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ハハコモリ

ははこもり

ハハコモリとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)である。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.0542
イッシュ図鑑No.019
キタカミ図鑑No.015
ローマ字表記Hahakomori
ぶんるいこそだてポケモン
タイプむし / くさ
たかさ1.2m
おもさ20.5kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいようりょくそ/むしのしらせ/ぼうじん(隠れ特性)
タマゴグループむし

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ハハコモリ葉+母+子守り+森
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語Leavannyleaves(葉)+nanny(乳母)+levana(新生児を保護する女神)
ドイツ語Matrifol
フランス語Manternel
韓国語모아머
中国語保姆虫

進化編集

ハハコモリ一家

クルミルクルマユ(Lv.20) → ハハコモリ(なつき進化)


概要編集

クルミルの最終進化系で、クルマユが進化して成虫になった姿。

性別を問わず、細身で女性的な姿形と母性的な性格をしており、被せた落ち葉が発酵する熱でタマゴを温める。


カッター状の腕と口から出す粘着性の糸を使って、集めた葉っぱに加工する習性があり、クルミルやクルマユ達に「お包み」として授けている。

その他にも小さく幼いポケモンを見かけると、その身体に見合った服を即座に作ってくれるという。

ハハコモリの母性…!

このように非常に穏やかな気質のポケモンではあるものの、幼いポケモンを狙う外敵に対しては極めて攻撃的。大木をも両断する斬れ味を誇る腕で容赦なく迎撃する。


これらの点から、モデルとなった生物はオトシブミとコノハムシと思われる。

名前の由来は「」+「」+「子守り」+「」。

いかにもメスを思わせる設定だが、ママンボウ同様オスも存在することをお忘れ無く(その場合はパパコモリと呼ばれることも)。


なお、芋虫型→繭(蛹)の過程を経るのは完全変態の昆虫だけで、不完全変態のコノハムシには当てはまらない特徴である。この進化過程だけ見れば、オトシブミの要素が強いと言える。


ストーリーではジムリーダー・アーティの切り札として登場。

この時点では珍しい2進化ポケモンで、最初にポカブを選んでいれば比較的容易に倒せるが、ツタージャまたはミジュマルを選んでいる場合は、炎または飛行タイプのポケモンを育てていないとなかなかの苦戦を強いられる。


野生で出現する事もあり、6ばんどうろやまよいのもりで揺れる草むらに入ると低確率でゲットできる。


余談だが、同世代に登場したココロモリと名前を混同されやすい。




ゲームでの性能編集

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ合計
75103807070→8092490→500

第6世代からとくぼうが70から80に変更された。


図鑑説明と外見から母性溢れるポケモンだが、能力値は意外に攻撃的。

シザークロス」や「リーフブレード」、「つるぎのまい」など幅広く技を覚えてくれるので火力は中々のものである。


特性「ようりょくそ」や「むしのしらせ」が発動しているならば、「とどめばり」が使いやすくなり、爆発的な破壊力を発揮する事もできる。


特攻の種族値は70と並程度しか無いが、威力の高い「リーフストーム」や「むしのさざめき」を覚えられ、同族や格闘タイプに更に優位に立てる「エアスラッシュ」や、威力は低いが後続やダブル・トリプルでのサポートとなる「エレキネット」も扱えるので特殊型として採用される場合もある。


一方で弱点が多く、搦め手に優れるくさタイプにしては状態変化技を覚えない欠点もある。

苦手な相手には「ねばねばネット」や「ひかりのかべ」などでサポートに回りたいところ。耐久力は標準クラスなので、2倍弱点なら耐えやすい。


ちなみに、進化別ごとに覚える技の違いが大きいポケモンであり、

という風に、その時にしか覚えられない技も存在している。


第8世代では未参戦だったが、第9世代ゼロの秘宝前編:碧の仮面で登場となった。


参戦と同時に、特性「ようりょくそ」を活かした晴れアタッカーと非常に相性の良いソーラーブレードの技マシンが再登場。

ハハコモリの新たなメインウェポンとして、是非とも採用したい……のだが、残念ながら習得できない。


ちなみに、わざマシン190の材料は“クルミルのはっぱ”である。なのに何故……。


更に、もうひとつの材料である“タネボーのえだ”を落とすダーテングは習得可能。ホントに何故……。


設定ミスのようにも思えるが、藍の円盤配信後のアップデート以降でも修正等はされていない。


使用トレーナー編集

ゲーム版


アニメ版


漫画版


番外作品編集

ポケモンGO編集

2020年8月15日に実装。クルマユにアメ100個与えると進化する。

ノーマルアタックは「はっぱカッター」「むしくい」「シャドークロー」(限定技)。スペシャルアタックは「リーフブレード」「シザークロス」「ぎんいろのかぜ」「リーフストーム」。


ポケモンマスターズ編集

アーティ&ハハコモリ編集

2020年6月18日に実装された、むしタイプのアタッカー。

ぎんいろのかぜで自己強化、むしのさざめきで相手の特防を下げて火力を上げていく戦術を得意としており、アタッカーというよりテクニカルに近い。


アーティはむしタイプが大好きであるが、ハハコモリが一番で、葉っぱでポケモンの服を縫うのにシンパシー感じてるとの事。

ぎんいろのかぜ10%の確率で自分の攻撃と防御と特攻と特防と素早さを1段階あげる
スペシャルアップ自分の特攻を2段階あげる
むしのさざめき10%の確率で相手の特防を1段階さげる
ではでは早速自分の防御を1段階+素早さを3段階あげる

バディーズ技

虫を愛する芸術家の むしのていこう追加効果なし

パッシブスキル

晴れ時技ゲージ加速2天気がひざしがつよい状態のときはわざゲージが早くたまるようになる
アップ確率上昇1技の追加効果で能力値をあげるときの成功率をあげる
ダウン確率上昇1技の追加効果で能力値をさげるときの成功率をあげる

アニメ版編集

アニポケ第1~7シリーズ編集

レギュラーの手持ち編集

サトシの手持ちとしてクルミルが参入しクルマユに進化、その後第3期ED「七色アーチ」の映像でハハコモリが確認され、BW74話冒頭でついに最終進化を迎える。因みにサトシのハハコモリは『ハハァ~リ』と鳴く。

詳細は当記事にて


ベストウイッシュ編集

  • アーティのハハコモリ

アニメ初登場。『ハッハァ~ン♡』という、非常に色っぽい鳴き声が話題になる。ゲーム準拠ならば性別は♂のはずだが、結局判明しなかった。


手持ちポケモンとしても登場し、衣装作りを担当。


  • その他

新無印編編集

  • 94話

ロケット・ガチャットから排出されたポケモンとして珍しく敵ポジションで登場。いとをはくサトシのピカチュウを縛り付けるも、その後は結局返り討ちにされた。


余談編集

ゲーム『BW2』ではドクターのキリツグがこのポケモンを使用するが、元ネタがモロに『Fate/Zero』の主人公衛宮切嗣であることから、彼の起源である「切って嗣ぐ」が由来であると思われる(ハハコモリが裁縫を得意とするためか)。


関連イラスト編集

センシティブな作品センシティブな作品

ミルマユコモリハハコモリの親子


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物)

ポケモンBW ポケモンBW2

むしタイプ くさタイプ

2進化ポケモン なつき進化

クルミル クルマユ


0541.クルマユ0542.ハハコモリ→0543.フシデ


同複合タイプ

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