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概要

ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』に登場した新要素。

伝説のポケモンであるソルガレオルナアーラのどちらかに乗り、別の世界に通じるウルトラホールの中を移動する。『ポケットモンスター サン・ムーン』ではウツロイドのウルトラスペースに一回赴くだけであったが、今作ではストーリー上のイベントの他、各ウルトラビースト固有のウルトラスペースや、過去の伝説ポケモンのいる場所に行くことが出来る。『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』のマボロシのばしょに相当する要素と考えると分かりやすいだろう。

一種のライドポケモンの様な位置づけで、マンタインサーフのようにミニゲームにもなっている。


ストーリー中では、ポニ島で敗れた日食月食ネクロズマがウルトラスペースに逃げ込んだため、ウルトラ調査隊が保有するソルガレオ(『ウルトラサン』)またはルナアーラ(『ウルトラムーン』)の力を借りてネクロズマのいる世界ウルトラメガロポリスに向かうことになる。


ストーリー上で初めてウルトラワープライドを行う場合は、ジャイロセンサーを使い、ニンテンドー3DS本体を上下左右に傾けてソルガレオまたはルナアーラを操作し、白いワープホールを目指す旨の説明がある。

ウルトラスペースの移動中は、進路上を漂う丸いエネルギーに当たることでより速く長距離を進める一方、ビリビリしたもの(原文ママ)に当たるとやがてソルガレオまたはルナアーラの力が尽き、付近のワープホールに吸い込まれてしまう。


吸い込まれてもトレーナーやポケモンにデメリットはなく、イベント中は「ネクロズマがいる世界ではなかった」というメッセージが出た後、自身の後ろにある穴に入ることで、元の世界に帰れる。

操作に慣れない内はこの作業を繰り返し行うことになる(というよりジャイロセンサーの操作性が非常に悪いため、多くはここで躓く)。

なお、4回目までは何色かのワープホールが出現するが、5回目以降は必ず白いワープホールしか出現しなくなるため、操作性が劣悪だろうと問題はない。

そう、ストーリーだけなら問題ないのだ


ワープホール

赤・青・黄・緑・白の5種類。

ストーリーでは白のワープホールに入れば良いが、白のワープホールに至るまでに他の4色のワープホールもあるため、これらの中に入ってもストーリーは進まない(ただし上述の通り4回まで)。

ワープホールの中は色によって外観は多少異なるが、自身が入ってきた真後ろには空間の裂け目の穴があり、奥に進むと特定のポケモンに出会える。

なお、ワープホールのポケモンについては高確率で色違いが出現し、捕獲も可能。


さらにウルトラネクロズマを倒した後でウルトラワープライドを行う場合、伝説のポケモンが出現することがある

ただし伝説のポケモンは特定のポケモンよりも出現率が低く、伝説のポケモンの出現率を上げるためには、ソルガレオまたはルナアーラをより遠くに動かし、派手なワープホール(原文ママ)を目指さなければならない。

遠いワープホールにはリングが周りにあり、このリングが一重→二重→二重に複数の縦のリングが回る状態のワープホールになるにつれ、伝説ポケモンの出現率が上がる(特に二重に複数の縦のリングが回る状態のワープホールに入れば、確定で伝説のポケモンに出会える)。

また、距離が長くなればなるほど色違いに出会える確率が高くなる。


色によって出現する特定のポケモンや伝説のポケモンが分かれているが、どのポケモンが出現するかはエンカウントするまで(またはエンカウント前に伝説ポケモンの鳴き声を聞くまで)分からない。

一応、二重に複数の縦のリングが回る状態のワープホールの中に入った時に、その色のワープホールで捕まえられる伝説のポケモンが1種類しかない場合は確定だが、それまではワープホールに入るまでどの伝説ポケモンがエンカウントするかは分からない


なお、白のワープホールはウルトラビーストしか生息しておらず、『ウルトラサン』限定でマッシブーンカミツルギ、『ウルトラムーン』限定でフェローチェテッカグヤ、両バージョン共通でウツロイドデンジュモクアクジキングが特定のリングの状態のワープホールで出現する。


問題点

しかし、伝説のポケモンの厳選を行う場合に致命的な問題点が存在する。

まず、先述の通りウルトラワープライドの操作性が非常に悪いため、狙ったワープホールに入ること自体が難しい

道中には狙った色のワープホールの他に、違う色のワープホール、丸いエネルギー、ビリビリしたものが存在し、丸いエネルギーは距離を延ばすために取りたいが、違う色のワープホールに入った場合は距離がゼロからやり直しになり、ビリビリしたものに当たってもソルガレオまたはルナアーラの力が弱まり狙った色のワープホールに入れる確率が低くなる

これらを解決したとしても、出現する伝説のポケモンの大半はランダムであるため、特定の伝説ポケモンの厳選用パーティーを組んでいても、そのワープホールに入った際に別の伝説ポケモンに出くわした場合、当然ゼロからやり直しになる。

要するに、特定の伝説のポケモンにエンカウントするために、操作性の悪い運ゲーを強いられるのだ。


最初に挙げたマンタインサーフについてはBPが稼げるミニゲームとして存在が確立されているため同じ運ゲーであっても評価は高いが、こちらは特定のポケモンに逢えなければ何もない。

一応フェスサークルのミニゲームのスコアとして記録には残るものの、自分のハイスコアは確認できないし、ウルトラワープライドを挑戦するたびにスコアが変動してしまう。このため伝説ポケモンに会うためにしろ自分のスコアを伸ばしたいにしろ操作性の悪さ故に余計に時間と集中力を使うという徒労感もあるため、本作の批判点としてよくやり玉に挙げられるのである。


特に白く派手なワームホールでしか出現しないアクジキングは遭遇度が非常に低く、何度も訪れるとウルトラビルディングの世界観について色々知る事が出来るのだが、遭遇難度が高すぎて1度訪れたらもう行きたくないというトレーナーが続出している。


救済措置

……と、ここまでジャイロ操作による操作性の悪さが目立ってしまっているが、実はこのモードでの操作方法はもう1つある。本編でも移動の際に度々お世話になるスライドパット操作である。

カンタイシティの空間研究所2階にエーテル財団の職員がおり、彼に話しかけることでどちらの操作をするのか変更することが出来るのである。


スライドパット操作によるこのモードでの移動は非常に滑らかとなっており、目的のホールへの入りやすさやエネルギーの補充、ビリビリしたものの回避といった行動が行いやすくなるのである。


ジャイロ操作が面倒に感じてしまった際はここでスライドパット操作に変更しておくと快適にプレイ出来るだろう。


余談

ポケットモンスター X・Y』の時点で色違いが出現しないゼルネアスイベルタルは本作から色違い厳選できる。

ジガルデは本作でも色違いのすがたは出現しないが、『ポケットモンスター ソード・シールド』のダイマックスアドベンチャーで色違い厳選できるようになった(もっともあちらはダイマックスアドベンチャーの中でも最難関と言える難易度だが…)。


関連タグ

ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン 伝説ポケモン

マボロシのばしょ/ダイマックスアドベンチャー:歴代の伝説ポケモン入手要素

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