CV:三木眞一郎
概要
アニメ『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』第5話から登場。
元はユキノという老婆が住むとある森のポケモン達のリーダー格だった野生のナエトルだった。そこへ偶然やって来たサトシを気に入り、ピカチュウとのバトルの末ゲットされる。
早とちりな所もあるが、義理堅く面倒見が良い。
ロケット団のニャースの通訳によれば一人称は「オイラ」で江戸言葉口調。気に入った相手に噛み付く癖があり、サトシの頭などに噛み付く場面がよく見られた。
ハヤシガメへの進化後はそういったクセは落ち着いていく。
また、ハヤシガメ時代には背中の茂みにはドングリのような木の実を実らせており、ポケモンにとっては美味しいようだがサトシの口には合わなかった。
活躍
ナエトル時代
ナエトルとしては珍しくスピードがかなり速く、バトルで相手が驚くこともある。小さい体ながらパワーがあり、体重100kgを超えるラムパルドの尻尾に噛みついたまま振り回して投げ飛ばすほど。
『ダイヤモンド&パール』第100話でシンジのドンカラスとのバトルの最中にハヤシガメに進化する。
ハヤシガメ時代
進化したが、体重が10倍近く増えたことで素早く動けなくなり、一方的に叩きのめされ敗北。
足手まといにならないようスピードを取り戻そうとトレーニングに勤しむが、シンジのドダイトスに体重や体格を生かしたバトルスタイルを示されたことで、バトルスタイルを変えることを決意する。
長距離の移動で疲れる様子も見られヒカリが編み出した回転技は使えなくなるが、「ロッククライム」使用時は一時的に瞬発力を急激に上げられるようになった。
キッサキジムでは先鋒で登場。相性では不利なニューラを倒すがユキノオーに敗れる。
『ダイヤモンド&パール』第141話ではタワータイクーン・クロツグのドサイドンとのバトル中、発射しようとした「エナジーボール」を偶然飲み込んでしまった上で「ロッククライム」を使用。その際、パワーとスピードが桁違いに上がっている描写が見られた。
第166話にて、ナギサタワーでのロケット団との戦闘中、ドダイトスに進化し、同時に「リーフストーム」を覚える。大人の事情で「じしん」を覚えないのは誠に残念である。
ドダイトス時代
しかし、進化してからは体重がさらに上がってスピードも落ち、スピードで攻めるサトシのバトルスタイルとは相性が悪く…
- シンジ戦:エイチ湖、リーグでのフルバトルではいずれも唯一勝利していない
- 第170話:四天王のキクノのカバルドンとのバトルでは、「あなをほる」の出現場所をサトシの指示と岩の振動で見抜き互角に戦うも、実力の差が大きすぎたのか「ほのおのキバ」を喰らい敗北。
- 第179話:ナギサジム戦ではデンジのエレキブルへの相性は良かったものの、「ほのおのパンチ」と「れいとうパンチ」を受け敗北する。
…と、ロケット団戦を除き公式戦0勝という不名誉な結果となった(後に『ポケットモンスター サン&ムーン』でも最終進化を果たしたガオガエンが公式戦0勝となったが、こちらは進化直後に戦闘不能となり、そのまま最終回を迎えたため、バトルシーン自体が存在しない)。
『ダイヤモンド&パール』以降の登場
ポケットモンスター(アニポケ第7シリーズ)
デンジとバトルした時の回想シーンに登場。第114話にて他のサトシのポケモンたちとともに再登場し、サトシたちを出迎えた。
背中の木によくオオスバメが止まっていたりする。
めざせポケモンマスター第7話
「ハードプラント」を習得していたことが判明。サトシのポケモンでは初となる究極技習得・披露者である。
最後に余談だが、ゲーム『ポケットモンスター サン・ムーン』で「10まんばりき」、『Pokémon LEGENDS アルセウス』と『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』で「ぶちかまし」という強力なじめんタイプのわざを覚えるようになった。サトシ本人はアニメを卒業したが、(「じしんNG」という制約もあって)最終進化してから1勝もできなかったコイツがいつか復活するのならば、これらの技の習得とともに堂々の帰還を果たしたいところだ。
関連タグ
シンジ:同じドダイトスを持つライバル