「あー そうだねー キミ むしポケモン 使いなよ」
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』で初登場したキャラクター。
名前の由来は恐らくキク科の多年草「アーティチョーク」。また、「アーティスト」をかけていると思われる。
イッシュ地方のヒウンジムのジムリーダーで、むしタイプの使い手。
キャッチコピーは*『*モスト・インセクト・アーティスト』。
勝利すると「ビートルバッジ」と「むしのていこう」のわざマシンが貰える。
一人称は「ボク」で、二人称は「キミ」もしくは「あなた」。
「あうう」「んうん」「んぬう」「おわお!」などゆるい口調で話す。また、語尾をよく伸ばす傾向がある。
芸術家でもあり、作品作りに行き詰るとよくシッポウシティに息抜きに来るらしい。
そのためアロエとは仲がいいようで、彼女のことを「ねえさん」と呼んでいる。
エンディング後はポケモンを育てて、育てたポケモンをモチーフに絵を描いて…の繰り返しらしい。
ヒウンシティでプラズマ団と対峙した場面では、「貴方らの行いは、むしろポケモンと人との結束をより強くするだけではないのか」と痛いところを突いた発言をし、ゲーチスからは「つかみどころがないようで意外にキレ者」と評されている。この際、プラズマ団は彼の言葉に免じてヒウンシティから撤収した。
バッジの閲覧画面で他のジムリーダーたちは人生の格言やこの先進む上でのアドバイスをくれるが、アーティだけは「あー そうだねー キミ むしポケモン 使いなよ」とかなり間の抜けたことを言っている。
(今作におけるむしタイプは相当強化されているので、そういった面からすると彼のアドバイスもあながち間違ってはいない)
BW2でのアーティ
続編の『BW2』でもジムリーダーを続けている。
ジムは蜜の壁を抜けていく迷路から繭と糸で作られた迷路という神秘的な内装に変わっている。
他の続投ジムリーダー(カミツレ、ヤーコン、フウロ、シャガ)はバッジ画面のコメントが全て一新されているにもかかわらず、彼だけは一言一句変わっていない。
また、新ジムリーダーのホミカがホイーガを使用しているためか、手持ちの一体がクルマユに変わっている。
容姿
茶髪のくせっ毛と緑色の瞳が特徴の青年。
服装は首に巻いた赤いスカーフ、黄緑の七分袖シャツ、緑と赤の縞ズボン。ベルトのバックルは蝶の形をしている。
キャラクターデザインを手がけた大村氏によると、「アーティはイケメンにしてくれ」という注文があったらしい。
アニメ版
アニポケ
CV:古谷徹
「ベストウイッシュ」第18話に登場。
子供の頃にむしポケモンの美しさに純情ハートを奪われたとか。
しかし、ゲーム版と比べると言動共に痛い人、いわゆる変人であるような描写が色濃い。
詳細は「アニメーティ」を参照。
ファンからは「アーティさんマジフェアリー」と言われている。
ポケモンジェネレーションズ
第13話「反乱」に登場。CVはクレジットには未記載。
他のジムリーダーと共に急襲されたポケモンリーグへと駆けつけた。
他媒体
ポケモンマスターズ
CV:島﨑信長
バディはハハコモリ。☆5の虫特殊アタッカー。
EX解放をすると、よりハハコモリに近い配色の服装になる。
ぎんいろのかぜで自己強化、むしのさざめきで相手の特防を下げて火力を上げていく戦術を得意としており、アタッカーというよりテクニカルに近い。
決して弱くはないのだが、☆5虫アタッカーは激戦区になっており、バフが自己完結していて超火力の虫タイプはかいこうせんをメインウエポンにするアデク&ウルガモス、ボード解放でスキルリンクミサイルばりを連打できるグズマ&グソクムシャ、攻撃・特攻ステータス1位の両刀アタッカーのルザミーネ&フェローチェなど魑魅魍魎。
晴れパ関連のスキルも多く持っているが、それならば素直に晴れ補正を受けられる炎バディーズを使えばいいという意見も多い。
