サトシのワルビアル
さとしのわるびある
CV.三宅健太
ベストウイッシュ3話から登場。
カノコタウンからサンヨウシティ道中にある温泉リゾートの砂風呂を楽しんでいる野生のメグロコの群れのリーダーであり、サングラスをかけていることが特徴。
普段は強気で好戦的な性格であり、メグロコたちのリーダーを務めていただけあって、強力な「ストーンエッジ」や「かみくだく」が使えたり、BW65話ではバトルごっこという形ではあったものの相性では不利なガマゲロゲを倒す等、バトルの実力も非常に高い。一方でサングラスが外れてしまうと、途端に弱気になるという弱点がある。
また、サトシの誘いを聞くと大喜びする様子を見せており、根は寂しがり屋な一面も見られる
御三家でないにもかかわらず、BW編のエースポケモンと視聴者からは称されることが多く、実際に後のXY&Z編第43話のアイキャッチでは、サトシゲッコウガ、ジュカイン、ワルビアルが並んでいた。
これはサトシの歴代エースポケモン達であり(ちなみに第40話ではサトシゲッコウガ、リザードン、ゴウカザルだった)、公式でワルビアルがBWのエースポケモンとして認められたこととなる。また、ワルビアルはこのメンツの中で初の御三家ではないため、ポケモン自体の知名度的にも大健闘と言えるだろう。
そして ワルビアルがエースになったことで サトシのエース=御三家という概念を見事にぶち壊した 異色なエースである。
BW3話
初登場時には砂風呂付近で起きようとしていた間欠泉に真っ先に気づき、客や野生ポケモンを避難させていたが、そのやり方が「あなをほる」で砂風呂を荒らしたり落とし穴を掘って人を遠ざけ、「かみつく」で避難場所に連れて行くなどと多少強引だった事や、結果的に温泉リゾートの経営が悪くなっていた事もあり一時誤解されていた。
その後は真相を知ったサトシたちと協力し、逃げ遅れた野生ポケモンを救助した。
この際に一旦サトシたちとは別れるが、ピカチュウにライバル心を抱いたことで、その後もサトシたちを追いかける。
BW12話
とある幼稚園に突如現れて「ストーンエッジ」で周りの園児たちも巻き込んでしまうも、ピカチュウの「アイアンテール」と園児たちが可愛がっていた野生のヤブクロンの「ヘドロばくだん」を受けて吹っ飛ばされた。
BW20話
落とし穴で罠を張り、サトシとピカチュウにバトルを挑むも、突如現れたイタズラ好きのコアルヒー三人衆にサングラスを取られてしまい、弱気な性格になってしまう。
サトシたちの協力でサングラスを取り戻し、再度バトルを行い、ピカチュウを相性の差で追い詰める。
さらに、バトルの最中にワルビルに進化してパワーアップするも、「ストーンエッジ」を「エレキボール」ではじき返され、またしても吹っ飛ばされた。
その後もサトシたちを追いかけ続けており、
ワルビル本人の回想で「ライモンタウンで行われたドンバトル決勝のサトシVSアイリス」「ライモンシティの地下鉄」
「サトシがジム戦をする直前のホドモエジム」「電気石の洞窟の付近」にいた事が判明している。
初のデビュー戦
ゲットしてすぐのデビュー戦は 飛行タイプ専門のジム フキヨセジムのジムリーダーフウロ戦
ワルビルはフウロのココロモリにストーンエッジを使い流れを作ろうとしたがかぜおこしで防がれ エアスラッシュを受けてしまい あっけなく敗北した。
キーマンとなったセッカジム戦
相性不利の氷タイプ専門のジム セッカジムのジムリーダーハチク戦ではキーポケモンとなる。
序盤ではバニリッチの冷凍攻撃を受けて 思うように動くことが出来ずに一旦交代されたが
終盤では ハチクのエースポケモンのツンベアーとバトルし 最後はツンベアーのつららおとしで跳ね返されたストーンエッジをキャッチし 小刀のように使いツンベアーを倒し勝利した。
ジュニアカップ準決勝
アイリスのカイリューとバトル。
「かえんほうしゃ」と「れいとうビーム」の連続攻撃で翻弄されるも、サトシの声が届きワルビアルに進化。
新たに覚えた「ドラゴンクロー」でダメージを与え、カイリューが暴走した隙を突き「かみくだく」と「ストーンエッジ」で逆転勝ちした。
イッシュリーグ
三回戦では一体目で登場。ケニヤンのレパルダスに対して互角の戦いを見せてドラゴンクローでレパルダスを倒す。そして終盤ではケニアンのエースポケモンであるダゲキと対決する。
バトルでは相性で不利な上に最初のレパルダス戦でのダメージも大きかったが、最後は温存していた切り札である「つばめがえし」でダゲキを倒した。
この個体を演じる三宅健太はセガのソニックシリーズにおいて、ワルビアル同様にワニをモチーフとした二足歩行キャラであるベクター・ザ・クロコダイルの声を演じている。これも何かの縁だろうか。