概要
1996年から発売されているコミカルなアクションやキャラが楽しいアクションゲームのシリーズである。派生作品でレーシングゲームやパーティゲームも出ている。
日本では「宇宙初の奥スクロールアクション」をキャッチコピーに、日本向けのテーマソング作成、児童番組への露出、着ぐるみ作成などなど様々な展開した結果、"2"と"3"はミリオンセラーを記録するなど大ヒットとなった。
日本におけるいわゆる洋ゲーは売れないという定説が根付いていた。しかし本作はゲームシステムに手を入れるほど徹底したローカライズ、先のような子供向けの販売戦略などを駆使し、普及に成功。洋ゲーが大々的に、かつ子供にも売れるという実績を叩き出した。
CM用に作られたダンスやBGMなどが逆輸入されるなど、当時日本市場は大きな割合を占めていた。
開発の経緯が任天堂のマリオのようなキャラクターをソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のプレイステーションにも作ろうという経緯があり、同社が先に米国で発売している。当初はSCEのファーストパーティーソフト及び同社のキャラクターとして期待通りの看板キャラクターであったが、2001年にはSCEは版権を売却。売却されて以降はコナミやセガなどサードパーティーのゲーム会社を渡り歩いた後、2023年についにはゲームハードで競合をするマイクロソフトのキャラクターとなった。
大抵の作品では、おなじみのニトロ箱やパワーストーン、ドクロステージ、?マークボーナスステージ、基本25ステージで定着している。
主人公「クラッシュ・バンディクー」の表記揺れでもあるが、Pixivにおける投稿数はこちらの方が多い。本項では初代作とシリーズ全般の作品について記述する。
原題は『Crash Bandicoot』。
シリーズ作品
本編
初期3作
# | 作品名(邦題) | 原題 | 発売元 |
---|---|---|---|
1 | クラッシュ・バンディクー | Crash Bandicoot | SCE |
2 | クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲! | Crash Bandicoot 2: Cortex Strikes Back | SCE |
3 | クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周 | Crash Bandicoot: Warped | SCE |
旧シリーズおよびTitansシリーズ
# | 作品名(邦題) | 原題 | 発売元 |
---|---|---|---|
4 (旧4) | クラッシュ・バンディクー4さくれつ!魔神パワー | Crash Bandicoot: The Wrath of Cortex | コナミ |
5 | クラッシュ・バンディクー5 え〜っ クラッシュとコルテックスの野望?!? | Crash Twinsanity | ユニバーサル |
6 | (国内未発売) | Crash of the Titans | アクティビジョン |
7 | (国内未発売) | Crash: Mind over Mutant | アクティビジョン |
リマスターから新シリーズへ
(Re1~3) | クラッシュ・バンディクー ブッとび!3段もり | Crash Bandicoot N. Sane Trilogy | アクティビジョン |
---|---|---|---|
4 (新4) | クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース | Crash Bandicoot 4: It's About Time | アクティビジョン |
日本版では『4』を名乗る作品が2つあるが、これは本国(北米版)が途中からナンバリングタイトルをやめたのに対し、日本版はローカライズの際に継続してナンバリングを付けていたことが影響している。いわゆる『旧4』(魔神パワー/The Wrath of Cortex)は本国ではナンバリングされておらず、『新4』(マルチバース/It's About Time)とナンバリングが重複しているのは日本版特有の現象である。
もっとも、『旧4』自体は外伝を標榜して製作された作品ではないので、発売当初は海外でもThe Wrath of Cortexを「4作目」と認識はされていたようである。
スピンオフ
GBAシリーズ
