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チコリータ

ちこりーた

チコリータ(Chikorita)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0152
ローマ字表記Chicorita
分類はっぱポケモン
タイプくさ
高さ0.9m
重さ6.4kg
性別87.5%♂・12.5%♀
特性しんりょく
隠れ特性リーフガード
タマゴグループかいじゅう / しょくぶつ

地方図鑑

ジョウト図鑑No.001
ブルーベリー図鑑No.173

各言語版での名称と由来

言語名称由来
日本語チコリータチコリー+-ita(スペイン語で小さいことを表す接尾辞(
英語・スペイン語・イタリア語Chikoritachicory(チコリー)+-ita(スペイン語で小さいことを表す接尾辞)
ドイツ語EndivieEndivie(エンダイブ)
フランス語Germignongerme(芽)+mignon(可愛い)
韓国語치코리타日本語名の音写
中国語(簡体字)菊草叶菊苣(チコリー)+草+叶(葉)
中国語(繁体字)菊草葉菊苣(チコリー)+草+葉
ギリシャ語Τσικορίτα英語名の音写
ヒンズー語चिकोरिटा英語名の音写
ロシア語Чикорита英語名の音写
タイ語จิโคริตา日本語名の音写

進化編集

チコリータベイリーフ(Lv.16) → メガニウム(Lv.32)

またあの子たちと一緒に



概要編集

ポケットモンスター 第2世代金・銀から存在するポケモンで、『金・銀・クリスタル』及び『HGSSのゲーム開始時に貰えるパートナーポケモンジョウト御三家」のうち、草タイプポケモン。

金銀の(進化後も含めた)パートナーポケモンはゲームショー用体験版と実際の製品版で面子が異なっており、チコリータはその中で(名前こそ変更されたものの)唯一ボツとならずに製品版に登場出来た。


ポケモン御三家の中では最も高さが高い(2番目はフシギダネの0.7mで後は大体0.4 -0.6m前後)。が、他ジョウト組の2匹と一緒に並んでもそこまで大きくはないため、頭の葉っぱを縦にした際の長さなのであろうと思われる。


名前の由来はチコリーお茶サラダに利用されるキク科多年生野菜。別名キクニガナ。)とrita(リタ。英語圏での女性名に使われる名詞)と思われる。上述の体験版当時の名称は、「ハッパ」という余りにも安直な名前であった。


頭についた大きな葉が特徴的なポケモン。体は黄緑色で小さな尻尾が付いており恐竜の子供のようにも見える。

嬉しい際は葉を振り回して喜びを表す。威嚇の際にはこの葉っぱから甘い匂いを出して相手の戦意を奪う他、湿度や日光を測定するレーダーともなっている。

首周りの緑色の部位は伸ばすことが可能。アニメ等での「つるのムチ」を使う際は大体首の後の部分を伸ばしているが、必ずしも決まっている訳ではない様で横の部分であったりする場合もある。


その見た目や名前の由来から♀を連想しがちであるが、ゲーム本編では他御三家同様♂の割合が多い。

ただし、ポケダン(救助隊・探検隊)ではその可愛いイメージからかパートナーでチコリータを選んだら♀で固定されている。御三家でこの設定になっているのは他にアチャモがいる。なお、救助隊DXではどのパートナーポケモンでも性別が選べる様になった。


外見のかわいらしさに惹かれてパートナーとしてチコリータを選んだトレーナーも多いであろう。

また、『HGSS』では連れ歩いて旅をすることが可能となった。主人公の後ろをちまちま歩く姿はとても可愛らしい。


色違い編集

チコリータ

色違いは身体の色がやや黄色っぽくなり、葉の色が茶色になる。


ゲームにおける特徴編集

最初に選べるポケモンの1匹。シナリオ攻略においては、ジムリーダー四天王のタイプに加えてロケット団のポケモンとも何かと相性が悪いので、チコリータを選ぶと他2匹に比べて難易度がかなり上がる。というより、ジョウト地方のジムリーダーは他2匹の弱点を突かれるタイプを専門で扱う者がいないのに対しチコリータの場合最序盤から弱点を突かれるジムリーダーが続く所に難易度の高さがあるようである。


