概要
古手川千紗とは、『ぐらんぶる』のキャラクター。
伊豆大学機械工作科1年生の女の子。
北原伊織とは同い年のいとこの関係(と言いたいところだが、実は赤の他人)。
実家はダイビングショップを経営しており、千紗もダイビング経験者。そして将来の夢はダイビングインストラクター。
人物
基本的に冷静な常識人だが、怒ると凄まじい毒舌や顔芸を披露することもある。
幼少期からダイビングに関わっていることもあり、ダイビングに目がないが、伊豆春祭でミスコンをとるほどの美少女であるにもかかわらず色恋沙汰にはあまり興味を持っていない。
伊織のゲスっ振りに怒りを感じ、ごみや養殖場の豚でも見ているような眼で睨みつけてきたり「真面目にダイビングに打ち込めやバカタレが」と苛立つこともしばしば。しかも酷い時にはガチで殺意すら覚えることもある(実写映画版のポスターでは金属バットを持って睨みを利かせた上に、怒りすぎて白目をむいている)。そのうえシスコン度が高い姉までたまに悪ふざけに加わるので気苦労が絶えない。
とはいえ、伊織がごくたまに邪な気持ちを抜いて接するときや、実は彼が自分に気があるのではと聞いた時は赤面する顔も見せたりと、全く脈がないわけではない(のだが、当初は吉原愛菜に「付き合ってるの?」と訪ねられたときはめちゃくちゃ嫌そうな顔を浮かべている)。
長らく伊織に対しては恋愛感情の無い態度だったが、パラオでの母とのすれ違いを解決してもらったことを始め、時に純粋で思いやりのある伊織の人柄に触れるに連れて伊織を意識している描写が増え、愛菜や桜子と伊織とのデートを賭けた野球拳を行った際に本来は無効に出来る偽の恋人関係を否定せずに桜子に対して伊織を渡さないとも取れる発言を行ったことで伊織への気持ちの変化を自覚しつつある。ただし、未だに伊織への好意に自覚が無く、戸惑いを覚えつつある。
しかし、伊織が自身と偽の恋人関係を解消したがっていると勘違いした際には怒りと寂しさが入り混じった複雑な態度を取ったり、伊織から偽の恋人関係を継続すると言われた際には無言ながらも自分から伊織に抱きついたり、伊織が桜子に告白された件については笑顔で圧を掛けながら問い詰め、それを教えられないと答えられた際には頬を膨らませて拗ねるなど、最近ではかなり伊織に対して積極的になってきている。