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ネギガナイト

ねぎがないと

ネギガナイトとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0865
ガラル図鑑No.219
ローマ字表記Negigaknight
ぶんるいかるがもポケモン
タイプかくとう
たかさ0.8m
おもさ117.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいふくつのこころ/きもったま隠れ特性
タマゴグループひこう/りくじょう

各言語版での名称

ドイツ語Lauchzelot
英語・イタリア語・スペイン語Sirfetch'd
フランス語Palarticho
韓国語창파나이트
中国語(簡体字)葱游兵
中国語(繁体字)蔥遊兵

進化

戦士と騎士

ガラルカモネギ(一回のバトルで3回以上急所に当てる) → ネギガナイト


概要

ポケットモンスター ソード/シールド』に登場するポケモンで、初代『赤・緑』から23年越しに漸く登場したカモネギの進化形。


第二・第四世代の新規進化、第六世代のメガシンカ、第七世代のリージョンフォームと、初代のポケモン達が新たな形態を得ていく中で取り残されていたカモネギだったが、第八世代でようやく面目躍如となった。

ただし進化できるのはガラル地方で暮らすガラルカモネギの中で、歴戦を潜り抜けた個体のみ。


高さと体つきは進化前と然程変っていないが、全身の羽毛が真っ白なものに変わり、キリッとした凛々しい顔立ちになっている。

ネギガナイト

特に紹介映像のラストではその顔がクローズアップされている


騎士道精神あふれる冷静沈着な性格で、手に持つ自身の背丈よりも長くて鋭いのようなネギの茎と、盾のように分厚く硬い葉を手に正々堂々と戦う。長年使い続けたこのネギを何よりも大切にしているため、ネギが枯れると戦場を去り、バトルからも引退する。


進化してもネギが無いとダメだということだろうか。 名前自体も「ネギ+ヶ+ナイト」と「ネギが無いと」を組み合わせたものだと予想できる。密かに「ながねぎ」のアナグラムも埋め込まれている。

決闘

その戦いぶりは絵画のモチーフに選ばれるほど気高いもので、シュバルゴとの決闘を描いた絵画はガラル地方で広く知られているようだ。



ガラル種の持つものは欧州原産のリーキ(ポロネギ)をモデルにしており、よく見ると一本のネギが斜めにカットされ、槍と盾に分けられている事が確認出来る。

原種の持つものは「そう思わしき植物の茎」と記されているのに対し、こちらはネギと明記されており、少なくとも同地方には「」という植物が存在している事が分かる。


上記の通り体躯は変わっていないのだが、総合的な重さが102Kgも上がっており、元の重さから差し引くと強化されたネギの武装は100Kg前後もあることになる。

似た境遇のメガヤミラミが重すぎる宝石の盾をまともに動かせていない一方、こちらは軽々と振り回しており、その筋力は原種とは比べ物にならないほど発達している事が窺える。


武具のネギは依然として食材には出来るらしく、アニメでは盾部分をサーフボード代わりにして滑空したり、水上に浮くという応用も見せた。

色違いはヒヨコや卵を思わせる黄色。鴨肉、ネギと来て今度は『タマゴガナイト!』とでも言いたいのだろうか。


ゲームにおける特徴

『ソード』バージョンにのみ登場。『シールド』ではタイプ的に対になり、同じくガラルのすがたを持つガラルサニーゴとその進化形のサニゴーンが代わりに登場する。


ゲットするには、一回のバトルで3回以上急所に当てるという特殊な進化条件を踏む必要がある。


性能

進化HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ネギガナイト6213595688265507
ガラルカモネギ529555586255377
増加量+10+40+40+10+20+10+130

進化を経てこうげき・ぼうぎょが飛躍的に上昇した。


残念ながら「みねうち」が習得技から除かれてるので、カモネギに持たせると攻撃が急所に当たりやすくなる「ながねぎ」等を持たせるのが一般的。

ちなみにながねぎはネギガナイトにもしっかり効果を発揮する。折角なのでずっと持たせておこう。ちなみにワイルドエリアで拾える食材アイテム「ふといながねぎ」では駄目。


使い勝手も大きく変わるが、最大のネックであった種族値が上昇したため、カモネギ特有の鳥ポケモン離れした豊富な技範囲をより活かし易くなるのは嬉しいところで、「ブレイブバード」や「どくづき」「リーフブレード」といった強力な他タイプの技を数多く習得可能。