一応カントー地方までいけば有利な相手はそれなりにいるのであるが、今度は手加減なしで弱点を突いて来るサブウェポンに悩まされる事象に直面する。


主人公が最初にワニノコを選んだ場合、ライバル(通称・シルバー)のポケモンとなる。


日本では2001年12月から2002年1月まで日本国内のポケモンセンターにおける「なぞのタマゴ」キャンペーン、アメリカではThe Initial Three Setで入手できるタマゴからランダムでチコリータが孵化し、この個体は「はなびらのまい」を覚えている。



エメラルド』ではホウエン図鑑完成後にオダマキ博士から貰える。


エメラルドや後述するポケモンXDなどから連れてくる必要がある。

2006年1月14日から29日では、「ポケモンもっと集めよう! キャンペーン」第2弾でイベント配布されていた(詳細)。


他ソフトから連れてこよう。


リメイク前とほぼ同様。


過去作から連れて来る必要がある。


過去作から連れて来る必要がある。

第6世代では、期間限定で「おや:ポケモンラボ」の個体が配布されていた。


殿堂入り後にオダマキ博士から貰える。


SM』でメレメレ島で金曜に島スキャンを行うと2ばんどうろに野生出現する。


第8世代から編集


全国図鑑入手後の地下大洞窟(「草原の空洞・川岸の空洞・日だまりの大空洞・水鏡の大空洞)に出現する。


DLC『藍の円盤で内定。ブルーベリー学園リーグ部で「コーストエリア環境を整備(3000BP)」を支援するとテラリウムドーム「コーストエリア」に出現するようになる。




性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
454965496545318

相性面もさることながら、チコリータにとっての苦境はそれ以上に技範囲が狭いということが挙げられる。草御三家の後代のキモリナエトルと比べるとそれが余計に目に付いてしまう。例えばキモリやナエトルは苦手なや飛行、毒に有効な技や地面技を技マシンで覚えるため弱点を補えるが、チコリータにはそれが出来ない。

フシギダネも範囲技は広くはないが毒との複合である故にチコリータ程は深刻ではない。


メガニウムに最も早く進化するまでに自力習得するまともな攻撃技は、

以上


ちなみにGSCではチコリータが「のしかかり」を習得するのは29(第4世代以降は34)。いうまでもないがベイリーフだとさらに遅れて習得するので実質「はっぱカッター」だけとなる。


お気付きであろうか? 他の御三家なら最終進化までにもっと攻撃技を習得しているのである。


最後に習得する「ソーラービーム」を除いた残りの習得技は全て「変化技」である。この「変化技」が凶悪ならここまで難しくはならなかったはずだが「変化技」は確かに多く「リフレクター」「どくのこな」「こうごうせい」「ひかりのかべ」「しんぴのまもり」といった技を習得する。サポートとしては優秀なはずだがとにかく長期戦前提に陥りやすい。弱点が多いのに長期戦前提な点が噛み合ってないのである。


纏めると、変化技が多く防御主体性能にもかかわらず、相性面の深刻さから適正レベル程度で耐久戦法をすると簡単に弱点を突かれじり貧に陥りやすい。


勿論ダメージをガンガン与えて行く様な攻撃型にすることも出来ず、レベル差でごり押すか有効な別のポケモンで戦わせるほうが無難という場面が始終続くこととなる。

前作のシナリオ攻略が序盤は毒複合フシギダネで有利に進められたので同じ考えでチコリータを選んで地獄を見たトレーナーも多いとか。


なお技マシンについて一切触れていないがGSCは使い捨てであることと本格的にレパートリーが増えるのは中盤以降であること。何より触れてはいけないレベルの狭さであることを留意すべきである。



