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ツンデツンデ

つんでつんで

ツンデツンデとは『ポケットモンスター』シリーズに登場するウルトラビーストの一種である。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0805
アローラ図鑑No.392
ローマ字表記Tundetunde
UBコードネームUB:LAY(※)
分類いしがきポケモン
タイプいわ / はがね
高さ5.5m
重さ820.0kg
せいべつ不明
特性ビーストブースト
タマゴグループタマゴみはっけん

※英語圏では「UB:Assembly」


他言語

英語・イタリア語・スペイン語Stakataka
ドイツ語Muramura
フランス語Ama-Ama
韓国語차곡차곡
中国語(台湾国語)垒磊石
中国語(広東語)壘磊石

概要

初登場は『ポケモンUSUM』。アローラ地方を脅かす謎の存在ウルトラビーストの一種。

UB:LAY(レイ)というコードネームで呼ばれている。


レンガのような岩石生命体が多数積み上がって一体として形成された、ジガルデヨワシを彷彿とさせる巨大な群体ポケモン。

群体ポケモンの中では数や形態が固定化している分、どちらかと言うとレアコイルに近いとも言える。名前の由来もおそらく「(石を)積んで積んで」か。


個々のレンガには青く発光する一つがあり、側面にも同じ色に発光するラインが走っている等、メガハガネール同様の鉱石宝石の要素をあわせ持った体組織であることが窺える。このラインは目の瞬きと連動しており、目を閉じている(?)瞬間は光らない。


不気味な外見に反して性格は大人しく、脆弱な個々の身を守る為にこのような姿をとるようになったらしい。

弱点である目をカバーするためか、普段はそれらをほぼ全て内側に向け強固な背面を外に出した形態をとっている。おびただしい数の目がびっしり並んだその内部トライポフォビアには涙目ものであろう。実際怒った時や外敵との戦闘では、それらを赤く光らせ自ら見せつける事で相手を威嚇している。

また、状況に応じて幾つかのレンガが裏返り、目を露出させることで辺りを監視する。もしかしたら積み重なる事で感覚を共有できるのかもしれない。


UBの中では比較的大きく、アクジキングと並ぶ5.5m(体重はあちらの方が重い)。

ちなみに足を含まずに天辺から底面までの高さで5.5m。そのため立ち上がる戦闘中は8m近くにもなる。

プロモーションムービーでハラとハウの前に姿を現した際もその破格の大きさを見せ付けた。


普段は脚を収納(統合?)して物言わぬ石垣の柱に扮しており、ポケリフレでもその様子が確認できる。その擬態っぷりはかなりのもので、ただの石垣と思って近づいた結果急に動き出して襲い掛かってきたというケースもあるようだ。


アニポケでもその堅牢さや大人しさが描かれたが、自分達の上に乗られることを嫌う性質があることが判明。上に物や生き物が乗ると怒り、暴れて振り払おうとする。

しかし乗りこなすことが出来ればその者を認め、言うことを聞くようになるようだ。


希望の再構築

色違いも実装されており、ブロック1匹1匹が黄色になっている。


デザインモデル

レンガを積んだ造形と内部に大きな空洞があることから「煙突」と目される。

既存のUBにクリスマスツリー黒サンタがおり、モチーフの一貫性が保たれている。


ゲーム上での特徴

『ウルトラムーン』でのみ殿堂入り後、ポニの樹林でウルトラ調査隊の依頼で捕獲が可能。

『ウルトラサン』には代わりにUB:BURSTことズガドーンが出現する。


この捕獲イベントを済ませなければバトルツリーへは行けず、ジャッジシステム導入による個体値判別が出来ないが、倒したり逃げたりすると後日に捕獲できる為、性格に厳選したい場合一度倒してしまうのも有りである。


種族値

同複合HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ツンデツンデ611312115310113570
ボスゴドラ70110180606050530
トリデプス60521684713830495
ダイノーズ60551457515040525