# | 作品名(邦題) | 原題 | 発売元 |
---|---|---|---|
1 | クラッシュ・バンディクーアドバンス | Crash Bandicoot: The Huge Adventure | コナミ |
2 | クラッシュ・バンディクーアドバンス2 ぐるぐるさいみん大パニック!? | Crash Bandicoot 2: N-Tranced | コナミ |
3 | クラッシュ・バンディクーアドバンス わくわく友ダチ大作戦! | Crash Bandicoot Purple: Ripto's Rampage | コナミ |
こちらでは逆に本国版が「アドバンス」と冠していない関係で2作目が断り書きの無い『2』となっている。
レースゲーム
# | 作品名(邦題) | 原題 | 発売元 |
---|---|---|---|
1 | クラッシュ・バンディクー レーシング | Crash Team Racing | SCE |
2 | クラッシュ・バンディクー 爆走!ニトロカート | Crash Nitro Kart | コナミ |
3 | クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド | Crash Tag Team Racing | ユニバーサル |
(Re1~2) | クラッシュ・バンディクーレーシング ブッとびニトロ! | Crash Team Racing Nitro-Fueled | アクティビジョン |
パーティゲーム
作品名(邦題) | 原題 | 発売元 |
---|---|---|
クラッシュ・バンディクー カーニバル | Crash Bash | SCE |
クラッシュ・バンディクー フェスティバル | Crash Boom Bang! | ユニバーサル |
クラッシュ・チーム・ランブル | Crash Team Rumble | アクティビジョン |
携帯アプリ
作品名(邦題) | 原題 | 発売元 |
---|---|---|
クラッシュ・バンディクー ニトロカート3D | Crash Bandicoot Nitro Kart 3D | アクティビジョン |
Crash Bandicoot Nitro Kart 2 | Crash Bandicoot Nitro Kart 2 | アクティビジョン |
クラッシュ・バンディクー ブッとび! マルチワールド | Crash Bandicoot: On the Run! | King |
歴史
主な開発元は、
- 1996~1999年:ノーティードッグ(1、2、3、レーシング)
- 2000年:ユーロコム(カーニバル)
- 2001年:トラベラーズテイルズ(旧4)
- 2002~2004年:バイカリアス・ビジョンズ(GBAシリーズ、ニトロカート)
- 2004年:トラベラーズテイルズ(5)
- 2005年:ラディカル・エンターテインメント(がっちゃんこ)
- 2006年:ポラービット(フェスティバル)
- 2007~2008年:ラディカル・エンターテインメント(6、7)
- 2017年:バイカリアス・ビジョンズ(3段もり)
- 2019年:Beenox(ブッとびニトロ)
- 2020、2023年:Toys For Bob(新4、ランブル)
日本での発売元は、
- ソニー・コンピュータエンタテインメント(1~カーニバル)
- コナミ(旧4・GBAシリーズ・ニトロカート)
- ビベンディ・ユニバーサル・ゲームズ(5~フェスティバル)
- アクティビジョン(3段もり、ブッとびニトロ、新4)
- ソニー・インタラクティブエンタテインメント(3段もりPS4担当)
- セガ(3段もりSwitch担当、ブッとびニトロPS4・Switch担当)
と、大人の事情で次々移り変わっており、結果各作品でキャラデザインや内容、クオリティ等が全然違うものになっている(特に『旧4』以降の作品はそれが顕著。『6』『7』はTitansシリーズとも呼ばれており、シリーズのリブートが試みられた)。
シリーズ凋落の背景
簡単にいうと、当時の版権元の一つだったユニバーサルスタジオが、クラッシュのヒットに味を占め、ゲーム業界はまだまだ素人という状態において、版権所持者として介入度を一気に高めたのが原因。SCEはこれを受けてクラッシュの版権を買い取ろうとしたが、ユニバーサルがかなりの値段を吹っかけたため、当初開発していたノーティードッグともども離脱する羽目になった。これによりゲーム性も変わっていき、徐々に人気を落としていったばかりではなく、ソニーの看板キャラクターとしてマリオやソニックのようなスターとして活躍する夢も崩れた。