また、同作から追加された専用技『スターアサルト』も習得でき、絶大な威力を誇るが繰り出した後は動けなくなってしまうという、かくとう版「ギガインパクト」の様な技となっている。


ながねぎを手にしてメタグロスと同じ攻撃力から繰り出す、高確率の急所連発がネギガナイトの最大の強み。「きあいだめ」を使えば全ての技が100%急所に当たる恐るべき攻撃性能を誇るが、耐久・素早さどちらもお世辞にも高いとは言えないためお膳立てした方がより活躍しやすい。



更にながねぎの効果はダイマックス中にも適用される。

ただしダイマックス技は固有の効果を得られる代わりに元の技の効果が失われるので、つじぎり等の急所率の上がる効果は打ち消され、確定急所要因として組み込んでいた技もダイマックスをすると確定ではなくなってしまう。


反面ダイマックスの仕様上大半の技は威力が上がっているので、残されたながねぎの50%の急所補正を諦めず、自タイプ相性の補正が無い硬い高耐久ポケモンを低リスクで一発で沈めるためのギャンブルを狙うことも1つの戦術の手段。

隠れ特性「きもったま」があれば活躍の幅が更に広がる。



このようにカモネギ族の特徴であるタイプに縛られない豊富な技の数々を高火力で撃つ手段としてダイマックスを運用するのも良いが、注意したいのが多くのネギガナイトのメインウェポンとして組み込まれているであろう「インファイト」またはロマン砲の「スターアサルト」はダイマックスをすると威力が下がってしまう。

ながねぎの急所補正はダイマックス中にも乗っているとはいえ、これらを通常で使用するかダイマックスで使用するかは一考を要する。ダイナックルのこうげき上昇補正などを念頭に置きながら上手く活躍させてあげよう。


特性は「ふくつのこころ」と隠れ特性の「きもったま」が存在するが、対戦では「きもったま」のネギガナイトが多く採用されている。

この特性はゴーストタイプが席巻している環境ではある意味必須ともいえるが、今作からいかく」を無効化する効果が追加されたため、ますます重要性が増している。


加えて「フェイント」もタマゴ技で覚える為、どんなポケモンにも効き「まもる」でも防げない先制技を叩き込め、それ自体も急所に当たればしめたもの。


ポケモンホーム解禁前の第8世代のランクバトルダブルバトルでは「いかく」に強い「きもったま」枠として一定数使われた。ランクバトル黎明期には「きもったま」を持っていることを忘れたプレイヤーがゴーストタイプにバックするケースがそれなりにあり、そうしたことから「インファイト」を連打するだけでも何とかなるケースも少なくなかった。


育成の道のり

隠れ特性

「きもったま」持ちネギガナイトを狙うにはマックスレイドバトルで粘る必要があるのだが、肝心のネギガナイトのレイド出現率はなんとたったの1%。これは「☆4・☆5ランクの中で各1%」という扱い。

巣穴からそのランク以外のポケモンや、イベントでピックアップされているキョダイマックスポケモン、通常特性が出現することを考えると実際の出現率は1%を下回る。ねがいのかたまりを100個投入して会えたならまだラッキーな方。


そこらのキョダイマックスポケモンよりも更に出現率が低いので、長い戦いになることを覚悟する必要がある。これではネギが折れるよりも先にプレイヤーの心が折れてしまうため、「何かのポケモンのついで」で狙うことを推奨したい。


…と思っていたら、2020年3月19日~26日にかけて行われたピックアップで出現率が上がったため、この間に精力的にレイドを熟せば入手できる可能性が出てきた(ただし、『シールド』版限定。おかげでソード版が割を食うことに…)。しかも、ピックアップ対象になっているため、★5は個体値5V以上が保証されている上に、なんと隠れ特性確定という超大盤振る舞い仕様となっている。もっとも、これに関しては同じくピックアップ対象になっていた他のポケモンも同様だが…。上記のように、きもったまネギガナイトは非常に強力であるため、是非この機会に入手しておきたいところ。


なお、この期間内に入手できなかったとしても、原種のカモネギの隠れ特性が「まけんき」なので、隠れ特性の原種と♂親かメタモンと一緒に預け、原種カモネギにかわらずのいしを持たせずに預り屋に預けそこから遺伝させることで手間を大幅に省ける。

