北原伊織
きたはらいおり
外見自体は端正な顔つきだが、馬鹿で無神経かつ鈍感な性格。空気が読めずに下衆な言動が多く、やることなすこと間が悪いため、図らずも相手を怒らせる、または相手に誤解されることがある。その反面、悩みを抱えた相手の気持ちを汲む優しさと他人の「好きなもの」を否定しない包容力を持ち、それに気づいた人たちからは好意や信頼を得ている。
男子校のノリに辟易し、薔薇色のキャンパスライフを夢見て男女共学の伊豆大学に進学し、義叔父が経営するダイビングショップ「グランブルー」に下宿する。ダイビング未経験の上に泳ぐことも苦手だが、時田と寿により男ばかりのダイビングサークル「PaB」に強制的に入会させられてしまうが、経験や交流を積んでいくうちにダイビングの魅力に惹かれ、水への恐怖感も徐々にではあるが克服していく。水泳以外のスポーツは全般的に得意。音楽を嗜んだこともあり、現在でもギターを弾ける。恥ずかしい自作曲の数々を黒歴史にしているが、妹の栞によって公開されイジりのネタにされることもしばしばある。
アルコール類に対して免疫は無かったが「PaB」の豪快かつ無茶な飲み会に参加するうちに耐性を身に付けるようになってからは相当な酒豪になる。それと同時にパンツ姿で学内をうろつくことにも抵抗を覚えなくなり、数々の醜態をさらしだすようになった。
伊豆大学一年生。入学を機に居候することになった古手川家を訪れた際、おじの経営するダイビングショップ「Grand Blue(グラン ブルー)」で「Peek a Boo(ピーカブー)」メンバーに遭遇。サークルへ勧誘を受け、参加したのだが、実は水が怖く、泳げない。ゆえに参加「させられた」、というのが正直な話である。
だが、話が進むにつれ、ダイビングの面白さが分かる様になってきてはいる。
また、水に関わらないスポーツなら万能。
ピーカブーのメンバーたちの影響で、平気で全裸を晒すことをいとわなくなり、古手川千紗に対するセクハラもゲス顔を堂々とさらしながらかますこともあるため、千紗から軽蔑のまなざしを向けられるのがしょっちゅうであり、挙げ句の果てには殺意を向けられたことすらあった。
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単行本11刊の話が元ネタなので、未読の方はネタバレに注意してください。先輩二人に千紗が四人の居場所を教えたという設定です。脚色も少なからずしています。770文字pixiv小説作品