1642年オランダ人探検家アベル・タスマンが到達したことから
この名がつけられた。
起伏の多く、山の多い地形。
タスマニアアボリジニの悲劇
タスマニア島には先住民であるタスマニアアボリジニ達が住んでいたが、
19世紀にイギリス等から多数の白人が移住し、彼らを迫害した。
アボリジニも勿論抵抗したが武力では敵わず、また白人の持ち込んだ伝染病などで死亡する者も多かった。
外部への強制移住だけでなく、白人はおもしろ半分にアボリジニを狩りの対象とし
1876年、ついに最後のタスマニアアボリジニ女性「トルガニーニ」が死亡しタスマニアアボリジニは絶滅した。
いくら人種差別の酷い時代だったとはいえ、ひとつの民族を絶滅させるという他ではない事例である。
タスマニアの自然
タスマニアデビル、ウォンバットなどの
野生動物がいる。また固有の植物や原生林も多い。