なお、ユニバーサルはこの定説を否定しており、むしろ自分達も作品に深く関わっていたと主張している。が、ノーティードッグが別の作品で成功したのを見るに、やはり同社の開発力がシリーズに不可欠だったということは否めないだろう。
『旧4』からはコナミが販売するがロード時間が長いなどの問題点があり、売り上げが低迷。『5』ではこれまでのシステムを一新されたが、『旧4』以上の大コケ。当時の雑誌内で堂々と黒歴史扱いされた。
『フェスティバル』発売後に版権元のビベンディ・ユニバーサル・ゲームズがアクティビジョンと合併。同時に日本市場から撤退してしまい、長らくiPhoneアプリ以外のタイトルは日本で発売されていない状況が続いた。
海外でもTitansシリーズはキャラクターデザイン、設定が大幅に変更されたことでファンから反発され、シリーズは短命に終わっている。
これらの件もあり、クラッシュバンディクーは完全に過去のゲームと化していた。
復活
しかし2017年に『1』『2』『3』のリマスターをセットにした『ブッとび!!3段もり』がプレイステーション4で発売され、久々のコンシューマ作品での新作となった(但し、オリジナル版に比べて難易度を下げている)。
これを機に『3』以降の展開を一度無かった事とし(いわゆるパラレルワールド化)、新たな4作目となる『とんでもマルチバース』が製作される運びとなった。日本での盛り上がりは全盛期には及ばないもののシリーズの復活は喜ばしいものであり、今後に注目である。
主なキャラクター
バンディクーファミリー
クラッシュ・バンディクー(CV: 山口勝平など)
「イぇーい!」
タスマニア出身のバンディクートで脳ミソ筋肉な主人公。リンゴが好物。
元々は暴れ者だったが、コルテックスの洗脳機械の誤作動によって正義に目覚める。
主な攻撃方法はボディプレスやスピンアタック。一部の作品ではバイク、飛行機、カートも乗りこなしている。
「わしはアクアク、この島を守っておる魔術師じゃ」
タスマニアの平和を守る木の仮面…ではなく、木の仮面に宿る精霊。本来は姿が見えないはずの存在。
1度だけダメージの身代わりをしてくれる。3枚集めると神秘のパワーが爆発じゃっ!(つまり無敵)
「用心しなきゃダメ!コルテックスの言ってることはやっぱり怪しいわ」
『2』から登場したクラッシュの妹。兄とは違いパソコンを使いこなす天才。兄には困っている。
『3』からはプレイヤーキャラとしても活躍。
クランチ・バンディクー(CV:岸祐二など)
「あのヘッポコ科学者は何処行っちまったんだ!?」
『旧4』から登場したコルテックスが創った秘密兵器で、スーパーバンディクーに改造されている。
「クラッシュの破壊」を目的に洗脳されていたが、真エンディングでは洗脳から解かれ、善の心を得たことで以降の作品ではクラッシュの仲間として登場している。(とはいえ後にも洗脳されたり色々と誤解したりと散々な目にもあってる。)
タウナ・バンディクー(CV:戸田亜紀子)
「何を探しているの?パワーストーン?カラーダイヤ?」
『1』から登場しているクラッシュの元恋人。
続編の『2』のプロフィールでクラッシュに愛想が尽き、ピンストライプに移ったが、今でもクラッシュはタウナのことを愛しており、少なくとも『旧4』の時点で彼女の写真を持っている。
『新4』では「別次元のタウナ」が登場したことで同じ次元に2人のタウナが存在することになってる。
クラッシュの友達である白クマの子供。ポールというとても恐い父がいる。シリーズが進むにつれ成長しており、『5』では2足歩行しているどころかクラッシュの復讐目的に集まったメンバーの中にいた。(推測として『2』のクラッシュが雑な乗り方をしたことを恨んでいたことか『カーニバル』に登場したコルテックスが乗ってたポーラのどちらかだと言われている。)
ココの友達の子供のトラ。
ココが以前中国を訪れた時に迷い込んだ竹林で出会って、エサをあげたことがきっかけで彼女と仲良くなった。
その後はエヌ・ジン戦でココのマシンの拡張席に着いたり、『旧4』では海パンを着ながら海水浴で楽しんでいたりした。
『3』のジュラ紀での際に出会ったT-レックスの赤ちゃん。
卵から生まれたばかりでクラッシュやココのことを親だと思っている。
『3』の真エンディングでクラッシュの家に居候することに。(分かり辛いが画面奥で草を食べている)
コルテックス軍団(アニマル軍団)
「覚悟しろ!クラッシュ!!」
科学界で除け者にされた恨みから世界征服を企てる悪の科学者。額のNが特徴。
