基礎データ
全国図鑑 | No.0739 |
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アローラ図鑑 | No.071 |
パルデア図鑑 | No.118 |
ローマ字表記 | Makenkani |
分類 | けんとうポケモン |
タイプ | かくとう |
高さ | 0.6m |
重さ | 7.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | かいりきバサミ/てつのこぶし/いかりのつぼ(隠れ特性) |
タマゴグループ | すいちゅう3 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | マケンカニ | 負けん+負けん気+カニ |
英語・スペイン語・イタリア語 | Crabrawler | crab(カニ)+brawler(喧嘩屋) |
ドイツ語 | Krabbox | Krabbe(カニ)+boxen(ボクシング) |
フランス語 | Crabagarre | crabe(カニ)+bagarre(喧嘩) |
韓国語 | 오기지게 | 오기(傲慢)+기지(機転の利く)+게(カニ) |
中国語(簡体字) | 好胜蟹 | 好胜(負けず嫌い、勝気)+蟹(カニ) |
中国語(繁体字) | 好勝蟹 | 好勝(負けず嫌い、勝気)+蟹(カニ) |
進化
マケンカニ→ケケンカニ(ラナキラマウンテンでレベルアップ(第7世代)、こおりのいし(第9世代から))
概要
ポケットモンスター 第7世代『サン・ムーン』から登場。海外の公式サイト及びYouTube公式のPVで明らかになり、国内では夜中に公式Twitterで公開された。
水色のハサミと紫色の本体を持ち、ボクサーと南国のヤシガニを融合したような姿をしている。名前の由来は負けん、負けん気+喧嘩+カニか。(ヤシガニの別名も「まっかん蟹」である。)
もしくはハサミがチョキではなくグーなので、(他のカニに)ジャンケンで『負けんカニ』の意味も込められているかもしれない。
負傷したような片目も、試合後のボクサーのイメージだろうか。
ハサミはグローブのような形状をしており、強烈なパンチで戦う。現実にもモンハナシャコという人間の指を骨折させるシャレにならない威力のパンチを放つ甲殻類が存在する事から、ヤシガニの他にシャコの要素も併せ持っているようだ。
ハサミで顔やみぞおちを守りながら相手に接近して殴りかかるフットワークを得意とし、その威力は木の幹すら貫くほど。
ポケリフレでも何かとハサミを振り回している。
てっぺんを取りたがる性格で、仲間の中での立場という隠喩的な意味だけでなく、場所の位置取りという物理的な意味においても高いところを好む。そのため、背の高い人にしがみついていたり、ビルの壁をよじ登ったりしている困ったさん。無理に引き剥がすとパンチをお見舞いされてしまう。
そしてこの性格が進化への盛大なフラグとなる。
一見みずタイプと思われそうな甲殻類のような外見だが格闘単という初見殺しでは上位に君臨しそうなポケモン。これは現実のヤシガニも幼体を除いて泳げない事に由来するものか。
ただしその外見からも予想できる通りクラブハンマーは自力で覚える。これにより初のみずタイプ以外のクラブハンマー使いとなった。
なお、現実でパンチを繰り出す甲殻類として有名なのはシャコの仲間であるが、エビやカニなどの十脚類とは遠縁である。
カニポケモンの例に漏れず、ハサミは殴りすぎてよくもげるがその分生えかわるのも早い。
もげたハサミの中身は少ないものの、コクがあって美味との事。シャモがよく暴れまわる習性から食肉としては引き締まっていて美味しいのと似たような原理だろうか(ちなみにそのシャモをモデルにしたポケモンも格闘タイプである)。
前述通り国内版で情報が公開されたのが深夜帯でのTwitterだったため一種の飯テロに見舞われた人もいたとか。
加えて殻も良い出汁がとれるため、パルデア地方ではパエリアの具材としても人気がある。
好物はよく熟れたきのみで、きのみのなる木の幹を殴って揺らし、食べごろのきのみを落として食べる。木の周りに集まり、マケンカニ同士の戦いに勝ったものだけが食べごろのきのみを食べられる。
『SM』『USUM』ではきのみが集まっている場所を探ると時々きのみを食べていると思わしきマケンカニと遭遇し、バトルになる。
特性はかいりきバサミとてつのこぶしで、シザリガーのような甲殻類系ポケモンとローブシンのようなパンチ系ポケモン両者の特徴を上手い事融合したようなポケモンと言える。
高いところが好き、(モデルのヤシガニになぞらえて)ヤシの実がエサという事でリージョンフォームのナッシーは頻繁にパンチの餌食にされてそうである。
ちなみにエスパータイプである通常のナッシーには相性上不利だが、リージョンフォームのナッシーはエスパーではない。さらに進化後はアローラナッシーには相性最悪なこおりタイプが付随する事が判明したため完全に立場的に制圧される事となる。
実際、NEWポケスナなどの図鑑説明を総合すると、ヤシの木と間違えてナッシーに上ってしまい怒らせて踏み潰されたり、ナッシーを殴ってしまい落ちてきたタマタマを狙って念力で撃退されたりと、タイプを引いてもあんまり相性は良くない模様。
色違い
色違いはハサミが赤くなる。
ゲームでの特徴
各地にあるきのみが揺れていれば大体出現する。序盤から仲間に出来るが、『SM』では最終盤にならないと進化できない。さすがに『USUM』では改善された。
ストーリーにおいては、メレメレ島のしまキング・ハラの切り札で登場する。
第8世代から
進化方法が「こおりのいし」に変更された。
パルデア地方では南5番エリア、東1・2番エリア、西1・2番エリア、東パルデア海の浜辺、ナッペ山に、DLC『ゼロの秘宝・藍の円盤』ではブルーベリー学園のテラリウムドームのコーストエリアとポーラエリアに生息。
ドロップできる『マケンカニのから』は、わざマシンマシンで「かわらわり」、「ドレインパンチ」、「インファイト」のわざマシンを作る為の素材になる。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
47 | 82 | 57 | 42 | 47 | 63 | 338 |
使用トレーナー
ゲーム版
※性別:♂️・特性:てつのこぶし
- カヤ:テラレイドバトルサポートトレーナー
※性別:♂️・特性:かいりきバサミ
アニメ版
- ハラ(SM)
アニメ版
アニポケシリーズ
第6シリーズ・サン&ムーン
- ハラのマケンカニ
CV:武隈史子
10話でサトシとの大試練でモクローと対決。相性の悪さをものともせず序盤は優位に立ったが、音もなく背後に回ったモクローの奇襲をくらい敗れた。ラナキラマウンテンに訪れた60話でケケンカニに進化した。
その他
SM | 20話・99話・113話・126話 |
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第8シリーズ
- 16話・51話:モブで登場。
ポケモンローカルActs
宮崎県門川町に地域応援ポケモンであるアローラナッシーと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。(参照)
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0738.クワガノン→0739.マケンカニ→0740.ケケンカニ
関連ポケモン等・グループタグ
その他