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セサミストリート

せさみすとりーと

アメリカのセサミワークショップ(旧:チルドレンズ・テレビジョン・ワークショップ)が手掛けた子ども向け教育番組。
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セサミストリートとは、アメリカの人形劇教育番組。1969年から放送が始まり、2004年には35周年、2009年には40周年、2019年に50周年を迎えた。

世界各国で放送されるなど大人気に。

日本では1971~2007年まで放送された。以前は英語オンリーだったが、1990年代に解説放送、1998年から吹替版に正式移行し(1980~1990年代まではスペシャルのみ吹き替え版)、2004年10月10日から2007年9月30日までは日本オリジナル版として放送されている。

2020年5月17日にはコロナ対策のステイホームでの「エルモのおうちで遊ぼう」が放送され、

放送されるのは16年ぶりとなった。このスペシャル版ではエルモビデオチャットでみんなと繋がっている。なお、続編も予定されている、日本での邦題は仮として「宝さがし」である。こちらの吹替版はUSJ版とテレビ東京版の声優が参加しているが、バートのみNHK版である。この状況になったきっかけは、youtube版から来ている。2021年7月1日、日本では50周年を迎えるため、同年7月よりソニー・クリエイティブプロダクツと再び契約を締結した1、この会社は1989年にも契約を結んでいる(2004年4月に権利解消)。

作品タイトルは日本語で『胡麻横町』を意味する。


キャラクター編集

名前声優
ビッグバード真殿光昭(NHKレギュラー版)、鶴岡聡(テレビ東京版以降)黄色くて大きな鳥。番組当初から登場してるキャラクター。
スナッフィー大川透(NHKレギュラー版)マンモスの子ども。ビッグバードと仲がいい。
エルモ落合弘治(NHKレギュラー版)、松本健太(テレビ東京版以降)人懐っこい小さな赤いモンスターの男の子、キャラクターの中で1番人気が高い。
クッキーモンスター大川透(NHKレギュラー版)、菊地慧(テレビ東京版以降)クッキーが好物の青いモンスター。
オスカー大川透(NHKレギュラー版)ゴミ缶に住む緑色のひねくれ者。ツンデレ。
アーニー真殿光昭(NHKレギュラー版)バートの親友。インターネット上ではバートとともにドラムをたたく動画が有名。
バート落合弘治(NHKレギュラー版)アーニーの親友。アーニーの対してのツッコミ担当。
グローバー落合弘治(NHKレギュラー版)青くて細いモンスター
テリーモンスター玄田哲章(NHKレギュラー版)三角形が大好き。紫色のモンスター。
カウント伯爵大川透(NHKレギュラー版)数えるのが大好きな吸血鬼(?)
ベビー・ベア落合弘治(NHKレギュラー版)熊の男の子。
カーミット真殿光昭(NHKレギュラー版)世界一有名なカエル。マペット・ショーでは主役はこいつ。
ロジータ滝沢ロコ(NHKレギュラー版)明るい青緑の女の子。
ゾーイ玉川紗己子(NHKレギュラー版)オレンジ色の女の子。
プレーリー・ドーン玉川紗己子(NHKレギュラー版)金髪でおかっぱの女の子。
アビー・カダビー小桜エツ子(USJ版)ピンク色の妖精。
ルル堀越真己(NHKレギュラー版)金髪で青色の女の子、エルモと仲良しで「歌の日」でも一緒に歌っていた。
フーツ落合弘治(NHKレギュラー版)ミュージシャンのフクロウ。

操り人形師編集

  • ジム・ヘンソン 彼が、タオルでカエルのカーミットを作ったのがマペット第一作。後に、ファンタジー映画『ダーククリスタル』、『ラビリンス』などを手掛ける。故人。
  • フランク・オズ ジム・ヘンソン氏の右腕的存在。SF映画『STARWARS』(スター・ウォーズ)で、マスター・ヨーダのマペット操作を担当した。

