基礎データ
全国図鑑 | No.0102 |
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カントー図鑑 | No.102 |
ジョウト図鑑 | No.104 |
コーストカロス図鑑 | No.136 |
アローラ図鑑 | No.355 |
ヨロイ島図鑑 | No.205 |
ブルーベリー図鑑 | No.003 |
ローマ字表記 | Tamatama |
ぶんるい | たまごポケモン |
タイプ | くさ / エスパー |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 2.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | ようりょくそ/しゅうかく(隠れ特性) |
タマゴグループ | しょくぶつ |
おとしもの | タマタマのから |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | タマタマ | 玉+卵 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Exeggcute | execute(実行する、遂行する)+egg(卵)+cute(可愛い) |
ドイツ語 | Owei | ovum(ラテン語で卵)+Ei(卵) |
フランス語 | Noeunoeuf | oeuf(卵)+neuneu(馬鹿でのろまな奴) |
韓国語 | 아라리 | 알(al、卵)+-이(-i、名詞をつくる接尾辞) |
中国語 | 蛋蛋 | 蛋(dàn、卵) |
ロシア語 | Эксегкьют | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | एगोला | 英語名の音写 |
タイ語 | ทามะทามะ | 日本語名の音写 |
アイスランド語 | Aflífa | aflífa(眠らせる) |
進化
リージョンフォーム
タマタマ → アローラナッシー(アローラ地方でリーフのいしを使用)
※通常種と進化条件は同じ。
概要
第1世代『ポケットモンスター 赤・緑』で登場した顔の付いた卵が6個集まったような姿のポケモンだが、実際は落ちたナッシーの頭が寄り集まった植物の種(と言うより椰子の実)に近い生き物という中々ややこしい存在で、ある生物の遺伝子も併せ持っているという。
常に6匹一組になっていないと落ち着かないらしく、お互いがテレパシーで交信し合い強力な磁石のように引き合っている。その為、たとえ引き離そうとしてもすぐに集まろうとし、なにかあって1匹離れても翌朝になると必ず6匹に戻っているようだ。映画のある話では1匹が諸事情で逸れてしまった際、代わりのトゲピーの元から離れようとしなかった。
ポケモン図鑑の説明によるとピジョンなどの鳥ポケモンに捕食されることもある様だが、個々の仲間意識は強く、誰かが危険を感じると即座に6体が集結し集団攻撃をお見舞いする。が、ここでも6体揃っていないと逃げ腰になってしまう様だ。
元々の生息地であるアローラ地方の個体は発育が良く中身が詰まっているため、他の地方と比べても重め。そこでの天敵は現実世界のヤシガニをモチーフとしたマケンカニだが、タイプ相性上は有利で、ねんりきで撃退してしまえる。
椰子の実なので別の地方にいる個体は海で流されて来たのではないかと言われている。
殆どの個体には体にひびが入っている上、一番後ろの一匹に至っては内部が見えてしまっているが、その殻のような体表は結構固く、ひび割れても中身がこぼれたりすることなく生きていける模様。むしろ体のひびが増えた時が進化の間近らしい。
ゲームでの特徴
初代・FRLG・ピカブイ
- 初代はサファリゾーンのみ、『FRLG』ではナナシマにある「きのみのもり」にも出現。『ピカブイ』ではサファリゾーンではなくGOパークになった事から23ばんどうろに出現する。
- ストーリーにおいては主人公が最初にフシギダネかヒトカゲを選んだ場合、ライバル(グリーン)の手持ちにタマタマが加わる。
金銀クリスタル・HGSS
RSE・ORAS
- 出現しない。
DPt・BDSP
- ノモセ大湿原に出現する。
BW・BW2
- 『BW』では18ばんどうろに大量発生するが、『BW2』には出現しない。
XY
SM・USUM
- ナッシー・アイランド(SMでのみ、ポニの古道とポニの原野にも)に出現する。本作ではリーフのいしを使うと全てアローラナッシーになるが、『USUM』ではウルトラワープライドのワープホール先で使うと通常のナッシーになる。
ソード・シールド
LEGENDSアルセウス
- 未登場。
スカーレット・バイオレット
