを撃退するが、ワルビアルのつばめがえしの前に倒れる。ハハコモリと対峙している時にパワーを出し切ってしまったと見られる。
ドンナマイト全体を通し、軽やかなフットワークに格闘技のモーションのキレ、倒した相手に対し礼儀を尽くす仕草等、ダゲキの活躍は視聴者を大いに盛り上げたことであろう。更にイッシュリーグにおけるライバル対決はホミカのダストダスに並ぶBWでのベストバウトとして挙げられている。
冒頭に登場。
第5シリーズ・XY
- 第34話:イメージで登場。
- 第82話:ロケット団のソーナンスが仮装していた。
第7シリーズ(新無印)
- 第34話:イメージで登場。
- 第48話
ロケット・ガチャットから排出されたポケモンでムサシが繰り出したポケモンとして登場。ナゲキとともにビヨーンにくっつかれたゴウのエースバーンとサトシのルカリオを圧倒したがエースバーンとルカリオの合体技によって吹き飛ばされた。
第8シリーズ
- 76話:月刊オーカルチャーの表紙で登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
第10章ではレンブの手持ち個体が登場。続く第11章では新生プラズマ団のしたっぱの手持ち個体が登場している。