正義に目覚めてしまったクラッシュに毎回計画を阻止されるが悪運だけは強く、何度も蘇ってくる。
上司であるウカウカには全く頭が上がらない。
「このアホども!役立たず!うすらトンカチ!」
アクアクの双子の闇の精霊であり、黒幕である。
遠い昔にアクアクによって封印されていたが、『3』で復活を遂げる。
「お主と拙者、どちらが勝つか、いざ勝負、勝負!!」
『2』以降の参謀を務めている宇宙機械技師。
『2』でクラッシュに敗れて以降ライバル視するが、『3』での戦闘はココであるのにクラッシュと思い込んでいるほどどこか抜けている。
「タイニ〜弱い奴嫌い!!」
タスマニアンタイガーから変貌させられた悲しき男。強面だが性格は幼稚でクラッシュに負けないくらい天然。シリーズが進むにつれて賢くなっていく。
「今日のご飯は焼肉かぁ〜!!」
『3』から登場。名前からディンゴとワニを合体してできたと思われる。パワーストーンを集めるクラッシュを警告したり、本を読んだりするなど真面目な性格だが、戦闘モードになると好戦的になる。
「私の力を信用しなさい!コルテックスの悪巧みを止めさせますよ。ダイヤの力でねぇ〜!」
コルテックスの初代参謀。薬品で攻撃したり自ら飲んでパワーアップしたりする。
コルテックスの元を離れた後も何らかの研究をしている為、副業でバーテンダーをやっている。
「この下品なバンディクー!そのパワーストーンを渡すんだ!」
『3』から参謀として登場した自称時間博士。IQ.1061の大天才で時間を操る事ができる。
英語を混ぜたルー語のような喋り方をする。
「お前さんってば、アチキよりもデーンジャラスだにょほほほほ〜」
コルテックスの光線銃をくらいすぎたため狂ってしまったカンガルー。
『2』では賢くなりシルクハットと杖を持っているが、爆発をくらうと元の狂った性格になる。
「大事なのは毎日のご飯だぁ」
コルテックスの光線銃を受けて上半身ムキムキになったコアラ。『1』では3面ボス。
エンディングで映画俳優なったことが明かされるが、『カーニバル』ではウカウカに呼び出されてプレイヤーキャラとして再登場。
「気持ちいい風だ…」
コルテックスの最高傑作であるポトルー。
普段はクールだが、銃を持つとかなりクレイジーになるというかなり危険な男である。
クラッシュの恋人タウナを奪った張本人。
「まずはどちらのほうが速いかぁ…俺と勝負だ!」
「俺のスピンを見ろ!」
ナイフを使った芸を見せる双子のコモドドラゴン兄弟。
ジョーはスピン、モーはナイフを投げる攻撃を得意として、クラッシュを翻弄するが目が回ったジョーを利用されたことにより敗北する。
どちらも喋る時にさ行に空気を入れる。
「どないやぁ!!」
ブリオがリパー・ルーの遺伝子を元に、ゴリラとカンガルーを掛け合わせて作られたモンスター。
関西弁で商売上手なお調子者。「まいど」が口癖。
『ブッとびニトロ』での再登場時には野生のゴリラ化という日本のファンから衝撃を受けた。
「かしこまりましたランス!」
エヌ・トロピーの腹心を務める催眠術師。
催眠術で操ることが得意でクランチとココを捕らえて操るなどで活躍する。
「待て!悪いお肉ちゃんだ!貪り食うぞぉ〜、天ぷらにしちゃおう!心行くまで味わってゲップしちゃうぞォ!」
エヌ・ジンの戦闘艇で働くセイウチのコック。調理場の前に落ちてきたクラッシュをお肉ちゃんと呼び、天ぷらにしようと、追いかけてくる。
ニーナ・コルテックス(CV:こおろぎさとみなど)
「あたいの無敵パワーに縮み上がってな!」
コルテックスの姪っ子。コルテックスの母校でもある「ワルワルスクール」に通っている。
コルテックスが改造を施した両腕は、鋼鉄でできており伸縮自在。
その他
「オキサイドから地球を守るパプ!」
『1』から登場する原住民の長。
短気な性格をしているが正義感は強く、『レーシング』ではオキサイド襲来の際に地球の存亡をかけてレースに参加する。
「ぐっふっふ~!」
『3』から登場するクラッシュの偽物。
本物と比べて不気味な笑いや変なダンスをするなど気味が悪いが、『アドバンス2』でクラッシュと間違って洗脳され、解かれた際にクラッシュと共にトランスを倒すなど義理人情な部分もある。
「…いいだろう。宇宙最速の称号を賭けた最後のレースだ!」
三度の飯よりレースを好むスピード狂のエイリアン。
これまでに様々な惑星の代表者と勝利する度にその惑星の文明を滅ぼし、駐車場にしてきたという色々な意味で恐ろしい侵略者。
エビル・ツインズ(兄:ビクター(CV:辻親八) 弟:モーリッツ(CV:佐藤せつじ))
「お前に壊された人生を…俺たちに返してもらおう」
