シルバー(ポケスペ)
しるばー
このポケスペのシルバーの絵に、単一タグ「シルバー(ポケスペ)」、あるいは「シルバー」「ポケスペ」の2つのタグを付けてください。
「シルバー」「ポケモン」の使用は避けるか、必ず「ポケスペ」を付けるようお願いします。
検索の際も「シルバー(ポケスペ)」での完全一致検索か、「シルバー ポケスペ」のAND検索で。
ほぼ全章に渡って物語の裏で暗躍していた人物で、目的を達成する為には何事も厭わない性格。
ロケット団の首領サカキの息子。2歳の時に優秀な手駒を育てようと目論んでいた「仮面の男」にホウオウを通じて攫われ、「マスクド・チルドレン」として強制的に修行させられていた過去を持つ(後に「仮面の男」はサカキの息子だと知っていた上で、その才を買い誘拐させた事が判明する)。
年齢があまりにも幼すぎた為、ホウオウに誘拐されても鳥ポケモン恐怖症にはならなかった。
家族も自分の出自も知らず、物心がついた頃には既に「マスクド・チルドレン」として修業させられていた為、一緒に修行したブルーのことは本当の姉のように思っており、彼女を「ブルー姉さん」と呼び慕っている。
ブルーを慕うあまり、彼女のことになると感情的になる一面がある。普段は冷静な反面、ブルーのことや自身の出生が絡んだことに非常に感情的になりやすく、そこを付け込まれて敗北することが多々ある。
誘拐から4年後にブルーと共に脱走し、ブルーと共にあらゆる手段で生きて行った。
その後は自分の運命を狂わせた「仮面の男」に復讐するために「仮面の男」を追うようになり、その中で出会ったワタルのもとで動いていた。
5章ではブルーが両親と再会したことで、彼もまた自分のルーツを探すようになり、その中で父親がサカキであることを知った。
サカキによると幼いシルバーはよく物を無くしていたようで、持ち物全部に名前を書いていたという。誘拐された後も自分の名前が書かれたハンカチを大切に持っており、そのおかげで「シルバー」という父親から授かった名前を周囲から呼んで貰えていた。その境遇からかシルバーもブルーも自分の持ち物に名前を書いている。
一章ボスの息子であり二章ボスの配下であり三章ボスに育てられたという意味では「悪の王子」に相応しい境遇である。
ブルー以外の他の図鑑所有者との関係は、ひょんな事から勘違いとワニノコの件で自分を追いかけ回すようになったゴールドを当初は見下していたが、直接対決によるバトルの腕前の上昇を見た事や共闘を通し徐々に認めるようになり、9章でも「ダチ公」と呼ばれる事は否定しなかったりゴールドが相手しているなら大丈夫だ、と強い信頼を向けている。
またクリスについても3章時点ではそれほど会話は無かったものの彼女の優しい性格ゆえにその後仲間として打ち解けている。
また、父親がサカキと判明しショックを受けていた際に、自分の経験を踏まえて適切なアドバイスを送る、ドサイドンをリングマを失った補充に与えるなどの対応を行ったグリーンの事は「先輩」と呼ぶなど尊敬の感情を垣間見せている。
ジョウト組(ジョウトリオ)が主人公となった9章では、再び復活の兆しがあるロケット団の復活を阻止するために活動するというある意味これまでのけじめをつけるような話になっている。
ラストにおいてそれまでの肩の荷がおりたのか、また幼少期に殆ど娯楽に縁がなかった反動か、子供向け番組の『タウリナーΩ』(この時点ではまだ企画諸段階)にハマり、放送が始まるまでゴールドの家に滞在している様子が描かれている。
第9章時点でのメンバー。手持ちポケモンにニックネームはつけていない。
「サカキの息子」という典型的なサラブレッドであることに加え、ポケスペ最強と名高い「仮面の男」に2歳の頃から英才教育を受けて育ち、更にワタルから指示を与えられながら強くなっていた為、ポケモンバトルの実力は非常に高い。
一方でみずタイプが3匹、あくタイプが2匹とタイプはかなり偏っている。
手持ち(主力ポケモン)
特性 | げきりゅう | 性格 | れいせい | 個性 | ぬけめがない |
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ウツギ研究所からワニノコの時に盗み出してパートナーとした。
最初は「やつあたり」を使用していたが、イツキとの戦いで「おんがえし」にランクアップ。
第6章で「ハイドロカノン」を習得。
特性 | プレッシャー | 性格 | きまぐれ | 個性 | ケンカをするのがすき |
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シルバーがまだサカキのところにいた頃から一緒にいたポケモン。
シルバーが2歳の時に共にホウオウに拉致され、以後シルバーをずっと支えてきた。ニューラもホウオウに拐われたことから昔の記憶が曖昧になっていたが、シルバーの父親の顔は覚えていた。
第1章と第2章ではタッツーだったときにブルーへ貸し出されており、ブルーは「タッちゃん」と呼んでいた。
第3章では返されており、シードラに進化していて、ゴールドのニョたろうを進化させる際の通信交換を利用して進化させた。
特性 | ふみん | 性格 | いじっぱり | 個性 | ちのけがおおい |
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飛行要員で、夜間の奇襲が得意。
ニューラ同様、第9章の開始までに「やみのいし」を渡されており、マニューラと同時に進化した。
これによって、人を2人軽々と運べるようになった。
ギャラドス(ギャラドス)♂Lv.80
特性 | いかく | 性格 | なまいき | 個性 | あばれるのがすき |
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※以下、ポケモン原作ゲームファン及びポケスペファンにとってデリケートな内容であるため、閲覧時注意。
「ハートゴールド・ソウルシルバー」(以下HGSS)発売時に起こった、ゲーム版ライバル及びシルバーに関する大論争。
ゲーム内のイベントにおいてライバルがサカキの息子であるという事が正式に発表された。
HGSS発売前に既に「金・銀・クリスタル」版のライバルを原案とするシルバーがサカキの息子であるとしていたポケスぺの設定が公式に逆輸入されたと喜んだファンが掲示板その他各地で大々的に宣伝した。
それに関する支持と反論がファンやアンチだけに留まらずに巻き起こり論争へと発展した。
~経緯~
ポケスペ24巻の初版刊行は2007年。HGSSは2009年発売であり、サカキの息子設定の発表はポケスペが先行である。
しかし、2004年発売のファイアレッド・リーフグリーン(以下FRLG)において、既にサカキの息子は「赤髪」であると語るキャラが登場しており、また主人公をサカキの息子と勘違いする発言から、FRLGの主人公と年齢が近い「少年」であるということも語られていることが判明する。
こういった経緯から、現在では公式の伏線をポケスペが使用したという意見で大半がまとまっており、逆輸入説はほとんど鎮静化している。
公式ファンとポケスペファンの間にある溝の深さを露呈した事件である為、両ファンの間ではある種のタブーとなっている。
シルバーはロケット団か否か?
シルバーは首領サカキの息子ではあるが、ロケット団に所属していない。
これは①組織に助力した描写が無い②組織の中に特定の立場が存在しない、等の事からうかがえる。
仮面の男は幼少シルバーを教育し、またロケット団を自らの目的の為に利用しようとしたが、その中にシルバーが所属したという事実は無い。(実質的な幹部として所属したのはシャムとカーツのみ)
よってシルバーの絵にロケット団関連のタグが付くことがあるが、彼単体の絵もしくはロケット団的要素が含まれていないシルバーの絵にロケット団関連のタグを付けることは相応しくないと言えるだろう。
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