基礎データ
全国図鑑 | No.0740 |
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アローラ図鑑 | No.072 |
パルデア図鑑 | No.119 |
ローマ字表記 | Kekenkani |
分類 | けがにポケモン |
タイプ | かくとう/こおり |
高さ | 1.7m |
重さ | 180.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | かいりきバサミ/てつのこぶし/いかりのつぼ(隠れ特性) |
タマゴグループ | すいちゅう3 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ケケンカニ | 毛ガニ+マケンカニ |
英語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Crabominable | crab(カニ)+Abominable Snowman(イエティの別名) |
ドイツ語 | Krawell | Krabbe(カニ)+Krawall(暴動) |
韓国語 | 모단단게 | 모(毛)+단단하다(丈夫)+게(カニ) |
中国語(簡体字) | 好胜毛蟹 | 好胜(負けず嫌い、勝気)+毛蟹(毛ガニ) |
中国語(繁体字) | 好勝毛蟹 | 好勝(負けず嫌い、勝気)+毛蟹(毛ガニ) |
進化
マケンカニ → ケケンカニ(ラナキラマウンテンでレベルアップ(第7世代)、こおりのいしを使用して進化(第9世代以降)
概要
初登場は『ポケットモンスター サン・ムーン(第7世代)』。
トップを目指すあまり、標高の一番高い雪山に登ってしまったマケンカニが進化した姿。厳しい寒さに耐えているうちに、体中に白い体毛が生えて進化したという。
ヤシガニが毛ガニになるだけならまだしも、その姿はまるでカニと雪男の合体事故のよう。
モチーフはおそらく「キワ・ヒルスタ(別名:イエティクラブ)」と呼ばれる深海甲殻類であろう。
名前の由来は読んで字のごとく毛+喧嘩+蟹。中部地方に伝わる雪女の一種シッケンケンが由来とも。
喧嘩っ早い性質は進化前と同様。とにもかくにも見境なく殴りまくる。何でも噛み付くワニノコや何でもチューするムチュールみたいに彼らは殴って物事を理解する性分のようである。
いざという時はハサミを自ら切り離し、ロケットパンチまで繰り出してくる始末。
ちなみに拳のように変化したハサミだが、手の平部分が開閉するのでちゃんとハサミのままである。パンチ力の秘密はハサミの中に冷気を溜め込んでおり、これで腕を硬くして敵をぶん殴るという原理である。
それだけでなく口から冷気を閉じ込めた氷の泡を吹くことができ、それで相手の動きを止めることで動きの遅さをカバーしている模様。
見てわかる通りの脳筋体質がUSUMで更に加速しており、雪崩をラッシュして止めた記録があるとのこと。
ちなみに、進化前同様ハサミは非常に美味らしく、パルデア地方ではわざわざ山にグルトンを連れてもげたハサミを探すトレーナーもいるそうだ。
なおマケンカニは序盤から仲間に出来るのだが、進化するには最終盤でやっと行けるようになるラナキラマウンテンでレベルを上げる必要がある。
その為周りのポケモンが進化していく中マケンカニだけずーっとそのまんまなんて事も。
なお、進化場所が限られている割にはラナキラマウンテンにケケンカニは生息しない。
USUMでは、訪れた当初の時点で入口には入れるようになっているため、そこで進化させる事が可能になっている。
剣盾では登場が叶わなかったが、SVでは久しぶりに登場。
他の場所進化ポケモンと同じく、進化方法が石進化(こおりのいし)に変更された。
今作ではみずタイプのジムリーダー、ハイダイの切り札にも抜擢されている。
ポケリフレでグローブを兼ねたハサミを触ると凍りつくことから、ハサミはかなりの冷気を帯びている模様。また、脚先に触れても凍る。
ゲーム上での特徴
種族値
最大HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
97 | 132 | 77 | 64 | 67 | 43 | 478 |
進化したことにより、見た目通りこおりタイプが追加された。
リージョンフォームを除くと、第七世代の新ポケモンの中では唯一のこおりタイプ。また、かくとう・こおりの複合タイプはケケンカニが初となる。
かくとう・こおりの複合は攻めでは相性がうまく噛み合い強いのだが、一方で弱点6に対して耐性僅か3と守りに関してはかなり弱い。まさに攻めも守りも弱点の取り合いである。
能力としては攻撃力が非常に高く、物理型のこおりタイプとしてはブラックキュレムに次ぐ。
一方素早さは進化前よりも大幅に下がってしまう。もっとも第7世代のポケモンは結構な数が進化によって素早さが低下してしまうのだが。
登場当初はかくとうタイプ最終進化形態で最も遅かったが、第8世代で同じく水棲生物モチーフなのにみずタイプを持たないかくとうタイプ仲間に1だけ下回られた。
