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シュバルゴ

しゅばるご

シュバルゴとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0589
イッシュ図鑑No.156
マウンテンカロス図鑑No.023
ガラル図鑑No.274
ローマ字表記Chevargo
ぶんるいきへいポケモン
タイプむし / はがね
たかさ1.0m
おもさ33.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいむしのしらせ / シェルアーマー / ぼうじん(隠れ特性)
タマゴグループむし

各言語版での名称編集

言語名称由来
日本語シュバルゴchevalier(フランス語で騎士)+escargo(英語でカタツムリ)
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語Escavalierescargo(英語でカタツムリ)+chevalier(フランス語で騎士)
ドイツ語Cavalanzas
フランス語LançargotLança(フランス語槍騎兵)+escargot(フランス語でカタツムリ)
韓国語슈바르고
中国語骑士蜗牛

進化編集

Karrablast & Escavalier

カブルモシュバルゴチョボマキ通信交換


概要編集

No.589-617

ポケモンBW』から登場したカブルモの進化系で、チョボマキとペアで通信交換をする」というポケモン史上でも稀な進化条件を持つ。

襲っていたチョボマキと共に電気的な信号を受けた結果、身を覆っていた重いを渡され(奪い?)身に纏った姿。同時に殻を失ったチョボマキは身軽な忍者アギルダーに進化する。


どちらかに「かわらずのいし」を持たせて通信交換してもお互いに進化しない為、「チョボマキの進化」も進化条件に含まれると言える。


その出で立ちはまさに騎士そのもの。悪ガキなカブルモから一転、不利な相手にも怯まずに立ち向かう、騎士道精神溢れる勇敢で堂々とした性格となる。


身に纏う殻の形状は部分部分チョボマキと共通するも幾分か変わっており、頭部はほぼに覆われ、天頂部には大きなたてがみが付いている。

肩当て付きの両手には赤と白の縞々が付いた大きな騎兵槍のような物を装備する他、下半身は蝸牛のようにカールした殻に隠され、実質足が無くなった為空中を浮遊して移動するようになる。


タイプも新たにはがねタイプが付属され、鋼鉄の鎧によって全身の防御力が劇的に向上している。

ちなみに殻の元であるチョボマキのタイプはむし単体である……鋼成分は何処から出てきたのだろうか?


名前の由来は、恐らく「シュバ(シュバリエ<Chevalier>:フランス語で"騎士")+ルゴ(エスカルゴ<Escargot>:フランス語で"かたつむり")」


騎士の国ガラル地方では、生息数こそ少ないが非常に人気の高いポケモンとされており、ネギガナイトとの決闘を描いた絵画が有名となっている。ただし実際に両者がライバル関係にあるのかどうかは現時点では不明。

ゲーム内での特徴編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
701351056010520495

アギルダー同様、第5世代におけるむしタイプ旋風を象徴する性能の持ち主。

ステータス的には鈍足重火力アタッカーとなっており、トリパ及びその対策要員が向いている。


特筆すべきはその攻撃力。種族値は135という、同タイプのハッサムを抜く数値を持ち、「ぼうぎょ」・「とくぼう」も105とかなり高く、タイプ的にもほのおタイプの被ダメージ4倍を除いて、他のタイプのダメージは等倍以下に抑えられる驚異の耐久性を誇っている。


タマゴ技でタイプ一致高火力技メガホーンを習得可能なので、遺憾なく高ダメージを期待できる。今までスピアーの専用技であった「ダブルニードル」も覚えることができるが、使うかどうかは別として。


欠点は素早さで、種族値20ととても低い。図鑑によると高速で飛び回るらしいが、とても嘘くさい話である。またサブウェポンに乏しく、地震や三色パンチといった有用な物理技を悉く覚えないため「メガホーン」ぶっ放しのスタイルがメインになっていた。


タイプ的にも性能的にも似通っているハッサムと良い勝負だろう。

「メガホーン」をタイプ一致で使えるシュバルゴの方が火力は高い(一致技の威力はメガハッサムよりも高いどころか、むしのしらせが発動すればメガクチートの「じゃれつく」をも超える火力が出る)が、先制技「バレットパンチ」、交代技「とんぼがえり」はハッサムしか覚えられない。