突如異次元から現れた双子のオウム。
兄のビクターはリーダー格でしっかり者。弟のモーリッツは子供っぽく甘えん坊。
「んまぁ~泣き虫のコルテックスちゃん、大きくなって・・・」
コルテックスも通っていた「ワルワルスクール」の校長。
コルテックスが子供の頃からの校長でもある為、かなりの年長。
コルテックスが科学者であることを何故か認めず、お仕置きと称して対決することになる。
「クワックワッ」
『2』に登場した雑魚キャラ。
『3』や『カーニバル』にも登場しており、『レーシング』では全最高性能の隠しキャラとしての登場である。
また、海外版では名前が「Penta Penguin」となっている。
「自分はキャットバット、この名前をお前は忘れることはない!」
『チームランブル』で初登場でありながらプレイアブルになったキャラ。
コルテックスによってオスのコウモリとメスの猫を合成したことでどちらでもないノンバイナリージェンダーとして誕生したが、脱走。
途方に彷徨っていたところにハンバーガーを差し出したロックンローラーに救われ、CBはリスペクトの意味をこめてロックンローラー風の衣装を纏い、自分と同じ境遇の者たちをハンバーガーを使って勧誘し、自身の部下とした。(『とんでもマルチバース』でディンゴのレストランを爆破してしまったキャラ達のことをさしてる。)
そして、自分を辛い目に合わせたコルテックスに復讐する為、妨害活動を開始する。
主な仕掛け
箱関連
木箱 ニトロ箱 爆弾箱 シマ箱 1UP箱 ↑箱 鉄枠箱 スロット箱 アクアク箱
足場関連
ボーナスステージ ドクロステージ→死の道 カラーダイヤステージ
主なアイテム
『1』から登場。白ダイヤは箱を全て集めると手に入るパーフェクトダイヤ、ドクロコースなどで手に入る所謂隠しダイヤなどがある。完全クリアに必要なアイテムであり、ストーリーでらブリオのレーザー砲の材料に使われたりするなどパワーストーン以上に重要に扱われることがある。
緑、青、黄、紫、赤の5色(『1』のみオレンジ含めて6色)。ドクロコースをクリアすれば手に入る事もあれば、箱を壊さずにゴールなど特殊な入手条件がある。
『2』から登場。ピンク色に輝いている力を秘めた石。一定の数を集めれば小さくなった地球を元に戻すなど計り知れない力を持つ。コルテックスがやたらと狙っている石でもある。『5』ではパワークリスタルと呼ばれたが、リマスターで再びパワーストーン表記に戻った。
- トロフィー→レリック
タイムアタックで手に入れる事が出来る。サファイア、ゴールド、プラチナの3種類があり、その中でもプラチナトロフィーは入手難易度が高い。『3段もり』からは海外版と同じように「レリック」と呼ぶように統一された。
テーマソング
クラッシュシリーズのCMソングのメインとなっていた。
この曲は日本のCMから生まれたものであるが、海外版では長らく使用されていなかった。
『1』はCMのみ使用されていたが、『2』以降はゲーム内でも使用されるようになった。
『レーシング』以降は様々なアレンジがされるようになるが、『ニトロカート』以降は日本でも使用されなくなった。
しかし十数年の時を経た『新4』にて完全復活。更には海外でもCMの一つに採用されている(日本向けCMの使いまわしであるが)。
クラッシュダンス
CMでテーマソングと共にクラッシュが披露した振付。『2』以降は本編でも使用するようになる。このクラッシュダンスも日本で生まれたものであり、逆輸入する形で海外でも使われている。
『1』『2』のCMではクラッシュ以外のキャラ達もノリノリで踊っている。『3』では日本語版のみ、タイトル画面でクラッシュがダンスを踊る演出が追加されている。
『3段もり』でもゲーム中に登場するものは一応復刻されているが、微妙に振り付けが異なる。
『新4』ではダイナミックにアレンジされたものが登場している。
関連イラスト
関連タグ
プレイステーション ソニー・インタラクティブエンタテインメント アクティビジョン
スパイロ・ザ・ドラゴン:アクティビジョン作品繋がり。コラボした事もある。
ジャック×ダクスター、アンチャーテッド:ノーティドッグが開発したゲームシリーズ繋がり。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ):かつてクラッシュ君に会うことが出来た。前述した大人の事情によりUSA版風のデザインである。残念な事に2012年4月をもってクラッシュ君は引退してしまい現在は会えない模様。
しあわせウサギのオズワルド:背景が良く似ている。