概要
『ポケットモンスター 金・銀・クリスタルバージョン』、およびリメイクの『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』に登場する湖。
43ばんどうろに面しており、現時点でのジョウト地方の最北端にして最大の面積を誇る湖沼であるが、『クリスタルバージョン』までと『ハートゴールド・ソウルシルバー』では構造が異なる。これは『ハートゴールド・ソウルシルバー』に限り水曜日は雨がやみ、水位が下がっている為で、水位が上がっている状態だと林が水没した状態になり、これが迷路を形作る(水曜日にはミズオからアイテムを貰うことも可能)。
民家は二つ存在し、一つはつりめいじんのいえと「めざめるパワー」が貰える家の二つ。
イベントで色違いのすがたのギャラドスと必ず遭遇でき、水上でも釣りでも出現するのはコイキングとギャラドスのみでジョウト地方最大の湖であるにもかかわらず、お世辞にも生態系が多様性に富んでいるとは言えない。頭突きをするとホーホー、コンパン、タマタマ、クヌギダマが落ちてくる事はあるが(実はリメイク前の方が落ちてくるポケモンの種類が多い)。
赤いギャラドス出現に乗じてロケット団が通行料として1000円徴収しようとするが、所持金0円だと普通に通してくれる。妙な所で甘いヤツらである。
いかりまんじゅうはこの場所に由来したチョウジタウンの銘菓である。
その昔、ギャラドスが暴れまわってできた窪地に雨水が溜まってできたとされるが、真相は不明。
余談
モデルはチョウジタウンが滋賀県甲賀市に位置しているので琵琶湖。実際の琵琶湖はビワコオオナマズなどの生態系の宝庫である。余談だが、近辺には龍神を祀った藤ヶ崎龍神社があり、鯉の滝登りをモチーフとしたギャラドスが登場するのにも納得がいく。
また、『ポケットモンスター 金・銀』ではここが街になる予定だった事が没データから判明している(一説ではそらをとぶで来れるのはこの為とも)。つまり、元々のモデルは滋賀県大津市だったという事になる。
一説には元々は"怒り"の湖ではなく、"錨"の湖だったという説もある(実は『金・銀」の没ポケモンにイカリという錨モチーフのポケモンがいた)。
公式でもこの点を意識していたのか、2020年には琵琶湖畔の大津市の『ポケモンマンホール(ポケふた)』にギャラドスと赤いギャラドスの二体が選ばれている。
別名・表記ゆれ
記事執筆時点ではすべてひらがなで書かれた表記の方が多い。
関連タグ
コイキング売り……『ポケットモンスター 赤・緑』でおつきみやまのポケモンセンターにて500円でコイキングを売っていた男。『金・銀』のニビシティのフレンドリィショップに居るモブによると、この湖で商品のコイキングを仕入れていたらしい。