使用トレーナー編集

ゲーム版編集

※1 ヒノアラシ・ワニノコの3択

※2 ポケモンマスターズではバディーズ

※3 主人公がワニノコを選んだ場合


アニメ版編集


漫画版編集



番外作品編集

ポケモンXD編集

バトル山で1回も受付に戻らず、手持ちを変えずに100人抜きしてバトル山マスターのバトラスから貰う事ができる。


ポケモン不思議のダンジョン編集

基本的には主人公およびパートナー候補である。


ともだちエリアは「うつくし草原」。

主人公・パートナー以外の場合は難関ダンジョンである「しあわせのとう」に出現する。

アニメにもポケモン救助隊「ガンバルズ」の紅一点として登場。パートナーはヒトカゲで、最初はこの2匹で活動していたが、主人公の元人間のゼニガメを半ば強制的に入隊させ、行方不明だったピカチュウの救出を成功させた。


仲間にできるダンジョンは「しんぴのもり」、「ミステリージャングル」、「しあわせみさき」。

専用装備は「チコリータのツメ」、「チコリータのカード」、「あさひのほうじゅ」、「フレッシュリボン」。


『すすめ!炎の冒険団』では「かいきなやま」と「さいごのれいほう」、『いくぞ!嵐の冒険団』では「かいきないわば」と「さいごのことう」、『めざせ!光の冒険団』では「かいきなもり」と「さいごのどうくつ」に出現する。


草の大陸 カピンタウンで会話するとコネクテッドできる。「おひさまについて おはなししたいな!」



ポケパークWii編集

ヒトカゲ・ポッチャマと共に主人公ピカチュウの友達として登場。ポケパークへ落ちた際にピカチュウ達と離れ離れになるも近くのグリーンゾーンで再会する。


ポケモンGO編集

くさタイプということもあり、そこら辺を歩けば普通に出現する程度のレア度である。他の御三家の例に漏れず被捕獲率は低く設定されている。最終進化までアメが100個、1回目の進化分を含めると計125個必要なので、集めるには苦労する。


ポケモンマスターズ編集

コトネのバディである、くさタイプのサポート。

コトネいわく特に頭の葉っぱがとってもキュートで、顔を近づけるとおひさまみたいなにおいがするらしい(このコトネは主人公ではない方であるため、マリルとは偉い差である)。

特定のレベルと進化石入手で進化が可能。


🌟技
エナジーボール10%の確率で相手の特防を1段階下げる
クリティカットG味方全員の急所率を1段階上げる
あがってく!味方全員の攻撃と特攻と素早さを1段階上げる。天気がひざしがつよい状態時は2段階上げる
ひかりのかべ味方全体の場を特殊ダメージ軽減状態とする
🌟バディーズ技
バディーズグラスレイ★6EXアップ後、初めてバディーズ技を使った時のみボルテージが2段階上がる
🌟パッシブスキル
晴れ時異常無効天気がひざしがつよい状態時は状態異常とならない

ポケモンスリープ編集

サービス初期から登場。

タイプうとうとタイプ
とくいなものきのみ
きのみ・食材ドリのみ×2 ・ リラックスカカオ/あまいミツ/ふといながねぎ
メインスキルエナジーチャージS:カビゴンのエナジーを200~800増やす
お手伝い時間・最大所持数1時間13分20秒ごと・12
寝顔はっぱまわし寝/はっぱたれ寝/へそてん寝/おなかのうえ寝

その他編集


特別出演ポケモンの1匹。


  • ポケモントローゼ
    • 出現場所:
    • ひみつそうこ その20
    • ミスター・フーのすみか:パターン28、60
    • エンドレス・トローゼ:Lv14、34、51、84、97
    • トローゼ・フォーエバー:Lv14、34、51、84、97
    • トローゼ・バトル

登場作品:【スーパー】・【U】・【みんなの】・【SP】




外部出演編集

大乱闘スマッシュブラザーズDX』と『大乱闘スマッシュブラザーズX』に登場。モンスターボールから登場し、「はっぱカッター」による連続攻撃を行う。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリッツで登場。