要約すれば攻防で勝るが技の少ない「力のシュバルゴ」、攻防で劣るが小回りのきく「技のハッサム」といったところか。


しかし『XY』ではタマゴ技で「ドリルライナー」が習得可能になり、タマゴ技の仕様変更により「メガホーン」との両立も可能。さらにはたきおとすの強化も追い風となっている。夢特性ぼうじんも強化され、メガフシギバナビビヨンの対策に向くようになった。


加えて『剣盾』では技マシンで「シェルブレード」、技レコードで「インファイト」を習得可能となり、今まで悩まされていた攻撃範囲の狭さが改善。更に鈍足と好相性な「メタルバースト」も習得し、裏の手にも困らなくなった。

新システムダイマックスとも相性が良く、技の追加効果で攻撃や防御を更に上げていったり、雨を降らせ天敵である炎への耐性を得たりと、それまでより遥かに多彩な戦法が可能となった。


その火力を簡単に表すと、むしのしらせ発動状態(もしくはこだわりハチマキ装備)+タイプ一致補正込みのメガホーンで、耐久に振っていないダイマックス状態のサザンドラを確定一発で落とすほど。Hのみに振っている場合でも乱数一発である。


難点はただでさえ面倒な進化方法なのに加え主力技のほぼ全部が遺伝技・教え技に偏ってしまっているため、技・特性・入手のいずれかで過去作からの通信が必須となってしまう事。(剣盾ではわざレコードの登場やわざマシンの総変更、レベル技、遺伝技の変更により遺伝、教え限定の優秀な技がはたきおとす、つじぎり、カウンター程度と簡単になっている)

さらに夢特性持ちのカブルモフレンドサファリには出現せず、現在は閉鎖されたBW2のPDWでしか入手できない代物のため(この点も後述の剣盾にて解消)、XYから始めた新規プレイヤーは既に持ってる人からもらう以外に方法がない。この弊害はローブシンとよく似ている。


既に厳選した人から孵化余りをおすそ分けしてもらうのも一つの手。オシャレボールにさえこだわらないのならメガホーンを遺伝した夢特性のカブルモさえ入手できれば過去作を介する必要はほとんどないといってもいい。…ただし、ここまでは過去の話。


『剣盾』のマックスレイドバトルにおいて、ソード版限定で低確率だが出没するようになり、実に7年ぶりにソフト単体でも入手可能となった。おまけに隠れ特性個体も出現する可能性あり。大盤振舞ではあるが、確率は「レアな光が出た際に15%の出現」と余裕でねがいのかたまりがすっからかんになるレベルなので、ワイルドエリアを隈なくまわって毎日コツコツワットを稼いでいこう。カブルモも出現することはあるが、隠れ特性持ちが出ないようになっているので、ノーガードカブルモが欲しい場合は捕まえた隠れ特性個体とメタモンを預けてタマゴを生ませよう。

なお、シールド版では対になるアギルダーがマックスレイドバトルで出現する。


DLC第1弾「鎧の孤島」では同じタイプ複合を持つハッサムが復活。

ついでに天候が砂嵐の時限定だが、シールド版でも野生のシュバルゴが鍛錬平原にシンボル出現するようになったため、厳選はともかく図鑑埋めは楽になった。


使用するトレーナー編集

ゲーム版


アニメ版


漫画版


番外作品編集

ポケモンGO編集

ポケモンGOでの攻撃力と防御力の種族値には原作の素早さの補正が掛けられており、原作での素早さ種族値が75未満のポケモンは下方修正が掛かる。シュバルゴは原作での攻撃種族値が135もあるのに素早さが20と低いため、ポケモンGOにおける攻撃力はヘラクロスハッサムカイロスよりも低い。

さらには上の3種類のポケモンはメガシンカもできるため、レイドバトルではこれらが駆り出され、シュバルゴの出番はほぼ無いと言って良い。


しかし、GOバトルリーグでは活躍の見込みがある。特にハイパーリーグで一定の採用率がある。

通常技ではタイプ不一致ながらカウンターを覚え、ゲージ技でも唯一の弱点である炎に打点があるドリルライナー、優秀な虫タイプ技メガホーン、確定で相手の防御を2段階下げるアシッドボムと、優秀な技を取り揃えている。