アメリカ版で登場した人物編集

名前役者声優
ボブ・ジョンソンボブ・マグラス田原アルノ(NHKレギュラー版)音楽担当の教師、フーパーさんのお店の上に在住している。
ゴードン・ロビンソンロスコー・オーマン玄田哲章(NHKレギュラー版)かつては歴史担当の教師だったが、後に科学部門の教師になった。シーズン1の時点ではまだ若く髪があった。
スーザン・ロビンソンロレッタ・ロングはやみけい(NHKレギュラー版)ゴードンの妻で、看護師をしている。
アラン・ムラオカ本人真殿光昭(NHKレギュラー版)第3786回「新しい住人がなかま入り(Welcoming Alan)」で初登場(NHKでは2000年4月8日の放送)、フーパーさんのお店の4代目店主である。
マリア・ロドリゲスソニア・マンザーノ堀越真己(NHKレギュラー版)プエルトリコ出身で、スペイン語を話す女性。修理屋さんを経営し、ルイスの妻で娘のギャビーを持つ。
ジーナアリソン・バートレット小林優子(NHKレギュラー版)獣医師の資格に見事合格し獣医師になったが、シーズン37でセサミストリートから離れた。
ハロルド・フーパーウィル・リー-フーパーのお店の初代店長でフーパーさんとしても知られていたが、1982年12月7日に心臓発作で死去。日本国内では放映休止中だった。
デイビッドノーザン・キャロウェイ小林修(NHKレギュラー版)彼はダビデ像を描いたことで有名だが、1990年1月9日に死去。
ハンフォードレナード・ジャクソン→デイビッド・L・スマイル中庸助(NHKレギュラー版)フーパーのお店の3代目店長、1998年(日本では2000年)には4代目のアランに交代。
リンダリンダ・ボーヴ-聴覚障害者の女性、会話の時は手話を使う。
ルイス・ロドリゲスエミリオ・デルガード大川透(NHKレギュラー版)メキシコ系アメリカ人、1987年に妻のマリアと結婚、1989年に娘のギャビーを誕生させた。
カルロカルロ・アルバン保志総一朗(NHKレギュラー版)ゴードンの理科の授業の生徒、1993年から1998年まで登場(日本では1995年から2000年まで)。

この番組のゲスト編集

この番組には、ジュリア・ロバーツ(吹:勝生真沙子)、パトリック・スチュワート(吹:玄田哲章)、ノア・ワイリー(吹:平田広明)などと言った俳優たちがゲストとして登場している。俳優以外ではテイク6などがおり、日本のゲストでは小澤征爾東京クヮルテットもいる。吹き替えについては、俳優または女優に専属している声優かこの番組の吹き替えレギュラー声優が担当していた。

日本オリジナル版では、大貫妙子などと言った人物がゲストとして登場していた。


この番組のコラボまたはオマージュ編集

  • スター・ウォーズのC-3POとR2-D2がゲストとして第1364話に登場。
  • ザ・シンプソンズが、この番組の歌のコーナーにカメオ出演したことがある(1990年頃、吹き替え版もある)。
  • ピンク・パンサーが、大きな岩を空手でKを作るコーナーがある。
  • スーパーマンが、Sの文字について教えてくれるコーナーがある。
  • バットマンも、この番組のコーナーに登場したことがある、登場回数は3回しかないけど。
  • 日本未放送エピソードとしてグローバーが、アイロン頭のアイアンマンに変身したことがある(第41シリーズ、第4216話)。
  • エルモとバートが、バットマンのコスプレをしていた(日本未放送)。
  • グローバーがスーパーヒーローになる際、スーパーマン風のロゴで出たことがある。
  • この町の男の子が、ハルクが描かれた服を着ていた。
  • カーミットのニュースフラッシュの一部の回で、マイティ・ソーキャプテン・アメリカにスーパーマンにワンダー・ウーマンなどと言ったヒーローの絵が一枚ずつ飾られていた。

テレビ放送編集

アメリカの放送編集

最初にアメリカのNETでパイロット版を放送した後、レギュラー放送を開始。司会はもちろん初代ゴードンを演じていたマット・ロビンソンだった。セサミストリートの住人は何人かキャストが変更されたことがあり、「ボブ、スーザン、マリア、ルイス、アラン、ジーナ」は一切変わらなかった。

NETからPBSに社名変更した後も放送が続いたが、2010年代には協賛金が下落し、番組DVD・ビデオソフトの売り上げがダウンしたことから、2015年秋には有料ケーブルチャンネル「HBO」での放送を優先してスタートさせ、「HBO_Max」での放送に移行した。


