概要
ポケットモンスターシリーズに登場するギャラドスの色違いのすがた。
色違いポケモンが初登場した『ポケットモンスター 金・銀』では、いかりのみずうみのイベントで登場する他、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』でもゲーム開始時に「赤いギャラドスを見つけ出す」というテレビ番組が流れるため、色違いの中でも知名度は高いと思われる。
いかりのみずうみのイベントではロケット団残党が発した怪電波によりコイキングの色素が変化しないうちに無理矢理進化させられ赤くなる個体が有名だが、色違いのコイキングを進化させても同じ配色になる。怪電波はあくまで進化に作用するため偶然の一致だろう。
『ポケットモンスター サン・ムーン』では、スイレンがこの赤いギャラドスを釣ったことがあると自慢しているが、本当かどうかは不明。
2015年にオープンしたポケモンセンターヒロシマのロゴに採用されており、オープンを記念して全国のポケモンセンターで赤いギャラドスとコイキングが配布されるキャンペーンが開催された。
アニメ版での登場
サトシの旅シリーズ
- ワタルのギャラドス
『ポケットモンスター(金銀編)』にて原作同様いかりのみずうみに登場する。怪電波で無理矢理赤い身体のまま進化させられ苦しんでいたところをワタルがゲットしており、後に『アドバンスジェネレーション』にも登場する。
その後はトレーナー共々音沙汰がなかったが、『ポケットモンスター(第7シリーズ)』の第12話で再登場。世界最強のトレーナーを決める『ポケモンワールドチャンピオンシップス』決勝戦にてダンデのリザードンと戦い、マスターズトーナメント1回戦でカルネのパンプジンとも激戦を繰り広げた。
使用技は「はかいこうせん」、「アクアテール」、「こおりのキバ」、「りゅうのまい」。
なお、実況からは黄金色のコイキングを進化させたと言われているが、上記の通りコイキング時代は赤(通常)。事情が事情なのでワタルも公には伏せているのだろう。
- フラダリのギャラドス
『XY&Z』第40話で、上記とは別の個体をフレア団ボスのフラダリがカエンジシと共に繰り出した。そしてゲーム版同様、登場した直後にメガシンカを果たしてメガギャラドスとなり、カエンジシと共にサトシとアランの手持ちポケモン達と対決。
メガシンカしているとはいえ、オンバーン・ルチャブル・ヌメルゴン・ファイアローを単体で撃破するなど圧倒的な戦闘力を誇る。
使用技は「やきつくす」、「ストーンエッジ」、「はかいこうせん」、「ドラゴンテール」。タイプ一致技がどこにも無い。本当に重厚さと凶暴さを表すためだけの技構成に見える。
ポケモンジェネレーションズ
「エピソード4:いかりの湖」に登場。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- シルバーのギャラドス
- 性別:♂️・特性:いかく・性格:なまいき
いかりのみずうみで捕獲した、強制的にコイキングを進化させる電波のアンテナにさせられていた色違いの個体。
仮面の男とのいかりの湖での戦いではアンテナの特性を生かしギャラドスの一斉攻撃を仕掛けたが、シルバーが前線に出過ぎて落とされてしまう。
レッドとの交換によってグリーンの手持ちになった「ギャラ」とのりゅうのいかり&りゅうのいぶきの連携攻撃を見せたことも。
第7章に直接ではないもののパールの回想の中に登場している。