ただし、耐久力が低く、耐性があっても無視できないダメージを食らってしまうので、運用には注意を払う必要がある。


ポケモンマスターズ編集

クダリ (スペシャル) &シュバルゴ編集

「勝利を目指して出発進行!」

2022年4月21日に謎解き×お茶会をテーマにスペシャルコスイベントで実装。高い攻撃力を持ち、高威力の技や強力なB技強化パッシブが特徴のむしタイプ物理アタッカー。


元々はノボリのカブルモであるらしく、自身のチョボマキを交換して進化させた模様。

シュバルゴの突進力は電車みたいと言っており、ネギガナイトなら止められるかもと発言している(ちょうどパシオにはネギガナイトをバディーにしているトレーナーがいるが…?)。

メガホーン追加効果なし
てっぺき自分の防御を2段階あげる
つるぎのまい自分の攻撃を2段階あげる
安全 運転!味方全体の場をわざゲージ加速状態にする。自分の命中率を2段階あげる。自分を次回抜群威力上昇状態にする。自分の次回物理技威力ブーストを1段階あげる

バディーズ技

勝利を目指して出発進行のバグインパクト
追加効果なし

パッシブスキル

変化技使用時急所率↑9
ポケモンかトレーナーが変化技をつかったときに自分の急所率を1段階あげる
P変化技使用時物理ブースト1付与2
ポケモンが変化技をつかったときに30%の確率で自分の次回物理技威力ブーストを1段階あげる
能力↑分B技威力上昇
自分の能力があがっているほどバディーズわざの威力をあげる


アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • BW38話
    • 映画のキャストのポケモンで登場。
  • ベルのシュバルゴ
    • BW63話にて、ベルのチョボマキとアララギ博士のカブルモを交換してベルのポケモンになった。BW104話ではコテツのダイケンキと戦って敗れた。
  • ミュウツー~覚醒への序章~
    • ポケモンハンター・ダンクのポケモンとして2匹登場。ミュウツーによってモンスターボールを破壊されたため、バンギラスと共に野生へ帰った。
  • シュリンのシュバルゴ
    • XY109話でパフォーマー・シュリンのポケモンで登場。首に星のアクセサリーが付いた水色のスカーフを巻いている。
  • ガンピのシュバルゴ
    • 新無印103話で館のギミック役で登場。

その他

BW62話(イメージ)
新無印60話(回想)
劇場版ココ


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

ラクツのシュバルゴ編集

第11章にてかいていいせき内部に暮らしていた野生のカブルモを、プラズマ団との決戦に備えての戦力補強としてファイツ(のダケちゃん)がクイックボールで捕獲。その後ラクツが先に捕まえておいたチョボマキと交換することで進化、そのままラクツの手持ちとなる。

以降が怒涛の展開であった為か、それとも一応「おや」はファイツなためかニックネームは恐らく付けられていない(ラクツが第8世代以降の設定で再登場するなら、その時に付けられる可能性はある)。

アクロマとの最終決戦においては他5体が戦っているのに1体だけボールから出されていなかったが、アクロマのゲノセクトがラクツへのダイレクトアタックを行うため接近した瞬間に繰り出され、テクノバスターの発射口に自身のランスを突っ込むことで暴発を引き起こし相打ちになった。

出番こそ少なかったものの最後まで隠し持っていたことが功を奏したといえる。

〈ラクツの手持ち〉
フタチマル♂️
ケルデマル (ケルディオ)
カブトマル (カブトプス♂️)
ライオマル (グライオン♂️)
カブルモ→シュバルゴ
ゲノセクト

  • アデクのシュバルゴ:10章で登場。Nとのバトルではバッフロンと共にアーケオスとヒヒダルマと戦い、ヒヒダルマをダブルニードルで倒している。

関連イラスト編集

シュバルゴシュバルゴ

589カブルモックス-00とアキレシュバルゴ

シュバルゴシュバルゴ


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケモンBW ポケモンBW2

ポケモン一覧

むしタイプ はがねタイプ

シュバルゴさんマジナイト


0588.カブルモ0589.シュバルゴ→0590.タマゲタケ


同複合タイプ編集


関連ポケモン等編集


その他編集

騎士 謙虚なナイト

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カブルモ かぶるも

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