特にバーチャルコンソール版のRGBPGSC出身のポケモンはポケモンバンクに移した瞬間に隠れ特性が確定となり、それをポケモンホーム経由で剣盾に移すのが一番簡単なので、ニンテンドー3DS絡みのサポートが終わるまでにやっておこう(なお、赤緑青ではカモネギが1匹しか手に入らない上に孵化システムも存在しないため注意が必要。そのカモネギをバンクに移してしまうと、同ソフト内では二度とカモネギは手に入らない)。


…と、それまでは条件の厳しい手段でしか手に入れることが出来なかった隠れ特性個体だが、剣盾のDLC「鎧の孤島」にガラルカモネギを隠れ特性の原種カモネギと交換してくれる女性NPCが登場する。これを活用し隠れ特性カモネギを手に入れメタモンと一緒に預かり屋に預けると、安定した確率で隠れ特性のガラルカモネギを入手することが可能になる。

また、ヨロイ島内の鍛錬平原では「ながねぎ」が一定確率で落ちていることがある。ウッウロボによるながねぎの生成方法は今のところ確認されていないようである。


DCL第2弾『冠の雪原』では「とくせいパッチ」が登場し、隠れ特性のネギガナイトを簡単に入手出来るようになった。

同DLC内にあるフリーズ村の村長の家近くの畑の一角には「ふといながねぎ」を拾えるポイントがあるが、同地点では一定確率で「ながねぎ」になっていることがある。非常に特徴的でわかりやすい地点で拾えるためここで粘って入手するのも良い。


進化のコツ

【下準備編】

1.「ながねぎ」や「ピントレンズ」「するどいツメ」を持たせる*「ながねぎ」の方が急所ランクが大きく上がるのでそちらを持たせる方が望ましい)

2.技の急所発生確率を上げる「きあいだめ」を覚えさせておく

3.同じく技の急所発生確率を上げるクリティカッターを用意する

4.ソーナンスを相手にして進化させる場合は、ソーナンス捕獲用のボールがあると良い


【実行編】

<vs.ソーナンスの場合>

急所を3回発生させる前に相手が戦闘不能になっては条件を満たせないのでHPが高く「カウンター」しか攻撃を与える手段を持たないソーナンスは進化にうってつけの存在。

ただし、その「カウンター」を相手が引いてしまうと低確率だがうっかり事故る可能性があり、おまけに特性が「かげふみ」だったりすると倒すまで手持ちを交代できず手間がかかってしまう。

その場合はボールで捕獲すると安全に条件を満たせる。


<vs.バトルカフェのマスターの場合>

バウスタジアムクリア後にタッグバトルが可能になる。タッグバトルだと手持ちのポケモンへの攻撃が可能で、これを活かして耐久性に優れた手持ちポケモンに急所を当てていく。騎士としてはいささか邪道な方法での進化となる。

当然、向こうのフェアリータイプの攻撃の矛先はガラルカモネギに飛んでくる可能性があるので、このゆびとまれを使えるポケモンを味方に置くのが望ましい。


使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版


漫画版


番外作品

ポケモンGO

進化前のガラルカモネギは先駆けて実装されたが、原作での進化方法がGOで実現しにくいためかネギガナイトの実装は見送られていた。その後、10月末にようやく進化できるようになった。


進化方法は「相棒にしてエクセレントスローを10回投げる」という難易度がなかなか高い条件になっている。エクセレントスローを出す機会が多い伝説ポケモンの捕獲時に相棒にするといいだろう(10回達成する前に相棒を変えても、回数はリセットされない)。


技構成は通常技に「れんぞくぎり」と「カウンター」、ゲージ技に「つじぎり」「リーフブレード」「インファイト」「ブレイブバード」。

最大3000近くになるかくとうタイプトップクラスのCPと、高い攻撃力を持つが、技のラインナップが微妙なためジム・レイドバトルでは活躍させにくい。その代わりトレーナーバトルでは逆に技とタイプの種類の数が多いこと、又通常技のゲージ回収率も高いためゲージ技を比較的素早く出せることによって、とても汎用性が高い。


つじぎりとリーフブレードは必要ゲージが共に最低の35で、特に1発で7ずつ溜まるカウンターとは過不足がなく相性は抜群、相手に隙を与えない攻撃を発揮できる。インファイトとブレイブバードは前者の2つよりチャージ量が多く、ステータスが下がるというデメリットがあるが、DPEが共に2以上あり、当たれば大ダメージを稼げる。


4つ共に優秀なため、場合によってはどの技が飛んでくるか予測不能にさせ、泣く泣くシールドを使わせる機会を増やすというわけのわからない事態も作り出すことができる。このように、ネギガナイトはトレーナーバトルのほぼすべての長所を兼ね備え、採用の余地は十分にあると言える。


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

ネギガナイト!!!


