サトシのカイリュー
さとしのかいりゅー
CV:三宅健太
アニメ『ポケットモンスター』(以下新無印編)において、主人公・サトシの手持ちとなったカイリュー。
第128話で紹介された際の二つ名は、「流星の化身」。
サトシが新無印編で最初にゲットしたポケモン。
また、カイリューと言えばBW編のヒロイン・アイリスの手持ちがいるが、歴代の旅仲間と同じポケモンをサトシが後からゲットしたのも今回が初である。
ちなみ性別は♀(ポケモン公式ツイッターより→●)であり、性別不明なウオノラゴンを除いて他のサトシの新無印版における手持ちが全員♂であることから紅一点と言える。
新無印編10話で初登場。
元々は図鑑でも語られていたカイリュー系統の島で暮らすハクリューだったが、周りの仲間たちが次々に飛べるようになっていく中、なかなかコツが掴めず飛べないままでいた。
そんな時迷い込んできたサトシたちと出会い、彼との「エレキネット」を用いた特訓を経て「りゅうのまい」と飛行技術の習得に成功。その後ロケット団に捕まった兄貴分のカイリューを助けに行った際、サトシを救うべくカイリューに進化を果たす。
一行を追い払った後、自らの希望でサトシの手持ちに加わった。
進化して手を使えるようになったのが嬉しいのか、心を許した相手なら人間・ポケモン問わずハグしまくる、社交的でフレンドリーな性格。
当初のハグはサトシとサクラギ博士が苦しいというなどややキツめだったが、後に力加減を覚えると同時に癒し効果も得たようで、ストライクやオドシシを笑顔にさせたり、泣き虫なゴウのメッソンを落ち着かせたり、ピカチュウをとろけさせたりしていた。
また意外と少食でありクチバシティの大食いバトルでは1回戦の木の実の大食いバトルでものんびりと食べている。
一方バトルの素養も非常に高く、コルニとのバトル(25話)では辛勝とはいえコジョンドとメガルカリオを2体抜きで撃破。アイリスとのバトル(65話)でも、彼女のカイリューやオノノクスの痛撃に耐え抜き、土壇場で習得した「りゅうせいぐん」で勝利した。
ただしサトシのルカリオやネギガナイトほどバトルへの意欲は高くないのか、アイリスとの対話によって大好きなサトシのためにバトルを頑張っていることが明かされた。
彼女に「カイリュー自身が『楽しい』と思えるバトルをしよう」と諭され、自分らしい力を発揮できるようになる。
判明している使用技は「りゅうのまい」「ドラゴンクロー」「ぼうふう」「はかいこうせん」「りゅうせいぐん」。
とくせいは「せいしんりょく」。
600族のドラゴンタイプで重量級かつ、変化技である「りゅうのまい」を応用しながらのバトルスタイルなど、これまでの冒険で培ったサトシの実力を象徴するポケモンの一体と言えるだろう。
結果、サトシのポケモンWCSでの昇格に2度も貢献した。
しかし、マスターズエイト入りをかけたキバナとの入れ替え戦では、相手のポケモンを1匹も倒せずに敗北するという事態に陥ってしまった。本編で描かれた、カイリュー初の敗北となった。
114話の、シンジのガブリアスとのバトルでは、りゅうせいぐんを纏いながら突っ込む「カイリューせいぐん(Byサトシ)」を披露するが、ガブリアスのドラゴンクローに力負けしてしまった。
セミファイナルのシロナ戦では先鋒で登場するも、「ふいうち」を喰らいさいみんじゅつからのゆめくいコンボで、ほぼ何も出来ず即効で倒されてしまった。
この様にハイパークラス昇格以降の公式戦では、それまでの反動なのか、不調が続いてしまっている憂き目を見ている。
そしてダンデとのファイナルバトルでは、まずはドラパルトと対峙。10まんボルトに苦戦しながらも、「カイリューせいぐん」を見事に決めて勝利。それまでの汚名を返上することが出来た。しかし次のゴリランダー戦では、それまでのダメージの蓄積もあって敗れてしまった。
128話のPWCS NEWS(ポケモンワールドチャンピオンシップスニュース)独占情報によると抱きしめられると心地よい気分になるらしく、アイリスのカイリューも思わずニッコリするらしい。
ポケモン言えるかな?…ピカチュウの次にカイリューが来る歌。新無印では最初にサトシが捕まえたポケモンであり、ピカチュウの次となる。