データ
概要
初代から存在するくさ技で、多数の鋭い葉っぱを飛ばして相手を切り刻む。葉っぱ自体を飛ばすためか物理攻撃である。
「きりさく」などと同様の急所に当たりやすい。
初代は急所の計算式が現在と異なっていたためほぼ100%急所を誇り、実質的な威力は110という破格の技であった。ただし、習得者はフシギバナ系統とウツボット系統のみ。
くさにまともな攻撃技が極端に少なかったこともあって、シナリオ攻略では重宝されていた。
対戦においても、当時の第3回全国大会では使用率が高いヤドラン対策に「はっぱカッター」を覚えたウツボットが多く起用されていた(フシギバナは特別ルールにより参加不可)。
現在は「リーフブレード」や「タネばくだん」等、より安定して高いダメージを出せる技が出たため影は薄くなったが、暴力的な攻撃種族値を有するカミツルギがたまにダブルバトルで使っている。
名前が似ているリフブレとは、タイプと分類(物理技)、急所に当たりやすい効果があり概ね上位技と言えるが、こちらは非接触・複数攻撃技、あちらは接触・単体攻撃技であり大きく異なる。
ちなみにリフブレがない『LPLE』では、その代役としてカモネギが習得している。
『DP』でのエフェクトは不思議な力で浮き上がった葉っぱが手裏剣のように突き刺さるというものであったが、『Pt』では舞い上がった葉っぱが敵をズタズタに切るというモーションに変更されている。
同世代ではマジカルリーフやこおりのつぶてが似たモーションとなっており、後者が発動する際のモーションはDP版のはっぱカッターと同じである。
『ポケットモンスター THE ORIGIN』に登場したウツボットは、葉っぱのカッターを飛ばすのではなく身体の葉っぱをカッターとする使い方を披露している。
『スマブラ』ではヤマブキシティに出現するフシギバナや、モンスターボールから登場するチコリータやツタージャが使用する他、ファイターではフシギソウが横必殺ワザとして使用する。
『ポケモンGO』
ダメージ効率が高い代わりにチャージ効率が低い技として実装されている。同タイプのぶっ壊れゲージ技である「リーフブレード」とのコンボが強力で、レイドバトルとトレーナーバトルの両方で活躍している。
- トレーナーバトルでは、「あまえる」と並んでダメージ効率が全技の中で最も高い。「あまえる」と異なり「はっぱカッター」は硬直が2ターンと短くのも特徴である。チャージ効率は全技の中で最も低いが、必要エネルギーが35しかないのに威力が70もあるリフブレを覚えるならば18ターンで撃てる計算となるのでそれほど困らない。特にシャドウウツボットによるこのコンボが対策必須級となっている。
- しかし、くさ技は一貫性に乏しく、くさタイプに半減どころか二重耐性を有するポケモンも数多く存在するので、対策は比較的容易である。