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • 剣創人のランスン
    • 性別:♂️・特性:ふくつのこころ。
    • 創人が旅立ちの前から所持している幼なじみポケモン。盾・シルドミリアと知り合った1年前の時点ではまだ進化前のガラルカモネギだった。
    • 何でも貫くネギ槍とクリームや砂まで弾き返すネギの葉の盾を見事に使いこなして戦う創人の主力ポケモンで、相性の不利なオニオン戦やポプラ戦でも1匹以上の相手を倒している。
    • ネギ槍は切っ先の角度を鋭角にする事で空気抵抗を減らし、天然の清水にひたしミネラル分で膨張率を低下させている。
    • ニックネームは「ランス(槍)」が由来。
〈創人の手持ち〉
ランスン (ガラルカモネギ→ネギガナイト♂️)
スティックン (サルノリバチンキーゴリランダー♂️)
テッコツン (ドテッコツ♂️)
グンバイン (ヤレユータン♂️)
ステッキン (バリコオル♂️)
アーマン (ダクマウーラオス(れんげき)♂️)

コラボ

ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs

  • ポケモンと初音ミクコラボにおいて、かくとうタイプ枠でネギガナイトが抜擢された。以前からpixivでは進化前のカモネギ共々ネギ繋がりで一緒に描かれていることが多くかくとう枠にネギガナイトを挙げる声が多かった。そして対抗馬であったジャラランガに勝ちファン達の願いを受けて満を持しての登場となった。
    • 当たり前だがカモネギ一族に音や音楽の要素は無く純粋にネギという共通点一本で勝ち取った。
    • 参照】【初音ミク(かくとう)

余談

カビゴンのカモネギ進化予想。

大昔から進化が望まれていたポケモンであっただけに、ファンによって進化予想の「マサムネギ」なるオリポケが作られたり、金銀の初期β版では「マダーム」なる進化形態が没になっていた事がかなりの月日がたった後に判明する等、その逸話は数知れず。


新ポケモンかいてみたおめでとう! カモネギは…カモネギだって進化したいのよ

Pixivにおいても多くの進化予想が投稿されていたが、殆どは日本の侍モチーフであった為、此度の西洋騎士へのモデルチェンジには驚いたユーザーも多かった模様。


公式HPにて初めて情報が明らかになったのは9月13日であるが、その際は画像やテキストにモザイクがかかり、しかも画像が反転して横向きになるという不可思議な現象が発生していた。公式が調査したところ、担当者のパソコンに野生のロトムが入り込み、いたずらされたのが原因であると判明した。なお、そのロトムは担当者のパソコンから出て行った後、元居た場所へと戻っていったらしい。


剣と盾を持っていたことから前作のポケモンのように伝説のポケモン幻のポケモンを予想していた人や、実は横向きになっているのが正しく、超長砲身砲を搭載した新ポケモンと予想する人もいた。

上記の通り『ソード』バージョンで登場するが、公開時点で単独でバージョン違いのポケモンを紹介するのは稀。過去にはウォーグルがいるが、あちらはどちらのバージョンに出てくるかが伏せられていた。


シュバルゴとの決闘を描いた絵画が有名と書いてあるが、これは両者が騎士モチーフのポケモンなだけでなく、中世の写本によく描かれた騎士とカタツムリが戦っている挿絵が由来。

手にしているリーキも、ガラル地方のモデルとなったイギリスの構成国ウェールズ国花である。ちょうど本作の発売直前まで日本で開催されていたラグビーワールドカップにおいて、ウェールズのサポーターがリーキを持って応援しているのが話題になったことがあり、覚えていたという方も多いだろう。


また、ドイツ名のLauchzelotはアーサー王伝説に登場する円卓の騎士の中でも最も強いランスロットに由来している。


関連イラスト

ネギガナイトソード・シールドを同時に買う人

ネギガナイトまとめSirfetch'd


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモン剣盾

ポケモン一覧 かくとうタイプ

カモネギ ガラルカモネギ ネギ おしょう



0864.サニゴーン0865.ネギガナイト→0866.バリコオル

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