データ
初登場 | ポケットモンスター ブラック・ホワイト |
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効果 | 「すなあらし」「あられ」の天候ダメージを受けない。粉・胞子系の技・特性を無効化する(『X・Y』以降)。 |
英語名 | Overcoat |
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』から登場した特性。
天候ダメージを無効化するというものだが、この特性を持つポケモンは元々「すなあらし」のダメージを受けないポケモンが多かったことから、せいぜいこの特性をフルに生かし切れていたのはミノマダム(くさきのミノ)、ハハコモリ、バルジーナくらいであった。
特にランクルスに至ってはこの特性の完全上位互換だった「マジックガード」持ちもいたため完全に要らない子であった。
しかし、『ポケットモンスター X・Y』からは「キノコのほうし」「しびれごな」などの粉・胞子系の技・特性を無効化する効果が追加。マイナー特性なのであまり知られていないが「ほうし」持ちのポケモンに直接攻撃をしても効果が発動しない。
これによりランクルスは「マジックガード」の完全劣化を免れることとなった。
当然「ぼうじん」を隠れ特性に持つポケモンの需要も急増したが、旧作でしか手に入らない上に『X・Y』登場から程なくして『ポケモンドリームワールド』が終了したので、大変稀少なものになってしまった。
いつぞやの「タネマシンガン」を彷彿とさせる……
一方で同作品からくさタイプ自体にも粉・胞子無効の仕様がついてしまったことで、くさタイプのミノマダム(くさきのミノ)とハハコモリには新規効果があまり意味のないものになってしまっている。その他にもこの特性の効果を持つアイテム「ぼうじんゴーグル」も登場した。
………そこ、「マジックガード」のランクルスに持たせたらいいとか言わない。
これまた勘違いされやすいが、「かふんだんご」は粉技扱いではないので残念ながら防げない。
同じく、「すなかけ」や「すなじごく」等の「すなあらし」以外の砂技も防ぐことができない。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズでは、この特性が初登場した『マグナゲートと∞迷宮』から天候の仕様が変わり、悪天候の影響を受けるポケモンは従来の定数ダメージのほかHPの自然回復もなくなってしまったため、必須ではないがあれば便利な特性となっている。
所有ポケモン
太字は隠れ特性。
- シェルダー-パルシェン
- クヌギダマ-フォレトス
- コモルー
- ミノムッチ-ミノマダム
- クルミル-クルマユ-ハハコモリ
- ユニラン-ダブラン-ランクルス
- シュバルゴ
- チョボマキ
- バルチャイ-バルジーナ
- ジャラコ-ジャランゴ-ジャラランガ
- ラブトロス(れいじゅうフォルム)
- ブロロン-ブロロローム