NHKでの放送編集

ビッグバードがやってきた編集

1989年1月16日にアメリカで放送された特別番組、

日本では1988年11月にNHK教育で日本語字幕として放送された。

テーマは一言で言えば、『ビッグバード、(バークレーと)日本へ行く!』である。

特別ゲストでは、川上麻衣子も登場している。


美術館へ行こう編集

1983年11月16日にアメリカで放送された特別番組、

日本では1988年5月5日にNHK教育で日本語吹き替えで放送された。

内容は、セサミの仲間たちがメトロポリタン美術館に見学するお話。

浪川大輔が子役時代、この特番に出演したことがある。

この特番以降、声優は異なる。


ビッグバード中国への旅編集

ビッグバードとバークレーが、中国の旅に出かける特別番組。

これもNHK教育で日本語吹き替え版で1988年1月2日に放送されたことがある。

アメリカでは1983年5月29日に放送。

坂本真綾が子役時代、シャン・フーという女の子の声を演じていた。


世界の国からハッピーニューイヤー編集

1993年12月29日にアメリカで放送された特別番組、

日本では1994年1月1日にNHK教育で日本語吹き替え版として放送された。

この特番で初めて三ツ矢雄二がエルモ役を担当。エルモの助も演じている。


セサミストリート危機一髪編集

1994年5月18日にアメリカで放送された特別番組、

日本では1995年1月3日にNHK教育で日本語吹き替え版として放送された。


セントラルパークでシング・シング編集

1994年7月にアメリカで放送された特別番組、1993年に先行としてVHSで販売。

日本では1995年1月2日にNHK教育で日本語吹き替え版として放送された。


レギュラー放送編集

1971年7月21日から8月31日まで夏特番がNHK教育で放送があり、同年12月25日から12月31日まで冬特番があって、1972年1月1日から1月7日までお正月特番があった。

1972年4月9日から英語版をそのまま放送していたが、その後1982年4月4日をもって約5年間中断し、1987年1月10日からBS2に移行、1988年3月27日をもってBS2の放送が終了し、翌4月からまたNHK教育に復帰、そして1990年10月5日から視覚障害者向けのための副音声による解説放送が実施され、1998年4月11日から日本語吹き替え版に移行された。

しかし、セサミ・ワークショップ側から『日本独自のセサミストリートを作ってくれ』と頼まれるも、NHKはオリジナルの日本語吹き替え版の継続をしたいと主張していたが、その意向が叶わぬまま2004年4月3日に終了した。

2018年2月11日には『バリバラ〜障害者情報バラエティー〜』でジュリアが紹介されたが、エルモたちの声優はテレ東版・USJ版(アビーのみ)であり、ジュリアの吹替版において、初起用は竹田だった。


レギュラー放送の日本語解説版


レギュラー放送の日本語吹替版


セサミストリート: エルモのおうちで遊ぼう編集

2020年4月14日にアメリカで放送された特別番組、各国で続々と放送された。

日本では、同年5月17日にNHK教育で16年ぶりに放送。

テイ・ディグスもゲストだったが、日本ではカット。

続編もアメリカで放送されたが、日本では未定。


吹き替え版制作スタッフ

  • 翻訳:いずみつかさ
  • 演出:平野智子
  • プロデューサー:長岡学
  • 録音:戸島聡
  • 吹替製作:スタジオ・エコー

Youtubeでの配信編集

日本語版本編は2018年2月18日に開始、2019年3月10日にアメリカ大使館の助成を受け完成し2週間で10本まで公開された。その後も本編が1本だけ追加されたが、最近はクリップのみである。前述通り、NHK版の声優が続投されたのは落合弘治、しかしバート役のみである(なぜかエルモの父・ルイが落合弘治)。


テレビ東京での放送編集

単に言えば日本オリジナル版、2004年10月10日から2007年9月30日まで放送された。

2006年4月2日にリニューアルされ、同年10月1日から国際性を育むというテーマを追加した。因みに国内版セサミストリートの主題歌は放送開始当初は日本語版だったが、リニューアルに伴いアメリカ本国と同じ音源となった。

声優は変更され、メインでは日本人(太田在戸田ダリオ)しか登場しない。


CSチャンネルでの放送編集

これは2000年代後半からCSで放送されていた「エルモズワールド」、「バートとアーニーのだいぼうけん」、「グローバル・グローバー」があげられる。これは元々、セサミストリートのコーナーの1つである。

ディズニーチャンネルにて「バートとアーニーのだいぼうけん」、「グローバル・グローバー」が放送された際、NHK版の声優(落合弘治(エルモ、バート、グローバー)、真殿光昭(アーニー))を起用した。

2000年代後半にアニマックスにて「エルモズワールド」が放送された際はテレビ東京版の声優(松本健太)を使っているものの、ネットフリックス版では残りのエピソードにNHK版の声優(落合弘治)を起用したことがある。それを配信した時の動画は、Youtubeで数話分だけ視聴することができる。


U-NEXTでの配信編集

2021年11月13日からセサミストリートのシーズン50がU-NEXTで配信された、他にもセサミストリートのコンテンツが配信されている(参照)。声優・スタッフはYoutube版と同じ。