いわはがね複合の他のポケモンと比べると、HPはほぼ同等。

防御がずば抜けて高くメガシンカを除くとトップ3、攻撃もガブリアスキノガッサ等のメジャーな物理アタッカー達より僅差だが高い。

逆に素早さは低いというレベルではなく、最終進化系の中ではツボツボナマコブシに次ぐワースト3という超絶級の鈍足

特防も高い方だが、HPが低めなせいで油断はできない。


はがねタイプの中ではジャイロボール」を最も有効に使えるポケモンでもある。

上述の高い攻撃力と超鈍足から、鉢巻ナットレイをも上回る威力を叩き出す。

その上、自力で「トリックルーム」を使えてしまうので、自力でトリル&ジャイロのコンボが可能。

地味にウルトラビーストで唯一「スキルスワップ」を覚えるため、ビーストブーストを味方に与えたり、相手の有利な特性を奪うという隠し玉も考えられる。

「トリックルーム」を更に活かせるダブルバトルにおいては、ダダリンや1Lvトゲデマルとの相性が抜群で、トップ30にランクインしている。


いわ技はどれも一長一短な性能。

威力こそ変動するが、ミミッキュや「みがわり」対策の連続攻撃技「ロックブラスト

命中率は80と不安定な数値だが、高威力の「ストーンエッジ

威力こそは控えめながらトリル下ならひるみが狙え、ダブルでは相手全体攻撃の「いわなだれ

その他は相性補完抜群の「じしん」、使用後の能力ダウンが痛いが同じく広範囲かついわ技と相性補完が良い「ばかぢから」、ややピンポイント気味だが「しねんのずつき」などの技が採用されやすい。


他のいわ・はがね複合にも言えることだが、じめんかくとうという2つのメジャーな4倍弱点を持つのが最大の難点。

しかも特性がビーストブーストしかない(=がんじょうがない)ため、メガバシャーモの「とびひざげり」など確定1発の攻撃を喰らうと、タスキを持っていない限りそのまま崩されてしまう。

ただし先述の防御力から、不一致の「じしん」なら一発では落ちないことがザラ。また、じめん技に対しては「でんじふゆう」で回避してしまう手もある。


ちなみに、ビーストブースト対象は余程の事が無い限りは防御になる。

一応、性格さみしがり(攻撃↑、防御↓)+防御個体値が17以下にする事で攻撃にブーストを掛けられるようになるが、この場合は弱点のじめん・かくとう技での即死がほぼ免れなくなる点に注意。

ウルトラビーストは3V確定という仕様が相まって、素早さと防御が最高値になる場合が多い。

その為、さみしがり狙いの厳選難易度が高く、そこに素早さ0狙いもいれると時間と手間がかかる。

無理せずにほどほどで妥協するのが無難。


第8世代

第8世代では冠の雪原にて他のUB共々復帰。バージョン問わずダイマックスアドベンチャーで捕まえられるようになった…のはいいが、4V確定という仕様となったことで個体値厳選の難易度は格段に上昇した。

覚えられる技もそれなりに増え、有用なところでは防御力を活かせる「ボディプレス」に味方を巻き込むことのない「10まんばりき」、重量を活かせるサブウェポン「ヒートスタンプ」がある。

特に防御力を攻撃力として計算するボディプレスはツンデツンデとの相性は非常によく、重量級なイメージも相まってぴったりな技である。下のツンデは上のツンデにのしかかられてダメージを受けないか心配だが……


使用トレーナー

漫画版


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • サン&ムーン85話
    • スクール上空のウルトラホールから出現し、校庭に鎮座。前日サトシ達は授業で跳び箱をしていた為、当初は「かなり高い跳び箱」だと思われていた。
    • ルザミーネの報告で「ツンデツンデ」と判明し、早速ウルトラボールで捕獲に挑むが集合体という性質を活かして飛んできたボールをスライド移動、当たる箇所を折り畳む等をして回避行動をする為にサトシ達は苦戦。
    • 諦めて翌日に持ち越すが、その夜に町まで移動してブルガングループが開発途中のビルの敷地内に避難。翌朝、ブルガンが自身の黄金像を乗せる台座と勘違いし、黄金像を乗せられた為に振り払おうと暴れだす。
    • サトシ達はその巨体に近づくことも困難だったが、「跳び箱」の発想でサトシとピカチュウはツンデツンデの上に乗ることに成功(…というよりジャンプ直前に下で板を支えていたカキのバクガメスの背中を踏んだ事による爆風)。ピカチュウのアイアンテールで黄金像は取り外す。
    • 直後に上に乗ってるサトシを振り払おうと左右に揺れまくるが、しばらくすると暴れるのを止めて大人しくなる。リーリエ曰く「乗りこなすことが出来ればその者を認めたのでは」と推測していた。
    • サトシの説得を受け、無事に捕獲され元の世界に帰った。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • サンのレイ
    • 特性:ビーストブースト
    • 性格:のんき・個性:体が丈夫
    • ウルトラメガロポリスのメガロタワーでサンを襲ったウルトラビースト。建造物に擬態するので発見が難しく、絶えずあちこちの目を開けてまわりを見ているので死角がない。
    • 弱っているネクロズマを倒そうとウルトラネクロポリスに侵入してきたが、ジガルデ・セルに纏わり付かれて目が開けなくなった隙をルナアーラに攻撃される。そのまま月食となったネクロズマを狙うルザミーネに対抗するため、サンにウルトラボールで捕獲された。
    • NNは「レイ」と名付けられたが、由来はルナアーラとの戦闘で疲れて傾いたのを「礼儀正しい」とサンが解釈したからで、UBコードネームと偶然一致する事となった(メタ的な由来はルーマニアの通貨単位「レイ」、単数だと「レウ」なので、レイは複数形である)。
〈サンの手持ち〉
ダラー (アローラニャース♂️)
エン  (ニャビーニャヒートガオガエン♂️)
バーツ (ヨワシたんどく/むれたすがた♂️)
フラン (ミミッキュ♂️)
ドン  (ケケンカニ♂️)
レイ  (ツンデツンデ)