アニポケ.シリーズ編集

第1シリーズ編集

【ジョウト編】

〈レギュラーの手持ち〉

いじっぱりチコリータとサトシ

CVかないみか

第126話『いじっぱりのチコリータ!!』から登場した、サトシに雪山で助けられてから優しさに惚れ込み、自らサトシの手持ちポケモンとなった。性別がわかる手持ちポケモンのうち、初めての♀のポケモンである。

詳細はこちら


〈ライバルの手持ち・ゲストなど〉

CVこおろぎさとみ

アニメとしてはこちらの個体が初登場、ナナコがウツギ博士から貰ったポケモン。

コラッタ相手には楽勝であったが流石にサトシのリザードン相手には敗北。ナナコがロケット団に騙されてまたサトシと対決した際は「あまいかおり」などでピカチュウ相手に健闘するがその時ロケット団にピカチュウと一緒に捕まってしまうも、ナナコとサトシの連係プレーでロケット団を星とした。

虫取り大会ではナナコが無理をさせ過ぎてしまったため、ナナコを避けるようになるが、ナナコは無理をさせ過ぎたことを反省しチコリータに謝る。その後サトシがロケット団に捕まった際助けようとした際にベイリーフに進化する。


ポケモンサイドストーリー編集

  • 第18話『天駆ける伝説 ヒロシとファイヤー!』

シルバー(※赤髪のライバルの方ではない)の手持ちで登場。


第3シリーズ・ダイヤモンド&パール編集

CV真堂圭

143 - 147話に登場したコトネの手持ち。こちらはナナコと異なりウツギ博士から貰ったポケモンではない。


古代ミチーナにてヒノアラシ・ワニノコと共に登場。


  • その他:56話・86話

第5-6シリーズ編集


第7シリーズ編集

32話『セレビィ 時を超えた約束』の終盤、ゴウと再会したトキオが連れていた彼のパートナー。後にベイリーフに進化して再登場する。


  • その他:46話(冒頭)・79話

第8シリーズ編集

リコとロイの旅立ち

  • 1話リコの面談時と新入生の手持ちで登場。

テラスタルデビュー

  • 48話:モブで登場。

漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

クリスタルパートナー

ウツギ博士のもとにいたが、シルバーのワニノコとゴールドのバクたろう(ヒノアラシ)に触発されたのか研究所を勝手に抜け出し、クリスタルの手持ちに加わった新入り。

この時、既にクリスタルの手持ちが6匹いたため、[ムーぴょん[(ムチュール)>ムチュール]]の首飾りを譲り受ける。

スリバチ山で、ウインぴょん(ウインディ)と因縁を持つヨーギラスとの戦いでベイリーフに進化する。

ニックネームは進化後のメガニウムではなく、「根性がメガトン級であるから」である(これはゴールドのバクたろう同様、ブラックの様に進化後を見据えて付けたものではない)。


PiPiPi★アドベンチャー編集

惚れっぽくかっこいい人を見ると盲目的になるが、失恋回数がやたら多いメスのチコリータ・チコが登場。

ダネリーナ(フシギダネ♀️)とは初対面で彼女のトレーナーであるピスタチオを巡って壮絶な女の戦いを繰り広げたものの今では大の親友。花に詳しい。

主人公マロンの幼馴染であるアーモンドのことが好きであったが、次第にピースのパートナーであるヒトカゲのことを意識し始める様になる。


ゴールデンボーイズ編集

ゴールドのライバルであるブラックに研究所から盗まれるが、繋がりの洞窟でラプラスに歯が立たず捨てられる。その後、ゴールドの仲間となる。


ジョウの大冒険編集

ゲーム本編同様に研究所から盗み出され、ツバキから道具のようにしか扱われていたが、改心後はパートナーとして受入れ、大切にされていた。


ポケモンローカルActs編集

京都府京都市ダーテングと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された(参照)。



関連イラスト編集

祝☆収穫祭花のチコリータ

朝日を浴びてチコリータ


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン一覧

    

図鑑番号順

0151.ミュウ0152.チコリータ→0153.ベイリーフ


草御三家

1. フシギダネ ←・→ 3. キモリ


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ジョウト御三家 じょうとごさんけ

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