- DLC『藍の円盤』に内定。ブルーベリー学園・テラリウムドーム内のサバンナエリア中央部に生息しており、同じくテラリウムドーム内にナッシーとアローラナッシーも生息。しかし、ブルーベリー学園はイッシュ地方である為、進化させても通常ナッシーにしかならない。コーストエリアでアローラナッシーを捕獲しよう。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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第1世代 | 60 | 40 | 80 | 60 | ※ | 40 | 280 |
第2世代から | 60 | 40 | 80 | 60 | 45 | 40 | 325 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
使用トレーナー
ゲーム版
- グリーン:初代ライバル
- エリカ:ジムリーダー(カントー)※1
- レナ:タマタママスター
※1:ポケモンスタジアム2
アニメ版
- マギー(無印43話)
- ゴウ
漫画版
- マサキ(ポケスペ)
- ゴールドの母(ポケスペ)
番外作品
ポケモンGO
- リリース時から実装されているポケモンで、当初はそこそこの頻度で出没していた。…のだが、どんどんポケモンが追加されていく中で相対的に出現率が下がっている。
- しかもミッション「メルタンの謎を解け!」のタスクに「タマタマを5匹捕まえる」というものがあり、ここで詰まっている人も多い。草タイプにブーストのかかる晴れやエスパータイプにブーストのかかる風の強い天候の時を狙って探しに出かけよう。高価だが、ハーブルアーモジュールを使うのもあり。
- また、最近はくさタイプに特化したGOロケット団のしたっぱが所持するようになり、倒すことができれば高確率でタマタマのゲットチャレンジに移行するようになった(まれにタマタマを持っていないケースや別のポケモンのゲットチャレンジになってしまうケースもあるので過信は禁物だが)ので、入手難易度が幾分緩和された。
ポケモンマスターズ
- 主人公&タマタマ
- 報酬で入手できるタマゴから孵化し、主人公のバディにする事が可能。
- パシオに迫る金色の影!
- ゴールデンウィーク・きんのたまおじさんイベントにて、おじさん(やまおとこ)達が繰り出してくるのがタマタマである。しかもセンターが色ちがい。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
〈レギュラーの手持ち〉
〈ゲスト〉
- マギーのタマタマ
- 無印43話でマジシャン・マギーの手持ちで登場。サトシに「さいみんじゅつ」を掛け、何でも言うことを聞くようになったサトシをマギーはリーフの森に生息するナッシーの群れのゲットに利用するが、森に現れたロケット団がマギーからナッシーの群れを横取り。しかし、マギーのタマタマがナッシーに進化してしまい…。
その他
無印 | 64話・65話・229話 |
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DP | 91話 |
SM | 8話・42話・44話・46話・49話・90話・96話 |
新無印 | 1話・74話(映像)・136話 |
短編 | ピカチュウたんけんたい |
劇場版 | ココ |
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- 2章ではマサキの手持ちで登場。スオウ島におけるシバ戦で「タマゴばくだん」と「たまなげ」を発射し、マチスのマルマインがそれらを誘爆させて足場のイワークに大ダメージを与えた。
- 3章ではゴールドの母の手持ちで、ゴールドが生まれる前から一緒にいて慕っているポケモンの一匹で登場。
余談
- 一番後ろの中身が見えている個体は一見顔がないように見えるが、図鑑などで確認すると後ろを向いているだけである。
- 首から下を土に埋められたスキンヘッドが紛れ込んでいてもごまかせそうな、つまりとても描きやすいデザイン。ただし細部まで本気で描く場合、難度位はやや跳ね上がる。
- 股に付いた玉の事も指すこの名前が原因で、Pixivを含む殆どの創作では下ネタやギャグにされることが非常に多い。
- 更に色違いは輝かしいゴールデン。深い意味はない……ハズ。ちなみにタマムシシティジムではおとなのおねえさんがタマタマを繰り出してくる…これも特に深い意味などない…と信じたい。進化系と組み合わせると文章っぽくなってしまうのも断じて意味はない。
- なお、椰子の実として有名なココナッツの色は茶色である。実と殻の間の色なのだろうか…?
- しかし、上述の通りポケモンマスターズではきんのたまおじさんの一人が使ってくる…。
- なんの因果か、1個前のナンバーが割り振られているポケモンは球がモデルだったりする。
関連イラスト
関連タグ
0101.マルマイン(ヒスイマルマイン)→0102.タマタマ→0103.ナッシー(アローラナッシー)
同複合タイプ
進化関連
- 進化後にリージョンフォームがいる仲間
関連ポケモン等
- 群体ポケモン仲間