余談

ネット上では、和名と英語名を組み合わせて「ツンデLAY」(ツンデレ)と呼ばれることが多い。


タイプが明かされる以前は、いわ・ゴーストのような複合タイプなのでは?と色々期待されたが、タイプが判明してからはその不遇気味な複合タイプのせいで一気に落胆された。

ネット上ではお通夜が開かれたり、「詰んで詰んで」や「第二のアクジキング」という不名誉な呼び名もつけられたほど。


しかし、種族値の配分や「ジャイロボール」と「トリックルーム」を覚えることが明らかになった途端、再び評価がなされ、不遇扱いされたタイプも二つの4倍弱点を半減以下に出来る飛行タイプのポケモンと相性がいいと見られ、様々な構築が生み出されるようになった。

初期の方で期待→落胆→高評価という流れは中々珍しい。


唯一「ビーストブースト」と「スキルスワップ」を両立できるため、ダブルバトルなどでは例えばガブリアスと特性をスワップし、「じしん」によって自分が倒れることにより「じしん」が積み技となるなど、名が体現するのは「(味方が)積んで積んで」であり、また、「(仲間のために自分が)詰んで詰んで」なのだ、という声もある。


関連イラスト

落書き 「ツンデツンデ」UB:LAY

食べ物じゃないよUB:LAY


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンUSUM

ポケモン一覧 いわタイプ はがねタイプ


0804.アーゴヨン0805.ツンデツンデ→0806.ズガドーン


同複合タイプ

ココドラ/コドラ/ボスゴドラ

タテトプス/トリデプス ダイノーズ


ウルトラビースト


準伝説

世代グループポケモン
第1世代三鳥フリーザー/サンダー/ファイヤー
第2世代三犬ライコウ/エンテイ/スイクン
第3世代レジ系レジロック/レジアイス/レジスチル
ラティ兄妹ラティアス(メガラティアス)/ラティオス(メガラティオス)
第4世代UMAトリオユクシー/エムリット/アグノム
ヒードランレジギガスクレセリア
第5世代聖剣士コバルオン/テラキオン/ビリジオン
四神/コピペロストルネロス(けしん/れいじゅう)/ボルトロス(けしん/れいじゅう)/ランドロス(けしん/れいじゅう)
第6世代--
第7世代タイプ:ヌルシルヴァディ
カプ神カプ・コケコ/カプ・テテフ/カプ・ブルル/カプ・レヒレ
ウルトラビーストウツロイド/マッシブーン/フェローチェ/デンジュモク/テッカグヤ/カミツルギ/アクジキング/ベベノムアーゴヨン/ツンデツンデ/ズガドーン
第8世代ガラル三鳥ガラルフリーザー/ガラルサンダー/ガラルファイヤー
ダクマウーラオス(いちげきのかた)(れんげきのかた)→キョダイマックスウーラオス(いちげきのかた)/れんげきのかた
レジ系レジエレキ/レジドラゴ
ポス馬ブリザポス/レイスポス
四神ラブトロス(けしん/れいじゅう)
第9世代四災/災厄ポケモンチオンジェン/パオジアン/ディンルー/イーユイ
ともっこさまイイネイヌ/マシマシラ/キチキギス
オーガポン(みどりのめん/かまどのめん/いどのめん/いしずえのめん)

ポケモン関連


その他

集合 城壁 ジェンガ

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