アーティを最大限に活かすなら、晴れ要因、特防デバフ要因、急所バッファー等をすべて揃えられる編成を組む必要があるが、そこまでやるならもっと楽に組めて強い編成がいくらでもある。
念を押しておくが、アーティ&ハハコモリは決して弱くはない。自己バフも揃って癖がなく、きちんとした編成を組めば十分に戦えるスペックは持っている。
ただ周りの環境がアーティ&ハハコモリを使う理由をどんどん奪っていくのである。そんな逆境の中でも使いこなせるプレイヤーこそが本物と言えるのだろう。
2021年4月にシーズン限定バディーズとして登場した時の相棒はトゲピー。
衣装はパステルカラーの燕尾服。
実装時にはエピソードイベント「大きく育てタマゴたち!」が開催された。
イースターの要素をモチーフとしており、ストーリーでは島中に隠されたタマゴを探す「タマゴハント」というイベントが開かれ、アーティとハルカがその進行役として衣装をもらったという。
このトゲピーのメインタイプはフェアリータイプとなっており、フェアリータイプが登場する以前に出来たタグながら奇しくもアーティさんマジフェアリーが現実のものとなった。
なお、一応ゆびをふるでむしタイプ技が出る可能性もあるものの、シーズン限定バディーズではタイプエキスパートとしては初めて技のタイプ含め本来の専門タイプにかすらないポケモンがバディとなった。
(これまでに実装されたエリカ&キュワワーはフェアリータイプだがくさタイプの技を覚えており、ダイゴ&アローラサンドパンはポケマスでのメインタイプはこおりだが元々はがねタイプとの複合)
性能は全体急所バフのクリティカットG+、HP回復の傷薬、味方全体の命中1段階と防御・特防を1~3段階上昇させるトレーナー技、更に3ゲージ相当の技をランダムとはいえ僅か1ゲージで使用可能にしてしまうゆびをふると最強サポートの一角を担うスペックを誇る。
どんなバディーズとも組める汎用性を持っており、あらゆるバトルで活躍が期待できる。
手持ちポケモン
BW
名前 | レベル | タイプ | 使用技 |
---|---|---|---|
ホイーガ♂ | LV.21 | むし・どく | ポイズンテール・むしのていこう・いやなおと・おいうち |
イシズマイ♂ | LV.21 | むし・いわ | うちおとす・すなかけ・だましうち・むしのていこう |
ハハコモリ♂ | LV.23 | むし・くさ | まもる・はっぱカッター・いとをはく・むしのていこう |
最初にポカブを選んだ人はかなり楽に攻略できると思われる。
逆にツタージャやミジュマルを選んだ人は少し苦労するかもしれない。
ハハコモリがこの時点では異常に速いうえに火力もあるので、相性が良くともレベル不足だと落とされてしまう。
弱点を突けるほのおタイプかひこうタイプがいれば突破できるはずだが、炎枠がバオップの人は炎技の「やきつくす」の威力が低くて役に立たず、ひこうもその時点ではマメパト(ハトーボー)しかいないので逆に弱点を突かれてしまうイシズマイの相手が厳しい。
最大の対策は4番道路でダルマッカを捕獲してほのお枠の入れ替え・追加をするとよい。
イシズマイはみずタイプで攻略しよう。
BW2
名前 | レベル | タイプ | 使用技 |
---|---|---|---|
クルマユ♂ | LV.22 | むし・くさ | むしのていこう・はっぱカッター・いとをはく・まもる |
イシズマイ♂ | LV.22 | むし・いわ | うちおとす・だましうち・むしのていこう・ロックカット |
ハハコモリ♂ | LV.24 | むし・くさ | いあいぎり・はっぱカッター・いとをはく・むしのていこう |
PWT(イッシュリーダーズ)
PWT(ワールドリーダーズ)
関連イラスト
関連タグ
他のむしタイプの使い手
芸術関係
関連キャラクター
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