エルモズワールドも新バージョンが初上陸、新たにスマホのスマーティーが登場。

この日本語吹き替え版はNHK版とは違い、26分の尺をノーカットで収録している。


セサミストリート50回目の誕生日編集

2019年に制作されたアメリカの特別番組、日本では2021年11月13日からU-NEXT配信された。


メインキャストは以下の通り、カーミットは真殿に変更。

  • ジョセフ(原慎一郎)
  • ビッグバード(鶴岡聡)
  • アビー(小桜エツコ)
  • クッキーモンスター(佐藤哲也)
  • グローバー(西脇保)
  • ロジータ(竹田佳央里)
  • バート(落合弘治)
  • オスカー(河相智哉)
  • カーミット(真殿光昭)

魔法の杖を追いかけろ!編集

2017年に制作された特別番組、2021年11月13日からU-NEXTで配信された。

とてもカラフルな色をした鳥に自分の杖を盗まれたアビーは、エルモたちといっしょに杖を取り返しに行く物語。


ピクルスに願いを編集

2018年に制作された特別番組、2021年11月13日からU-NEXTで配信された。


セサミストリートのクリスマス編集

2016年に制作された特別番組、2021年12月からU-NEXTにて配信された。


メカ・ビルダーズ編集

2020年に制作されたHBOMax向けのストリーミングアニメ。

2022年8月26日からU-NEXTで配信された(1)

「困った時はメカ・ビルダーズにおまかせ、STEMの力(科学・技術・工学・数学)で街を救え!」といった内容である。


ビデオ及びDVD編集

セサミストリートのクリスマス

1978年12月3日にアメリカで放送された特別番組、

日本では1989年10月21日にビデオ販売、テレビ未放送。

これが日本語字幕であるかは不明。


ザ・ベスト・オブ・エルモ

ザ・ベスト・オブ・エルモでは、アメリカでは1994年8月17日にVHSで発売され、日本では1999年4月21日に発売、後にDVD化された。


ザ・ベスト・オブ・カーミット

アメリカでは1998年9月1日にVHSで発売され、日本では1999年4月21日に発売、後にDVD化された。


エルモのみんなでなかよく

アメリカでは1996年2月6日に発売、原題は『Learning to Share』。

日本では1998年10月21日にVHSで発売され、後にDVD化された。

声優は落合弘治(エルモ)と小桜エツコ(ゾーイ)と水島裕(ビッグバード)。

エルモ役については落合弘治が自分で担当した証言しており、1995年頃または96年頃か97年頃のどちらかに収録を受けたと話していた、DVDにもなったということは本人は知らなかったとしている。


エルモ・セイヴス・クリスマス

1996年12月2日にアメリカで放送された特別番組、

日本では『エルモのクリスマス』としてNHK教育で1997年12月27日に放送された。

声優は三ツ矢雄二、サイモンは長島雄一(後にレギュラーでエルモは落合弘治、サイモン(ジョンソン)は大川透青木誠に変更)

2008年にDVDが発売された際、吹き替え声優がテレ東版に差し替えられた。


セサミストリートのテーマ編集

とても歌いやすいテーマソングとして知られているが、

正式名称は『キャン・ユー・テル・ミー・ハウ・トゥ・ゲット・トゥ・セサミストリート?』である。

1969年11月10日(アメリカ)に主題歌として起用され、現在も親しまれている。


余談編集

あまり知られてないが、実はこの番組に刺激を受けたフジテレビがセサミストリートの製作サイドに、日本での子供向け番組の依頼を出して様々な意見を受けて製作されたのがあのポンキッキである。

Wikipediaにおいて、NHK教育テレビ版およびテレビ東京版に出演したことがない声優が記載されている。特にNHK版の場合、シーズン34以降は虚偽の可能性が100%高い。


2022年4月4日放送の料理番組『グレーテルのかまど』にクッキーモンスターの大好物・チョコチップクッキーが紹介された際はなんとクッキーモンスター自身もゲスト出演

実に15年振りにNHK地上波にセサミストリートキャスターが顔を出した。


各話リスト編集

加筆募集中

シーズン28編集

1998年4月11日~1999年3月28日放送(全47話、未放送分あり)

話数邦題原題
3526ママの入院Maria in hospital Part 1
3527ママだいじょうぶ?Maria in hospital Part 2
3529ピエロがこわいElmo's fear of clowns

関連タグ編集

米国 テレビ マペット 子ども向け

マペット放送局 - スタッフおよび一部登場人物が共通している。

マペット・ショー - ビッグバードとカーミットが出ている番組

マペット・ムービー - 同上の2匹が出ている映画、Dプラにて声優が変わってNHK版と同一になった。

ライオンたちとイングリッシュ - ビッグバードとアーニーとバートがゲストで登場。

セサミえいごワールド - コーナーで一部のマペットが登場している(その番組の主人公・ティンゴは真殿光昭)。

welcomehome-別作品(な上にこちらはサイト)だがキャラが非常によく似ている。

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