こおりタイプ版「アームハンマー」と言える新技「アイスハンマー」は、特性「てつのこぶし」と合わせれば驚異の威力となるだろう。「インファイト」は「てつのこぶし」の対象外でも十分な威力で、マケンカニの時に修得可能な「クラブハンマー」も候補。
ただしそれ以外の能力はパッとせず、先制技も覚えられない。弱点が多く素早さも遅いため、「トリックルーム」で補いたい。
SVではテラスタルを獲得。パワーを増強したり技範囲を広げたりしつつ、単タイプに変わることで劣悪な耐性を捨てることができるようになった。一致テラスタルでさえも弱点の数が変わるので、切る機会があればテラスタルを切らない手はない。
広い技範囲に加えて「いかりのつぼ」を持つため、通信プレイを利用したテラレイドバトルではエースとして一考の余地がある。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- ハラ
漫画版
番外作品
ポケモンマスターズ
ハラ&ケケンカニ
2021年6月15日に実装された、こおりタイプのアタッカー。真骨頂はトレーナー技で、デメリット無しの自己完結バフを持つ。ついでに攻撃ダウン無効で上がった攻撃は下がらないオマケ付。
技
アイスハンマー | 自分の素早さを1段階さげる |
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クリティカット+ | 自分の急所率を2段階あげる |
かわらわり | 相手全体の場の物理ダメージ軽減状態や特殊ダメージ軽減状態を解除する |
本気でいきますぞ! | 自分の攻撃を6段階+命中率を1段階あげる。自分をこらえる状態にする |
バディーズ技
筋肉も脈動する全力のアイスハンマー | 追加効果なし |
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パッシブスキル
素早さダウン時威力↑1 | 自分の素早さがさがっているときは技の威力をあげる |
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攻撃ダウン無効 | 攻撃がさがらない |
初ピンチ時HP回復6 | 初めてピンチになったときだけ自分のHPを最大HPの約60%回復する |
アニメ版
アニポケシリーズ
【サン&ムーン】
- ハラのケケンカニ
第60話でマケンカニがラナキラマウンテンでニューラを倒し進化。ハラと共にポケゾリジャンプ大会に出場し優勝した。
- 第84話:絵のみ登場
POKÉTOON
『幼なじみのカルボウ』にて、ハイダイの手持ち個体が登場。(CV.佐々木祐介)
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- サンのドン
- 性別:♂・特性:てつのこぶし
- 性格:ずぶとい・個性:ちからがじまん
- トップになることを諦められず進化してウラウラ島を離れてポニ島に移住した個体で、とにかく乱暴で強く、きのみの取り合いでケンカばかりしていたマケンカニを片っ端からきのみで手なづけ、ポニ島で多数のマケンカニを統率する。
- しかし、行動は次第にエスカレートし、自生している物はもちろん、人やポケモンからもきのみを強奪するようになり、ハガネール型の船から住人を追い出し住処として占拠していた。
- サンがカプ・レヒレに届けようとしていたきのみを強奪し、サンを密室に閉じ込めた上に自慢の拳でタコ殴りにして重傷を負わせ、ムーンと離れていて治療を受けられない彼を窮地に陥れた。
- しかしそこに乱入したハプウのバンバドロによって配下は全滅。ケケンカニもサンが機転を利かせたことで敗れた。
- その後、心を入れかえて出直そうとハプウに付いて行こうとしたが、ハプウは自分の手持ちを鍛えるので手一杯であり、代わりにサンから手持ちに勧誘され、ハプウからカプ・コケコに認められて島めぐりをしている事実や、自分を許した度量を認めて捕獲された。
- 元々ラナキラマウンテンで修行して進化したため、野生ポケモン達の顔役だった事から、ウルトラメガロポリスからラナキラマウンテンの山頂に落下した際には道案内を買って出た。
- ニックネームの由来はマフィアの首領(ドン)のようだったとの事だが、メタ的にはベトナムの通貨単位「ドン」。
〈サンの手持ち〉 |
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ダラー (アローラニャース♂️) |
エン (ニャビー→ニャヒート→ガオガエン♂️) |
バーツ (ヨワシ・たんどく/むれたすがた♂️) |
フラン (ミミッキュ♂️) |
ドン (ケケンカニ♂️) |
レイ (ツンデツンデ) |
余談
2022年現在「カニ」と付く蟹の品種は日本では1種類もいない。
全て○○ガニと名付けられている為である。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン ポケモンSM ポケモンUSUM
0739.マケンカニ→0740.ケケンカニ→0741.オドリドリ(ぱちぱちスタイル/ふらふらスタイル/めらめらスタイル/まいまいスタイル)
カニ系仲間
特定の場所進化だった仲間
ポケモン関連
- ユキノオー:雪男つながり